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2007年07月18日

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2007年7月15日(日) 鈴 木 宗 男
 今日の北海道新聞に、「国民の常識通じてこそ 政治とカネ 参院選」との見出しの社説記事がある。赤城徳彦農林水産大臣の事務所費についての記事だが、この社説の言うとおりである。
 赤城農相は正直に報告していない。事務所費というのは限られた項目からなっている。家賃はいくら、電話使用料はいくら、光熱水費はいくら、郵便代はいくらと、簡単な報告で済むではないか。それを報告できないというのなら、デタラメの報告をしていると受け止められても仕方がないだろう。
 赤城農相よ、あなたが正直であるかどうかはっきりさせて頂きたい。私の考えに反論があるのなら、堂々と訴えて頂きたい。公の場で議論をすることは私はやぶさかではないし、国民にとってもわかりやすいことではないか。

上記は衆議院議員鈴木宗男さんの「ムネオ日記」からの一部引用です。

各種メディアから集中砲火を浴び続けている赤城徳彦農水相にしてみれば、鈴木宗男氏が「敵」に見えるかもしれませんね。自分(赤城)を叩き潰しに来た「鬼」に思えるかもしれない。でも、それは早計です。

上記ムネオ氏の発言には、赤城徳彦氏が現在の窮地を切り抜けるための、おそらく唯一の方法が示されているからです。すなわち、国民に向けてすべてを正直に公開し、もし「非」があったなら率直に詫びて許しを乞う。

おおかたの日本人は心優しい人たちです。おのれの非を認めて土下座している相手を更に足蹴にするようなことはしません。常識のある大人《おとな》なら「まあ、政治家もいろいろと物入りで大変だからな」と納得してくれる可能性が高い。

たとえ自分(赤城)はペナルティを受けることになっても、政界浄化のために事務所運営実態を公開する。「政治とカネ」問題提起のために、あえて泥をかぶる。赤城徳彦農水相がこのような姿勢を示せば、一時的なダメージを受けることはあっても、必ずや「未来」は開けるでしょう。

すべてを曝《さら》け出して裸で国民と向き合う。そうして「国民を味方につける」。これが最も賢明な「道」となるはずです。

代議制民主主義で政治家にとって最も大切なのは「国民を味方につける」ことではないでしょうか。これは鈴木宗男氏のような叩き上げ政治家だったら、骨の髄《ずい》まで染み込んだ「鉄則」だろうと思います。

実際、鈴木宗男氏が「バッシング・逮捕・長期拘留・一審有罪」という危機を乗り越えて政治活動を続けていられるのも、「なにがあっても自分はムネオ支持だ!」という多くの国民が味方についているからです。権力側がいかにムネオ氏を煙たく思っていても、無理に潰そうとすれば、支持者たちが黙ってはいない。

今の赤城徳彦農水相に、このような頼もしい「味方」がいるでしょうか? もちろん、門外漢の私(喜八)には詳しいことは分かりません。が、世襲政治家の赤城徳彦氏には「地獄の底までついて行く」という支持者・味方は少ないように思えます。

偏見を丸出しで言えば、世襲政治家の「取り巻き」の大部分は「利権」が目当ての人たちでしょう。もし大将(議員)が失脚したなら、さっさと離れていく人が多いでしょう。つまり、本当の意味での「味方」ではない。こういった人々をアテにしていては果敢な政治活動を行なうのは難しい・・・。

けれども、ピンチはまたチャンスでもあります。赤城徳彦氏がここで「清水の舞台から飛び降りる」つもりで決断し、国民に向けて全てを公開する。政界改革の「先鋒」として戦う。そうなれば「赤城は『男』だな」と感銘を受ける人が少なからず出てくるはずです。国民の中に真の味方を得る絶好の機会なのです。

これができなかったのが、故・松岡利勝氏です。いや、松岡氏本人は裸になって国民と対し国民に謝罪する気持ちがあった。鈴木宗男氏や佐藤優氏の証言からも、それは明らかです。しかし「国対からの、上からの指示」に従い、松岡氏は自ら命を絶つその日まで、沈黙を続けた。

自民党の「」は今回もまた同じような対応をとっています。故・松岡氏と赤城氏のメディア対応はまるでそっくりです(既視感を覚えるほどに)。自民党執行部には「学習能力」がないのだろうか? 松岡利勝氏を犠牲にしただけでは飽き足りなく、さらに赤城徳彦氏をも破滅させたいとでも言うのだろうか?

日頃から「世襲政治家」への嫌悪を隠すこともしない私(喜八)ですが、赤城徳彦氏に関しては「有為の人材」であると認識しています。赤城氏は東京大学法学部出身です。祖父や父親のコネを使っても東大法学部に入ることはできません。赤城徳彦氏が優秀な頭脳をもっていることは間違いない。

また、赤城徳彦氏は農林水産省出身です。私の見るところでは農林水産省は非常に愛国的な省庁です。戦後、長いあいだ米国の圧力に抗して果敢に戦ってきたのが農林水産省です。小泉・竹中政権の「身も蓋もない」対米隷従外交が5年以上も続いた結果、農水省にも売国官僚が増えてはいるのでしょう。が、愛国派農水官僚が完全に屈したわけではない。

故・松岡利勝氏や赤城徳彦氏が集中砲火を浴びるのにも、おそらく裏の「事情」があるだろうと私(喜八)は疑っています。彼らを無闇にバッシングしたからと言って、日本の国が良くなるという気はまったくしない。逆に大いに「国益(国民の利益)」を損なうことになるのではないか、という予感があるのです。

だからこそ、赤城徳彦農水相はすべてを国民に明らかにするべきです。仮に政治資金の運営に瑕疵《かし》が見つかったとしても、それが政治家としての「致命傷」になるとは考えられません。たとえペナルティを受けることになっても、国民を味方につけることに成功すれば、必ずや復活することができるでしょう。まだまだ若いのだから、今後いくらでも活躍できるはずです。いや、活躍してもらわなければなりません。

現在の自民党執行部ははっきり言ってボンクラ揃いです。ボンクラ幹部のボンクラな判断に従っていれば、赤城徳彦氏は殺されかねません。松岡利勝氏とおなじように・・・。


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投稿者 kihachin : 2007年07月18日 20:17

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