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2007年06月11日

田勢康弘氏の世論誘導疑惑

エルヴィス・プレスリーの邸宅グレースランドで、プレスリーの真似をする小泉純一郎首相

謎の憂国者「」さんのマスメディア批判です。


★引用開始★

田勢康弘氏の世論誘導疑惑

■テレビ朝日「報道ステーション」(2007年5月28日放送)

この日、田勢康弘氏(早大大学院教授・日経新聞論説委員)はテレビ朝日「報道ステーション」にゲスト出演しました。その席で田勢康弘氏は以下のような発言を行いました。

(要約)
「消えた年金問題の責任は野党にもある。当時の厚生大臣は『菅直人氏』であり社民党も福祉で関わりがある」

これを読んで皆さんはどう思いますか?
私「r」の脳裏にはある言葉がチラつきます。

与党も与党なら野党も野党

そうです。
新聞テレビ、特にテレビ朝日出演者やアナウンサーなどが好んで使う常套句ですね。
早い話、田勢康弘氏は野党に責任転嫁しようとしているのではないでしょうか?

自民党の片山さつき広報局長は所謂《いわゆる》「年金ビラ」を作成しました。
その中で年金問題の責任を「菅直人氏」に転嫁しましたね。
昨日の参院委員会でそれの間違い、即ち「捏造」を指摘され自民党は削除するそうです。
基礎年金番号作成に関与したのは確かに「菅直人氏」ですが、導入したのは「小泉純一郎氏」なのです。
それをゴチャ混ぜにし全ての責任を菅直人氏に転嫁しようとする。
それを言うのなら「小泉純一郎氏」の責任はどうなのか?

基礎年金番号制度導入の基本的概念は正しいでしょう。
転職、離職も当たり前の時代です。
独立起業する人もいます。
そんな中で複数の年金番号が存在する事は実に非合理的です。
そんな訳で菅直人氏は基礎年金番号制度の作成に関与し、橋本内閣で閣議決定した。
と、ココまではいいでしょう。
問題は菅直人氏が厚生大臣を退任してからです。
そうですね、小泉純一郎氏が引き継いだわけですね。
小泉純一郎氏が基礎年金番号制度導入に関わった。
それは否定しようのない事実です。

ここでチョット時系列を考察します。

小泉純一郎(1988年12月~89年8月)
菅直人(1996年1月~11月)
小泉純一郎(1996年11月~98年7月)

以上が厚生大臣として小泉純一郎・菅直人両氏が「年金」に関わった期間です。
何と小泉純一郎氏は二度も厚生大臣をなさっているのです!
って事は厚生行政、即ち年金のエキスパートではないでしょうか?

ところで菅直人氏は「作成」そして小泉純一郎氏は「導入」にそれぞれ関与した。
ここで皆さん、どちらの責任が重いと考えますか?
制度の作成も重要です。
制度の導入も重要です。
でも客観的に判断すれば「導入」と「導入時」が重要であり、責任が重いのではないでしょうか?
となれば責任が重大なのは「小泉純一郎氏」って事になりますね。

「厚生大臣」とは何なのか。
そして何の為に存在するのか。
それは国民の為に「厚生行政」を管理監督指導する為、存在するのです。
となれば小泉純一郎氏は厚生省とその傘下の「社会保険庁」を管理監督指導する責任があるわけです。
しかし、年金問題は小泉純一郎氏が基礎年金番号を導入してから始まった。
即ち、責任の所在は小泉純一郎氏から今の厚生労働大臣まで歴代大臣全てに責任があるわけです。

小泉純一郎氏は基礎年金番号制度の導入とその付与の管理監督指導責任を怠った。

そう言われても仕方がないのではないでしょうか?

田勢康弘氏、あなたは何故、以上の事を指摘しないのでしょうか?
何で、一方的に菅直人氏始め、野党の責任にしようとするのでしょうか。
野党はあくまでも国会議員であり「立法府」の人間です。
そして行政を監視する事は出来ても行政自体はできないのです。
日本は画餅《がべい》とは言えど「三権分立の民主国家」ですからね。
社民党に何の責任があるのですか?
野党って事は共産党も含むって事になりますよね?
百歩譲って「制度作成関与」に責任があるとしても、その実際の「制度運用責任」の方がずっと重いのではないでしょうか?

そう言えば田勢康弘氏には先の「郵政解散総選挙報道」において岸井成格氏(毎日新聞論説委員)とタッグを組んで「小泉政権礼賛」を徹底的に行った過去があります。
「郵政民営化は絶対に必要である」
その視点からのみ論評し、反対意見に耳を貸すどころか黙殺した。

今、田勢康弘氏は早稲田大学大学院教授の肩書きを持っています。
学生を教え導くのが仕事ですね。
即ち「聖職者」なわけです。

学生を教え導くのであれば田勢康弘氏には「公正・フェア」なコメントを強くお願いしたい次第であります。

(※乱筆乱文はお許しください。以上は録画記録を詳細に見ながら書き上げました。)

★引用終了★


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投稿者 kihachin : 2007年06月11日 07:27

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