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2005年02月28日

木曽馬

木曽馬

わびすけさんから木曽馬の写真を送っていただきました。
月並みな表現ですが空の青さが目に染みるようです!
背景の山並みも素晴らしい!
(ところでどの山が白山なのでしょうか?)

以下はわびすけさんの文章です。

馬です・・木曽駒(木曽馬)と言う種類で、岐阜県の「ぽっかの里」の隣に乗馬できる所があり、私(わびすけ)が出かけた時は調度昨日オープンしたばかりだといってました。
遠くに白山が見えます。
一度白山スーバー林道を走りたいと思っていますが、ナカナカ実現しません。

(以下ふたたび喜八)
馬にはとんと縁がなく乗馬も競馬も経験なしの私(喜八)ですが、こういうときはインターネットですぐに調べられるのが便利です。そうやって見つけたのが次のホームページです。

「木曽馬の丘」の管理人さんは長野県木曽郡開田村の牧場で働かれている若い男性です。木曽馬への愛情あふれる素晴らしいサイトだと思います。

木曽馬に関しても(当然のように)無知だった私は図書館へ行って『まぼろしの木曽っ子』藤崎康夫、くもん出版(1984)という本を借りてきました。裏表紙に「小学中級以上むき」とありますように子供向けの本ですが、大変に参考になりました。

『まぼろしの木曽っ子』によると木曽馬は北海道の「道産子(どさんこ)」、九州宮崎県の「御崎馬(みさきうま)」とともに「日本に古くからすんでいた馬」で、さらには「わが国で、もっとも古い馬」とされているそうです。

長野県木曽郡開田村は古くから木曽馬の「馬産地」として知られた村でした。木曽福島から飛騨高山に抜ける飛騨街道は地蔵峠(1335m)のすぐ下という高地にある開田村は耕作には向かず、さらに付近の山林は時の権力者により伐採を固く禁じられていたため、多くの村民は馬の繁殖で生計を立てていたのです。

けれども日中戦争がおきた1937(昭和12)年、軍により制定された大型の軍馬を生産するための「種馬統制法」のもとで、木曽馬は外国系の馬との混血を強いられました。そして1941(昭和16)年には3歳以上の雄の木曽馬は手術により繁殖能力を失わせることも決められてしまいました。

さらには開田村からだけでも数百頭の馬が軍馬として招集されました。戦争が終わった後、それらの馬のうち戦地から帰国したものは一頭もいませんでした。

戦後はモータリゼーションの発展の中で馬の活躍する場は急速になくなってゆき、純血の木曽馬は1975(昭和50)年に死んだ第三春山号(だいさんはるやまごう)を最後にいなくなってしまいました。

以上は『まぼろしの木曽っ子』から得た知識を受け売り的に書きました。

それにしても戦争や軍隊の愚かしさを痛感した一冊でした。自分がおこしたわけでもない戦争に駆り出され遠い異国で戦死・病死・餓死した人たち(兵隊・軍属・従軍慰安婦など)、あるいは地上戦や空襲によって命を奪われた老若男女の1人1人が哀れですが、物言わぬ動物が人間の引き起こした戦争で利用され酷使され死んでゆくというのも不憫でなりません・・・。


投稿者 kihachin : 2005年02月28日 21:15

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トラックバック時刻: 2005年03月05日 14:54

コメント

真中の少し白い山が白山です
一度乗馬も経験したいけど体重制限にかかるかなぁ??

投稿者 わびすけ : 2005年03月04日 18:35

国産の馬の本、もっとあるといいですね。
日本の馬には、日本の馬の良さがあると思っています。
でもなかなか、生で見る事はできないし、本も見かけません。

投稿者 とら : 2005年03月05日 14:53

わびすけさん、こんばんは~。
写真とコメントありがとうございました。m(__)m

乗馬は私も経験がありません。
でも、なんとなく怖い感じもします。(^_^;)
木曽馬にはおとなしい子が多いようですから、木曽馬に乗ってみたいですね。

ところで「木曽馬の丘」の管理人さんによると、

> 写真はひるがののホープファームですね。

ということだそうです。
私も一度行ってみたいです。

投稿者 喜八 : 2005年03月05日 21:37

とらさん、コメントありがとうございます!

> 日本の馬には、日本の馬の良さがあると思っています。

子供向けの本を1冊読んだだけですが、私も木曽馬のファンとなってしまいました。

とらさんが記事で指摘されているように「時代劇でも、サラブレッド系の馬ばかり出てくる」のはどうかと思います。
映画やテレビでどんどん木曽馬を出演させてくれればいいのですが・・・。
それには日本人の意識が高まる必要があるでしょうね・・・。

投稿者 喜八 : 2005年03月05日 21:43