【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

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2004年10月29日

『安心のファシズム』斉藤貴男より引用

世の中には本人の努力だけではどうにもならないことがいくらでもある。持って生まれた体質や生活環境は本人の責任ではない。物心がついたら両親がいなくて孤児院で育った子どもと、権力を代々世襲してきた政治家や官僚の家柄に生まれた子どもとを、そのままの条件でヨーイドンと競争させることは、百メートル走で一方をさらに百メートル後ろから、他方をゴールまであと一メートルの地点から、それぞれスタートさせることにも等しい。その結果をさらに自己責任で割り切り、「勝ち組」と「負け組」に選別していくなら、そんなものは競争社会でもなんでもない。理不尽で不公正きわまりないイカサマ社会でしかありはしないのである。
『安心のファシズム』斉藤貴男、岩波新書(2004)より引用。
斉藤貴男さんは1958年生まれで早稲田大学商学部を卒業しています。となると1959年生まれで東京都新宿区の早稲田大学本部キャンパスに通学していた私とは多分どこかで擦れ違ったこともあるのでしょう。 以下は蛇足ですが・・・。 ジャーナリストの江川紹子さんと元衆議院議員の辻元清美さんも同時期に本部キャンパスに通っていたはずですので、知らないうちに顔をみている可能性は高いと思います。とくに江川紹子さんとは同学部なので、おなじ講義に出席していたこともあったかもしれません。

投稿者 kihachin : 2004年10月29日 21:14

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