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2007年03月09日

「M」の思い出

」は某有名ハンバーガー店の頭文字です。
※ただし「モスバーガー」ではありません

「十年ひと昔」とすると、もう三つくらい昔のこと。
関東地方のある駅前商店街に「」というハンバーガー屋がありました。
近辺には唯一のハンバーガー・ショップということもあり、大変に賑わっておりました。
当時は紅顔の美青年であった(ウソ)私(喜八)もよく行ったのです。

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ところが「A」の繁栄はもろくも崩れ去りました。
世界的に有名なハンバーガー・チェーン「M」が「黒船」のごとく襲来したためです。
なんと! 「M」が店を出したのは「A」の文字通り「隣り」でした。
さらにはバーガーもポテトも飲み物も「A」より少しずつ安かった!

2軒のハンバーガー店が両立した時期は2ヵ月ほどだったでしょうか。
「A」も「M」に対抗して全メニューを値下げして頑張ったのですが、それでも客は減る一方。
これまで「A」を愛用していた者たちも雪崩のごとくに「M」に鞍替えしてゆく。
満員の「M」、がらがらの「A」という対比が強烈でした。

私自身は「A」が撤退するまで贔屓にし続けましたよ。
新しい店ができたからといって、従来の店を簡単に見捨てたりはしない! という義侠心(笑)。
空いてていいなあ」なんて言いながら、友人を無理に(?)誘って「A」に通いました。
ただし「A」が撤退してからは「M」にも行くようになりましたから、それほど節操はありません。

既存店のすぐ隣りに出店し、資本力にあかせて「敵」を駆逐する。
「なんて露骨なやり方なんだ!」と、まだ世間知らずであった私も驚き呆れ果てた戦法。
これは「M」特有のやり方なのでしょうか?
それともアメリカ式のビジネスとは、すべからく「こんなもの」なのか?
彼らには「共存共栄」という発想はないのか?
いまだによくは分かりません。

最近、日本では「ラーメンの街」「ギョウザの街」をセールスポイントにした「町おこし」が盛んなようですね。
ある地方都市にはラーメン(ギョウザ)店がなぜかたくさん存在する。
それを街の特色として売り出そうというのです。
こちらは明らかに「共存共栄」戦略です。
別のラーメン(ギョウザ)店を殲滅してやろうなんて角逐を繰り返していたら、「ラーメンの街」「ギョウザの街」が形成されることもありません。

既存店のすぐ隣りに出店して「敵」を駆逐するビジネス・スタイル。
お互い「共存共栄」でやって行こうというビジネス・スタイル。
どちらが、日本人を幸せにするのか?
「M」のような酷薄で獰猛なやり方は日本にあっているのだろうか?
この辺はよくよく考えてみる必要がありそうです。

(閑話休題)ふと思い出せば、かの竹中平蔵さんも「M」には縁の深い方でしたね(笑)。

ところで、先日ひさしぶりに「M」の「白身魚バーガー」を食べる機会がありました。
若いころと違ってファストフードとはご無沙汰続きの昨今、「M」製品を口にするのは十年振りくらいになるかもしれません。
一口齧《かじ》ると・・・大きな違和感がありました。
砂糖がたっぷり含まれていると感じます
さらには舌に不自然な味が残る。食品添加物のせいか?
正直にいって「嫌な物を食べてしまったなあ」という思いが残りました。

残りの生涯で私が「M」バーガーを口にすることは、もう二度とない。
そんな予感があります。
それでも別に不都合はありません。まったく。


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投稿者 kihachin : 2007年03月09日 08:02

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