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2007年11月01日

年次改革要望書と舛添大臣

謎の憂国者「」さんのメッセージです。


★引用開始★

舛添要一厚生労働大臣と「年次改革要望書」

しばらく前、舛添要一大臣は次のような発言をしました。

「日本の新薬承認期間は通常4年ほどかかる。しかし米国では平均1年半です。日本も米国並みに新薬承認期間を短縮させたいと思います。全ては『患者さんの為』なんです!」

舛添要一マンセー」を旨とする「新聞テレビ」は、正義のヒーローの有難いお言葉として、この「お言葉」を報道しまくりました。
しかし、この言葉の裏にあるものをじっくりと考えて欲しいのです。

この舛添発言を的確に分析したのが、私「r」の敬愛するブロガー shiono さんです。

大和ごころ。ときどきその他
舛添は米国の手下となって日本の医療と国民の安全を破壊する

どうやら舛添氏は「年次改革要望書」を確実にトレースするつもりのようです。
これは非常に危険な状態です。
ここで思い出してください。
テレビ朝日を始め、全国紙とその配下のテレビキー局が「ヨイショ」する政治家の特徴を、です。

中曽根康弘・元首相」
小泉純一郎・元首相」

このお二人が何故に「ヨイショ」されたのか。
中曽根氏がヨイショされた理由は…

「日本の新自由主義化の先鞭を切ったから」

そして小泉氏がヨイショされたのは…

「年次改革要望書を忠実に実行し『郵政民営化』を強行したから」

なのですね。
舛添氏が新聞テレビに「ヨイショ」されるのに必要な条件とは何か。
それは言うまでもなく「年次改革要望書」のトレースでしょう。
即ち「年次改革要望書」に書かれている「厚生労働的分野」の忠実な実行が、舛添氏の「政治生命」を握る鍵となるのです。
その一つが…

「新薬承認期間の短縮」(米国基準迎合)

なのですね。
そして見逃してはならないのが…

「家庭だんらん法」(「残業代ゼロ法案:ホワイトカラー・エグゼンプション(white collar exemption)法案」)

なのです。
これは説明の必要のない「羊頭狗肉法案」ですね。
こういった舛添氏が…

「国民のための法案」

を作成、実行すると読者の皆さんは本気で思いますか?(笑)
思うわけないですね。

そして舛添氏の「新薬承認期間の短縮発言」には報道されていない「重大な事実」がかくされています。
それは何か…

「短縮された新薬の『公的保険の適用』に関して何も言及していない」

これなのですね。
舛添要一氏は「新薬承認の遅れ」が招いた「悲劇」を具体的事例を出して述べています。
確かに承認されれば救われた命もあった事でしょう。
されど、ここで確認してほしい事があります。

「保険適用外の薬は超高額である」

その事なのです。
一回の投与で何十万も何百万もかかるような状況で果たして一般市民の患者は新薬を投与できるのであろうか?

「出来る訳がない」

そうなのですね。
それでは何で日本では「新薬の承認」に時間がかかるのか。
それは…

「治験(新薬の検査)は勿論、保険承認の調査研究が必要だから」

それなのですね。
その為に検査官は必死になって「研究」「調査」を行っているのです。
新聞テレビが必死になって…

「役人(官僚)=悪徳代官」

と偏向報道を行ってきた結果、新薬の承認も「利権オンリー」みたいな空気になって、その結果「時間がかかる」みたいな報道を行ってきた。
それを見逃してはならないのです。

私「r」が知る限り、全ての「キャリア官僚」「ノンキャリア官僚」そして「地方公務員」は一生懸命に仕事をしています。
彼ら彼女らは本当に真面目です。
私「r」の同級生で官僚や一般公務員になった者は全て「クソ真面目」な連中ばかりでした。
同窓会などで再会しても彼ら彼女らは良くも悪くも「当時のまま」です。(笑)
真面目で面白くない…(笑)
されど、仕事を聞くと本当に一生懸命やっているのが伝わってきます。

「良くも悪くも融通が利かない」

それがある意味「不偏不党」であり「公平中立」なのだと思います。
但し、彼ら彼女らは「クソ真面目」故に自己表現が実にヘタであります。
それ故に現場で「一般市民」とトラブルを起こす事もあり得るのかも知れません。
しかし、それも真摯《しんし》に話し合えば必ずや解ける「誤解」なのです。
ですから心配には及ばないのです。
にも関わらずテレビ朝日を始めとする「新聞テレビ」は…

「公務員が諸悪の根源」

そういった扱いをする。
ここで思い出してください。
郵政民営化偏向報道合戦でテレビ朝日を始めとする新聞テレビが行った魔女狩り的な「郵便局員バッシング」を…

「郵便局員が諸悪の根源」

そのような扱いを新聞テレビは行ってきました。

「年金問題も郵便局員の責任」
「社会問題も郵便局員の責任」
「国際問題も郵便局員の責任」

もう論理もヘッタクレも何もないです。
無茶苦茶なんてもんじゃないです。
そこまでして新聞テレビが小泉純一郎氏を担ぎ出して行ったのが「郵政民営化」であるのは読者の皆さんもよーくご存知でしょう。
だからこそ…

「郵政民営化の凍結」
「郵政再国営化」

が絶対に必要なのです。
ついでに言わせてもらえば「過疎地域の活性化」には「JR国有化」即ち「国鉄復活」が必須である、と私「r」は思います。
廃線をよく考えて復活させ、定年退職した「JR職員」「国鉄職員」で元気な人を中心に「現場の指導者」として臨時採用し、今、不況で苦しんでいる「失業者」や「派遣労働者」の中で「知的レベル」即ち「筆記試験」で優秀な者を中心に採用し、「過疎地域」の保線区や駅に配属する、即ち「戦後復興時」における「復員者」の国鉄採用の再現ですね。
これ位の大胆な「国鉄復活劇」を行う必要が絶対にあります。

私「r」が敬愛する政治家である…

城内実さん
鈴木宗男さん
戸倉多香子さん

私「r」の「国鉄復活論」をどう思われるでしょうか?

話が逸れました…(毎度の事ですみません)

「新薬承認期間の短縮」に民主党など野党各党が異を唱えると、舛添氏は小泉純一郎氏さながらに「患者の利益を考えないのか!」と大声で怒鳴るでしょう。
そしてテレビ朝日を始め新聞テレビはその部分だけを取り上げて…

舛添要一氏=患者の味方=絶対の正義」
「野党各党=患者の敵=抵抗勢力」

といった恣意的な図式を作るのが目に見えます。
そして「スーパーモーニング」など洗脳番組でキャスターや御用評論家がヒステリックに野党各党を攻撃する…

小泉政権下の図式そのものです。

新聞テレビが今まで何をしてきたのか。
それをじっくりと考えなければなりませんね。
特に中曽根康弘政権が誕生して以降の新聞テレビの論調は…

「改革=民営化=絶対の正義」

であり、小泉純一郎政権発足以降の論調は…

「改革に逆らう者は全て抵抗勢力=悪の権化」

という図式で「対米売国」を加速させてきました。
そういった訳で、新聞テレビが過剰に「ヨイショ」する人物は間違いなく「日本国民の敵」だと私「r」は思うのです。
その証拠に新聞テレビが過剰に「ヨイショ」した人物でマトモな人物がいるでしょうか?

「新薬承認短縮化は年次改革要望書のトレース第一弾である」

それを私たち日本国民は肝に銘ずるべきではないでしょうか。

★引用終了★


郵政民営化凍結

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投稿者 kihachin : 2007年11月01日 12:29

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