【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

« アマゾンの憲法アンケート | メイン | 「新党大地」多原かおりさん »


2007年06月16日

アメリカ大使館借地料滞納問題

アメリカ大使館

謎の憂国者「」さんのメッセージです。


★引用開始★

親米右派よ、アメリカの非常識に何故怒らない?-「アメリカ大使館借地料滞納問題」-

■TBS東京放送「イブニングニュース」(2007年6月6日放送)

「アメリカ大使館、借地料滞納9年 都心の一等地」

敷地面積約4000坪(13,000㎡)東京ドームグラウンドとほぼ同じ。
半径1kmには国会議事堂、日比谷公園、東京タワー。
大使館隣にはプール付きの大使公邸。

※それらの「家賃」をアメリカ合衆国は滞納しているのです!

2007年3月外務委員会で社民党・照屋寛徳氏が年間250万円のアメリカによる借地料踏み倒しを指摘。
しかしこの借地料250万円は不当に安い「値段」でもある。

不動産鑑定士・北島守氏の算定による「適切な値段」は→年間8億6035万円、月額7170万円、一ヶ月30日として一日当たり239万円
即ち年間借地料の250万円は「1日分」にしかならない事になる。

※こんなに安いのにアメリカ合衆国は踏み倒しているのです!

参考までに、イギリス大使館の場合…
敷地面積35,000㎡(アメリカ大使館敷地の約2.5倍)
年間借地料3500万円
但し、イギリス大使館の場合は滞納する事一度もなく、キッチリと借地料を支払っている。

実はこの「アメリカ大使館借地料滞納問題」は2005年も問題になっていた。
明治23年に賃貸借契約が締結されてから118年あまりで賃貸料の改定は昭和49年と昭和58年の併せて二回のみ。
それで「250万円」に引き上げられた。
そして平成10年分(1998年分)以降、未払い、即ち事実上の「踏み倒し状態」なのである。

日本政府当局は「督促状」などの文書を計13回に渡って送付。
しかし変化も何もない。
2007年3月外務委員会で麻生太郎外相は「鋭意交渉したい」と玉虫回答。

※この事について「日米同盟」を声高に叫ぶ小泉純一郎氏は何と答えるのでしょうか?

一方「中央アフリカ共和国」は財政難で借地料を滞納した為に「大使館閉鎖」に追い込まれた。
中央アフリカ大使館は嘗てアメリカ大使館近くにあったが、今は世田谷区内の一軒家、それも日本人、民間人である「江口工(えぐちたくみ)氏」の私邸の一室にある。
江口工氏は民間企業の経営者であり中央アフリカで商売を行っている。
その関係で「名誉総領事」に任命された。
そしてたった一人で「領事業務」を行っている。

中央アフリカ共和国は発展途上国である。
よって大使や総領事を送り込む資金がない。
そこで中央アフリカで開発業務を行う江口工氏に領事業務一切を委任している。

江口工氏曰く…

「大使館、領事館の維持はどんなに安く見積もっても年間費用は億を超える。それで中央アフリカとしては借地料を滞納せざるを得なくなり本国に逃げ帰ったというのが実情」

しかし「アメリカ合衆国」は財政難ではない。
アメリカ大使館借地料滞納の理由は…
(過去の議事録による)

<S48・4・6>(34年前)にも借地料問題があった。
1973年(参院決算委員会)
「アメリカ側と致しましては、これは永代借地権を主張いたしまして、既に所有権がアメリカ側に転換しているという主張を強くいたしておりましたものですから貸付料改定の交渉が一切進んでいなかった」

即ち借地料滞納の理由は「アメリカ側が所有権を主張したから」-----

※何とゴーマンな国家なのでしょう!本当にアメリカはムカツク!

しかしその後アメリカ側は「所有権を諦める」とある。
そして10年前まで借地料を払い、それから「再び滞納」-----

再度の滞納理由は…

・黒柳明・元議員曰く
「何が何でも第一義的責任は日本政府ですよ。日本の外交姿勢が甘いわけですよ。」
「外務省が弱いんです。弱腰なんです。」

・外務省・坂場三男外務報道官曰く(2007年6月5日)
「早期の解決を図る為に全力を尽くしておりますし、そちらの方向(解決?)に向かって事が進んでいると理解している。」
(但し、時期に関する明言なし)

・政府関係者(匿名)曰く
「98年の交渉の際、我々は常識の範囲まで借地料を引き上げようとしたのです。しかしこれまで考慮されてきた経緯があり、アメリカ側は納得がいかなかったようです。ただ、今のアメリカ大使は民間出身という事もあり、理解を示してきています。没交渉だったのが今、交渉は始まっています。」

・アメリカ大使館曰く
「この問題は日本政府との間で長年に渡り協議事項の一つになっている。報道機関を通してお話はしませんが、日本政府とは真剣に協議を続けてまた時宜に適った解決を得られる事を確信している」

・TBS東京放送の推測
「9年前の交渉ではイギリス大使館の借地料並みに250万円から1000万円単位にしようとしていた」
「問題は二点ある。値立てと滞納である」
「日本以外の国の場合、借地料を滞納したら、例えば中国では国家財政の厳しい国が借地料を滞納した場合には一種のODAとして中国政府が借地料を免除、或いは立て替える」


以上はTBSイブニングニュースの放送を元に私「r」が要点を纏め、文字起こししたものです。
文中の※は私の私見です。

★私「r」の意見・感想その他…

小泉純一郎氏は国会の承認も何もないのに「日米同盟」を声高に叫びました。
そして「日米関係がうまくいけば全てがうまくいく」とも叫びました。

だからでしょうか?
アメリカによる対日内政干渉の指南書たる「年次改革要望書」を小泉純一郎氏は竹中平蔵氏の指導の下、忠実に実行しました。

「郵政民営化をすれば全ての問題が解決する」
「道路公団民営化で全てが解決する」
「何が何でも民営化」
「小さな政府で全てが解決する」
「年金安心100年プラン」

他にもたくさんありますが、一体全体何が解決したのでしょうか?
おまけに小泉純一郎氏は「私は外資歓迎論者」などと仰り「三角合併」を解禁し米国の投資銀行など所謂「ハゲタカファンド」なる守銭奴・侵略者を招きいれた。
そんな小泉純一郎氏を大絶賛した全国紙とテレビ局…

「朝日新聞」(テレビ朝日)
「産経新聞」(フジテレビ)
「日本経済新聞」(テレビ東京)
「読売新聞」(日本テレビ・よみうりテレビ)
「毎日新聞」(TBS東京放送)

そして無数の御用評論家・御用学者・御用ジャーナリスト…
彼等、彼女等は「小泉純一郎氏」を礼賛するばかりではなく「アメリカ合衆国」も礼賛していた。
従来「リベラル派」「左派系」と目された人たちも何故か「郵政解散総選挙」において「転向」「変節」して小泉純一郎氏を応援した。
それもこれも全ては「アメリカ合衆国」の為なのでしょうか?

そして「保守」「右派」を名乗る多くの「知識人」も小泉純一郎氏を大絶賛した。
小泉純一郎氏は「靖国神社」に拘りましたがそれもこれも「対米売国」の欺瞞としか思えません。
皇室を解体せんが為としか思えない「皇室典範改正問題」も日本を共和制にし、アメリカの完全植民地にする為の売国政策としか思えません。
それらに対して「異」を唱えた「保守」「右派」がどれだけいたでしょうか?

「売国系右派」という概念を私「r」は提唱してきました。
小泉純一郎氏の政治は改革という「仮面」を被った「売国行為」以外の何物でもないと私「r」は思います。
心ある「右派」「左派」の国民の皆さん、そしてイデオロギーに拘らない国民の皆さん、今こそ「小泉純一郎氏」と「新聞テレビ」そして「アメリカ合衆国」と戦う時です。
新聞テレビが行う「悪質な情報操作」に負けずに戦いましょう。

売国系右派の皆さんは「中国:中華人民共和国」の全てを完全否定します。
確かに中国は問題の多い国家ではあります。
中国産の野菜に関するポストハーベスト・残留農薬の問題やコピー製品の問題、国境を越えた環境問題などなど…
そして売国系右派の皆さんは「米国:アメリカ合衆国」の全てを無条件に賛美します。
それではアメリカに問題はないのか?
喜八ログ」の読者の皆さんご存知のように問題が多すぎるどころか日本にとって極めて有害な存在以外の何物でもない。

大体、世界最強の軍事国家、経済国家が借地料を踏み倒すなど言語道断。
なめてるとしか言いようがないです。
繰り返しますが、小泉純一郎氏と新聞テレビ、そして御用評論家各氏は「日米同盟」を声高に叫びました。

何が「日米同盟」だ、ふざけるな!
と私「r」は言いたいです。

中央アフリカ大使館の爪のアカでも飲んで出直せ!と言いたいですね。

発展途上国が財政難で借地料を滞納した場合、それなりに親身に考えるのが「マトモな国」ではないでしょうか?
安倍晋三総理は「美しい国」と得意になってカメラ目線で言ってますが、中央アフリカ大使館を世田谷区の日本人私邸の一室に追いやって何が美しい国ですか。
中国など他の国家では止むを得ない借地料滞納に対しては、それなりに善処している事実がある。

即ち自公連立与党政府「小泉純一郎・安倍晋三両氏」の政権は「中国政府」にも劣るって事ですね。
そしてアメリカ合衆国は中央アフリカ共和国に遠く及ばない「無法者」って事ですね。

売国系右派・親米保守の皆さん、この事態をどう思いますか?
日本の、国家としてのプライドはどこにいったのでしょうか?
屈折したプライドを誇示するよりも思いやりのある本来の「武士道」たるプライドを誇ってこその「保守」であり「右派」なのではないでしょうか?

尤も「本物の保守」「本物の右派」は何時いかなる時でも「売国」だけは決してしない。

今、「正義」だの「愛国心」だの美辞麗句を振りかざしている人間ほど「売国奴」である事を実感する今日この頃です。

★引用終了★


関連ページ


投稿者 kihachin : 2007年06月16日 12:55

« アマゾンの憲法アンケート | メイン | 「新党大地」多原かおりさん »



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kihachin.net/klog/mt-tb.cgi/1477

このリストは、次のエントリーを参照しています: アメリカ大使館借地料滞納問題:

» 土曜日の戯言 「集団自決」 from 酔語酔吟 夢がたり
 父の日 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月16日 18:10

» 9条改憲を許さない6・15共同行動: 老人パワー炸裂,道幅一杯に広がった1200人の銀座デモを敢行! from エクソダス2005《脱米救国》国民運動
昨日(6月15日)日比谷野外音楽堂で開催された樺美智子さん虐殺47周年を記念する「9条改憲を許さない6・15共同行動」に参加してきた.私は出遅れてしまったので,... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 01:36

» 揺れる安倍政権と“北風” / 国際政治学者の文章を読んでみよう(18) from 薫のハムニダ日記
揺れる安倍政権と“北風”/李鍾元 安倍政権が大きく揺らいでいる。参議院選挙を1ヶ月余り先に控え、相次いで起こった悪材料や支持率下落に焦った様子が明らかに伺... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 03:29

» 安全地帯に居座る内閣 from とむ丸の夢
2003年4月、米軍は抵抗らしい抵抗を受けずにバグダッド攻略に成功し、5月1日にはブッシュ大統領が「戦争に勝った」と演説をしたが、その後の泥沼化はご存じの通りで... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 03:33

» 僭越ながら、他の反安倍ブログへの呼びかけ from 平和のために小さな声を集めよう
安倍内閣への支持率が低下し、参院選での与党敗北が濃厚になったという、今の情勢だが、なお気を許すことは出来ない。民主党などへのスキャンダル攻撃、支持組織への強烈... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 07:25

» 国民の税金で活動している公僕が、有権者で納税者で主権者である国民を敵とみなして監視しているわけですね from 村野瀬玲奈の秘書課広報室
「クラスター爆弾で人が死ぬことに鈍感な日本国と防衛省と自衛隊」 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 10:17

» 世界中に知れわたる対米従属ニッポン from ミクロネシアの小さな島・ヤップより
参院選を控えてあちこちからボロボロほころび始めた安倍政権だけど、対米従属ニホン売り政策を掲げているのはアベシンゾーだけではない(むしろアベちゃんは利用された)。... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月17日 22:47

» 安倍政権の黄昏 from 人工樂園
 ヤブヘビというのはまさにこういうことを言うのではないでしょうか? 日本の慰安婦関連広告、米副大統領や議員が猛反発 聯合ニュース 6月18日 【ソ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月18日 23:10

» アメリカの大使館賃貸料踏み倒し from 2007参院選挙勝手連「なめ憲」通信
 このまま自民・公明政権を走らせていたら本当に危ない、もはやとっくに赤信号を通り越している政治状況を少しでも止めるべくとの思いで、大阪にて「なめるな国民!守ろう... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月25日 10:11

» しょうがない人だなぁ from 非国民通信
「原爆投下しょうがない」 久間防衛相が講演(共同通信)  久間章生防衛相は30日、千葉県柏市の麗沢大で講演し、先の大戦での米国の原爆投下について「長崎に落とさ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年06月30日 22:10

» アメリカ大使館借地料滞納 from 外套と短剣
 朝日の朝刊の一面に載っていた、知ってれば今更な話。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年10月29日 17:11