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2004年12月06日
『戦争と平和』高遠菜穂子
2004年4月にイラクで武装勢力の人質になった高遠菜穂子さんの著書『戦争と平和』講談社(2004)からの引用です。バクダッドのストリート・チルドレンの話です。
最近、シンナーを吸っている子どもが激増しています。昨日も六~七歳の子どもがシンナーを、一二歳くらいの子どもがタバコを吸っていたので取り上げましたが、ひどく抵抗され、手をかじられました!
でも、私も昔はシンナーを吸っていたワルガキだったので、この程度のことでは、負けてはいられません!!! 大声で子どもを叱っていたら、イラク人がたくさん集まってきました。 数人が一緒に怒ってくれたけど、笑っている人もいたので、そっちのほうが問題だ! と大人を叱りつけてやりました。
その後、子どもは私の目の前で、シンナーの袋を破って捨てました。タバコももう吸いませんと言い、「I'm sorry (ごめんなさい)」と謝ってきました。
もとバリバリのヤンキーだった高遠さんの面目躍如というところです(笑)。
平和なニッポンの路上にたむろしている少年たちに声をかけるのも相当な胆力を要する行為でしょう。そこから考えると、長いあいだ戦乱が続くイラクのストリート・チルドレン、親からも見捨てられた少年たちからシンナーやタバコを取り上げるなどは並大抵の人間にできることではないことが分かります。
大人たちから暴力を受け続け蔑まれ、心がすさんでしまった子どもたち。彼らに全身でぶつかってゆき、彼らからの信頼と友情を得てしまう高遠さんのパワー(人間力)は凄い! 皮肉でもなんでもなしにそう思います。
投稿者 kihachin : 2004年12月06日 21:19
コメント
サイコーーー
投稿者 おに入り : 2005年09月20日 11:36
おに入りさん、はじめまして。
コメントありがとうございます~。
投稿者 喜八 : 2005年09月20日 20:27
しかし、イラクが危険な土地だと分かっていったのですから、ピクニックの服装で冬山登山に行って、遭難した人と同じですね。最近はそういう人が増えているようですが。
投稿者 ふむ : 2006年04月02日 00:05
ふむさん、はじめまして、
コメントありがとうございます。
投稿者 喜八 : 2006年04月02日 08:58