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2006年03月16日

【夢の話】巨樹の夢

THE STONE GOD AWAKENS

夢を語るは愚者の振る舞い・・・と言いつつ、当サイトではこれまで何度か睡眠中に見る「夢」について書いてきました(ページ下段「関連ページ」参照)。
今回も懲りずに「巨樹の夢」のお話です。

遠い未来、あるいは遠い過去の世界。
手っ取り早くいえば映画『スターウォーズ』シリーズのような設定です。
舞台は、とある植民地惑星。
宇宙連邦では辺境の地です。

この星の先住民「ボドッグ族」は巨大な樹(高さ1000m 以上)の上で生涯を送ります。
彼ら彼女らが地上に降りることは決してありません。
ボドッグ族は「地上はひどく揺れるもの」と信じています。
実際には枝が揺れているのですが、「天動説」のような錯覚をおこしているのです。

巨樹は高いだけでなく、密集した枝々が横に大きく張り出しています。
ボドッグ族のうち富貴な者は樹幹をくりぬいた住居に住んでいます。
そして貧しい者は枝に住みます。
ごく貧しい者は枝の先のほうで暮らしています。
ときどき古くなった枝が落下して、そこの住人が全滅することもありますが、「しかたのないこと」と考えられています。

巨樹は惑星の一箇所に群生して巨大な森を形成しています。
ボドッグ族は枝から枝に巨樹から巨樹へと移動できるように回廊を巡らしています。
回廊は太古から建設され続けてきました。
この惑星が宇宙連邦軍により「発見」された後は、先住民たちも外部との交易に便利な森の周辺部に住むことを好むようになりました。
そのため森の中心近くは今ではボドッグ族すら足を運ばない未踏の土地となっています。

この星には植民者も大勢います。
植民者たちは普通に地上に暮らしています。
当然、町もあります。
首都には巨樹とおなじくらいの高さのビルもあります。
先住民と移住者は大きな摩擦もなく平和裏に共存しています。

主人公である私(喜八)は先住民ボドッグ族の青年です。
部族と惑星そのものの存続をかけたミッションを果たすために、巨樹の森の中心部にあるとされる伝説の神殿へと旅立つことになります。

相棒は金髪をべリショートにした白人女性。
彼女は宇宙連合の職員です。
それと猫たち。
猫どもは冒険の役にはまったく立たないのですけれど、ただついてくるのです。
美女と喜八と猫による冒険の旅が始まります・・・。

この「巨樹の夢」は明らかにアメリカのSF作家フィリップ・ホセ・ファーマーPhilip Jose Farmer)の長編小説『THE STONE GOD AWAKENS』(1970・未訳)の影響を受けています。この小説は20年前に1度読んだだけなので記憶もあやふやなのですが、インターネットの助けを借りて以下にストーリーを紹介します。

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『THE STONE GOD AWAKENS』 フィリップ・ホセ・ファーマー

20世紀の科学者ユリシーズ・シンギング・ベア(Ulysses Singing Bear)は実験中の事故のため石化してしまう。そして2億5千万年後、偶然により蘇(よみがえ)る。石化したユリシーズを「神」として崇めていた猫型人間たちは、彼の復活を目撃し、「生き神」としてさらに崇拝を深めてしまう。ユリシーズは神としての務めをはたすために猫型人間ほか亜人類の部下たちを率いて、巨大な樹を舞台とする冒険の旅にでる・・・。

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ところで喜八版「巨樹の夢」の金髪白人女性はじつは映画『ノイズ(原題:The Astronaut's Wife)』ランド・ラヴィッチ監督(1999)のシャーリーズ・セロンCharlize Theron)にそっくりです。
先日たまたまTVで『ノイズ』をほんの少しだけ観た影響でしょう。
今をときめく女優シャーリーズ・セロンが無料で夢の中に出演してくれているのですね。
こういうところは私の「隠された才能」といっていいかもしれません(笑)。

さて、この巨樹の森の冒険。残念ながら旅立つと途端に目が覚めてしまいました。
とは、お決まりの結末ですが・・・。
この話の続きをまた夢で見たいものだと思っています。

お後がよろしいようで・・・。


関連ページ


投稿者 kihachin : 2006年03月16日 20:50

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トラックバック時刻: 2006年03月19日 21:35

コメント

うん・・ついに喜八さんも小説を????ワクワク
夢・・喜八さん私の心臓を止めないで・・

投稿者 わびすけ : 2006年03月17日 19:02

コメントありがとうございました。 (蛾遊庵徒然草)

 喜八さん今晩は。コメントありがとうございました。ところで
『まさに「その通り」です。
宮崎氏は自分で報復するとかねがね公言しています。
私が知っている限りでは、映画監督の森達也氏とミステリ作家の島田荘司氏も同じことを言っています。
じつは私自身も上記の3氏とほぼ同じ考えです・・・。』
のとおりですか?。
 驚きました。私も相当過激な性質(たち)ですが、一応裁判の結果をみてからにしようと思っています。
 もっともそんな暢気なこと言ってたら激情も冷めるかもしれませんね…実際には難しい問題ですね。
 矢張り、立法で量刑をもう少し国民感情に即し、裁判官の裁量の余地を狭めるほかないのではと考えます。

投稿者 蛾遊庵徒然草 : 2006年03月17日 22:57

わびすけさん、こんにちは~。
毎度、ばかばかしい夢の話を懲りずに書き散らしています。
「こんなこと書いても読んでくれる人はいないだろうな」と思いつつ・・・(汗)

投稿者 喜八 : 2006年03月19日 11:36

蛾遊庵さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

> 驚きました。

まあ、私の場合は「口だけ」というやつです(汗)。
しかも肝心の「妻子」がおりませんので(大汗)。
妄想をたくましくするまえに、愛する女性を見つけなくてはいけませんね・・・。

投稿者 喜八 : 2006年03月19日 11:39