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2005年11月10日
『あくたれラルフ』
猫のラルフは身体が赤くて大きい。
飼い主の少女セイラ(小学校低学年くらい?)よりもまだ大きいのです。
さらにラルフは目つきが悪くて行ないが悪い(悪過ぎる!)。
日頃の悪行が祟(たた)って、あくたれラルフは大変な思いをします。でも、最後は一家の結束も強くなりメデタシメデタシで終わるお話です。
絵本『あくたれラルフ』の原題は「Rotten Ralph」。
アメリカの児童文学者ジャック・ガントス(Jack Gantos)が文章を、イラストレーターのニコール・ルーベル(Nicole Rubel)が作画を担当しています。これが彼らの第1作でした。運良く大ヒットとなり本国アメリカでは合わせて10冊以上が刊行される人気シリーズとなっています(日本では『あくたれラルフ』のみ翻訳刊行)。
イギリスではテレビアニメ化されてもいます(1999~2001放映)。日本でもNHKBS放送で『いたずらネコ ラルフ』という題で放送されたことがあります(2001~2003)。「ストップフレーム・アニメーション」という非常に手間のかかる技法をつかって作製されているようです。
「rotten」の英語の意味は「infoseek マルチ辞書」によると「腐敗した; もろい; 〔話〕 悪い, 汚い
」。実際のところ、かなり強い表現のようです。以前、都内の喫茶店で友人(女性)に『あくたれラルフ』の説明をしているとき「rotten」と発音したら、たまたま隣にいた外国人女性2人の表情が「ギクッ」という感じに強張ったのを目撃したことがあります。
セイラと両親とラルフの一家がでかけたサーカスで、ラルフの隣の席にいた犬がほえ続けてラルフをイライラさせます。これが発端となり大変な騒ぎが巻き起こります・・・。この犬はストーリーの後段でもう一度登場します(背景の一部に隠し絵のように姿を見せるだけですが)。お騒がせ犬の姿を探してみるのも面白いかもしれません。
ところで改心した(?)ラルフはなぜお母さんが「えびの ごちそう
」をつくったときだけ、再びあくたれてしまうのでしょうか。この意味がよく分かりませんでした。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか?
*********************************************
以上の記事は「手当たり次第の本棚」のとらさんが企画した「動物が主人公の物語」に参加するために執筆しました。さて、これから関係者の皆様に「手当たり次第の
」トラックバックを撃たせていただくことにしましょう・・・。
投稿者 kihachin : 2005年11月10日 20:04
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コメント
喜八さん、こんばんは~。
トラバ、ありがとうございました。
こちらからも、お返しいたしました。
残念ながら、私は「あくたれラルフ」を知りませんでした。
でも、これ、面白そうですね~。図書館で探してみます。
そして、すかさず原語にあたる、喜八さんはすごいなぁ。
言葉の意味を知ることで、より深く物語を楽しむことが出来ますもんね。見習いたいです♪
投稿者 つな : 2005年11月10日 21:16
はじめまして、トラバ返しにお邪魔しました。
「あくたれラルフ」面白そう。シリーズものって、続編も訳してくれたらいいのにって思いますよね。
投稿者 ゆうよ : 2005年11月10日 22:51
rotten という言葉が、「きたねーガキ」のような場合に使われる、とはかつて辞書で読んで、「ほんとかよ」と思ってたのですが、なるほど、こういうところで使うわけですね!
いたずら好きのねこ。
いいなあ。
こういう物語は、ほんとにねこ好きの人でないと、作れないだろうなあ、と思います。
喜八さんとこの「ねこの喜八くん」はすました美猫に見えますが、人間の方の喜八さんは、実はいたずら好き?
Rotten Kihachi ……(‥
投稿者 とら : 2005年11月10日 23:16
TBありがとうございます♪
喜八さんは、ほんと凄いですねぇ。絵本の好きな人は沢山いるでしょうが、原典に当たる人は少ないのでは!
私もその後、動物文学記事を書こうと思ったのですが、、、 "動物が主役"の物語って、案外読んでないことに気付きました。とくに絵本関係が弱いんですね。みんなの読んでる本を読んでません、、、_| ̄|○
まぁ、こういう機会に無理やり参加させていただいたコトで、こうして、喜八さんはじめ、みなさんからの紹介記事をたくさん拝見できるってのが、嬉しいですね!(^ ^)
投稿者 主婦いちみ : 2005年11月11日 00:41
喜八さん、こんにちは。
コメントとTBありがとうございました。 私も早速遊びに来ました。
こちらで紹介されている本、初めて知りました。
面白そう! 早速探してみます。
目つきが悪い・・・に笑ってしまいました。 ほんと、実際に犬で目つきが悪いのより、目つきの悪い猫の割合のほうが高そう。
rotten は相当強い表現だと思います。
なんか、よほどでないと根性たたき直せそうにないような。
でも、ラルフはちゃんと改心しているんですね!
これからまた度々寄らせてくださいね。
投稿者 有閑マダム : 2005年11月11日 10:11
つなさん、こんにちは~。
コメント&トラックバックありがとうございます。
> すかさず原語にあたる
いえ、特に調べたわけではないのです。
まず最初に英語版の絵本に出会ったのです(知り合いの書店員さんに教えていただきました)。
その後、翻訳版がでたという次第です。
実際のところ英語はそれほど得意ではありませんし、あまり勉強もしていません・・・(大汗)。
投稿者 喜八 : 2005年11月11日 12:43
ゆうよさん、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
(これも、とらさんが企画を立ててくれたおかげですね)
> シリーズものって、続編も訳してくれたらいいのにって思いますよね。
『あくたれラルフ』はまず福音館書店から翻訳出版されました。が、あまり売れなかったようで品切れに。その後、童話館出版から再出版され現在に至っています。それでも売れずに、どうやら残部僅少状態のようです。日本人の好みには合わないのかもしれませんね(私は大好きですが)。
投稿者 喜八 : 2005年11月11日 12:44
とらさん、こんにちは~。
企画を立てていただいて有難うございます!
「rotten」は極悪イメージのようです。
たとえば以下のページを参照ください。
「はてなダイアリー rottenとは」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/rotten
「rotten」が上のような使われ方をしているとは、今回インターネット検索をして、初めて知りました。(^_^;)
> 人間の方の喜八さんは、実はいたずら好き?
はて? どうでしょうか?
ユーモアに欠けたツマラナイ奴ではないかと思います(汗)。
投稿者 喜八 : 2005年11月11日 12:44
いちみさん、こんにちは~。
コメントとトラックバック返し、ありがとうございます。
> 私もその後、動物文学記事を書こうと思ったのですが、、、
動物文学といえば、やはり「シートン動物記」ですね。
今回の企画に参加するにあたって、まずシートンが思い浮かびました。
が、好きな作品が多すぎて絞りきれないので、また別の機会にシートンを取り上げることとしました。
次に思い浮かんだのが佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』。
けれども、思い入れが強すぎて記事にするのが難しいので、これも「また別の機会」ということに。
結局『あくたれラルフ』に決まったわけですが、「シートン動物記」と『100万回生きたねこ』もそのうちに記事にしたいと思っています(いつのことになるやら?)。
投稿者 喜八 : 2005年11月11日 12:45
有閑マダムさん、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
> rotten は相当強い表現だと思います。
> なんか、よほどでないと根性たたき直せそうにないような。
やはり、そうですか!
実際、この絵本でのラルフの行ないは悪いんですよ。
「悪たれ」という可愛い表現よりはずっと「ワル」という印象です。こんな悪い猫が主人公の絵本は珍しいと思います(それでも妙に可愛いのですが)。
> でも、ラルフはちゃんと改心しているんですね!
どうやら、そうでもないようです。
この後も続編が次々にでています。ラルフが「ワル」でなくなったら話が面白くなくなってしまうので、きっと依然としてワルであり続けているのでしょう(笑)。
投稿者 喜八 : 2005年11月11日 12:45
喜八さんのコメントで、ふと思い浮かんだのが、時々街角などで見かける、ボス猫タイプです(笑)。
愛らしい子猫とは対極の、ぼてーっとした目つきの悪い。
ラルフもそういう猫なのでしょうか。
え。喜八さん、つまらない奴なのですか?
そうかなあ、だとしたら、人は集まらないでしょう(笑)。
投稿者 とら : 2005年11月11日 23:18
とらさん、こんにちは!
> ラルフもそういう猫なのでしょうか。
ラルフの容貌は以下の「Amazon」のページで確認できますよ~。
「Rotten Ralph」
http://www.amazon.com/gp/reader/0395242762/ref=sib_dp_pt/102-1044916-6729743#reader-link
> そうかなあ、だとしたら、人は集まらないでしょう(笑)。
いえいえ、そんなことはありません(汗)。
そもそも、他所のブログで某「はぐれ狼」さんという人と知り合って、その関係でTさんたちが来てくれるようになったのです。
某「はぐれ狼」さんに感謝!
投稿者 喜八 : 2005年11月13日 11:06
喜八さんっ!(主題とはズレてますが、、、)
旅行先で、たまたま目にして感動した絵本が、喜八さんの大好きな本だったなんて!
帰宅後に、こちらのコメントを拝見してビックリしましたよ~。
ヘタレな私はうまく記事に出来なかったので、喜八さんの記事がUPされるのを、楽しみにお待ちしてます~ (^ ^)♪
投稿者 主婦いちみ : 2005年11月13日 23:53
↑の補足:スミマセン、ただいまTBさせていただいた記事についての言い訳です、、、。
投稿者 主婦いちみ : 2005年11月13日 23:54
いちみさん、こんにちは。(^_^)/
コメントありがとうございます。
> 旅行先で、たまたま目にして感動した絵本が、喜八さんの大好きな本だったなんて!
それは凄い偶然です!
いちみさんも『100万回生きたねこ』に感動されたようですね。
とらさんも「オールタイムベスト!」だそうですから、今後は続々と『100万回生きたねこ』の記事がアップされるかもしれません。
でも、本当にお気に入りの作品の批評は難しいのですね・・・(急に弱気)。
投稿者 喜八 : 2005年11月14日 15:12
