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2007年07月12日

ムネオ氏はなぜ「役人嫌い」なのか?

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「姫」助太刀!ムネオ「虎」退治
 新党大地の鈴木宗男代表(59)が9日、参院岡山選挙区で自民党の実力者・片山虎之助参院幹事長(71)に挑む民主党の「姫」こと姫井由美子氏(48)の応援に駆けつけ、「ナントカ虎之助は普段は傲岸不遜(ごうがんふそん)。選挙の時だけコメツキバッタみたいに頭を下げる」と片山氏をこき下ろした。
 「『姫』の『虎』退治」と呼ばれ、1人区の象徴として全国的に注目されている同選挙区。宗男氏は、早朝の岡山駅前で「北海道のクマ、ムネオが虎退治に来ました。姫さんをよろしく」と通勤中のサラリーマンの列にダッシュ。バスが通りかかると、ひかれそうなぐらいに道路に身を乗り出して声を張り上げた。
 また、事務所費問題が浮上した赤城徳彦農相、自殺した松岡利勝前農相、失言で辞任した久間章生前防衛相らの名を挙げ「みんな官僚出身だ。官僚上がりは思い上がって人を見下している。ナントカ虎之助もその類(たぐい)だ」と旧自治省出身の片山氏を斬り捨てた。
 「姫」対「虎」の勝敗の行方は、郵政民営化法案に反対して自民党を離党した地元の大物・平沼赳夫元経産相(67)の支持者の動向もカギ。平沼氏は片山氏支持を表明しているが、宗男氏は「平沼さんに『岡山に行ってもいいか』と相談したら『ぜひ行ってくれ。俺も虎(片山氏)は嫌いだ』と言っていた」と暴露した。


トップにリンクを張った「YouTube」では、民主党公認・姫井ゆみ子候補(岡山選挙区)を応援する鈴木宗男氏の雄姿を見ることができます。以下に、動画から聞き取ったムネオ演説の一部を引用します。

皆さん、全部こうした心ないものの言い方、あるいは国民を見下した言い方、全部官僚上がりの政治家なんです。皆さん、官僚というものは体制、権力側にいます。人の心が分からないんです。
人を見下す、人を馬鹿にしたような物言いをする政治家には毅然と「ノー」を言いましょう!

日頃から「役人嫌い」の姿勢を明らかにしているムネオ氏ですが、それを「態度がデカイ」「恫喝」と決めつけるのは「ちょっと違うかも?」と私(喜八)は思っています。

実物のムネオ氏に会ったことがある人の多くは「国会議員なのに偉ぶらない人」「礼儀正しく腰の低い人」という印象を抱きます(私自身もそう感じました)。

ただ、鈴木宗男さんが一部の官僚に非常に厳しく接したことは事実のようです。かつての親分であった野中広務氏の証言もありますし(『老兵は死なず 野中広務全回顧録』)、「鈴木シンパ」と見なされて外務省をパージされた東郷和彦氏もムネオ氏が「非常な風圧の持ち主」であることを近書(『北方領土交渉秘録』)で書いています。

それではなぜムネオ氏は「官僚」が嫌いなのか?
以下は私(喜八)の想像です。

拓殖大学在学中から故・中川一郎氏の事務所に出入りしていた鈴木宗男さんは、大学卒業後、すぐに中川事務所に秘書として入りました。

当然、国会議員秘書として官僚たちと接する機会は多かったでしょう。それら「高級官僚=お役人サマ」たちが、若きムネオ秘書にどのような対応をしたか? 簡単に想像できますね。彼らにとって若造の議員秘書(ムネオ氏)などは「ゴミ」のような存在であったでしょう。

親のコネがあるわけでもなく、東大卒でもなく、カネもない、小柄で童顔の鈴木宗男秘書は「高級官僚」たちから見れば人間の範疇《はんちゅう》に入らないような、徹底的に軽んじてもいい存在であったはずです(もちろん、すべての官僚がそうだったわけではないでしょうけれど)。

プライドばかりは矢鱈《やたら》に高い「エリート官僚」たちから軽んじられ、コケにされながらも、鈴木宗男秘書は超人的な働き振りを続けた。そしてムネオ氏が国会議員になってからは、手のひらを返したように、おなじ官僚たちが「先生、先生」と尻尾を振って近づいてくる。

さらには「ムネオ・バッシング」が始まると、これまでは土下座せんばかりに擦り寄ってきた役人たちが、ふたたび手のひらを返したように「私は鈴木宗男に恫喝されていた」「私こそ被害者なのだ」とメディアに吹聴しまくる(最後まで鈴木氏の味方をした官僚は佐藤優氏ひとりだけ)。

こうした経験を通して鈴木宗男は大の「役人嫌い」になった、と私は想像します。

鈴木宗男さんの「役人嫌い」とは「たいした仕事もしない(できない)のにプライドと給料ばかりは高い役人が嫌い」「国民を馬鹿にして見下している役人が大嫌い」「国民を食い物にしている官僚が許せない」ということなのでしょう。

ただし、すべての役人が嫌いというわけではなくて、国民のために労を惜しまず汗を流す役人には暖かい目を向けるのですね。鈴木宗男氏と佐藤優氏が強固な同盟関係にあるのも「労を惜しまず汗を流す」ウルトラ・ワーカホリックという共通点があるためだと思われます。

自民党政権が長期にわたって続き、「政権交代」が事実上なかったため、官僚組織の弛緩・腐敗はどうにもならないレベルに達しました。おそらく国民年金記録の消失などは「氷山の一角」でしょうね。今後もまだまだ同様の「不祥事」が発覚するでしょう。

「国民のため」ではなくて「自分のため」だけに仕事をするような官僚が跳梁跋扈《ちょうりょうばっこ》している国、日本。官僚が民を食うような国は遅かれ早かれ滅亡に向かう、というのが歴史の示す冷厳な法則です。官僚機構を徹底的に改善し再構築しなければ日本国そのものがメルトダウンしかねない状況にあります。

腐敗しきった「寄生官僚」どもに国が食いつぶされようとしている! 巨大で複雑な官僚機構の改善は日本国にとって喫緊《きっきん》の課題です。けれども、「官僚機構の改善」を実行するのは大変な難事業となるでしょう。我々シロートでは歯が立たないのが目に見えています。

幸いなことに官僚のことはそれこそ「裏の裏」まで知悉《ちしつ》した鈴木宗男と佐藤優の両氏が外務省改革に乗り出しています。腐りきった外務官僚たちの所業を実名を挙げて次々と告発している。それは、一部の人たちが誤解されているような「意趣返し」といったレベルの話ではありません。まさに命がけの本物の「戦争」を鈴木宗男・佐藤優両氏は展開しているのです。

ムネオ氏とラスプーチン佐藤氏の戦いは「官僚機構の改善」の突破口となるはずです。荒療治ではありますが、あれくらいやらないと日本の官僚機構はビクともしないでしょう。私(喜八)は鈴木宗男・佐藤優の戦いを断固支持し、応援します。


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投稿者 kihachin : 2007年07月12日 20:06

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