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2005年11月02日

麻垣康三

先ごろ ”ポスト小泉候補” として「麻垣康三」という名前が挙がったとき、「はて? そんな政治家がいたかいな?」と大ボケてしまいました(笑)。

もちろん、これは麻生太郎谷垣禎一福田康夫安倍晋三の4人の自民党議員から一文字ずつとって作られた仮の名前でした。なんでも、上記の4氏が次期日本国総理大臣になる可能性が高いというのです。その「麻垣康三」氏についての感想を僭越ながら書かせていただきましょう。

大変に、大変に申し訳ないのですが・・・。この4氏が「次期総理大臣候補」であると聞いた際の私の感想は「4人とも総理の器ではないのでは・・・(汗)」というものでした。4氏それぞれが頑張って政治家としての職務を果たしているのではありましょう。が、日本国という巨大な国家を率いるリーダーとしては大いに心許ない。これが正直な気持ちであります。

いま「日本国という巨大な国家」と私は書きました。この表現に違和感を覚えた方もいらっしゃるかもしれませんね。けれども、日本はまさしく巨大国家です。2005年現在、1億人以上の人口を抱えるのは世界中でも11ヵ国しかありません。一時より衰えたとはいえ日本が「経済大国」であるのは周知の事実です。「軍事大国」でもあります。さらには「文化大国」であることには自信をもっていい。一般国民の教育程度が高く、出版事業がこんなに盛んな国は世界的にみれば少数派です。

そして私の見るところ、日本人はやはり優秀です。個人的に接した外国の人たちと比べて素直にそう思います(外国人が劣っているという意味ではありません)。実際のところ中国や韓国を含めて「東洋人は優秀だ」という気持ちがあります。これは日本人・東洋人である私の「矜持」というほうが正確かもしれません。

日本人は優秀である。そして1億2千8百万人もいる。その1億2千8百万人の中には「とびきり優れたリーダーとしての資質」をもつ人物も少なくないでしょう。となると巨大な日本国を率いるリーダーは「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト(最優秀の中でもさらに最優秀)」という人物を選ぶべき。これは至って常識的な考え方だと思います。

さて「麻垣康三」氏です。この方々は1億2千8百万人の中でも「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」なのでしょうか? 正直なところ疑問に思うのです。私は4氏が「無能」だとかそういうことを言っているのではありません(断じて!)。「最優秀の中でもさらに最優秀」という厳しい条件には当て嵌まらないだろうと述べているのです(お断りするまでもありませんが、私自身も該当しません)。

総理大臣なんてだれがやっても変わらないじゃん(「じゃん」は神奈川弁)」という意見もあるかもしれません。たしかに国内外の政治情勢が安定し、国内経済が順調に発展している時期ならそうなのかもしれません。けれども現在はそうではない。世界は「液状化」と表現されるような不安定なものとなりつつありますし、日本経済は青息吐息の状態です。仮に日本国が「民営」であったら、とっくの昔に潰れているような財政状態です。他にもあれやこれやで難問山積なのです。

このような危機的状況下でリーダーを務めるのは生易しいことではありません。よほどの胆力・根性・知性を兼ね備えた人物がそれこそ「命がけ」で当たらなければならないのが日本国総理大臣という職務です。そのためには日本国民1億2千8百万人の中から「最優秀の中でもさらに最優秀」である人物をわれわれ自身の手で選抜する必要があります。

諸外国の指導者たちを見ても「政治的立場の違い」や「好き・嫌い」は別にして、非常に有能な人物がトップに立っているのが普通です。中国などを見ていると12億(13億?)の人民から最も「できる」人物を選び抜いたという印象がある。これは中国人が中華人民共和国という巨大国家の運営に大きな危機意識を持つことの現われであると思われます。中国以外の多くの国々でも事情は同じでしょう。

いっぽう唯一の ”超大国” アメリカ合衆国のブッシュ大統領は2億5千万人のアメリカ人のうちの「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」なのでしょうか? 「そうではない」という声が多いようです(私も同意見です)。多数派アメリカ市民の危機意識が希薄であることを如実に示したのが、ブッシュ現大統領再選であったのではないでしょうか。

残念ながら現在の日本も「最優秀の中でもさらに最優秀」な人物をリーダーとして選抜するシステムが不在です。永田町ならぬ永田ムラの論理のみが先行し、国民不在のうちにリーダー候補が選ばれてゆく。昨今は「市場原理」という言葉が持て囃され、猫も杓子も「市場原理」を有難がっているというのに、なぜか総理大臣を選ぶにあたっては「市場原理」が働いているとも思えない。そこにあるのは、ひょっとしたら「封建原理」ではないのか? まさかね・・・


投稿者 kihachin : 2005年11月02日 20:33

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コメント

喜八さん、こんばんはー。
この4人で消去法なら谷垣さんですね。いや、谷垣さんが特にいい!という訳ではないんですが、他の3人に比べれば比較優位だとは思います。でも、他の人になりそうです…。

T.D.

投稿者 tropical_dandy : 2005年11月02日 20:52

tropical_dandy さん、こんばんは。
早速のコメント、ありがとうございます。

もし「麻垣康三」の4氏の中からどうしても選ばないといけない、というのであれば・・・。
福田さんか谷垣さんですね。私の選択は。
お2人とも「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」ではないと思いますが、良識のある人たちだと思います。

麻生太郎氏は野中広務氏の出身について非常に差別的な発言を公的な場でしたことがあり、野中氏に「絶対に許さない!」と一喝されたことがあるそうです。
魚住昭氏の『野中広務 差別と権力』講談社(2004)の最後のほうに書かれているエピソードです。
そういう人(麻生氏)が日本国総理大臣になるのは私も嫌ですね・・・。

投稿者 喜八 : 2005年11月02日 21:09

総理になるかどうかは別として、喜八さんのホームページや
ブログにいちばん関わりの深そうな人物は谷垣禎一さん。なんせ学生時代からはどんなに離れていても移動は基本的に自転車で、ハンド・メイドの自転車フレームではその筋で垂涎の的である東叡社(トーエイ)の自転車を愛用。最近でも、箱根あたりの会議に自転車で駆けつけ、スーツに着替えたという伝説の持ち主。京都の造り酒屋の出身です。竹下元首相というのも同じく造り酒屋の出身でしたが、けっこう酒税などの関係で酒と政治は関係が深いのかなぁ。ともかく、政治運動はともかく、いちばんエアロビ運動をしているのは谷垣禎一さんで間違いありません。

投稿者 マーヒー : 2005年11月02日 21:24

マーヒーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ご指摘の通り谷垣禎一さんとは趣味が合いそうです。自転車・山登りは相当な本格派なのでしょうね。実年齢に比べて「外見年齢」が物凄く若い方だと思います。長い間「40代後半くらいかな?」と勘違いしていました。

> 最近でも、箱根あたりの会議に自転車で駆けつけ、スーツに着替えたという伝説の持ち主。

外国の政治家にはときどきそういう人がいますが、わが国にも存在するとは知りませんでした(不覚)。
「ぜひトレーニングのお仲間に」とお誘いしたいところです(笑)。

投稿者 喜八 : 2005年11月03日 13:36

喜八さん、こんにちはー。
私もちょうど、ゆっくりの併読ですが、『野中広務 差別と権力』を読んでいて、今回の人事でも、「おいおい、そんな発言をする人が外務大臣で、だいじょぶなのか!」と思いました。
思っていることは、きっと口に出る。
公平な目を持っていて欲しいポストなのに、きっと諸外国に対しても、いらない差別意識を持っているのではないかなぁと思います。

投稿者 つな : 2005年11月03日 16:13

つなさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
つなさんも『野中広務 差別と権力』をお読みでしたか!

> 思っていることは、きっと口に出る。

そうだと思います。普段まったく考えていないことなら、言葉となって口に出ることはありえませんから。
そういう「ポロッ」とした部分にその人の本質が出るのだと思います。
麻生さんの外務大臣、私も大いに不安です・・・。

投稿者 喜八 : 2005年11月03日 17:17

次は福田さんだと・・私は思います
しかしこの人と言い切る人材が居ないように思う・・
ちよっと淋しい日本です

投稿者 わびすけ : 2005年11月03日 18:03

喜八さん、こんばんはー。
度々、失礼します。私も「消去法で谷垣さん」などと谷垣さんには大変失礼なことを言ってしまったこと、猛省しております。
誹謗中傷は、私の趣味ではないのですが、私も喜八さんが挙げられた魚住さんの著作は読んでいます。その叙述の真偽はさて置き、私の知る限りでは麻生さんは傲岸不遜を画に描いたような人です。安倍さんに関する評価は散々、今までにもお話しました。福田さんは…テンションの高低が「一国の宰相」の責めに任ずるには不安を覚えます。

これらの皆さんに比して谷垣さんは、政策論的にも、人物的にも、現在の永田町の中では「ベスト・アンド・ブライテスト」と言っても差し支えない人だと思います。私は自民党員ではないし、自民党のシンパでもない(無党派です)からして、次代の自民党総裁に関しては発言権はありませんが、今挙げられている4人の中では谷垣さんは「抜けている」存在だと思います。このことはいずれ、私のブログでも書かせて頂きたいと思っています。

ただ、谷垣禎一と言う人物の知名度、政策の浸透度が低いから過小評価されているかも知れないと思います。それはとても残念なことです。

T.D.

投稿者 tropical_dandy : 2005年11月03日 22:25

http://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1126718923/
【小泉】新聞テレビの世論操作を監視するスレ【8】
悪名高き?2ちゃんねるですが、このスレは稀に見る良質なスレッドです。小泉信者や層化信者、親米ウヨ以外は右も左も中道も関係なく議論できます。
参考までにご覧ください。
 
    (これのコピペをいろんなブログに貼ってください。)

投稿者 ojamasimasu : 2005年11月05日 10:37

わびすけさん、こんにちは~。
今日の関東地方は快晴です。(^_^)

> 次は福田さんだと・・私は思います

むっ! そうですか!
わびすけさんの勘は鋭いから、この予想は当たるかもしれませんね(私の「読み」は外れてばかりです(汗))。

> しかしこの人と言い切る人材が居ないように思う・・
> ちよっと淋しい日本です

たしかに・・・。
「三角大福」の頃が懐かしいようです。
三木武夫・田中角栄・大平正芳・福田赳夫。
今にして思えば、この4人の政治家には確かに「実力」がありました・・・。

投稿者 喜八 : 2005年11月05日 12:53

tropical_dandy さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

> これらの皆さんに比して谷垣さんは、政策論的にも、人物的にも、現在の永田町の中では「ベスト・アンド・ブライテスト」と言っても差し支えない人だと思います。

そうですか!
正直なところ「福田さんか? 谷垣さんか?」という設問でしたら、後者かと思っていましたが、「ベスト・アンド・ブライテスト」とまでは考えていませんでした。
慧眼の tropical_dandy さんがおっしゃることですから、今後は私も谷垣さんに注目してみます。

谷垣さんは「線が細い」という印象があります。
が、これは単に見かけだけのことかもしれませんね。
自転車競技というのは大変に過酷なものですし、その苦しい競技に打ち込んでいる人には凄いど根性の持ち主、ファイターが多いのです(複数の知人を見ていると、そう感じます)。
谷垣さんも大人しそうな外見の下に猛烈なファイターが隠れている可能性があります。

> このことはいずれ、私のブログでも書かせて頂きたいと思っています。

楽しみにしています!
ところで tropical_dandy さん、最近はブログの更新間隔が長くなってきましたね。お忙しいことと思いますので、催促めいたことは言いたくないのですが・・・(笑)。

投稿者 喜八 : 2005年11月05日 12:54

ojamasimasu さん、はじめまして。
貴重な情報をありがとうございます。m(__)m

タクシー業界が(非常に)厳しいことは(複数の)知人から聞いています。ただ、「タクシーホームレス」が出現しているとは初めて知りました。

ご紹介のスレッドはまた夜にでもユックリ拝見させていただこうと思います~。

投稿者 喜八 : 2005年11月05日 12:58

おはようございます
いろいろ候補いますが、竹中氏も総理候補?に入っているとの
噂です。造反者と呼ばれている人たちはどう見ているのでしょうか?私は意外と福田氏と思いますが。。。
彼は今回政権内にはいらなかったと言うのはもう少しするとこの考え方に反動が来て自分が残ると読んだと思うからです競争が激しいところよりもこのヒト残っているを選んだのではないでしょうか?{笑}加藤氏の失敗を見ているとすればこの線もあると思うのですが。。。どちらにしても和を重んじる政権になってもらいたいものです。

投稿者 のり : 2005年11月13日 09:49

のりさん、こんにちは。
コメントありがとうございます~。

> 竹中氏も総理候補?に入っているとの噂です。

その報道を目にしたときはめまいがしました。(^_^;)
竹中大臣には個人的には悪感情も恨みもありませんが、経済観が違いすぎますから。
資本主義がイギリスで台頭した後、貧富の差が急速に広がり、貧しい人たちは塗炭の苦しみを味わいました。「同じことを何度も繰り返しても仕方がないでしょう。歴史に学びましょうよ」というのが私の気持ちです。

> 私は意外と福田氏と思いますが。。。
> 彼は今回政権内にはいらなかったと言うのはもう少しするとこの考え方に反動が来て自分が残ると読んだと思うからです

私は福田さんを支持しているわけではありません。
でも、福田さんなら「まあ、いいかな」とも思います(傲慢な言い方ですが・・・)。
のりさんの予測が当たると(少し)嬉しいです!

投稿者 喜八 : 2005年11月13日 11:11

そうですね。私もマシかなと政治家らしいと言う面で押しているだけで他に希望の人はいますが。
国民受けはないと思います私世間とずれていますので{笑}
で竹中氏ですが私もあの人と公共経済的に考え方あいません
コレ総務大臣のhomepageですが呆れました
今は、入れなくなっていますが記録って残るのですね自己責任と政府の無責任は違いますから。もし、ハッカーで曲げられている情報の場合はすみません。http://takenakaheizo.cocolog-nifty.com/mania/2005/10/post_6c27.html
本当だったら少し情けないですね。

投稿者 のり : 2005年11月18日 21:37

http://takenakaheizo.cocolog-nifty.com/mania/2005/10/post_c9e1.html
一応リニューアルでしたが入れませんでした。
コレもひどく私友人いますので愚痴ってしまいました
喜八さんにも愚痴ってしまいすみません

投稿者 のり : 2005年11月18日 21:45

のりさん、こんにちは~。

竹中大臣のブログの記事はちょっと前に話題になったとき目を通しました。リンクを外しただけで、まだ WEB 上にあるんですね。「IT革命」を積極的に提唱した方にしてはシロートっぽい印象です(笑)。もっとも記事を書いたのもブログを運営しているのも本人ではなくて「スタッフ」ということなのでしょうけれど。

読後感は・・・、もしこれが「フリーター」や「ニート」の人に対する意図的なアジテーションであったらあくどいなあ、というものでした。ただ、筆者は結構本気で書いている可能性もあるような気がします。そうだとしたら政治家のスタッフとしてはナイーブかな、と思います。

ところでニブイ私も最近になってようやく気づいてきたことがあります。
竹中大臣にしても小泉総理にしても相当に「強い」人たちだということです。こんなことをいまさら言うのもなんですが・・・(汗)。
竹中大臣は履物の小売店に生まれた、いわゆる「エリート」の生まれでは全然ない人です。それが現在は日本という巨大国家の中枢にいて、次期総理の声も上がっている。これは並大抵の人間にできることではありません。

小泉総理には飯島勲秘書官という「股肱の臣」がいます。この飯島という人のことはノンフィクション作家佐野眞一氏が『小泉純一郎 血脈の王朝』文藝春秋(2004)で書かれていますが、一筋縄ではいかない凄みをもつ人物です。こういう人がおそらく命がけで小泉総理を支えている。凄い部下に忠誠を向けられる「ボス」はまた凄い人物だと思うのが合理的でしょう。

ところで誤解を避けるために付け加えておきますね。
私は竹中大臣や小泉総理を讃えているわけではありません(笑)。
今後も ”小泉・竹中構造改革” には疑惑の目を向けていくつもりです。
ただ強い相手・権力をもつ相手を批判するときはそれなりの覚悟が必要ではないかとも思うのです。

以上はのりさんに対してというよりは自分自身に言い聞かせるという意味の文章です・・・。

投稿者 喜八 : 2005年11月19日 15:16