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2007年09月02日

日本共産党

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日本共産党に関する私(喜八)のスタンスを明らかにしておきます。

私は日本共産党員もしくはシンパではありません。過去に党員であったこともありません。

家族や近い親戚に日本共産党に所属している人はいないと思います。

友人・知人には日本共産党員および支持者がいます。1人の友人への「お付き合い」で「赤旗日曜版」は10年以上購読しています。

私は日本共産党が政権をとることを、まったく望みません。その意味では「反共」です。それもかなり強固な「反共」です。

世界の歴史を振り返るなら「共産党」は野党としては「いい仕事」をすることが多いようです。が、政権担当党としての「実績」は惨憺《さんたん》たるものではないでしょうか。

「『共産党』を名乗る政党が政権を握ると、国民の自由は奪われ、社会は停滞する」私はこう考えています。このように言えば共産党員およびシンパの方に猛烈な反発を受けることは経験的に分かっていますが、掛け値なしの正直な意見です。

ただし、現実問題としては「日本共産党の国会議員が現在の3倍くらいに増えるといい」とも思っています。そうなれば保守系・リベラル系の議員が緊張感をもって仕事をすると期待できるからです。

私は「反共」ではありますが、日本共産党のことは「愛国左派」政党だと認識しています。

最悪の反日集団「世界基督教統一神霊協会(統一協会)」と長年戦ってきた日本共産党は「我々こそ真の愛国派なのだ」と主張するべきだと思います(マジメな話です)。

さらに・・・。

私は「資本主義」を「他に代替するものがない」というプラグマティックな理由で支持しています。また、「市場原理」は適切に用いられるべきだと考えています。

ただし、今まさに日本を飲み込もうとしている「アメリカ発の弱肉強食資本主義」、いわゆる「新自由主義」は日本社会を根底から荒廃させる可能性が高い「トンデモ思想」だと考えます。

資本主義社会は、政府が福祉・厚生・教育部門を充実させない限り、存続することができません。もし政府が「負け組は勝手にしろ」というような態度をとれば、格差は拡大し世代を超えて固定され、社会は極度に不安定になってしまいます。

結局「新自由主義」とは、一部のカネ持ちの「オレたちに好きなように儲けさせろ。でも、税金はできるだけ安くしてもらうぜ。貧乏人のことなど知ったことか」という、トコトン自分勝手な主張に過ぎないように思えます。

ただ、そんなことを言っても誰も相手にしてはくれないので、カネ持ちとその追従者たちは「規制緩和と民営化を行なえば社会全体が豊かになる」という見せ掛けの「お題目」をとなえます。すると何故か多くの人はコロッと騙されてしまう。

実際のところ「規制緩和と民営化」の果てはどうなるのか? ごく一部の強欲で冷酷な経営者がとてつもない大儲けをする一方で、ほとんどの労働者は生活の安定・仕事の安定・人間としての誇りを失ってしまうのです。

これは単なる理屈などではありません。1970年代以降のアメリカで現実に起こったことです。アメリカ社会の分断と荒廃は、どうにもならないレベルに達していると見たほうがいい。おそらくアメリカは、それほど遠くない未来、巨大な国内トラブルに見舞われるだろうと予言しておきます。

そして、日本はアメリカに命ぜられるままに「規制緩和と民営化」「日本社会のアメリカ化」を推し進めてきました。今後、新自由主義的な政策が進められるに従って「ワーキングプア」や「ネットカフェ難民」などの経済的困窮者が激増するでしょう。いや、すでに激増しています。

そうなると「左翼思想」に心惹かれる人も激増する可能性が大です。南米で「左翼」政権が次々と誕生しているのも、アメリカ合州国主導の「新自由主義」的政策の反動だと見るのが自然です。無理な「規制緩和と民営化」政策が結果として「左翼」政権の「生みの母」となってしまったのです。

となると、ある意味では日本共産党には強烈な「追い風」が吹いているはずなのですね。しかし、日本共産党はその「追い風」を充分に利用できていないように思える。少なくとも党勢はけっして伸びてはいません。

現時点では、日本共産党はできるだけ「いい人」になって、敵をつくらず「シンパ」および「中立者(いざというときに敵にまわらない人)」を増やすことに専念した方がいいのではないか。私などは(おせっかいにも)そんなことを考えます。

日本共産党の人たちには「もっと強《したた》かに、必要とあれば奸智《かんち》をもって現実政治に取り組んでください」と要請したいですね。ただし、こう言うと「強か」や「奸智」の部分に反発を受けることが経験的に分かってはいるのですけれど(笑)。

結論代わりに繰り返します。私(喜八)は日本共産党が政権をとることを望まないという意味で強固な「反共」です。と同時に「日本共産党の国会議員が現在の3倍くらいに増えるといい」とも思っています。そして日本共産党のことは「愛国左派」政党だと認識しています。

なお、最近になって知ったのですが「日共《にっきょう》」というのは侮蔑表現だそうですね。そのため、当エントリでは「日本共産党」で統一しました。とはいえ、「日本共産党」というのは、なんだか響きが良くありません。いっそのこと「なかま党」とかに党名変更されたらどうでしょうか? なんて、これこそ要らぬおせっかいというものですが・・・。


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投稿者 kihachin : 2007年09月02日 20:09

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