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2007年09月19日

松下政経塾(下)

前原誠司衆議院議員

謎の憂国者「」さんのメッセージです。

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★引用開始★

松下政経塾に気をつけろ!

■テレビ朝日
「TVタックル」
「サンデープロジェクト」
「スーパーモーニング」
「朝まで生テレビ!」

などに出演する「政治家」は「松下政経塾」出身者に異常なまでに「特化」されています。
特に「民主党」サイドの出演者にその傾向が見られます。
言うまでもなく彼ら「松下政経塾」出身者は「反小沢執行部」の傾向がありますね。
特に前原誠司大先生など「反小沢急先鋒」と言っても過言ではないでしょう。

テレビ朝日を始めとする全ての「新聞テレビ」は「二大政党制」を声高に叫んでいます。
勿論「松下政経塾」出身者も同じ事を叫んでいます。
しかし、「二大政党制」は本当に素晴らしいのでしょうか?
二大政党制の元祖とも言える「アメリカ合衆国」はどうでしょうか?
アメリカは格差大国です。
貧乏人は病気になっても医者に通えません。
何故なら「国民皆健康保険」の制度がないからです。
しかもアメリカではありとあらゆるものが極限まで「民営化」されています。

(でも、不思議とアメリカの「郵政」は国営なのですね)

民営化とは「私営化」でもあるのです。
それを日本に「強要」するアメリカ合衆国。
そんなアメリカ合衆国の採用する「二大政党制」がそんなに素晴らしいのか?

「二大政党制は危険だ!」

これが私「r」の意見であり警告なのです。
偶然ですが、「国策捜査」でお馴染みの「佐藤優氏」が面白い事を言ってます。

(要約開始)

「新自由主義政党」
「保守政党」
「社会民主主義政党」

以上の「三大政党制」が望ましい。
それも「保守政党」「社民主義政党」の連立政権がいい。

(要約終了)

そうなんですね。
今の「参議院」を見てください。

「民主党:新自由主義・社民主義の混合体」
「国民新党:伝統保守」
「社民党:社民主義」
「共産党:社民主義」

なのですね。
それと対峙するのが…

「自民党:新自由主義」
「公明党:仏教系新興宗教」

ある意味理想なのかも知れませんね(笑)
宗主国アメリカを見てみると…

「共和党:ネオリベ・ネオコン・基督教原理主義」

何か「自公連立与党」と似てますね(笑)

松下政経塾は伝え聞くところによると「集団生活」を中心とした合宿スタイルの「特訓塾」的な色彩が強いらしい。
設立当初は創設者「松下幸之助氏」と一緒に風呂に入って背中を流したり、寝食共にしたそうですね。

松下幸之助氏は「立志伝中」の人物です。
その生涯はもはや「神話」と言ってもよいでしょう。

経営の神様

松下幸之助氏はそう呼ばれてきました。
実際、戦後の「高度経済成長」における「立役者」として縦横無尽に大活躍した「経緯」は輝ける功績と言って良いでしょう。

「松下方式」

松下方式とは正に「公平配分」即ち「社会民主主義」的な「地方」を特に重視した「経営方式」だと思うのですね。
今の「家電量販店」みたいな販売方式ではなく「地域に根ざした販売方式」を日本全国で展開した。
今でこそ数は激減しましたが私「r」の近所にも読者の皆さんの近所にも「松下のお店」が必ずあるでしょう。
そこの販売店の「オヤジさん」が販売から取り扱い説明、修理メンテナンス、処分まで全て面倒みてくれた。
そんな事実があります。
松下幸之助氏は江戸時代の「近江商人」の唱える「三方良し」の精神を意識、或いは無意識に具現化したものと思うのです。

「近江商人」の唱える「三方良し」の思想ですが…

「売り手に良し」
「買い手に良し」
「世間に良し」

と全ての人々にとって幸せを齎《もたら》す「共存共栄」の精神なのですね。
江戸時代の近江商人は西欧列強が「植民地政策」を強引に展開してアジア・アフリカを食い物にしている最中、既に現代の「社会民主主義思想」を理論化し、実践していたのですね。

コレって凄くないですか?

松下幸之助氏の販売方法は正にこの「近江商人の精神」に則《のっと》ったすばらしいものだったと思うのです。
しかし、光が強ければ影も濃くなるのが世の常です。
松下幸之助氏の影は何なのか。
詳細は色々あるのですが、簡単な事をちょっとばかし書かせていただきます。

「VHS」VS「BETA」

家電録画装置、即ち「ビデオテープレコーダー」装置の販売普及戦争です。
ビクターが開発し、松下が賛同した「VHS」方式。
ソニーが開発し、東芝が賛同した「BETA」方式。
この二つの「規格」が真っ向から対立したのが「ビデオ戦争」なのですね。

「VHSとBETA、どっちが優秀か」

答えは言うまでもありません。
ソニーの「BETA方式」が圧倒的に優秀なのです。
画質、音質、サイズなどなど…
BETAはVHSを圧倒していました。
実際、プロの現場、特に「放送局」では「BETA方式」を徹底採用していた事実があります。

「プロは本物しか使わない」

それほどBETAは優れていたのです。
しかし、私たちの身の回りをご覧ください。
「BETA方式」のデッキがどれほどあるでしょうか?
読者の皆さんの中では…

「BETA方式のビデオなんか見た事ないよ!」

と仰る方も多い事でしょう。

「何で優れたBETA方式のビデオが普及しなかったの?」

その答えは簡単です。
松下方式に則った「VHS」陣営の販売戦略がデッキ本体の「性能」を大きく上回ったのです。
ソニー製品、取り分け「BETA方式」はプロとセミプロ(マニア)の間では大絶賛されていました。
プロやマニアは「VHS」を完全にバカにしていました。
しかし一般市民の反応はどうか。

「プロやマニアほどの性能をビデオに要求していなかった」

よって販売戦略に優る「VHS」陣営が圧倒的な勝利をおさめて戦争は終結したのです。
そして東芝が「VHS」デッキを生産し、ソニーも「VHS」を生産したのです。

しかし、「盛者必衰の理」に違《たが》わず、松下も苦渋を嘗《な》めた事があります。
それは何か。

「ビデオディスク戦争」

なのです。
簡単に言えば「レーザーディスク戦争」とも言えるでしょう。
このビデオディスクは方式が二つありました。

「接触方式」(松下など)
「非接触方式」(パイオニアなど)

接触方式とは文字通り、「ディスク、即ちメディア」に情報読取装置の末端が「接触」する方式です。
それ故に「メディア」を保護する必要が生じます。
ですから樹脂で出来た「カセット」に保護され、使い勝手があまり良くありませんでした。
販売当初、両陣営共に「スナック」などの社交飲食事業に「カラオケ」の機械として販売、若しくはリースしていました。
しかし、松下陣営のそれは想定外の問題を抱えてしまったのです。
それは…

「接触方式故にメディアが損耗しやすい」
「接触方式故にタバコの煙など環境に影響されやすい」
「接触方式故にカセットが必要でその中に異物、例えばゴキブリなどの虫が入り込んで故障の原因になった」

よって日常使用のメンテナンスに有利で画質、音質共に優れた「レーザーディスク」が圧倒的な勝利をおさめたのです。

「プロ(スナックなどお店)とマニアは優秀なレーザーディスクを選択した」

一般の家庭では「ビデオディスク」の必要性を見出せなかった故のレーザーディスク大勝利でした。
そして時は流れて…

レーザーディスクは「DVD」にその座を譲り、静かに引退しました。

話がかなり反れましたが…

「松下幸之助氏と言えども絶対ではない!」

私「r」はこう言いたかったのです。

「弘法も筆の誤り」

正にそれでしょう。
そんな松下幸之助氏は挫折と栄光に満ちた生涯の中において、日本国民に対してトンデモナイ置き土産を残した、と私「r」は思うのです。
そのトンデモナイ置き土産とは何か。
それは言うまでもなく…

松下政経塾

そのものでしょう。
松下幸之助氏は「良かれ」と思って、そして「日本の将来」を憂いてこの「政治塾」を創設したのでしょう。
しかし…

「商人は政(まつりごと・政治)に関わるべきではない」

名前と詳細は忘れましたが江戸時代の有名な商人が、そのような事を言ってたような記憶があります。
そう言った訳で「近江商人の精神」を現代に根付かせた松下幸之助氏は「新自由主義」と相容れないはずだと私「r」は思うのですね。
新自由主義とは「強者絶対」であり「弱者は滅びよ」なのですから。
それは「弱肉強食」の自然の摂理を「強者に都合よく」取り入れた「詭弁思想・カルト思想」に他なりません。

松下政経塾出身者は私「r」の知る限りにおいて、その思想信条は全て「新自由主義」にあると思うのです。

前原誠司氏」

を始めとして自民党、民主党に深く生息する「国会議員」の皆々様たち…
しかも新自由主義だけではなく新保守主義の急進派でもある事実。

これは一体全体何なのでしょうか?
松下政経塾の「設立目的」とは一体何だったのか?
疑問を強く感じるのです。

松下政経塾は…

「ネオリベ:新自由主義者」
「ネオコン:新保守主義者」

の「養成機関」なのでしょうか?

ネオリベ・ネオコン虎の穴、それは松下政経塾、と私「r」は思うのです。

※「虎の穴」とは名作漫画(アニメ)「タイガーマスク」に登場した架空のプロレス塾です。

大体にして「政治家」になろうとする者が「学校」で教わるとは不思議です。
政治とは生活であり思想であり人間でもある。

「喜怒哀楽」
「清濁併せ呑む矛盾」

そう、政治とは矛盾の塊であり、「人間力」の世界なのです。
そんなのは学校で教わる性格のものではないでしょう。

(まあ、フランスには行政エリート養成所が国営でありますが)

ある者は「実生活」の中で政治を考え、人間力を磨き…
ある者は「最高学府」において知識を蓄え、官僚機構その他を経由して人間力を磨き…
そしてある者は…

無数に存在する「選択肢」の中から「知識」「経験」「人間力」に磨きをかけて「政治家」になるのが本来の「筋」なのではないでしょうか?
ですから私「r」はこう思うのです。

「松下政経塾に存在意義があるのか?」

そして、それに対する私「r」の結論は…

「松下政経塾は百害あって一利なし。即ち存在意義は皆無である!」

前述した「前原誠司氏」は京大法学部を優秀な成績で卒業し、松下政経塾を卒業して政治家になった「俊英」であります。
そんな前原氏は何をしたのか。

堀江メール問題で民主党を潰しかけた」

そして前原氏は今何をやっているのか。

「日本国の代議士でありながら、米国政府のメッセージボーイをしている!」

大体にして駐日米国大使「トム・シーファー氏」と小沢一郎代表の会談を「前原誠司氏」がしゃしゃり出て「セット」する事自体が間違っています。
小沢一郎氏はあくまでも野党党首です。
内閣総理大臣ではありません。
外交辞令としてシーファー氏は「安倍晋三総理」を通じて小沢氏に話をするべきなのです。
前原氏の一連の行動は「内閣総理大臣」に対する「無礼」であり、「安倍氏個人」に対する「無礼」でもあります。
国際社会における外交の常識から外れ、日本を「笑いもの」にする、「愚劣な行為」以外の何物でもありません。

早い話、前原誠司氏は「民主党を壊しかけた」と同時に「日本国を貶《おとし》めた」そう言われても仕方ないでしょう。

そんな前原誠司氏が「松下政経塾」の出世頭なのです。
それだけでも松下政経塾がどんなものなのか…
私「r」は大いなる「疑問」を持ってしまうのですね。

「政治の若返りが必要だ」

テレビ朝日を始めとして全ての新聞テレビが同じ事を言います。
その結果が「前原誠司氏」であり「安倍晋三氏」なのではないでしょうか?
両者共に共通するのが「若さから出る未熟さ」ですね。
即ち両氏の「人間力の欠如」が日本国民の利益を著しく阻害したと思うのです。

「政治家には清濁併せ呑む矛盾を克服した超人的な力、人間力が要求される」

これが私「r」の持論なのです。

「田中角栄」
「池田勇人」
「吉田茂」
「岸信介」
「佐藤栄作」
「石橋湛山」

など過去の内閣総理大臣には何がしかの形でそれなりの「人間力」があった。

(「岸信介」の政策や思想信条には賛同しかねるところはありますが、公平な視点から見て人間力は強い、と思う次第であります)

しかし今現在の政界を見渡すと…

新聞テレビに振り回されて結果として人間力が低下した政治家が跋扈《ばっこ》する状況に陥った…

見ていて怒りを通り越して悲しくなります。
新聞テレビの本性が「対米売国推進勢力」である事が判明した今現在、政治家、特に「野党政治家」は新聞テレビに振り回される事なく、いや「新聞テレビ」と戦うべきでしょう。
だってそうでしょう。

「全ての新聞テレビは売国奴なのですから」

またまた反れました…

松下政経塾は塾生に「給料と称するお小遣い(正式な名称は忘れました)」を与えるそうです。
それも数十万円とか?

「お金を貰って政治を教わる」

何かオカシクないですか?
そんな松下政経塾に対する疑問、疑念は日増しに募る一方です。
そんな松下政経塾出身者を全ての新聞テレビは応援する。

「売国奴たる全ての新聞テレビが応援する政治塾」

何かが見えてきた気がします。

何れにせよ…

「松下政経塾に気をつけろ!」

を座右の銘にするべきではないでしょうか。


【お断り】
松下政経塾」本体を批判している訳ではありません。
同塾の「出身者」に問題のある人物が多すぎる事に「疑問」を感じているのです。
同塾が次世代の指導者を育成する為に設立した理念には共感をおぼえます。
ですから同塾のこれからのご発展を心より祈らせていただきます。

★引用終了★


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投稿者 kihachin : 2007年09月19日 17:14

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