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2006年04月29日

共謀罪2

「こんな法案が通ったら、北朝鮮のようになってしまう。いったい、どんなつもりで、暗黒社会につながる法律をつくろうとしているのか。左右を問わず、あらゆる立場の人の言論は保障されるべきだ」

ジャーナリスト櫻井よしこさんの発言です(「東京新聞」2006年04月28日「こちら特捜部」欄から引用)。
こんな法案」は「共謀罪」を指します。
さすがは桜井さん、共謀罪の危険性を非常に分かりやすく指摘されています。

タカ派」といわれる櫻井よしこさんと「ハト派」の私(喜八)では意見が異なることも少なくないのですが、ずっと以前より「よしこファン」をさせていただいています。

櫻井よしこさんには「おっかない」イメージがあるかもしれません。
でも、実際は「話せば分かる」人だと思っています。
住基ネット個人情報保護法に反対する際、かつて櫻井さんの容貌を酷い表現でけなしたことがある佐高信氏とも、自ら申し出て共闘していますからね。
驚くべき度量の広さです。

櫻井よしこさんは正義感が強いし、喧嘩もめっぽう強いですから、「共謀罪反対」の味方であるのは大変に心強いことです。


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投稿者 kihachin : 08:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月28日

04-22~04-28の運動

先週(2006年04月22日~04月28日)の運動。

22日(土)休養日
23日(日)エアロバイク40分
24日(月)エアロバイク30分、ウォーキング40分
25日(火)エアロバイク30分、ウォーキング40分
26日(水)休養日
27日(木)ウォーキング50分
28日(金)エアロバイク30分、スクワット120回

上記のほか1~2日おきに自宅でチューブトレーニングと自重トレーニングを実施。

28日(金)のスクワットは体重のみで行なっています。
膝関節の上端が股関節の上端より深くなるまでしゃがむ「フルスクワット」です。

投稿者 kihachin : 20:46 | コメント (0) | トラックバック

共謀罪

連休前の多忙にかまけて、ブログ更新をサボっているうちに、とんでもないことになっていますね。

共謀罪」 この天下の悪法、戦前の「治安維持法」の再来といわれるような法律が、今日(04-28)強行採決されそうだというのです。

正直なところ「狂気の沙汰」だと感じます。
こんな法律が制定されてしまったら、我々の「祖国」日本はボロボロにされてしまうでしょう。

共謀罪に関しては以下のブログ記事が参考になります。
マスコミがあまり伝えない、共謀罪の本当の姿がよく分かります。

投稿者 kihachin : 07:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月21日

お知らせ

大変に残念なことですが、幣ブログは「炎上」してしまったので、コメントの受付を停止させていただきます。
ご利用者の皆さまにはご迷惑をおかけします。m(__)m

なお、これまでのコメントはそのまま保存させていただく予定です。

投稿者 kihachin : 20:18 | コメント (0)

04-15~04-21の運動

先週(2006年04月15日~04月21日)の運動。

15日(土)エアロバイク30分、ウォーキング40分
16日(日)ウォーキング50分
17日(月)エアロバイク40分
18日(火)休養日
19日(水)エアロバイク30分、ウォーキング40分
20日(木)エアロバイク30分、ウォーキング40分
21日(金)エアロバイク30分、スクワット120回

上記のほかに自宅で簡単な筋トレ(チューブトレーニング&自重トレ)を1~2日おきに行なっています。
おもに以下のような種目をやっています。

投稿者 kihachin : 20:15 | コメント (0)

2006年04月19日

早起きは三文の徳

寛永通宝 Wikipedia

以前、学生時代からの友人から興味深い話を聞いたことがあります。
彼は税理士です。とある地方都市に暮らしており、地元の中小企業が主なクライアントです。
彼がいうには「経営状態のいい中小企業の社長さんには共通した特徴がある」のだとか。

まず第一に「安い腕時計」。
1000円くらいで買えそうな腕時計を身につけている人が少なくない。
もちろん「全員が全員」という話ではないのですが、一般的傾向として言えるそうです。

第二に「早起き」。
午前4時、5時といった時間に目覚まし時計も使わずに起床してしまう。
そして他にやることもないので(?)、仕事を始める。あるいは仕事関係の勉強をする。
早起きは三文の徳というのはホントだね」と友人は言っていました。

早起きは三文の徳
私(喜八)はここで考えました。
「三文の徳? 三文といったら現在の貨幣価値ではどれくらいになるのだろう?」

そこで思い出したのが落語の「時そば」です。
屋台の蕎麦屋で詐欺を働こうとする男の失敗談。
この演目の中で蕎麦一杯は「十六文」となっています。

いっぽう私が利用している私鉄駅構内にある「立ち食いそば」では「かけそば」が「240円」。
ものすごく乱暴に「十六文」と「240円」を対応させて、「三文」を現在の貨幣価値で計ってみると・・・、「45円」。

早起きは45円の徳
毎日45円だったら、1年間では「45×365」で「16,425円」。
これは少ない金額ではないように思えます(少なくとも私にとっては)。

とはいえ「45円くらいだったらゆっくり寝ていたほうがトクだ」という方も少なくないでしょうね・・・。

投稿者 kihachin : 20:05 | コメント (26) | トラックバック

2006年04月17日

ジャイアンツ快進撃!

プロ野球読売ジャイアンツが快進撃を続けています。
早くも「今シーズンは優勝!」という声さえ聞こえてきました。

とはいえ。私(喜八)はジャイアンツ球団のファンではありません。
原辰徳監督のファンなのです。
ファン歴は長いです。だいたい37年くらいになりますから。

原辰徳さんは小学校の1年先輩にあたります。
歩いて3分ほどの「ご近所さん」でもありました。
当時の原辰徳少年はリトルリーグ野球や学校の運動会で大活躍するスポーツ万能、真冬でも半袖半ズボンの運動着を着た大柄な小学生でした。

ヒーロー的存在であるにもかかわらず、驕(おご)ったり威張ったりするところが微塵もありません。
女子生徒からも男子生徒からも好かれていました。
下級生からは「原さん」ではなくて「原くん」と呼ばれるような少年だったのです。

下級生のあいだでは「原くんはスケベだ」という噂がありました。
つまりは早熟だったということなのでしょう。
小学生のころから女性にはモーレツにもてたようです。
いろいろ逸話がありますが、ここでは書きません(笑)。

そんな原辰徳さんですが、私が中学生となったときは既に隣の市に転校していました。
部活(バスケットボール)の練習試合で、その中学校に遠征したとき、野球部の練習を抜け出した原辰徳少年が古馴染みを訪ねてきました。

と言っても私が直接話したわけではなくて、バスケ部の先輩たちとの会話を脇で聞いていたのです。
なんでも原くんは中学生になってから大きな怪我をしたそうです。
プロ(野球)はもうあきらめたよ」と屈託のない明るい声で言っていました。

その後の原辰徳さんは東海大相模高校、東海大学と学生野球で大活躍し、諦めたはずのプロ野球でも読売ジャイアンツの主軸打者として君臨しました。
ちなみに中学生時代の怪我はプロ入り後にも尾をひいたと聞きます・・・。

小学生のときからスター的存在であった原辰徳さん。
私から見れば「雲の上の人」のような存在でしたから、個人的に親しくした記憶はありません。
何度か言葉を交わしたことがあるくらいですが、一貫して心優しい少年であったという印象があります。

ずっと後のこと、プロ野球界では「一言居士」として有名な駒田徳広さんが「原は若いころからスターだったのに、まわりの人間に気遣いできるヤツなんだ」という意味の発言をしていました。「原くんは大人になっても変わっていないんだなあ」と懐かしい気持ちになりました。

かくなる訳で原辰徳さんが監督である限りジャイアンツを応援します。
今年は優勝だ~!


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投稿者 kihachin : 20:21 | コメント (3) | トラックバック

2006年04月16日

キメラ

さるとらへびの怪物

わびすけさん(女性です)から「さるとらへびの怪物」の画像を送っていただきました。
興味深い写真とお話をありがとうございます。

以下はわびすけさんの文章です。

写真の整理をしていたらこんな物がありました。
顔が猿、体が虎、シツポが蛇・・・一体これはナンなんでしょうかねぇ。
岐阜県の「円空博物館」の庭にありました。
岐阜県関市の観光課に問い合わせたら返事がきました。
ページの下のほうの「さるとらへびの伝説」です。
 「さるとらへびの伝説
キメラ
先日テレビで「骨づい移植」をすると、男性の方でも女性の骨づいを貰うと、女性の血液になったり血液が変わったり、二つの血液を持つ事になったり。
女性の血液は発光しない、男性の血液は発光する。
詳しくは分かりませんが興味を持ちましたので、それを調べるうちに偶然このURLに出会いました(「架空の動物が現実に」-キメラーの部分)。
 「「架空の動物が現実に」-キメラー

(以下ふたたび喜八)
「さるとらへびの怪物」は「キメラ」ですか!
大変に興味深いお話です。
貴重な情報をありがとうございます。

「キメラ」といえばかつての「満洲国」をギリシア神話の怪物キメラ(Chimera)になぞらえた本を読んだことがあります(『キメラ 満洲国の肖像(増補版)』山室信一、中公新書、2004)。同書によると「満洲国」の頭・胴・尾はそれぞれ次のようであったというのです。

著者の山室信一氏がなぜ「満洲国」を怪物にたとえるかというと「万人の万人に対する戦い」という言葉で有名なトマス・ホッブズが国家を旧約聖書に登場する海の怪物リヴァイアサン(Leviathan)にたとえて説明しているのに倣っているのです。

ホッブズによると、この世にはビヒモス(Behemoth、無秩序)という怖い怪物が棲んでいて、放っておくと人間を噛み殺してしまう。このビヒモスから人間を守らせるために、別の怪物リヴァイアサン(国家)が必要だ。つまり国家権力は何をするか分からない怪獣のように恐ろしいものだけれど、そうでないことには無秩序な「万人の万人に対する戦い」状態から国民を守れないという理屈です。

久し振りに中学校の社会科で習ったことを復習してみました(笑)。

このごろは「国家」の存在が以前より強く意識されるようになってきたと感じます。
「キメラ」「リヴァイアサン」どちらでもよいのですが、怪獣をうまく飼い慣らして、平和に暮らしていきたいものですね・・・。

投稿者 kihachin : 15:57 | コメント (10) | トラックバック

2006年04月14日

04-08~04-14の運動

先週(2006年04月08日~04月14日)の運動。

08日(土)休養日
09日(日)エアロバイク40分
10日(月)ウォーキング50分
11日(火)ウォーキング50分
12日(水)エアロバイク40分、スクワット120回
13日(木)エアロバイク40分
14日(金)エアロバイク30分

上記の以外にも自宅で1~2日おきにチューブトレーニングと自重トレーニング(自分の体重を利用する)を実施しています。
おもに以下のような種目をやっています。

セット数は各2~3セット程度です。
セット間の休憩は約1分。
「腕立て伏せ」と「ディップ」はたまに気が向いたとき、やっています。
「腹筋」はチューブを使わない、普通のクランチです。筋最大収縮時に2~3秒動作を止めます。

投稿者 kihachin : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月13日

亀井静香さん

山口二郎北海道大学教授(行政学・政治学)と亀井静香衆議院議員(「国民新党」代表代行)の対談記事が岩波書店発行の月刊誌『世界』2006年05月号に掲載されています。タイトルは「小泉政治への対抗軸をどうつくるか いまこそ一揆を!」。

この対談の中で山口二郎教授が「亀井さんはハト派だという説と、その逆という説とがありますね」と亀井静香さんに問いかけています。以下は亀井さんの回答です。引用文中「」は亀井さんを指します。

 私は「ハトを守るタカだ」と言っているのです。政治のいちばんの目的は、戦争をしないことです。それも日本が戦争しないだけでなくて、この地球上で戦争が起こらないために努力することが国際貢献でしょう。アメリカのように自分たちの民主主義を世界に広めて、言うことを聞く政権をつくることが使命だという、自分勝手なことを考えている国に付き合うのは、国際貢献でも何でもない。

亀井静香氏らしい怜悧な意見です。
また、ご自分の実体験をもとに以下のような発言もされています。

 私は敗戦の時小学校三年生でした。私の姉も原爆投下後に動員で広島市内に入って、白血病で亡くなりました。あんな大量虐殺が二度と起きないようにするのが、政治家の仕事ですよ。ハトだタカだと言っておる場合じゃないと思います。

亀井静香という人には以前から興味を抱いてきました。最初に「あれ?」と思ったのは田原総一朗氏が司会するテレビ番組だったと記憶しています。そのとき初めて「見かけによらず(失礼!)、理知的な人だな」と気づいたのです。亀井氏特有のべらんめえ口調に惑わされなければ、その発言はきわめて論理的であることが分かります。

その後、亀井静香氏が尊敬する人物はチェ・ゲバラ大塩平八郎であることを知りました。じつのところ、この人選は私(喜八)とまったく同じです。小学校6年生のころ、担任の先生から「喜八くんの愛読書はなんでしょうか?」と質問され、ためらいなく『ゲバラ日記』と答えた私です。そして大塩平八郎は日本の歴史でもっとも尊敬する人物です。

亀井静香さんは現在「死刑廃止議員連盟」の会長を務めています。以前、ある「評論家」が「亀井は人気取りのために死刑反対運動をやっている」というようなことを書いていました。はっきり言ってこれは「愚論」だと思います。現在の日本で「死刑廃止」は人気につながりません。話はまったく逆で「悪い奴はどんどん死刑にせよ!」と放言したほうが政治家としてはずっと「トク」でしょう。

長良川河口堰建設に対して断固たる反対運動を展開した天野礼子さんが亀井静香建設大臣(当時)を「こいつは(失礼)、男だ」と評した文章があります。『ダムと日本』天野礼子、岩波新書(2001)の138ページ。天野礼子さんによると「かつて、建設大臣で、ダムに反対するNGOに面会した人はいない」そうです。亀井静香大臣以外には。

とはいえ、ここで私(喜八)は「亀井静香は聖人君子である」などと主張しているわけではありません。亀井氏がとかく「噂」のある人物であることも承知しています。さまざまな噂はどこまで本当なのか分かりませんが、フリージャーナリスト山岡俊介さんによる以下のような記事などは、亀井陣営の「ある一面」を示しているようです。

亀井静香議員は大変に実務能力が高く理知的な保守政治家です。小泉純一郎氏と亀井氏を比べれば、政治家としての総合点は「一ケタ違う」のではないでしょうか。もちろん亀井さんのほうがずっと上です。また、亀井静香は「話せば分かる人」、小泉首相は「話しても分からない人」だと私は見ています。

国民の側からすれば、こういう「使える政治家」はとことん利用し尽くしてしまったほうが「トク」でしょう、とソロバンをはじいているのです。たとえば、昨年(2005)秋の衆議院選挙で亀井候補が堀江貴文候補に負けていたなら、2006年01月のいわゆる「ライブドア・ショック」はなかったかもしれません。亀井氏の馬力が日本の政治経済史を変えたのです。そんな亀井議員にはまだまだ働いてもらいたいと思っています。

蛇足ながら付け加えておきますと、私は亀井静香氏とは何らの利害関係もありませんし、面識もありません。


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投稿者 kihachin : 20:17 | コメント (21) | トラックバック

2006年04月10日

『カネに勝て!』

『カネに勝て!』青木雄二・宮崎学

 下流でええやないか。自分を下流だと思えば戦える。少なくとも、鬱陶しい均質社会から半身は抜け出せるはずや。そして、好き勝手に生きる。生き方など考えず、ただ生きる。
「こう生きなければならないなどと、誰が決めたんや。ほっとけや、俺は俺で勝手に生きていく。そうすることで落ちるところまで落ちても、かまわん。どこまで落ちても、俺は俺や。自分のことは自分で救う。もう国も会社も頼らん」

カネに勝て!』共著者のひとり故・青木雄二さんの言葉です。青木さんは本書が出版される1年近く前の2003年09月05日に肺ガンのため死去されました。『カネに勝て!』製作時はすでに病魔が青木さんの身体を蝕んでいたのです。そのため「生き方など考えず、ただ生きる」という言葉には非常な重みがあります。

現在の日本は「アメリカ流のイケイケの弱肉強食の資本主義」社会に移行中である。

これが青木雄二さんと宮崎学さんの2人に共通する認識です。青木さんの言葉を借りれば「弱い奴は食うだけ食うたれ!」という身も蓋もない社会が実現しつつあります。この変化に気づかず従来のような「中流幻想」に浸っている者はトコトン泣きをみる可能性があります。

このごろは「リストラ」という言葉を聞かない日がありません。この「リストラ」も景気が悪いからという理由だけで行なわれているわけではありません。日本の社会を本来の資本主義に適(かな)ったものに変化させようという強い意思が働いているのです。資本主義の「本家」アメリカ合州国がそれを望んでいる。だから今後景気が回復しても「リストラ」がやむ可能性はまずありません。

若年層に「フリーター」が増加しているのも同じ理由からきています。人件費をできるだけ安く上げようという「資本の論理」によって、日本社会が改造されていることからくる当然の帰結です。「フリーター」増加の原因を若者たちの「やる気のなさ」や「甘え」にのみに求めるのはいささか(相当?)ピントはずれだと私(喜八)は思います。

日本が「新自由主義」的な社会へと変貌しつつあるのは間違いありません。新自由主義とは「原理主義的な資本主義」、「荒々しい資本主義」です。「適者生存」、「優勝劣敗」。市場の勝者(カネ持ち)は優れた者であり生き延びるべき者。敗者(ビンボー人)は劣った滅びるべき存在。ダーウィンの進化論をそのまま人間社会に当てはめたような「社会ダーウィニズム」と表裏一体なのが新自由主義です。

これに比べて戦後日本の資本主義は曖昧な部分をもった資本主義でした。東洋風に味付けされた「社会民主主義的資本主義」であったとでもいえばよいでしょうか。これには「明確なルールがない」「身内に甘い」などの欠点も数多くあったのですが、結果として社会の各構成員には優しい資本主義となっていました。

けれども「親方」であるアメリカに「お前らもホンモノの資本主義にせい!」と命じられた。そのためアメリカに忠勤を励む小泉・竹中政権はせっせと日本を改造しています。これこそが現在進められている「構造改革」の本当の意味なのです。

このように過酷な新自由主義社会をどのようにして生き残っていけばいいのか? せちがらくなる一方の世間をいかにして渡ってゆくか? サバイバル術を分かりやすく解説したのが『カネに勝て!』です。「経済学なんてややこしくて分からない」という方でも、次のような青木雄二氏の発言は飲み込みやすいでしょう。

ボヤボヤしていたら、強者によって骨までしゃぶられる新自由主義社会で、今後は誰もが生き残りをかけて戦わなければならなくなるでしょう。そんな神も仏もないような社会で「カネに跪かず、人間が人間の主人として人間らしく生きていく」ための、きわめて実用的なアドバイスに満ちた一冊が『カネに勝て!』だと私(喜八)は思います。

(『カネに勝て!』青木雄二・宮崎学、南風社、2004)


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投稿者 kihachin : 20:13 | コメント (10) | トラックバック

2006年04月08日

朝帰り

先日、雑踏を歩いていたときのことです。向こうから顔に見覚えがある若い女性が歩いてきました。彼女も私(喜八)を知っているらしく、目と目が合ったので、「こんにちは」とお互いに挨拶を交わしながら擦れ違いました。女性は夫らしい男性と幼い子供との3人連れでした。

擦れ違った直後、誰だったかを思い出しました。以前、暮らしていた街の「ご近所さん」でした。直接会話を交わしたことはなかったのですが、たびたび顔を合わす機会はあったのです。それもちょっと風変わりな状況で。

当時もいまも私は朝が早く、だいたい午前4時半くらいに自然と目が覚めます。そして頭をしゃっきりさせるために軽い散歩をします。散歩ついでに近所に棲息する野良猫たちにエサをやる。これは10年以上続けている習慣です。

早朝の路上というのは新聞配達の人ばかりでなく、意外に人通りがあります。ウォーキングに励む人、犬を散歩させる人。「朝帰り」の人たちともよく顔を合わせます。街中で擦れ違った女性とは、彼女が朝帰りした際、たびたび顔を合わせ「おはようございます」と挨拶を交わした仲(?)だったのです。

彼女は毎回同じクルマで送ってもらっていたようです。もちろん、運転者は同じ男性だったのでしょう。その男性と彼女の現在の夫は同じ人物であるように私は記憶しています。ただし、これは「そうであったらいいな」という心理からくる記憶の錯誤かもしれません。

ところで、その界隈で朝帰りする女性は彼女だけではありませんでした。別の少女(当時高校生)が朝帰りして、自分の部屋の窓から忍び込む現場に何度か出くわしました。目と目が合ったら「へへへ」と笑って挨拶してきたこともありました。彼女もその数年後に結婚したようです。

また別の若い女性が酔っ払ってゴミ集積所に倒れていたこともあります。そのままにしておくのは危険過ぎるので、彼女の家の前まで連れて行きました。かなり酷い酔い方でしたから、本人もこの「事件」は覚えていないかもしれません。

これまた別の30代後半既婚女性が10歳以上年下に見える男性にクルマで送ってきてもらい親密にしていたのを目撃したこともあります。彼女はもともと綺麗な人でしたが、そのときは普段よりずっと活き活きしているように見えました。

私は「口が堅い」というよりは「他人のすることに無関心」な人間ですから、彼女たちの「朝帰り」についてこれまで誰にも話したことはありません。文字通り「一切」です。私自身の家族に話すということもありませんでした。

すべては一昔以上前の話ですし、いまとなっては彼女たちが「誰か」を特定することもできないでしょう(あえて個人を特定できないような配慮もしています)。ずっと以前、早朝に何度か顔を合わせた同士が、雑踏で擦れ違って再び挨拶を交わす。それをきっかけとして蘇ったささやかな記憶をここに記しておくこととしました。

投稿者 kihachin : 19:41 | コメント (4) | トラックバック

2006年04月07日

04-01~04-07の運動

先週(2006年04月01日~04月07日)の運動。

01日(土)エアロバイク30分、ウォーキング40分
02日(日)テニス60分
03日(月)エアロバイク30分、ウォーキング40分
04日(火)エアロバイク40分
05日(水)ウォーキング60分
06日(木)エアロバイク40分、スクワット120回
07日(金)エアロバイク40分

上記のほかにゴムチューブを使った筋力トレーニングを1~2日おきに実施しています。
チューブトレーニングに関しては以下のページを参照ください。

ところで本館の筋トレサイトで「一番好きな運動種目」に関するアンケートを行なっています。
ご興味がありましたら、回答をお願いします~。

投稿者 kihachin : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月06日

在上海総領事館電信官自殺事件

2006年03月31日の読売新聞1面に「中国側、機密執拗に要求…自殺上海領事館員の遺書入手」という記事がありました。私(喜八)がざっと見たところでは、同日の他紙はこの件を報道していないようです。読売の「スクープ」ということでしょうか。

この「在上海総領事館電信官自殺事件」は、日本領事館勤務の男性(当時46歳)が「女性問題」を理由に中国公安当局から情報提供を強要され、2004年05月06日、自ら命を絶った事件です。亡くなった男性のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご家族・近親者の皆様には衷心よりお悔やみ申し上げます。

この事件に関しては佐藤優さん(起訴休職外務事務官)が『産経新聞』・『SAPIO』・『世界』・『正論』・『週刊金曜日』・『直言』などの新聞・雑誌・ウェブマガジンで精力的に発言されてきました。佐藤氏の主張をもとに一連のできごとの持つ意味を考察してみます。

電信官男性が自ら命を絶ったのは、先に書いたように「2004年05月06日」です。しかし、この事件が公(おおやけ)になったのは、それから1年半以上も経ってからでした。2005年12月27日発売の『週刊文春』のスクープ記事により、初めて明るみにでたのです。

外務省はそれまで事件を公表せず、小泉純一郎首相および福田康夫官房長官(当時)に報告もせず、川口順子外相(当時)の後任となる町村信孝前外相、そして麻生太郎現外相に引継ぎすら行なっていなかったというのです。さらには外務省内部に厳重な緘口令を敷き、事件を隠蔽しようとした形跡があることが佐藤氏により指摘されています。

『週刊文春』の記事が公表された翌日(12月28日)に行なわれた鹿取克章外務報道官による会見(「報道官会見記録(2005-12-28)」)では、「在上海総領事館の館員が平成16年5月6日に自殺したことは事実」と認め、「事件発生直後から今日に至るまで、私どもは中国側に対して事実関係の究明と抗議を申し入れてい」ると発表されました。けれども同時に「この案件については引き続き中国側の回答を待っていたい」という発言もあります。

事件が発生してから1年半以上過ぎた時点での「引き続き中国側の回答を待っていたい」発言には「あまりに悠長な・・・」という印象は否めません。佐藤優氏によると、この日本側の「寝言」のような対応が、中国側に「つけ込む隙」をあたえ、「遺書が改竄(かいざん)されている」「捏造された内容が付け加えられている」というような情報操作を許しているというのです。

佐藤優氏は「本件について、われわれ日本人は本気で怒るべきだ。感情的にならず中国政府に非を認めさせ、謝罪させる戦術を組み立てることだ」「毅然(きぜん)たる対応を日本政府が取り、中国に今後、インテリジェンスの国際基準を順守することが中国の国益に合致することを認識させる。これこそが真の日中友好外交だ」と述べています(産経新聞、2006-01-12)。佐藤氏の意見に私(喜八)も完全に同意します。

ところで、当エントリー冒頭で触れた読売新聞の記事「中国側、機密執拗に要求…自殺上海領事館員の遺書入手」に関しても不思議があります。もともと外務省は故人のプライバシー保護等を理由に、遺書の公表を拒否してきたからです。

館員は遺書を残しており、その写しが外務省に存在するが、遺書の内容等の詳細については、諜報活動及びその対応措置や館員のプライバシーにかかわるものであり、また、御遺族の意向もあり、明らかにすることは差し控えたい。

上記引用文は鈴木宗男衆議院議員が2006年01月20日に提出した「在上海総領事館員自殺事件に関する質問主意書」の6番目の質問「自殺した総領事館員は遺書を残していたか。残していたとするならば、それは何通存在するか。(~以下省略~)」への外務省側の回答です。けれども、その遺書の内容が読売新聞により公表された。これは正式な発表によるものではないのでしょう。正式発表であれば他紙でも報道されるはずですから。

鈴木宗男議員は2006年03月31日の「ムネオ日記」に次のように書いています。

総領事宛ての遺書だが、この遺書を知る人は限られている。外務省関係者しか知りうる立場にない。一体誰が何の目的で亡くなった人のプライバシーを考えず表に出したのか、はらわたの煮えくり返る思いだ。私の質問主意書には遺書の存在は認めながら、ご遺族の意向、プライバシーに関わることなので公には出来ないと答えてきた答弁書は何だったのか。

今年の01月31日に国会答弁で「明らかにすることは差し控えたい」とされた遺書が、2ヵ月後03月31日の読売新聞で公開される。おそらく正式発表ではなく「リーク」によって。「このことのもつ意味は何だろう?」と考え込んでしまいます。ムネオ氏とおなじく「一体誰が何の目的で」と。あるいは「この遺書はホンモノなのだろうか」と・・・。

前述の佐藤優さんは雑誌『週刊金曜日』2006年02月17日号で以下のような見解を表明しています(引用文中「筆者」は佐藤優氏を指します)。

政治家の弱点を握ることに利益を見いだす外務官僚がいる。そのような外務官僚にとって、日本の政治家のスキャンダルを教えてくれる中国公安は「お友だち」なのである。外務官僚と中国公安との「協力関係」が外務省が中国に対して毅然(きぜん)たる態度をとれない一要因だと筆者は見ている。

かつて田中眞紀子さんが指摘したように外務省は正真正銘の「伏魔殿」なのでしょうか?


「関連ページ」

投稿者 kihachin : 20:16 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月03日

長誓寺のしだれ桜

愛知県一宮市長誓寺1

わびすけさん(注:女性です)から「しだれ桜」の画像を送っていただきました。
ありがとうございます!
当ブログは殺風景で風流心に欠けるようです(汗)。
ですから、わびすけさんに花の写真を送っていただくのは、大変に有難いのです。

以下はわびすけさんの文章です。

喜八さんこんにちはー。
今日(03-31)で3回目、同じ所に友達を案内して来ました。
一度目や2度目は綺麗でしたが今日は少し散り気味のしだれ桜でした。
暇人なので案内役を頼まれました。
一枚は寺門の外からの写真、これもしだれ桜。
下の方に薄くピンクが見えるのが200年と言われているしだれ桜。
もう一枚が寺の中、絵を書いて見える方がありました。
愛知県一宮市の長誓寺のしだれ桜です。
こちらもソメイヨシノがソロソロ開花が始まっていますが、昨日の雪で少し持ちが良くなるでしょう。

(以下ふたたび喜八)
といえば花見
花見といえば酒(だんご?)。
さらには、ドンチャン騒ぎ、最近ではカラオケ、というのが「定跡」なのかもしれませんね。

私(喜八)もこれまで「花の宴」を数多く体験してきましたが、よくよく思い返してみると、「あれは楽しかった」という花見はそれほど多くはないようです。

楽しかった花見のひとつ。ずっと以前、沖縄民謡の先生たちと一緒に「島酒(しまざけ)」を飲みながら花見を楽しんだことがありました。民謡の先生が三線(さんしん、蛇皮線)を奏で、皆で沖縄民謡を歌ったのです。あのときは慣れぬ島酒(焼酎)に酔ってしまって、フラフラになった私でした。ほかにもツブレた人が何人もいました・・・。

当時は私もまだ若くて乱暴でしたから、空手家の友人と殴り合いながら、酒を飲んだりしていました。もちろん、本気で喧嘩をしているわけではなくて、お互いの拳をぶつけ合ったり、腹を殴ったり、板を割ったりして、じゃれているわけです(痛い楽しみ方です)。

最近ではそんな酒の飲み方をする元気もすでになく、花見も風流路線です。

聞くところによると江戸時代、上野の東叡山寛永寺の境内(現在の上野公園)の花見では酔っ払って騒ぐことや鳴り物(楽器)が禁止されていたそうです。徳川将軍家の菩提寺ですから、花見も品がよかったのかもしれません。それで、女性や子供連れの人たちは寛永寺の花見を好んだのだとか。

このごろは私も静かな花見に心惹かれるようになってきました。


関連ページ

愛知県一宮市長誓寺2

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2006年04月01日

『マチルダは小さな大天才』

『マチルダは小さな大天才』ロアルド・ダール

ストーリー》『マチルダは小さな大天才』の主人公マチルダは、3歳になる前に自然に字を覚えてしまい、4歳にしてディケンズヘミングウェイなど大人向けの小説をすらすら読めてしまうような少女です。数学の才能にも恵まれ、さらにはある特殊な能力も発揮します。

けれどもマチルダの両親ワームウッド夫妻は娘のマチルダを「かさぶたかなにかぐらいにしか思ってい」ませんでした。それどころか「どうしようもないワル」「正真正銘の悪ガキ」と見なしていたのです。

ワームウッド夫妻はマチルダに対して心ない仕打ちを続けます。でも、マチルダも普通の子供のように黙って耐えているわけではありません。5歳になるかならずで敢然と反撃を開始するのです。飛びぬけて優秀な頭脳だけを頼りにして。

かつてナポレオンが言ったように、攻撃されたときには、反撃することだ。それがただひとつの思慮深いやり方だ(The only sensible thing to do when you are attacked is, as Napoleon once said, to counter-attack.)。

クランチェム・ホール小学校に入学したマチルダは担任教師のミス・ジェニファー・ハニーと運命的な出会いを果たします。ミス・ハニーはマチルダのことを完全に理解してくれる初めての大人、心優しい女性でした。

ところが小学校にはマチルダとミス・ハニーにとって共通の敵がいました。女校長ミス・トランチブル。「エキセントリックで血に飢えたスタッグハウンド(大型猟犬)の仲間のように見える」「図体のでかいいばり屋、すさまじい暴君的モンスター」です。

両親よりはるかに手ごわい大敵トランチブルとマチルダの戦いの火蓋が切って落とされます・・・。

感想》本書『マチルダは小さな大天才』はロアルド・ダール(1916-1990)作 "Matilda"(1988)の全訳です。『ハリー・ポッター』が出現するまでは、イギリスでもっとも「売れた」児童文学作品でした。

2005年に公開されて話題となった映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者もロアルド・ダールです(原作本のタイトルは『チョコレート工場の秘密』)。ただし、ダールは児童文学専門作家というわけではなくて、大人向けの『あなたに似た人』『キス・キス』など「奇妙な味」の短編作者として名を知られてもいます。

ところで本書の中で作者ダールは、登場人物の口を借りて、ささやかな児童文学論を展開しています。やはり近年映画化され話題になった『ナルニア国物語』原作者C・S・ルイスや、『ロード・オブ・ザ・リング』のJ・R・R・トールキンが批評の対象となっています。

以下に当該部分を引用します。問いかけているのがミス・ハニー、答えているのがマチルダです。

「おもしろかったのは、どんな本?」
「『ライオンと魔女』がおもしろかったです。わたし、ミスター・C・S・ルイスはとてもよい作家だと思います。でも欠点もあります。物語にこっけいみがないんです」
「ほんとにそうよね」
「ミスター・トールキンにも、あまりこっけいなところがありません」
「あなたは、子どもの本はみんな、こっけいなところがなければいけないと思うの?」
「そう思います。子どもって、大人(おとな)ほどまじめじゃないんです。笑うのが好きなんです」

「ルイス、トールキン、なにするものぞ!」というロアルド・ダールの気概が強く表れているようで、興味深いと感じました。

(『マチルダは小さな大天才』ロアルド・ダール、評論社、2005)

投稿者 kihachin : 21:14 | コメント (2) | トラックバック

四月馬鹿

ブッシュ・ジュニア大統領閣下

当ブログはブッシュ・ジュニア大統領閣下を讃えるためのブログに生まれ変わりました。
ブッシュ・ジュニア大統領閣下、万歳!
世界に平和を! \(^o^)/

エイプリル・フール!

スミマセン、「April fool」です。
上の記事は全部デタラメです。
第43代アメリカ合州国大統領ジョージ・W・ブッシュ氏のことは「最低の政治家」だと私(喜八)は思っています。

投稿者 kihachin : 05:31 | コメント (7) | トラックバック