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2005年01月31日

新舞子の海

わびすけさんから知多半島は新舞子の海の写真を送っていただきました。ありがとうございます!

ふと気づけば私(喜八)はしばらくの間、海を見ていません。昨年の夏に行ったのが最後です(2004年はその一度だけ)。写真を拝見したら近いうちに海辺に遊びに行きたくなりました。冬の海もいいですからね~(寒いですけれど)。

以下はわびすけさんの写真と文章です。
画像はクリックすると大きくなります。

新舞子の海1
愛知県知多半島へ出かけてきました。
新鮮なお魚食べに・・。
冬の海は風が強かったですが・・陽に輝く波を見てきました。
新名古屋空港も・・魚も美味しかったです。
風紋
白い波と、風で出来た風紋(ふうもん)です。
風が強く目を開けているのが、つらいくらいでした。
ウィンドサーフィン
愛知県常滑市の対岸の新舞子海岸で冬の強い風に乗り若者がウインドサーフインを楽しんでいました。
休憩中の方にお話を伺いましたら風が強い程スリルが有るそうです。

(以下、ふたたび喜八)
新舞子の海とは風光明媚な土地ですね。

「風紋」という言葉には、そこはかとなく風情を覚えます。
なんとなく風流な響きがあるというか・・・。
昭和~平成にかけて一斉風靡した文豪の故松本清張さん、若いのに風格を備えた乃南アサさんにも『風紋』というタイトルの長編小説があります。

ところで「風紋とはなんぞや?」と改めて思い、「広辞苑」を引いてみました。
すると次のような解説がされていました。

砂丘の表面などに風によってできた模様。

これだけの解説で済ますのはいかにも横風(おおふう)かと思いますので、『風の気象学』竹内清秀、東京大学出版会(1997)という専門書からも引用しておきます。著者は長らく気象庁に勤務された方です(図書館に行ったついでに調べてきました)。

砂丘の表面にできる風紋はしばしば自然の芸術といわれる. 風紋は文学的な言葉として使われるが, このような砂の表面にできる漣(さざなみ)の模様は, 一般に砂漣といわれる.

「砂漣」は「されん」と読むのでしょうか。一般には聞きなれない言葉ですが、専門家のあいだでは普通に使われているようです。それは検索エンジンで調べてみると分かります。以下は「Google」で「砂漣」を検索してみた結果です。

「風」のつく言葉でいちばん好きなのは「黒南風」です。「くろはえ」と読み、梅雨の始めに黒雲のかかった南の空から吹く風のことです。この古風な言葉は一昨年(2003)年の11月に亡くなった小説家都筑道夫さんの短編小説のタイトルで知りました(「黒南風の坂」、『苦くて甘い心臓』角川文庫(1981)収録)。

風にあやかり書斎においては『風の又三郎』宮沢賢治、『風立ちぬ』堀辰雄をひもとき、花鳥風月を愛で風雅に徹し、風狂とも風来坊とも風雲児とも呼ばれて生きてみたいものだと常々思っています・・・(ただし風邪はなるべくひかぬように)。

新舞子の海2

投稿者 kihachin : 2005年01月31日 20:30

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