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2009年07月04日

『子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~』

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古居みずえさん(ジャーナリスト・映画監督)製作の映像ドキュメンタリー作品『子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~』(NHK-BS1、2009年04月24日放送)を紹介します。


2008年12月~2009年01月、イスラエル軍によるパレスチナガザ地区への軍事侵攻が、国際世論の猛反対を無視して、強行されました。
この「紛争」で、親・兄弟姉妹・親戚・友人知人を目の前で虐殺され、自らも殺されかけ、身体と心に深い傷を負った幼い子どもたち。
その子らが「紛争」が終わった後も、繰り返し繰り返し、虐殺者=イスラエル兵の姿を絵に描き続ける姿を追ったテレビ・ドキュメンタリーです。

子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~』は珠玉《しゅぎょく》のような素晴らしい映像作品です。
平和を願う全ての人に、視聴をお勧めします。


それでは『子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~』の全編を「YouTube」から。

They saw the tragedy of Gaza to the Palestinians 1

They saw the tragedy of Gaza to the Palestinians 2

They saw the tragedy of Gaza to Palestinians 3

They saw the tragedy of Gaza to the Palestinians 4

They saw the tragedy of Gaza to the Palestinians 5


以下は「NHK-BS1」ウェブサイトからの転載です。

<シリーズ パレスチナとイスラエル>
子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~
去年末、イスラエルが侵攻したパレスチナ・ガザ。空爆と地上攻撃によって多くの犠牲者が出た。20年間にわたってパレスチナに通い続け、去年、BSドキュメンタリー「封鎖された町に生きて」で、経済封鎖下のガザの人々を取材したジャーナリスト・古居みずえは、侵攻直後のガザに飛んだ。
「ありとあらゆるものが攻撃にさらされた。このような凄惨な現場は今まで見たことがない」。破壊されたガザで、古居が痛ましいと感じたのは、目の前で肉親を亡くした子どもたちだった。 猛烈な爆撃と激しい銃撃に見舞われ、恐怖の中をかろうじて生き延びた子どもたち、しかし間近で、親・兄弟や友だち・近所の人々の無残な死を目撃し、癒されることのない深い心の傷を負った。古居はそうした経験を経た子どもたちの声と姿を丹念に記録に留めた。 子どもたちの網膜に焼きついた光景とは何か。廃墟と化した町で、これからどう生きていくのかー。
世界を驚かせたイスラエルによるガザ侵攻。その現実を、「子どもたちの視点」から取材していく。
原題: 子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~
制作: NHK/アジアプレス・インターナショナル


古居みずえさん(ジャーナリスト・映画監督)のプロフィールを転載します。
2009年4月25日、東京・千歳烏山で行なわれたイベント「歌と演奏と朗読・現地取材報告で考えるガザ」の際のものです。

★転載開始★

古居 みずえさん
1948年島根県生まれ。アジアプレス所属。JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)会員。
1988年よりイスラエル占領地を訪れ、パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。パレスチナの人々、特に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。98年からはインドネシアのアチェ自治州、2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の女性たちや、アフリカの子どもたちの現状を取材。
著書に「インティファーダの女たち」(彩流社)、 写真集に「パレスチナ 瓦礫の中の女たち」(岩波書店)など。
2005年DAYSJAPAN審査員特別賞受賞。

おんなたちの歌 古居みずえのホームページ

古居さんからのメッセージ:「これから私たちにできることは、何が起こったのか、今、どうなっているのか、彼らのことをもっと知り、見続け、できることを探っていくことだと思います。

★転載終了★


古居みずえさんはヤスミン植月千春さん(ピアニスト・カーヌーン奏者・声楽家)を、雑誌「週刊金曜日」2009年06月12日号(同日発売)に関するコラムを書かれています。
以下の「喜八ログ」エントリでも紹介させていだきました。

ヤスミン植月千春さんと古居みずえさん
(「喜八ログ」2009-06-14)

以下にヤスミン植月千春さんの歌とピアノ演奏が含まれる動画リンクを張っておきます。

children-in iraq もう泣かなくていいよ


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2009年07月03日

植草一秀教授「自殺はしない」

『売国者たちの末路』副島隆彦・植草一秀
売国者たちの末路』副島隆彦・植草一秀、祥伝社(2009)

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植草一秀教授(最高裁により上告が棄却され懲役4ヵ月の実刑が確定)が「自殺はしない」宣言をされています。

副島隆彦氏のメッセージと高橋清隆氏論評記事
(「植草一秀の『知られざる真実』」2009-06-29)

 私《植草一秀》の身の安全を心配して下さる声を多数賜り、大変ありがたく思う。私は自殺しないことをここに宣言する。三浦和義氏が米国政府に拘束されている間に死亡されたが、私は、自殺する道を選択しないことをここに明言しておく。


何があっても「自殺はしない」と宣言する。
これは、きわめて現実的で有効な戦術であると私(喜八)は考えます。

実際のところ、それくらいしておかないと、「敵」は何をしてくるか分からないからです。
ほんの少しでもアタマを働かせれば、いまや「敵」が追い詰められつつあること、生命さえ危ぶまれるようなヤバイ状態に向かっていることは、容易に推測できるでしょう。
だからこそ、「敵」は破れかぶれになってムチャクチャなことをやりかねない。
そのように想定するのが「常識」というものです。

これを「陰謀論」のように言う方がいるとしたら、ある意味で「幸せな方」なのでしょうね。
「世の中はキレイキレイの善意だけが溢れている(※)。謀略なんてものはないんだ」と心から信じ込める、あるいは信じているフリをすることができる方なのですから。
とはいえ、反面「哀れな人だな」とも思いますが・・・。

(※私は善意の存在を否定する者ではありません。世の中は善意にあふれている。と同時に悪意も溢れている。善も悪もともに普遍的なものだと認識しています)


植草一秀教授を徹底支援されている高橋さんが次のブログを書かれています。

植草一秀さんが自ら自殺を選択することは絶対にない!!
(「神州の泉」2009-07-01)

 上告審で、最高裁は植草《一秀》さん側の上告を棄却する決定をし、懲役4月の実刑を下した。私はここ数日、周囲の人にその話をして、彼が小泉政権の政策批判をやっただけではなく、りそな銀行破たん処理にまつわる政府犯罪と、最近では郵政民営化にともなう巨大な利権問題などを精力的に展開し始めていることを言った。その上で、植草さんは収監されてから、謀略側による口封じのために、他力的な意味で、生命の危険が発生するかもしれないと説明した。
 ところが、それを聞いた数人から、植草さんが監房で獄死するなんて、それも、策謀によってだなんて妄言もいいところだ、そんなことは現代日本ではあり得ん話だと言下に否定されてしまった。何人かは、若干嘲笑を交えた冷ややかな反応だった。

他力的な意味で、生命の危険が発生する」可能性については、十二分に備えたほうがいい。
私(喜八)も、高橋さんの意見に同意します。

この高橋さんの主張を「現代日本ではあり得ん話」とか「妄言」だと言って退けることができる人たちもまた「ある意味、幸せな方」であり、反面「哀れな人」なのでしょうね(勝手に決めつけてスミマセン・・・)。


小泉・竹中勢力に逆らうのは、きわめて危険なこと」。
こんなことは、「小泉・竹中構造改革」に反対の声を上げ続けてきた人たちのあいだでは、とっくの昔から常識です。

よほどに用心していないと謀略攻撃を仕掛けられるかもしれない。
下手をすると生命の危機さえ招くかもしれない。
これらは「常識中の常識」になっているのです。

自殺はしない」宣言は城内実さん(前衆議院議員)もたびたびされています。
「自分(城内実)は絶対に自殺はしない。もし自分が不審な死に方をしたら、謀殺を疑ってほしい」と。
もちろん、これは「ポーズ」や「虚勢」などではまったくない、リアリズムに則《のっと》った発言です。

城内さんに近いある作家の方から私(喜八)は「もし、自分(作家)が植草さんのように逮捕されたら、そのときは援護してほしい。自分は絶対に破廉恥罪などは犯さないから」と依頼を受けています。
もちろん、万が一そのような事態が生じたら、全力で味方します。
そのときは私個人ではなくて「城内実後援会」で支援に取り組むことになるだろうと思います。
その作家と、その人の「兄貴分」格の某作家は文字通り「生命の危険」を覚悟して「小泉・竹中構造改革」と対峙《たいじ》していると聞きました。

さらに別の若手作家からは「電車を待つときは一番前に立たない」「満員電車には乗らない」という話を聞いたことがあります。
これくらいは「最低限の基本」だそうです。

また別の方、政治家のスピーチライターやロビイスト的な活動をされている男性からも「電車の中で『痴漢冤罪チーム』に囲まれたことがある」「その後は1人では電車に乗らないようにしている」と聞いたことがあります。

佐藤優さん(神学者・作家)は「自分はキリスト教徒だから、自殺はしない」とたびたび書かれています。
この佐藤発言は植草一秀さん・城内実さんの「自殺はしない」宣言とおなじ意味を持つと思います。

以上のようなことを、私(喜八)は「陰謀論」とは到底思えないのです。
繰り返しになりますが、これらを「陰謀論」「現代日本ではあり得ん話」「妄言」と即座に却下できる人は「ある意味、幸せな方」です。
でも、そういった方は「政治闘争」には手をださないほうがいいと思います。
あまりに危険すぎますから。

とはいえ、「敵」に恐れられるような実力・影響力がない場合は、たぶん大丈夫だとは思いますが・・・。


というわけで『「敵」に恐れられるような実力がない』私(喜八)は、それほど心配する必要はないのかもしれません(笑)。

しかし!
我が性格は「限りなくパラノイア(paranoia)に近い」ので、用心は怠らないようにしています。

  • 電車を待つときは一番前に立たない
  • 満員電車には乗らない
  • 「女性専用車両」には乗らない
  • いわゆる「風俗」と呼ばれる、女性による特殊サービス業は利用しない(平たく言えば「買春はしない」)
  • 浮気(不倫)はしない
  • 不用意に人からカネを受け取らない
  • むやみに人に奢ってもらわない
  • セクハラ・パワハラの「加害者」にならないように留意する

などなど、気をつけています。
結果として「女性とカネ」に関してクリーンな生活になるかもしれませんね。

「女性とカネ」に関する逸脱を避ける。
これは鈴木宗男佐藤優両氏の著書から学びました。
鈴木・佐藤氏がいまだに「しぶとくシツコクしたたかに」戦い続けていられるのは、お2人が「女性とカネ」に関して比較的「クリーン」であったお陰もあるでしょう。
もし、鈴木・佐藤両氏が、「女性とカネ」分野で逸脱行為をほしいままにしていたら、いまごろはきっちり地獄に送られているはずです。
こういうところで「弱み」を作らないのが、政治闘争のひとつの肝《きも》ではないかと思っています。


最後に植草一秀先生に。
自殺はしない」宣言は非常に効果的な戦術だと思います。
けれども「敵」は半狂乱状態になりつつあります。
何をやってくるか分かりません。
約2ヵ月のあいだ、植草先生は徹底的に身をお守りください。
「蟷螂の斧《とうろうのおの》」ではありますが、幣ブログも援護射撃をさせていただく所存です。

とにかく「しぶとくシツコクしたたかに」戦い抜きましょう。
そして「売国者たちの末路」を(笑いながら)見届けてやりましょう。
今後ともよろしくお願いします。


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2009年07月02日

佐藤優氏の有罪確定に抗議します

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佐藤優氏(外交官・作家)の上告が棄却され有罪が確定した件について、最高裁に断固抗議します。


以下は「読売新聞」の関連記事です。

外務省の佐藤優・元主任分析官、上告棄却…最高裁
 国際学会への派遣費用などを外務省関連団体「支援委員会」(廃止)に不正支出させた背任と、北方領土・国後島の発電施設工事の入札を巡る偽計業務妨害の罪に問われた同省元主任分析官・佐藤優被告(49)の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は、被告の上告を棄却する決定をした。
 決定は30日付。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。
 1、2審判決によると、佐藤被告はロシア専門家であるイスラエルの大学教授と信頼関係を作るため、2000年、この教授がイスラエルで開いた学会に代表団を派遣するなどして、支援委に計約3350万円の損害を与えた。また、同年3月に支援委が発注した国後島発電施設工事の入札で、積算価格を三井物産に漏らして落札させ、入札を妨害した。
 佐藤被告は、背任事件について、〈1〉ロシアの情報を集めるために行った〈2〉局長ら複数の幹部が決裁している――と主張し、両事件の無罪を主張した。しかし、05年2月の東京地裁判決は、「被告には、支援委の財産を目的外の用途に流出させる認識があった」などとして背任罪の成立を認めた。
 控訴審では、担当局長として支出を決裁した東郷和彦・元外務省欧亜局長(64)が出廷し、「支出は、外務省が組織として実行しており、違法性はない」と証言したが、東京高裁は07年1月、「外務省幹部らは、同省に影響力を持っていた鈴木宗男衆院議員の不興を買うのを危惧(きぐ)し、支出を認めた」などと指摘して、佐藤被告の控訴を棄却した。
 佐藤被告は、鈴木議員(61)(新党大地代表)を巡る捜査の過程で逮捕された。あっせん収賄などの罪に問われた鈴木被告は1、2審で懲役2年の実刑判決を受け、上告中。
 佐藤被告は読売新聞の取材に、「外務省幹部の決裁を受けて、ロシアの情報を取るために派遣したのに、それが有罪になるなら外交などできない」と反発する一方、「国策捜査とはこのようなものだから、その通りに受け止めるしかない」とも述べた。現在、休職中だが、有罪が確定すると失職する。
(2009年7月1日20時16分 読売新聞)


佐藤優氏が「偽計業務妨害」を問われた案件は、当時の外務事務次官(外務官僚のトップ)竹内行夫《たけうちゆきお》氏を始めとする外務省幹部の決裁を受けたものです。
これに関して佐藤優氏が「有罪」だとするなら、竹内行夫氏以下当時の幹部たちも逮捕して裁判にかけるべきです。
これが真っ当な筋《すじ》というものではないでしょうか?

外務官僚のトップ(外務事務次官)が「OK」をだした任務を遂行した。
それが原因で、部下の官僚が逮捕され500日以上も拘留され、挙句の果てに有罪判決を受ける。
これはまさに不条理の世界ではないでしょうか。
フランツ・カフカもびっくり!」の無茶苦茶な不条理劇です。
あるいは「北朝鮮人民も真っ青!」の暗黒劇です。


佐藤優氏の裁判に関連して、外務官僚の一部は「(当時外務省に大きな影響力を持っていた)鈴木宗男議員が怖くて、しかたなくハンコをついた」なんてことを述べたそうです。
これまた、異常きわまる話です。
「誰それがコワイから、ハンコをついた」
こんな言い草が大人《おとな》の世界で通用するはずがありません。
ましてや「国益」を最重要視しなければならない外交官なのです。
それなら、鈴木宗男氏より遥かにオッカナイであろう米国オバマ大統領やロシアのプーチン元大統領などから何かを依頼されたら、ただひたすら従う(日本の国益などかなぐり捨てて)ということになりますね?
「コワイから、ハンコをつきました」
こんな幼稚園児のような言い訳はやめておけ、というしかありません。
また、その幼稚園児のような言い草をすんなり採用する検察官・裁判官っていったい何なのですか? という話です。


また、当時の外務省執行部は、革命政党である日本共産党への外交秘密文書の流出という、きわめて悪質な謀略を行なっています。
これなどは「偽計業務妨害」などとは比べ物にならない「超」極悪行為だと思うのです。
シロウト感覚でいわせていただくなら、「国家反逆」とでも呼ぶのが妥当ではないでしょうか?
しかし、これまでほとんど問題にされてこなかったことから判断すると、どうやら「司法村」の皆様の価値基準は庶民の私(喜八)とは大きく異なるようですね。

しかし、司法が国民から信頼されなくなったら、それは「国家の危機」に直結します。
そして、いままさに司法への信頼は地に堕ちつつあります。
このままでは日本という国家が自壊への道を歩みかねない。
とはいえ、この危機感を共有する良心的な司法人も少なくないのだと思います。
日本はそこまで駄目な国では(断じて)ないでしょう。
少なからぬ数が存在するであろう良心的司法人による「自浄作用」を私(喜八)は心より期待しております。


外務省で佐藤優氏の上司として、ロシアとの北方領土交渉に尽力した東郷和彦氏はその著書『北方領土交渉秘録 失われた五度の機会』新潮社(2007)で次のように書かれています(同書17頁)。

「佐藤優氏は、公《おおやけ》のため、日本の国のためにどうしたらよいかについて不眠不休で仕事をし、その献身ぶりは余人の及ぶところではありません。その政策目標を余りにも追求するが故に、時に外務省内外の人間関係の面で難しい問題が生じたこともありましたが、私《東郷和彦》は彼より十五歳年上で一緒にロシアをやってきた者として、この点について十分に指導できなかったことを申し訳なく思います。しかし、彼が、私益を求めたり、そのために法を犯してなにかをやろうということは絶対に無いと思います」

これは実際の裁判での証言です。
にもかかわらず、裁判所は耳を傾けることがありませんでした。


次は鈴木宗男衆議院議員の著書『汚名 国家に人生を奪われた男の告白』講談社(2009)からの引用です(同書140頁)。

 佐藤優の人間性をひとことでいうならば「国益原理主義者」である。
 右バネの熱烈な愛国者というのではない。二四時間すべて日本について思い悩み、日本がどうあるべきか、日本の国益とは何かを考えている。ある意味では、最高の「役人根性」の持ち主であった。
 だからこそ、彼の口癖《くちぐせ》は「国益」である。「一に国益、二に国益、三、四がなくても五に国益」と、徹底していた。
 佐藤優は、外務省で出世したいと思ったり、名誉や地位を求めたりしなかった。金、オンナ、酒、ギャンブルにもさほど関心を示さなかった。彼が愛するのは「国家」だけなのだ。
 それゆえ彼は、エリート官僚だろうが、大物政治家だろうが、国益に適うかどうかだけで判断していた。日本のために役に立つなら手助けするし、ダメなら自分の邪魔にならないよう体《てい》よくあしらう。いうなれば佐藤優は、国益のリトマス試験紙なのだ。彼に認められると「国のために役に立つ政治家」と太鼓判を押された気分になったものだ。
 そのため私《鈴木宗男》は、彼に認められるような政治家であろうとしてきた。彼には、それだけの価値があったからだ。何より、私と佐藤は同じ大望を抱いていた。
 北方領土返還、である。


鈴木宗男東郷和彦佐藤優氏らは「北方領土の回復」に本気で挑戦した数少ない日本人です。
戦後日本は新憲法により「国際紛争を解決する手段として」の戦争を放棄したため、北方領土返還も武力ではなくて外交力に拠らなければなりません。
鈴木・東郷・佐藤氏らは北方領土回復のため、旺盛な外交戦・情報戦・思想戦を展開しましたが、残念ながらその試みは頓挫《とんざ》することになりました。
鈴木宗男・東郷和彦・佐藤優氏らを外務省から「追放」することによって、ロシアとの北方領土交渉は進展したのでしょうか?
とても、そうは思えません。
進展どころか、「3.5島返還論」のような、国家の原則を踏みにじり、日本を崩壊させかねない究極の愚論まで飛び出してくる始末です。
鈴木宗男・東郷和彦・佐藤優氏らの「パージ(粛清)」は明らかに「国益」に反する結果を齎《もたら》したのです。


「喜八ログ」は今後も鈴木宗男東郷和彦佐藤優氏を応援します。
日本の社会をより良いものとし、誰もが安心して暮らせる平和な国家を築くため、「(元)外務省の3悪人」を断固として応援し続けます。


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「黒い神学者(※)佐藤優氏を応援します!

(※「黒い神学者」は蔑称ではなく、畏敬を込めた呼び名です)

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2009年07月01日

『売国者たちの末路』

『売国者たちの末路』副島隆彦・植草一秀
売国者たちの末路』副島隆彦・植草一秀、祥伝社(2009)

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謎の憂国者「」さんが『売国者たちの末路副島隆彦植草一秀、祥伝社(2009)を推奨してくれました。

売国者たちの末路』を買いました。
必読ですよ!

「r」さん、ご推薦ありがとうございます。
さっそく、某ネット書店に注文をだしました


ところで『売国者たちの末路』とは直接の関係はありませんが・・・。
ここで何故か(笑)、小泉純一郎元首相に関連する報道を紹介します。
小泉家の「お膝元」横須賀市長選において、小泉純一郎氏と次男・進次郎氏が全面バックアップしたにもかかわらず、現職が敗れ去ったというニュースです(ちょっと古くなりましたが)。

横須賀市長選、33歳新人が初当選 小泉元首相支援の現職破る
 任期満了に伴う横須賀市長選(神奈川)は28日投票、即日開票の結果、無所属新人で元市議の吉田雄人氏(33)が、再選を目指した現職の蒲谷亮一氏(64)と無所属新人で弁護士の呉東正彦氏(49)を破り、初当選した。小泉純一郎元首相が全面支援する蒲谷氏が敗れたことで、次期衆院選にも影響を与えそうだ。吉田氏は全国で3番目に若い現職市長となる。投票率は45.22%。(2009/06/29 00:09)

横須賀市は小泉純一郎氏の祖父・又次郎が明治41年(1908)に衆議院初当選して以来、連綿《れんめん》と小泉家による支配が続いてきた土地です。
別名「小泉藩」と呼ばれるようなその土地で、現職の市長が小泉純一郎氏と次男・進次郎氏の全面応援を受けたにもかかわらず、落選した。
この「事実」の持つ意味は果てしなく重い。
そう判断するのが、妥当でしょうねえ。


次の動画は「横須賀市長選」での小泉純一郎・応援演説です。
なるほど。
こんなフヤけた応援をしていたからこそ、現職が敗れるという珍(?)現象が生じたのかもしれません。

小泉純一郎 横須賀中央で演説 2009.6.14 パート2

次の総選挙では、小泉純一郎氏への応援演説依頼も激減するのではないでしょうか・・・。


というわけで、『売国者たちの末路』とは特に関係はありませんが・・・。
この辺で「売国者」ではぜんぜんない(笑)竹中平蔵さんに関するアンケートへのご協力をお願いします。

竹中平蔵氏を国会で証人喚問すべきか?アンケート

最近、何故か急に竹中平蔵ファンが増えています!
このアンケートに「反対」投票する方が増えているのです。
そんなことしたって、無駄だと思いますけどね(笑)。

竹中平蔵氏を国会で証人喚問すべきか?アンケート」は同一IPからは「24時間以内に1回」投票できる設定のようです。
ですから、以前投票された方も更に投票することができます。
よろしくお願いします。

竹中平蔵氏を国会で証人喚問すべきか?アンケート」は「ライフログ ダイアリー」さんが制作してくれました(ありがとうございます!)。


ついでに、小泉進次郎(世襲四世?)氏の動画も紹介してきます(あくまでオマケです)。

小泉進次郎VSよこくめ勝仁 対面 in 横須賀

法被《はっぴ》を着た長髪の若い男性が小泉進次郎(世襲四世?)氏(自民党)。
そして、黒っぽいスーツに「いざ、改革」のたすきをかけている若い男性が横粂勝仁《よこくめかつひと》氏(民主党)です。
動画50秒くらいのところで、小泉進次郎氏は、よこくめ勝仁氏が差し出した右手をあっさり無視しています。

かたや政治家の四世として生まれ、某私大を卒業した後フリーター生活も経験し、親のコネで(?)米国シンクタンクに勤務した小泉進次郎氏。

対するはトラックドライバーの息子に生まれ、奨学金とアルバイトで東京大学法学部を卒業し司法試験に合格して弁護士となった横粂勝仁《よこくめかつひと》氏。

ある意味きわめて象徴的な対決です。
さて、どちらに軍配は上がるでしょうか?
興味津々と見守りたいと思います。


ところで、今朝の「スポーツ報知」に以下のような報道がありました。

小泉進次郎氏初の「駅立ち」…横須賀市長選の“小泉派”敗北に危機感
(「スポーツ報知」2009-07-01)

いやはや、驚きました!
地元の横須賀市内で初めて駅頭に立った
これまでは表だった活動は行ってこなかった
のですか?!
いくらなんでも「油断しすぎ」ではありませんか?
というか、こんなやり方で国会議員になろうというのは、いくら「世襲候補(予定)」とはいえ、「世の中舐めすぎ」でしたね。

28日に行われた横須賀市長選で、父の純一郎元首相が応援した現職が敗北。地元ですら“小泉人気”は過去のものになりつつある。当初、圧勝と見られていた進次郎氏だが、厳しい選挙戦が予想され、今後は本格的な選挙活動を展開していくとみられる。

いまさら、殊勝《しゅしょう》なフリをしても手遅れかもしれませんよ。
逆に有権者のあいだに「小泉時代も終わりだ。サッサと見限ろう」という空気が醸成《じょうせい》されるような気がします。
まあ、進次郎センセーもせいぜい頑張ってください。
というのはあくまで「社交辞令」でありまして(笑)、本音は「きっちり○選してくださいね(日本のためにも)」です。


いま私たちの目前で「小泉劇場・最終幕」「小泉バブルの終焉」「小泉エンド」が進行しています。
軽薄かつ完全に正当性を欠いたポピュリズム手法によって、大多数国民の生活基盤および生命そのものを毀損《きそん》し続けた者が、いよいよ「エンド」に向かおうとしている。
もう、この流れは誰にも止めることはできないでしょう。

果たして「彼ら」はどういう「あがき」を見せてくれるか?
いかなる「売国者たちの末路」を迎えるのか?(おそらく凄惨で滑稽なものになるでしょうね)
思いっきり冷酷な目線で観察させていただきます。
日本社会・国家をぶっ壊そうとした買弁(※)亡国者どもに対しては、一切の同情心を持ち合わせない私(喜八)でありますから・・・。

(※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること)


「喜八ログ」小泉純一郎関連記事のごくごく一部です。


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