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2006年10月30日

消極的自民支持の方々へ

『奪われる日本』関岡英之

謎の憂国者「r」さんからのメッセージを全文掲載します。

********************************************

★引用開始★

序文

この手紙(文章)は「消極的自民支持者」である一部の「憂国系右派」の方への訴えであります。

あなた方の言う事には一部を除き、ある程度は同意できます。
が、「しかたなく与党に入れている。」こう仰る方々が消極的自民支持者に多数いらっしゃいます。
これはイカンですよ。
今の自民はアメリカへ貢ぐ「売国奴政党」ですよ。
それに仕方なくとはいえ投票するのは「売国奴」に加担することにはなりませんか?
入れる政党がないんだから仕方がない!」と仰るかも知れませんが、悲観的ではないですか?
そういった消極的自民支持者の方々にお話させていただきます。

本文

消極的自民支持者の皆さん、こんにちは。

私は右派の意見にも左派の意見にも共鳴できる部分があると思っています。
特に小泉政権発足後は頓にそうです。
私はどちらかと言えば右派寄り(保守的)だと思っているのですが、右派の人々、左派の人々双方に「あなたは左派だ。」とか「右派だ。」とかいろいろ言われます。(笑)
そして反日ブログ監視所の方々からは「反日売国奴」認定を受けたようです。(笑)

で、何が言いたいかといいますと、冷戦終結と同時に「イデオロギー」の時代は終わったと思っているのです。
専門的に勉強しているわけではないのですが、今の時代は「現実という名の虚構」と「まともな思考」との戦いだと思っているのです。(表現が抽象的で申し訳ございません。)

前者の虚構ですが、米国の政経状況は「軍産複合体主導の戦争経済」言わば「公共事業が軍需産業」であり、グローバルスタンダードという名の「新自由主義経済」を中国を除くアジア、南米に強要してその富を吸い上げ、前述の公共事業としての軍需産業にばら撒き米国国内経済を循環させる、所謂他国からの「吸い上げ」「搾取」といった「現代版植民地統治」が米国の実態だと私は思うのです。

80年代バブルの利益は何処へ行ったか?
その大半はアメリカに流れた、と私は思っています。
そして現在。
森政権の日経平均株価は確か15000円前後だと思いましたが、小泉政権発足後には7000円前後まで下落し、今は15000円前後に回復しましたよね?
でもその内容を調べると、外資(特に米国資本)が平均株価を押し上げているのです。
要するに以前は日本国内の企業(金融機関含む)が株をもっていたのが今は米国資本がそれを担っている。
で、何が問題かと言うと、

今、日本は景気が回復して戦後最長の好景気だとかマスゴミはほざいています。
でも一般国民には実感がない。

それは何故か?

これに答える前にちょっと前に「村上ファンド」や「ホリエモン」が世間を賑わせましたね。
あの時マスゴミが盛んに騒いでいたのは「会社は誰のものか?」
法的には「会社は株主の物」なのですが、日本文化には本音と建前が混在した慣習的なものが存在していまして、その辺が「いい意味」で曖昧になっていました。
そしてそれらが「慣習法」的なものとして漠然と存在していました。
 
※慣習法的なものが日本古来のものか、と言うと、不思議とアメリカを除く諸国家にも存在するんですよね。英国など欧州国家にもユーラシアにも…

閑話休題

(読みにくく、そして理解しにくい文章ですみません。ぶっつけ本番で書いていますので論点整理していません。)

ちょっと前まで日本の株式会社は株主に対して「無配当」が当たり前でした。
バブル全盛期の時でも法人税を払っていない企業が大多数を占めていましたからね。
要するに「赤字」を演出していた。
国家の政策で、企業に過剰資金をプールさせずに、福利厚生施設の建設やら何やらで金を使わせていたわけです。
江戸時代の参勤交代の現代版ですね。
私たちが歴史教科書でならった参勤交代制度発足の理由は「諸藩の経済力を疲弊させることによって、藩の力を落とすことによって、幕府に反抗させない為」でしたが、確かにその側面はありましたが、江戸時代の国道たる街道の経済は参勤交代に伴う金のばら撒き、要するに経済活動ですね。
これによって雇用も潤い、地方経済が活発化した。
1635年当時の幕府官僚は間違いなくこの経済効果を勘案していた筈です。

そういったわけで日本政府は企業の金を国家と企業、双方の納得済みでばら撒かせたわけです。
富の再分配が正常に機能した。

だから日本の高度経済成長が成されたわけです。
ですから、昔の自民党は必ずしも悪党ではなかったわけです。
ちょっと褒めますが、「清濁併せ呑める正当な悪党」が昔の自民党だったのでしょうね。

で、話は今現在に戻します。
マスゴミは村上・堀江両氏の話題で盛り上がらせ、株主配当を過剰なまで主張しましたね。

で、何が言いたいかと申しますと、今現在企業が上げた利益は何処に行くのか?
ここが肝心です。

「株主たる米国資本に利益が吸い上げられる!」

要するに日本国内において循環しないのです。

だから庶民は景気回復を実感できない。

・全国紙とその配下のテレビキー局
・巨大広告代理店
・特殊な外国系カルト教団
・特殊な国内カルト教団
・現在の自民党

(金持ちたる財界の方々はそういった訳で累進課税と所得番付を否定し、自己財産の保全を考えるわけですね。)

これらの連携によって日本の富がアメリカに吸い上げられる環境が完成されつつあるのですよ。

前述の彼らは「もう日本に明日はない」って事がわかっているわけです。
だから、今のうちに自分たちの利益を確保しようとしている、と私は思うわけです。

これでもまだ「自民党がマシ」と言えるでしょうか?

消極的自民支持者の多くの方々が仰るには、

日本の全政党の「対露売国」「対中売国」「対韓売国」「対朝売国」そして「対米売国」が日本国内に罷り通っている、とお考えのようです。

私「r」はそのお考えに同意します!

それらの政党の一つが「自民党」ですよ。
自民党、それも小泉安倍の出身派閥「旧森派」は「対米売国史観」ですね。
対米売国の弊害は余りにも「巨大」だとは思いませんか?
郵政民営化もその巨大な売国政策の一環ですね。
既にお読みとは存じますが、関岡英之氏の『拒否できない日本』文春新書(2004)、『奪われる日本』講談社現代新書(2006)を熟読すればそのカラクリが熟知できます。
関岡氏は男系天皇論者であり保守的な人物です。
私「r」の考えと非常に近い方です。
私も男系天皇論者ですよ。南北朝時代はちょっと怪しかったですが、少なくとも雄略天皇以降ずっと続いている世界最古の家系とも言える「王族(皇族)」ですからね。
権威と権力の分離が絶対だと思っている私としては絶対に残すべき制度だと思っています。

で、自民党の売国を取り上げましたが押しなべて他党も売国をやってるでしょうね。
(とある宗教政党も自民の売国に加担していますね。)

で、ここで考えてください。
野党の売国の弊害がどれだけのものか?
自民党と違い、実権がないだけ経済的にも政治的にも損失が少ないと思いませんか?

ここで靖国の問題が浮かび上がりますが、私は「首相の靖国参拝」は大反対です。
その理由ですが…

日本国憲法に「政教分離」があるからです。

ただそれだけです。
靖国神社は「神様」を祀っているわけです。
目に見えないもの、その存在を肯定することも否定することも出来ない神学論争的存在。

要するに宗教の一つだからです。

私「r」は政教分離は徹底させるべきだと思っていますので、すべての国家公務員(特別職含む)は無宗教であるべきだと思っています。
但し、絶対に宗教的排他主義に陥ってはならない、といった前提があります。
神仏にはそれなりに敬意を払うことって意味ですね。
これは信仰とは違うと思っています。

私はまだ靖国に行ったことがないのですが、機会があれば行ってみたいと思っています。
神社に対して畏敬の念がありますからね。

宗教とは小泉前総理が仰るように「心の問題」なのです。
だから、「政治利用」は決してしてはならないのです。
だから、政教分離であるわけです。
小泉前総理も野党も、そしてマスゴミも靖国を政治利用してきたわけですね。

だからこそ政教分離の徹底が必要なわけですね。
補足ですが、宗教団体の政治活動も禁止すべきだと思っていますよ。
だってそうじゃないですか。
「心の問題」をそのレゾンデートルにしている組織が政治を行うと、軋轢を生むし良いことがないですからね。
宗教は共存共栄すべきだと思っていますので他宗を否定するような状況を作らないためにも宗教団体の政治活動は規制ではなく禁止すべきだと思っています。

さて…

自民党を否定しました。
宗教政党も事実上否定しました。

で、何処の政党がいいのか?

私としては全野党が細部の矛盾を止揚して結束すべきだと思っています。

・国民新党から共産党に至るまでの結束。
・掲げる政策は「新自由主義の否定

これだけです。

昔から自民党自体、左派から右派カルトまで混在していたのですから、それらの矛盾より
国民新党から共産党までの違いは小さいでしょう。
特に地方自治に関してはそうでしょう。

でも、全野党が止揚して結束したら困る連中がいるんですよね。

「アメリカ」とそれでメシ食ってる売国奴連中なんですよね。

だからマスゴミ使って野党を分断しようとするのですね。

(その件に関する私の文章はここにありますからお暇ならお読みください。)

それから、仮に全野党が結束して自民党を政権から引き摺り下ろして政権を獲ったらどうするか?

野党連合政府が、売国を始めたらそれはそれで私は批判非難しますよ。

だってそうじゃないですか。

私は日本人であり日本国民なんですから。
何で他所様の国に売国しなきゃいけないんですか。
そして何でそれを容認できるのですか。

そういうわけです。

消極的自民支持者の皆さん、読みづらい文章スミマセン。

★引用終了★



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投稿者 kihachin : 2006年10月30日 17:08

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