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2005年12月26日
モリアオガエルと岡本綺堂
(女性の)わびすけさんからモリアオガエルの写真を送っていただきました。
ありがとうございます!
わびすけさんには今年も大変にお世話になりました。m(__)m
以下はわびすけさんの文章です。
「モリアオガエルの卵」の写真をお持ちしました。
作り物ですが(本物は見た事ないですが)上手く出来てるなぁと感じて撮って来ました。
伊吹山の麓の「エコー会館」で撮りましたので、伊吹山ではこんな光景が見られるのかも知れませんね。
(以下ふたたび喜八)
モリアオガエル。はてして私(喜八)はこの蛙を実際に見たことがあるのでしょうか? インターネット百科事典の「Wikipedia」によると、モリアオガエルは湖や池など水面上にせりだした木の枝に泡状の卵塊を産卵するそうです。子供の頃そのような形状の蛙の卵を目撃したことがあるような気もします。けれどもモリアオガエルの卵だったと断定はできません。
ところでモリアオガエルという文字列を目にして、私の中に次のような連想が働きました。「モリアオガエル→アオガエル→青蛙→青蛙堂鬼談
」。正直なところを申しますと、相当に強引な連想です(汗)。要するに話題を自分の好きな分野にもっていこうという魂胆なのですから・・・。
『青蛙堂鬼談』は明治生まれの劇作家・小説家岡本綺堂(1872-1939)の作品集です。ミステリーやホラー風味が強い短編小説が12篇収められています。これらの作品は関東大震災後、1924年末から翌25年にかけて、主に『苦楽』という雑誌に発表されました。
『青蛙堂鬼談』は「青蛙堂
」という号をもつ弁護士の家に招かれた好事家たちが語る12の物語の聞き書きという形式になっています。そして最初に語られるのが「青蛙神
(せいあじん)」にまつわる物語なのです。青蛙神とは中国伝説上の「霊あるがま
」で別名を「金華将軍
」。この三本足の蝦蟇(がま)は家に幸運をもたらす縁起がいい動物とされています。
とはいえ岡本綺堂と聞いて「ああ、なるほど
」と分かる人は少ないだろうと思います。綺堂は『修善寺物語』などの歌舞伎作品、『半七捕物帳』に代表されるエンターテインメント作品などを数多く残していますが、現在では熱心なファン以外では読者も多くはないようです。
幸いなことに岡本綺堂作品の一部はインターネット電子図書館「青空文庫」を通じて接することができます。先に挙げた『青蛙堂鬼談』の全編も読むことができます。もちろん無料です(!)。
また WEB には「綺堂事物-岡本綺堂案内」という研究サイトが存在します。ここは私が知る限りでは最も優れた個人ホームページのひとつです。圧倒的にレベルの高いコンテンツを製作し続ける管理人さんには敬意を表したいと思います。
岡本綺堂については私もボチボチと記事を書いてゆく予定です。
今回は「触り」だけということで・・・。
「関連ページ」
投稿者 kihachin : 2005年12月26日 20:16
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コメント
喜八さん、こんばんは!
私も、白いあぶくのようなものを、どこかの森の中で見かけたことがあるような気がします。ご掲載の写真のような、でかいものではありませんでしたが。見かけたときは異様だったので、ちょっと驚きました。モリアオガエルだったのですね。
浅草寺の五重塔の裏手で、休息所だったかの前に、半七塚の石碑があるのですが、これはもう有名なところですね、その碑の背後に、少し小さな蛙の像があるのです。これがなんと3本足の、青蛙神ですね。たぶん、綺堂さんを偲んで、碑と同時に置かれたものだと想像しています。碑のことはかかれているのですが、3本足の蛙のことはあまり云われていない(私だけが知らないのかも)ような気がします。
またよろしくお願いします。
投稿者 わいふ清十郎 : 2005年12月26日 23:26
トラックバックありがとうございました。辿ってくるといろいろと面白い記事が読めて楽しかったです。
青蛙といえば、落語の本で有名な「青蛙房」もありますね。
図書館が年末休みになる前に、少し探して、正月は綺堂を読んで過ごそうかと思います。
投稿者 Iwademo : 2005年12月27日 09:09
わいふさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
最近になって「自分の好きなものに拘っていこう」と思い立ち、長年愛読している岡本綺堂を取り上げることにしました。今後も少しずつ記事をアップしていこうと思っています。
わいふさんのおかげで入手困難な綺堂作品の数々を読むことができました。改めて御礼を申し上げます。
> その碑の背後に、少し小さな蛙の像があるのです。これがなんと3本足の、青蛙神ですね。
青蛙神像のことはまったく知りませんでした。(^_^;)
今後、浅草寺に行ったらしっかり確認することにします。
貴重な情報をありがとうございました。
投稿者 喜八 : 2005年12月27日 12:21
Iwademo さん、こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
「青蛙房」は岡本綺堂の養嗣子だった岡本経一氏の興した出版社です。
岡本経一氏は20年ほど前に亡くなっていますが、生前何度か電話でお話させていただいたことがあります。
岡本綺堂の芸術を心から愛されている闊達な紳士でした。
訃報を聞いたときは悲しかったですね・・・。
それでは今後ともよろしくお願いします!
(訂正)
2005年12月現在、岡本経一様はご存命でした。
岡本経一様、申し訳ありませんでした。
粗忽な私の勘違いのため関係者各位様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
投稿者 喜八 : 2005年12月27日 12:22
お話の横から入って申し訳ありません。
喜八さんがお書きの↑の、岡本経一氏の件ですが、電話でお話になったことがあるとは、すごいですね。
ただ、氏は現在もご健在のように聞いております。おそらく20年前というのは、社長をお譲りになった頃ではないかと想像しますが・・・。
投稿者 わいふ : 2005年12月27日 15:44
喜八さん お疲れ様でした こちらこそ本当にお世話になりました 喜八さんのおかげで視野が広がり充実した年になりました
わいふさん・・有難う御座います 3本足の青蛙神とは??
足は前が2本で後ろが1本・・または前が1本で後ろが2本かしら? 一度見たいですね
喜八さん浅草寺に行ったらしっかり確認することにします
デジカメよろしくお願いします
では皆様良いお年を・・(^_^)
投稿者 わびすけ : 2005年12月27日 18:11
わいふさん、こんばんは。
とんでもない勘違いをしてしまいました。
コメントに訂正をつけておきます・・・。
ご指摘ありがとうございました。
投稿者 喜八 : 2005年12月27日 20:08
わびすけさん、こんばんは。
ご存命の方を「亡くなった」などと、とんでもない勘違いをしてしまいました。
猛省しなければなりません・・・。
私は粗忽でいけません。
わびすけさんも私の間違いに気づいたら、どうぞ遠慮なくご指摘くださるようお願いします。
今年は大変にお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
投稿者 喜八 : 2005年12月27日 20:16
私は作家、浮世絵研究家の高橋克彦さんの書いた
文書を読んで岡本綺堂の作品に関心をもちました。
青空文庫では、あまり長い作品を読むと目が疲れて
しまうので(私だけでしょうか?)上記の作品群の
なかでは「影を踏まれた女」がゾクッとします。
投稿者 マーヒー : 2005年12月29日 01:00
はい 分かりました・・指摘する前に気づかない事が
多い私です・・
今年ももう少しですね・・来年はどんな写真が届くのか??
楽しみにしてくださいね
みなさーん どうぞ良いお年を (^<^)
投稿者 わびすけ : 2005年12月30日 21:04
マーヒーさん、こんにちは。
バトンを受け取っていただきまして有難うございます!
高橋克彦さんは故・都筑道夫さんの弟子を自称されています。
また都筑先生のことを「日本で一番小説の上手い人だ」と常々広言されています。
その都筑道夫さんがもっとも高く評価する日本の小説家が岡本綺堂なのです。
おそらく高橋克彦さんは「岡本綺堂の孫弟子」を自認されているに違いありません。
> 青空文庫では、あまり長い作品を読むと目が疲れて
> しまうので(私だけでしょうか?)
私もです。PC画面で長い文章を読むのは辛いですね。
それで本気で読むときは紙に印刷することにしています。
じつはブログやHPの記事もいったんプリントアウトすることが多いのです。
> 上記の作品群のなかでは「影を踏まれた女」がゾクッとします。
多くの人が認める名作ですね。もちろん私も大好きです。
「青空文庫」に収録されている綺堂作品の中で私が一番好きなのは「白髪鬼」です。
これは日本モダン・ホラーの白眉だとひそかに思っています。
投稿者 喜八 : 2005年12月31日 13:17
わびすけさん、こんにちは~。
今頃わびすけさんは正月の支度で「てんてこ舞い」であろうと想像します。
一仕事終わったらどうぞユックリ休まれてください。
> 今年ももう少しですね・・来年はどんな写真が届くのか??
> 楽しみにしてくださいね
楽しみにしております。
今年以上にいろいろと屁理屈をつけて記事をつくっていきたいと思います(笑)
来年もよろしくお願いします。m(__)m
よいお年を!
投稿者 喜八 : 2005年12月31日 13:20
