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2005年02月20日

堀江社長のメディア構想

ライブドア社長堀江貴文氏による M&A(merger and acquisition、企業の合併・買収)に始まるライブドアフジテレビの闘争が連日メディアで報じられています。最近では「堀江包囲網」といったような状況ができつつあるようにも見えます。

が、私(喜八)は「この勝負、ホリエモンの勝ち」と読みました。そこで週明け(02-21)からライブドア株を買い始めることにします。いよいよ「喜八ファンド」の出動です!

なんて、いくらなんでも大袈裟でした(笑)。実際はそれほど資金があるわけではありません。それこそハシタ金程度ですが、喜八マネーを投入しようと思っています。なお、これは私が自分の Animal Spirit に従って自己責任で行なうことですから、無闇に真似しないでくださいね(リスクがあります)。

ところで新聞やテレビでは表面的なことのみが報じられていて肝心な部分がなおざりにされている、という印象があります。「フジテレビと業務提携して、堀江社長は何をしたいのか?」という部分がすっぽり抜け落ちているのです。

ジャーナリスト江川昭子さんが昨年(2004)12月に堀江社長にインタビューしたときの記事を以下のページで読むことができます。その中で堀江氏は「新聞とかテレビを、我々は殺していくんですけど、自分たちが(新聞やテレビを)持ちながら殺していった方が、効率がいいかなと思って」と凄いことを言っています。

堀江貴文という人の考え方に私は全面的に賛成するわけではありません。どちらかというと反対の部分も大きいようです。けれども「企業は株主のもの」というきわめて真っ当な信念の持ち主である堀江氏が株主にとって「いい経営者」であることは間違いありません。

いろいろな意味で興味深い人物なので、今後も「堀江ウォッチング」を続けたいと思っています。


(付記)
ライブドアフジテレビのサイトを比較して気づいたことがあります。ブラウザ(Internet Explorer)の設定(インターネット オプション→ユーザー補助)で「Web ページで指定されたフォント サイズを使用しない」として、文字のサイズをいろいろ変えてみると、ライブドアのサイトはどうやってもちゃんと表示されるのに対して、フジテレビは文字を大きくすると表示が乱れてしまってマトモに読めなくなります。両社のユーザビリティおよびアクセシビリティに対する姿勢は大きな格差があるようです。

当たり前のことですが、サイトのユーザビリティやアクセシビリティが低いというのは自ら「お客さん」の数を減らしているということです・・・。


参考ページ


投稿者 kihachin : 2005年02月20日 18:05

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トラックバック時刻: 2005年02月26日 22:01

コメント

喜八さん、こんにちは!

全く同感です。私も全面的に堀江さんの言動を支持している
訳ではないのですが、政財界からの拒否反応を見ていると
免許事業である放送事業には相当に利権が絡んでいるのか
としか思えません。森・元首相などは「総務省が公共の電波を
お預けしている~」などと発言されていましたが、その「公共
の電波」が系列化されたクローズドな支配体制で管理されて
いる状態が健全とも思えません。「会社は株主のもの。経営者
は株主から経営を委任されているだけ」という堀江さんの発言
は極めて真っ当なものだと思っています。今までの「相互持
合い」などの株式会社の在り方が、どちらかと言えば不健全
だったのだと思っています。

T.D.

投稿者 tropical_dandy : 2005年02月22日 09:42

tropical_dandy さん、こんにちは。
コメント & トラックバックありがとうございます。

堀江氏に対して批判的な発言をしている方たちを見ているとこんな印象を抱きます。
「自分の既得権を当然のように享受している人たちが、自分たちをおびやかす存在に見える堀江さんを本能的に忌避している」。

親の七光りで現在の地位を得ているような財界人・政治家にしてみれば、エゲツないほどの実力者である堀江社長などは一種の「天敵」とさえ見えるのかもしれません。

たいした既得権を持たない風来坊の私はヤジウマ的興味から「ホリエモン、行けー! そこだー!」と声援を送っているところです(笑)。

投稿者 喜八 : 2005年02月22日 15:33

私も「自称・山師」としては(苦笑)、ヤジウマ的好奇心はあります(笑)。
そう言えば「親の七光り」で絶大な権力を行使していた某私鉄グループの元会長は明白に証券取引法違反の取引をしていたにも拘わらず、さほどバッシングされていない(ように見える)のに、全く合法的に株式取得をした堀江さんが叩かれているのは、何だか妙な構図ですね。

T.D.

投稿者 tropical_dandy : 2005年02月22日 19:02

そういえば tropical_dandy さんは「山師」の社長さんでしたね。それにしては「業界人」らしい臭みが微塵もないようですが(マジメな意見をいうと、それは素晴らしいことだと思います)。

> 全く合法的に株式取得をした堀江さんが叩かれているのは、何だか妙な構図ですね。

今回の件では事前に金融庁に打診もしているそうですから、いわば「お墨付き」なわけです。それが後になってから「マナー違反」などと批判されては堀江さんも困るでしょう。

それにしても「マナー違反」というのは便利な言葉です。既得権益を持つ者が自分の権益を守るために、いくらでも範囲を広げて適用できますから。

明文化したルールを設定せずにおいて、有力な新人が参入してきそうになったら「マナー違反」「非常識」などと言って、参入を拒む。こんなことをしていたら、日本の社会はいよいよ停滞するばかりだろうと思います・・・。

投稿者 喜八 : 2005年02月22日 20:48