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2004年11月28日

大学の公開講座2

昨日(2004-11-28)市内にある大学で行なわれた公開講座を聴講してきました。

タイトルは「体脂肪の多い人・少ない人の筋力 ~痩せの危険性~」。
講師は工学部助教授の木村瑞生(きむらみずお)先生。専門は神経・筋肉生理学、スポーツ医学。

現在の日本は老若男女ともに「痩せ志向」が高まっているけれど、はたしてそれはいいことなのか? というのが講義のテーマだと私(喜八)は理解しました。

結論からいうと「気をつけよう! 女性のヤセと男性の肥満」だそうです。

2000人以上の男女学生(大学1年生)の体力テストの結果をもとにした解析によると、BMI(Body Mass Index)が18.5以下の痩せ体型の男女は、筋力・柔軟性ともに普通体型の人(BMI 18.5~25)より劣っている傾向があるとのことです。また自体重を支える筋力がきわめて劣っているのがヤセの女子と肥満の男子なのだとか。

BMI と体脂肪率の関係に注目すると、女子は「隠れ肥満」が多いことも分かるそうです。つまり筋肉量が少なくて、骨密度が低いということですね(ただし骨密度に関しては推測の段階)。

自体重を余裕をもって支える筋力がないと、将来的に問題を生じる可能性が高いと木村先生は指摘されていました。とくに女性は更年期以後に急速に骨密度が低下するので、骨をサポートする筋肉が必要になります。

日本人の「痩せ志向」というのは年々高まっているのだそうです。とくに女性の場合は全世代にわたって痩せたいという人が多く、20~30代の女性では BMI でみると普通より痩せている人の割合が増加しています(逆に中年以上の男性は肥満傾向がみられる)。

ちなみに BMI 19は「女優体重」、BMI 17は「モデル体重」といわれ、いまの若い女性の平均値は、この「女優体重」に近づきつつあるようです。

痩せてはいても筋力があれば問題はないということになりますが、木村先生が学内で「筋力トレーニングをやろうよ」と呼びかけても、集まってくるのは何故か男子ばかり・・・。筋トレはファッション性が低いので女子学生には嫌われる傾向があるのではないかと推測されていました。


投稿者 kihachin : 2004年11月28日 19:53

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