【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

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2007年05月01日

うまい話などない

『「投資バカ」につける薬』山崎元

さほど人気があるわけでもない弊ブログにも、毎日結構な数の「宣伝トラックバック」が到来します。

私(喜八)自身は資本主義というシステムを「代替するものがない」というプラグマティックな理由で支持しておりますし、おカネの話も大好きです(もちろん、おカネそのものも大好きです。笑)。

したがって他人様の資本主義的な行動すなわち「ビジネス」に容喙《ようかい》したり邪魔したりするつもりは毛頭ありませんが・・・。

「宣伝TB」を放置しておくのは弊ブログのもともと高いとはいえないクオリティをさらに低下させ、なおかつサーバにも不要な負担をかけるため、涙を呑んで(?)手当たり次第に削除させていただいております。あしからず。

ところで、それら「宣伝トラックバック」の中で最近多いのが「FX」なるシロモノ。
以前から雑誌の見出しなどで「FX」の名を目にすることも多かったのですが、今日の今日まで「それが何」かは知りませんでした。

つい先ほど知ったのはブログ記事のネタにするため、泥縄式に調べたからであります。
以下はインターネット百科事典「Wikipedia」の項目。

 「FX(外国為替証拠金取引)

うわ~、これはヤバそうです(汗)。
正直な感想を言うなら、「破滅するには手っ取り早い方法のようだ」です。
もし親しい友人や家族が「FX」に手をだそうとしていたら、全力で止めるでしょうね。

こういう「ハイリスク」な商取引を「誰でも儲かる」式のキャッチフレーズで他人様に勧めるというのは「問題あり」だと思いますよ。
「『FX』を勧誘する宣伝トラックバック」を不特定多数のブログに飛ばすのも「大いに問題あり」です。

そもそも世の中に「うまい話」なんて、そうそう転がっているわけがありません。
これは「鬼ばかり」の世間を渡って行く上で最低限の「常識」ではないでしょうか。

もし仮に「うまい話」が本当にあったなら?
それに気づいた人は絶対に誰にも話さないですよ。
サラ金から借りまくってでも資金をつくって、自分だけで勝負にでるはずです。
「うまい話」を数万円程度の「ハシタ金」で他人に教えくれるような「神様のように心の広い人」なんていないでしょう。

だから「うまい話などない」と思っておいたほうがいいのです。

なんてことは「喜八ログ」の賢明なる読者の皆様には「釈迦に説法」のたぐいでしょうけれど・・・。
世の中には「うまい話お勧めビジネス」なるものが「星の数」ほどあり、そのうちのかなりの部分(大部分?)はイカガワシイものであることは指摘しておきたいと思います。

おカネの大好きな私(喜八)は大きな書店で「株式取引」の棚を覗くことも多いのですが、そこには「詐欺同然(そのもの?)」と言いたくなるようなクズ本があまりに多いのに驚きます。
しかも、それらのクズ本が「ベストセラー」になったりしているのです!

どれが「クズ本」なのかを実名を挙げて指摘するのは問題がありそうですが、「誰でも」「簡単に」「少ない元手で」「短期間で」「ノーリスクで」なんて表現があったら、まず間違いなく「読むに値しない本」だと判断されたほうが宜しいかと思います。
「読むに値しない」どころか、あなたを破滅させかねない「悪魔の本」と見たほうがいいかも・・・。

逆に良心的な「株式取引」の本も紹介しておきましょう。
以下の2冊は自信をもってお勧めできる良書です。

 『「投資バカ」につける薬』山崎元、講談社(2006)

 『最新版 投資戦略の発想法』木村剛、アスコム(2005)

もしかしたら、このエントリを読まれている方の中には「木村剛なんて!」と反発を覚える人もいらっしゃるかもしれませんね。
特に「アンチ自民」「アンチ小泉」を標榜される方の中には「木村剛アレルギー」をおこされる方がいるかも・・・。

でも『最新版 投資戦略の発想法』はいい本ですよ。これを読むと「無理に株式投資なんてする必要がないな」と気づかれる人も多いでしょう。無闇に「射幸心」を煽らない。そして「超初心者」向けの経済入門書としても読める。そういう意味で良書なのです。

山崎元・木村剛両氏の経済に関する文章はウェブで無料で読めるものも結構あります。
それらのごく一部を紹介しておきます。

 「王様の耳はロバの耳!」(山崎元)

 「週刊!木村剛」(木村剛)

なにはともあれ、「うまい話」に引っかからないように、お互い気をつけましょう!


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投稿者 kihachin : 2007年05月01日 20:09

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