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2007年08月07日

ふたたび「郵政民営化反対」

リサイクル作業をする城内実さん

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前衆議院議員城内実さんが「人気ブログランキング 政治部門」に参加されていますね。2007年08月07日午後12時現在「67位」につけられています。

城内実さんといえば2005年07月05日の「郵政国会」本会議で「郵政民営化法案」に「青票(反対票)」を投じた自民党議員のひとりです。総裁派閥の「森派(現:町村派)」で反対票を投じたのは城内実さんだけでした。

安倍晋三自民党幹事長代理(当時)が「側近中の側近」城内実議員に翻意を迫るテレビ映像が繰り返し放映されたので、ご覧になった方も多いと思います。けれども、城内実さんは安倍氏の説得を振り切って、「郵政民営化」反対の初志を貫いた。その結果、議席を失ったのです。

あのとき、小泉純一郎竹中平蔵両氏による強引な「郵政民営化」政策に疑問を抱き反対した自民党国会議員たちは、マスコミにより「抵抗勢力」のレッテルをべったりと貼り付けられました。さらには「女刺客」選挙が面白おかしく囃《はや》し立てたこともあって、次々と落選の憂き目をみました。城内実小泉龍司小林興起といった人たちです。

当時の私(喜八)はウルトラノンポリでしたから、「郵政民営化」法案について詳しいことなど知りませんでした。けれども、これ(郵政民営化)が経済合理性に欠けていること、恐ろしく不自然な政策であることに気づくくらいの「常識」はありました。それで「郵政民営化」に反対するエントリを2005年08月29日にアップしました。

 「郵政民営化反対

その後「喜八ログ」が政治ブログ化するのも、このエントリがきっかけになったようです。それまでは、趣味の筋力&有酸素トレーニングの記録、映画や本の感想文中心の「日記ブログ」だったのです。思えば運命の分岐点だったわけですね・・・。

郵政民営化反対」エントリをアップした当時の日本は「郵政民営化こそ善、それに反対する者は国賊!」とでも言わんばかりの「集団ヒステリー」状態でしたから、アップするにも勇気がいりましたよ(笑)。実生活でもインターネットでも「なぜ、あなたは『郵政民営化反対』のような(バカな)ことを主張するのですか?」といった詰問を何度か受けました。

(※いまでは「バカはどっちか」という気持ちですが・・・)

小泉・竹中政権による「郵政民営化」とは、結局のところ日本人が汗水たらして溜め込んだ巨額の簡易保険資金を米国金融資本に「熨斗《のし》をつけて」献上することにほかならない。そればかりでなく、地方の「赤字郵便局」は次々と閉鎖され、地方在住者へのサービスは極度に低下しつつあります。郵便局のネットワークを解体することは地方のコミュニティを解体することにもつながる。もっとも、こんなことは最初から指摘されていたことですね。

猫も杓子も「郵政民営化」大賛成、「小泉改革」万歳を叫んだ「あれ」って一体なんだったんでしょう? 「改革真理教(※)」の大ブレークだったのかな?(笑) もっとも現在でも「郵政民営化こそ善」と信じ込まれている方も少なくないのだろうとは思います。でも、「自分のアタマで考える」習慣のある人なら「郵政民営化は、やっぱりおかしいぞ」と思い始めているのではないでしょうか。

(※「改革真理教」は城内実さんによる造語)

貪欲《どんよく》な米国金融資本家たちが日本の「郵政民営化」実現を今か今かと待ち構えている。百数十兆円もの簡易保険資金が自分たちの「獲物」として転がり込むのをヨダレを流して待っている。こういった構図が明らかになってきました。はたして「郵政民営化」は本当に実行されるのか? そこまで日本人は「お人好し」なのか? 未来はまだまだ予断を許しません。

そういえば安倍晋三首相は「郵政民営化」についてほとんど言及しませんね。小泉・竹中の両氏はそれこそ明けても暮れても「郵政民営化マンセー」で、「郵政民営化」がなされなければ日本はオシマイだといわんばかりでしたが(笑)、安倍晋三氏はそうではないようです。

それどころか「郵政民営化」に反対したいわゆる「造反議員」の自民党復党に積極的に動いた。それがまたマスコミの批判を呼んだのですが、そもそも「『郵政民営化』なんてロクなものじゃない」と信じる私(喜八)から見たら「造反議員」こそマトモな議員です。ノンフィクション作家関岡英之さんの表現を借りるなら彼らこそ「国益擁護派」議員なのです。だったら、誰はばかることなくどんどん復党させればいいだろうと思いますけどね。

(※関岡さんによれば「国益擁護派」の反対は「対米迎合派」。小泉・竹中がまさしくこれでしょう)

究極の「対米迎合」法案といえる「郵政民営化」に身体を張って反対し、その結果、議席を失った城内実さん・小泉龍司さん・小林興起さんたち。おなじころ、ささやかながら自分のブログで「郵政民営化反対」の声を上げた私(喜八)。一方的にではありますが、城内実さんたちには強い「同志愛」を覚えます。彼ら「国益擁護派」議員が次の衆議院選挙で「刺客」どもを討ち果たし、国政の場に復帰することを心から願っています。

今後、米国金融資本の意を受けた小泉・竹中両氏や「権力の走狗」マスコミが「郵政民営化」実現のための大キャンペーンを張ってくるでしょう(間違いありません!)。この決戦で我々「国益擁護派」が負けて「虎の子」の簡易保険資金百数十兆円を抜かれたら、日本の国はガタガタです。そうなれば国の存亡すら危うくなるでしょう。まさに「国難」のときです。絶対に負けるわけにはいかないのです。「右」とか「左」とか言ってる場合じゃないですよ!


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投稿者 kihachin : 2007年08月07日 12:02

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