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2007年08月16日

雨宮処凛さん

雨宮処凛さんと高遠菜穂子さん
(雨宮処凛さん(左)と高遠菜穂子さん(右))


雨宮処凛(あまみやかりん)さんのことはほとんど存じ上げていませんでした。
以前、雨宮さんが「ミニスカ右翼」として注目されていた頃、雑誌でお名前を拝見した記憶があるくらいです。

ところが、ヘンリー・オーツさんが紹介されていた「雨宮処凛さんと福島みずほさんの対談」動画(SHAMIN-TV)を見たら、そこはかとなく惹かれるものがあります。

(※とはいえ、喜八オジサンは若い女性に鼻の下を伸ばしているわけではありませんよ! 笑)

雨宮処凛さんの「ヒリヒリ」とでも形容するしかないような、緊張感のある佇《たたず》まい、決然とした様子に心惹かれるものがあるのです。
ごく勝手な言い方をするなら、「ひょっとしたら『仲間』かも?」と感じました(単なる私の「思い込み」だろうとは思いますが・・・)。

書店に寄ってみると、雨宮処凛さんと福島みずほさんの対談本『ワーキングプアの反撃』七ツ森書館(2007)があったので早速購入。
大変に興味深い内容で一気に読んでしまいました(近日中に「読書感想文」をアップします)。

とことん強欲で冷酷な者たちが(ここで「ザ・アー○」奥○禮子氏の顔を思い浮かべてください。笑)、世間知らずで初心《うぶ》な若者たちを利用し尽くし、使い捨てにして富を得ている。
薄汚く陋劣なやり口を恥じないことこそが「企業家の資質」と言わんばかりの者たちが「勝ち組」を誇っている。

そういった社会のあり方に敢然と「NO!」を突きつけ、反撃を開始した雨宮処凛さんとプレカリアートたち。
(って、他人事ではなくて私(喜八)自身も堂々たる(?)プレカリアートです!)

いや~、雨宮処凛さんはいいですね。素敵です。いっぺんにファンになってしまいました。

元は「反米右翼」で現在はプレカリアートの強い味方。
ホームレスの社会復帰を支援する雑誌「BIG ISSUE」や、左翼雑誌(?)の「週刊金曜日」でコラムを連載。
WEB では「マガジン9条」で「雨宮処凛が行く!」を連載しています。

こうやって見ると「右」だか「左」だか分からないところが格好いいですね~。

おそらく雨宮処凛さんは「右」でもあり「左」でもあるのでしょう。

世の中には「右 vs. 左」の対決をやたらに煽《あお》る方々がいらっしゃいますが、そういうのは「右屋さん、左屋さん」とでも呼ぶべき人たちなのだろうと私は疑っています。

おそらく「右」「左」に拘泥することを「シノギ」にしている方たちがいるのでしょう(「プロ市民右派」「プロ市民左派」)。

ほとんどの人は「右」の部分も「左」の部分も両方持っています。
「日の丸」「君が代」が好き=「右」。
おなじ人が「国民健康保険制度を維持するべきだ」と考えている=「左」。
こんなふうに1人の人間の中に「右」と「左」の要素が同居しているのが普通です。

「100パーセント右」「100パーセント左」なんて人はまずいません。
たとえば「左」であるはずの日本共産党に属する男性が古色蒼然かつ封建的な女性観を持っているなんてのも珍しくないでしょう(笑)。

そして「100パーセント右」「100パーセント左」なんて国家もありません(もしあったら、とてもオッカナイ国です)。

そういえば、雨宮処凛さんとは縁の深い故・見沢知廉さんや見沢さんの親分にあたる鈴木邦男さんも「右」だか「左」だかよく分からない人たちです。
「新右翼」の鈴木邦男さんが「ネットウヨク」から「売国奴」「非国民」と罵倒されるという、きわめて奇妙な現象が発生しています。

そして「革新的な保守主義者」を自認する城内実さん(前衆議院議員)は「右とか左とかくだらないイデオロギーで日本人同士が争うよりも、いかにして日本国民が幸せになるか考える時がそろそろ来たと思っております」とどこかで書かれていました。

さらに付け加えておきましょう。「外務省のラスプーチン」こと佐藤優氏の持論は「右でも左でも日本のためになることはドンドン取り入れよう」です。

そうです! 「右」も「左」もありません!


・・・雨宮処凛さんを応援するつもりが、ついつい脱線してしまいました(汗)。

なにはともあれ、雨宮処凛さんは「仲間」であり「同志」だと私(喜八)は勝手に思っています。
今後は雨宮処凛さんに注目です!


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投稿者 kihachin : 2007年08月16日 21:05

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