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2007年02月20日

小沢一郎の「小泉」批判

『剛腕維新』小沢一郎

小沢一郎著『剛腕維新』から、小泉純一郎批判、「小泉政治」批判を抜き出してみました。
小沢一郎という人が小泉前首相を心の底から軽蔑していることがよく分かります。
私(喜八)も「小泉および小泉政治」に関しては小沢氏と意見がほぼ一致します。

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これほどいい加減で、国民を欺く政権を僕は見たことがない。(65頁)

まさに、でたらめな政治家の極みなのだ。(83頁)

モラルハザードの最前線(89頁)

小泉内閣は何の理念も原則もなく、また国民に筋道の通った説明をすることもなく、ひたすらに米国の要請に応えるためだけに自衛隊をイラクに派遣した。(99頁)

まともな精神状態の持ち主ではない(113頁)

ともかく、首相は内閣支持率を上げて、自らの権力基盤を強化するためなら、うそとごまかしを塗り重ねて、北朝鮮による拉致事件でも、日米同盟でも、自衛隊でも平気で利用する。道路公団改革も財政改革もうそばかり。まさに、「自分さえ良ければ」という政治姿勢なのだ。(119頁)

中国原潜の領海侵犯事件にしても、東シナ海での天然ガス採掘問題にしても、尖閣問題にしても、小泉自民党率いる日本政府はひたすら官僚的な事なかれ主義を貫いた。自国の主張を明確に伝えることなく、原潜が領海を出た後に海上警備行動を発令するなど、小手先の対応で中国側を刺激しないよう、ご機嫌を取ってきた。(179頁)

小泉政治には明確な政治理念や哲学はない。その時々で「これは支持率を上げるパフォーマンスにいい」といった感覚で手をつけるだけだから、うまくいかなくなると放り出してしまう。(187頁)

小泉改革とは未来の国民生活を深く考えて提示されたものではなく、単に「民営化すればいい」という発想から生まれている。そして、少しでも改革に疑問や批判を投げかける者には「敵」「悪」とのレッテルを貼り、自らを「正義の味方」のようにショーアップしていく。冷静に法案の中身を論じることを嫌い、すべてを「敵か味方か」の次元で判断し、混乱を大きくしている。(199頁)

小泉政治とは「改革」という名の下で、徹底した弱肉強食の世の中を作ろうとしている。まさに冷酷非常な心の持ち主。人間として温かい心がないのが、最大の問題点といえる。(201頁)

小泉政権の四年半を振り返ってほしい。介護保険料引き上げを筆頭にして、厚生年金・共済年金保険料の引き上げ、雇用保険料の引き上げ、老人医療費の改悪、サラリーマンの医療費三割負担、発泡酒・ワイン増税、たばこ税増税、所得税配偶者特別控除の廃止など、国民、特に社会的弱者の負担を増やすものばかり。(221頁)

郵政解散・総選挙でも分かるように、首相は権力闘争には敏感で、権力維持のためなら何でもするが、それ以外には極めて無関心。国民への思いやりや使命感、責任感といったものはまるで感じられない。僕はこれを「心がない」と言っているが、北朝鮮による拉致被害者家族への冷酷な態度にもよく現れている。(253頁)


(『(剛腕維新』小沢一郎、角川学芸出版、2006)


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投稿者 kihachin : 2007年02月20日 20:00

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