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2007年08月13日

城内実さんを応援します

ミニ集会の城内実さん

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いささか古いニュースですが、「朝日新聞静岡版」から。
2005年「郵政解散総選挙」の際の武部勤自民党幹事長(当時)発言です。

自民・武部幹事長が応援演説 郵政反対の城内氏を批判
2005年09月05日
 自民党の武部勤幹事長が4日、浜松市内で7、8区の党公認候補の応援演説をした。7区では、無所属前職の城内実氏を推薦した党県連に怒りをあらわにするとともに、郵政民営化法案に反対した城内氏についても「二重人格者では」と痛烈に批判した。
 7区の新顔片山さつき氏の応援に立った武部氏は「今日、県連の幹事長(前沢侑県議)がここに来ていませんが、塩谷さん(8区の自民前職塩谷立氏)の所には顔を出すと言っている。何を寝ぼけたことを言うか」と語った。
 城内氏についても「たびたび問題があった。一言で言うと二重人格者じゃないかと。私はそう思っておりました」と述べ、民営化法案に反対したことを強く批判した。
 武部幹事長に「二重人格者」と言われた城内氏はこの日夜、「幹事長たる人が、個人を誹謗(ひぼう)中傷する発言をしていないと固く信じている。だが、事実だとしたら遺憾だ」と話した。

いや~、これは凄いですね。

ちょっと前まで同じ自民党所属代議士であった城内実さんを「たびたび問題があった」「二重人格者」と決めつける。
これってもしかしたら「名誉毀損」に該当しないでしょうか?
たとえ「名誉毀損」にはならなくとも、政権与党幹事長の武部勤先生としては、言葉が軽過ぎたのでは?

城内実さんといえば真面目で誠実な人柄で知られています。
なおかつ私(喜八)の見るところでは、城内さんには結構「したたか」な部分もあります(あくまで私の個人的見解ではありますが)。

「誠実」一方の人や「したたか」一方の人は、なんだか危なっかしい。
やはり、信頼に値するのは「誠実」と「したたか」を兼ね備えた大人《おとな》だろうと思うのです。

城内実さんは「誠実」であり、「したたか」であり、なおかつ「有能」な方です。
「誠実」と「したたか」と「有能」を同時に持ち合わせている人物はきわめて少ない。
だからこそ城内実さんを応援したくなるのですね。

そういえば私の座右の銘のひとつはこれでした。

「愚直にして老獪、老獪にして愚直」

人間は真面目に誠実に生きるのが基本だ。けれども、つねに愚直であることに固執すると、本人ばかりでなく周囲の人たちにも厄災を招くことがある。時に応じて悪賢く強《したた》かに振舞うことも必要だ、という意味です。

ところで、城内実さんを「二重人格者」と決めつけた武部勤先生ですが・・・。
ひょっとしたら、武部先生のほうが余程「二重人格者」の称号(?)にふさわしいのではないでしょうか?

武部勤先生が片山さつき先生を応援した2005年の「郵政解散総選挙」では、武部先生はまた別の有名「刺客」候補を応援なさっていましたね。
そうです。「ホリエモン」こと堀江貴文候補です。

あのとき武部勤先生はホリエモン氏のことを「我が弟です、息子です」とまで持ち上げて、血誠溢れる大応援演説をされました(「ライブドア堀江氏への選挙応援について 」)。

ところが、堀江貴文氏が2006年01月に証取法違反の容疑で逮捕されたとなると、手のひらを返すような冷淡な対応をとられましたね。
「オレ(武部)にも自民党にも関係ないよ」と言わんばかりの態度に終始した。

我が弟です、息子です」は一体どうなったんですか? と問いただしたいものだと思いましたよ(笑)。

(※もっとも、堀江貴文氏をあっさりと見捨てたのは武部勤先生だけでなく、小泉純一郎竹中平蔵両先生も酷いものでしたが)

こうやって見ると「たびたび問題があった」「二重人格者」なのは、城内実さんではなくて、武部勤・小泉純一郎・竹中平蔵先生方のほうではないかと思いますが・・・。

やはり、武部勤先生が城内実さんを「二重人格者」とまで誹謗中傷したのは、城内実さんが「郵政民営化」法案反対を貫いたからでしょうね。

城内実さんは大変な勉強家だから、小泉・竹中による「郵政民営化」がけっして日本国民のためになるものではなく、米国金融資本の利益につながるものだということに気づいてしまった。
そして「年次改革要望書」を設計書として、日本社会が「アメリカの都合のよい」ものに改造されつつあることを知ってしまった。

だから、城内実さんは「親分」安倍晋三自民党幹事長代理(当時)の懇願にも似た説得を振り切って、総裁派閥の「森派(現:町村派)」でただひとり「青票(反対票)」を投じた。
「憂国の同志」小林興起さんらとともに「郵政民営化」反対の初志を貫いたのです。
そのため、片山さつきという強力な「刺客」を送られ、議席を失った。

これのどこに「二重人格者」性が見られるのか?
私にはちっとも分からんですね。

城内実さんが状況に応じて複数の人格を使い分けるような「器用な」人間だったら、いくらでも上手く立ち回れる余地はあったでしょう。
ギリギリのところで、小林興起小泉龍司さんたち「同志」を見捨て、「郵政民営化」賛成に立場を変える。
すなわち小泉・竹中政権に恭順を示す。

こうしていれば、「ポスト小泉」安倍政権下で、城内実さんは相応の地位を獲得できたでしょう。
なにしろ城内実さんは安倍晋三氏の「側近中の側近」といわれていたのですから。
けれども、城内実さんはこの道を選ばなかった。

城内実さんは「郵政民営化」を貫いたために、片山さつき先生に議席を奪われ、「浪人」の憂き目を見た。
が、安倍政権に参加しなかったがゆえに、泥をかぶらずに済んだともいえます。
また、城内実さんが「郵政民営化」賛成派に転じていたら、私(喜八)が城内実さんを(勝手連的に)応援することもなかったでしょう(※)。

人間万事 塞翁が馬《じんかんばんじさいおうがうま》
運命の不思議を感じます。

(※左派ブロガーの皆様の冷たい視線を浴びそうですが・・・。汗)


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投稿者 kihachin : 2007年08月13日 20:47

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トラックバック時刻: 2007年08月14日 23:46

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