【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

« 小沢代表に何があったのか? | メイン | さあ、政権交代だ! »


2007年11月06日

読売《ナベツネ》新聞

渡邉恒雄(ナベツネ)


「政府広報誌」としての評価(?)が定着しつつある「読売新聞」。

それも「日本政府」というより「米国政府」広報誌と言ってよいような「大活躍」ぶりです。
「読売《ナベツネ》新聞」はもはや国際的な存在であると言ってよいでしょう(もちろん100パーセントの皮肉ですが)。

近い将来、おそらくは米国政府秘密文書の一般公開とともに「名声(?)」を高めるであろう「本社代表取締役会長・主筆渡邉恒雄(ナベツネ)」氏に率いられる「読売新聞」。

まさに「日本国の誉《ほま》れ」ともいうべき赫々《かっかく》たる存在でございます(120パーセントの皮肉です)。

同胞である日本国民の幸福など省《かえり》みず、「宗主国」にひたすら忠誠を尽くし、ただ己《おのれ》一人の立身出世を図ることこそが男の生きる道(ヨッ! ナベツネ大統領!)。

幼き子供たちにとっては「買弁()」の格好の見本になりますなあ(笑)。
「属国」ではこうするのが出世の早道なんだよ、と(嗚呼、亡国への一本道)。

※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること

そんな「読売《ナベツネ》新聞」の最近の「実績」を紹介します。
11月02日の福田・小沢会談において、民主党小沢一郎代表が「早い段階から連立に前向き」であり「自民、民主両党による連立政権構想は、実は小沢氏の方が先に持ちかけていた」という大スクープです!

 「民主・小沢氏、早い段階から連立に前向き…自民関係者
 (「読売新聞」2007.11.03)

 「「民主党内、絶対まとめる」大連立は小沢氏が持ちかけ
 (「読売新聞」2007.11.04)

これが事実であれば小沢一郎氏は「民主党を裏切る者」「民主主義の壊し屋」として徹底糾弾されなければならないところですが・・・。

はてな?
「読売新聞」とはまったく逆の報道もありますね。
連立打診は自民から」と、自民党の伊吹文明幹事長が明言されているのです。

 「「連立打診は自民から」 自民・伊吹幹事長が明言
 (「京都新聞」2007.11.05)

「京都新聞」と「読売新聞」の報道は完全に矛盾している!

ここで、よくよく「読売」の報道を読み返してみると情報源が「自民党関係者によると」とか「複数の関係者」になっていて、きわめて曖昧なのですね。
「いつ、誰が、どこで」話したことなのか、まったく分からないというスゴイ新聞記事です(笑)。

一方、「京都新聞」報道は「自民党の伊吹文明幹事長」が「4日、京都市内で」とハッキリ書かれている。

どちらが優れた新聞記事ですか?
この問いの答えは小学生だって分かるでしょうね(笑)。

※念のために書いておきますが、優れているのは「京都新聞」の記事です。というより「読売」記事が酷すぎる

かくのごとき素晴らしすぎる「読売新聞」。
米国政府」広報誌として大活躍する「読売新聞」。
買弁老人による独裁恐怖政治にひれ伏す「読売新聞」。

貴方たちはまさに「日本国の希望」であり「国民の鑑《かがみ》」というべき存在でございます(300パーセントの皮肉!)。

最後に「読売《買弁》新聞」の、おそらくジャーナリズム史に永遠に記録される()であろう「社説」を紹介します。

※もちろん汚点として記録されるわけですが


小沢代表辞意 それでも大連立を目指すべきだ(11月5日付・読売社説)

 行き詰まった現在の政治状況を冷静に見つめれば、大連立はやはり、なお実現を目指すべき重要な課題である。
 民主党の小沢代表が、辞任の意向を表明した。福田首相との党首会談で、福田首相が求めたとされる大連立の問題をめぐる政治的混乱にけじめをつけるため、という。
 小沢代表自身がけじめをつけても、衆参ねじれ国会の下で、国益や国民生活にかかわる重要政策が何一つ前進も実現もしない、という状況には変わりない。
 ◆一致すべき安保政策◆
 福田首相は、衆参ねじれ下で、重要政策を実現するため「新たな政治体制を作りたい」として会談に臨んだ。具体的には「大連立」である。
 小沢代表も、同様の問題意識に立って党首会談に臨んだことは、辞意を表明した記者会見からも明らかだ。
 小沢代表は、党首会談での核心が、インド洋での海上自衛隊艦船による多国籍軍艦船への給油活動継続問題をはじめ、安全保障政策だったとしている。
 国の存立と国民の生命、財産を守るための安全保障政策は、政府・与党と野党第1党が共通の基盤に立って、推進されるべきものだ。福田首相と小沢代表が、連立に向けて、「テロとの戦い」への国際社会の共同行動での日本の役割と責任を最重要テーマとしたのは、当然のことである。
 小沢代表によれば、国際平和活動に関する自衛隊の派遣について、福田首相は、「国連安全保障理事会もしくは国連総会の決議によって設立、あるいは認められた国連活動への参加に限る」とする見解を示したという。
 小沢代表は、海自の給油活動は、国連決議の明確な裏付けがなく、憲法違反として、反対してきた。福田首相の見解に対し、「国際平和協力の原則」を確立する根本的な“政策転換”と受け止め、これだけでも「政策協議開始に値する」と判断した、としている。
 小沢代表の考え方は、従来の政府の憲法解釈とは相いれない。一方で、政府の憲法解釈は、今日の国際平和活動の実態にそぐわなくなっている。国際平和活動のあり方で、与党と民主党が一致すれば、大連立の重要な基盤となる。大いに論議すべき問題である。
 ◆民主党の政権戦略とは◆
 小沢代表は、衆参ねじれの現状に何の手も打たなければ、次期衆院選で勝利し、政権交代を実現するという民主党の戦略も危うくなる恐れがあったと言う。
 何よりも、民主党には、先の参院選で大勝したとはいえ、なお政権担当能力に疑問符がつく。寄せ集めゆえの基本政策での党内一致の難しさや、党運営などでの不協和音である。
 政権担当能力を示すには、参院選で公約した基礎部分の全額を税でまかなうとした年金制度をはじめとする社会保障制度改革などの政策の実現が必要だ。だが、ねじれ下では、衆院で多数を占める与党の協力なしには、実現しない。
 「民主党が政権の一翼を担い、参院選で約束した政策を実行し、政権運営の実績を示すことが、民主党政権実現への近道」という小沢代表の考えは、こうした認識に基づいた政権戦略であろう。
 小沢代表が辞任の意思を固めたのは、こうした考えが、党首会談後の党役員会で認められず、「不信任に等しい」と判断したからだ、と言う。
 不毛な政治状況が続き、海自の給油活動の早期再開もできないとなれば、国際社会の信頼を失い、日米同盟を含め、日本の安全保障に重大な影響が生じる恐れがある。年金・社会保障制度改革も進まなければ、国民生活が不安定になり将来不安を増大させる。
 国民経済や安全保障への悪影響があれば、その責任は民主党にあるということになる。
 小沢代表を除き、民主党執行部は「参院での民意に反する」「福田政権を助けるだけだ」などとする大連立反対論が大勢だ。次期衆院選の戦術上、政府・与党を追い込むため、“対決”を貫くべきだということなのだろう。
 国や国民の利益のために必要な政策の実現を図るという、最も重要な政治の責任を忘れた姿勢だ。
 大連立には、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)が2005年11月に発足したドイツのメルケル政権の例がある。
 ◆見るべきドイツの成果◆
 消費税に当たる付加価値税率の16%から19%への引き上げや、所得税の最高税率の42%から45%への引き上げを断行した。付加価値税率引き上げ分は財政再建や雇用保険料引き下げに充てた。年金受給開始年齢は、10年以降、65歳から67歳に引き上げられる。
 ドイツは、02年以降、欧州連合(EU)条約が課す財政赤字の「対国内総生産(GDP)比3%以下」を4年連続守れなかった。だが、06年度には、財政赤字は、対GDP比2・1%にまで下がった。安定的な経済成長や失業率の低下など、経済状況も改善された。
 衆参ねじれの下で2大政党が対立している状況を打開し、税財政、外交安全保障、社会保障制度などの重要課題を解決するには、やはり大連立が望ましい。
 民主党執行部は、小沢代表の辞職願を受理できないとしているが、そうならば、大連立を真剣に考慮すべきである。
(2007年11月5日1時24分 読売新聞


「民主主義の壊し屋」「日本国を破壊する者」「国恥」。
「読売《ナベツネ買弁》新聞」。


関連ページ


投稿者 kihachin : 2007年11月06日 12:18

« 小沢代表に何があったのか? | メイン | さあ、政権交代だ! »



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kihachin.net/klog/mt-tb.cgi/1970

このリストは、次のエントリーを参照しています: 読売《ナベツネ》新聞:

» 党首密談&連立構想の波紋は、福田自民党にも。超保守勢力&米国の力が?! from 日本がアブナイ!
【この2日間、多数のアクセス&クリック&TB、有難うございます。 と??っても励みになるです。m(__)m  尚、TBのお返しが遅れがち &うまく行かないと... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 12:48

» 小沢さん、どうするのかなあ・・・ from お玉おばさんでもわかる 政治のお話
もしも次期衆議院選挙で自民党の議席が241議席を割ったら「私の首が飛ぶ」と怯えながら話す伊吹幹事長・・・うん、どこかへ飛んでいって欲しいなあ・などと思った・・・... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 13:17

» 病 名 / 03'summer from パニック障害・抑うつ 心の旅 独り言日記
    「枯葉の中に、はたして命の息吹が宿っているのだろうか」     前回は、 2003年7月31日、朝3時頃に具合が悪くなり ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 14:26

» 私は反米主義者ではない! from どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ
裏で糸を引いているのが読売系の総帥であるナベツネ なのかは分かりませんが、 壊し屋小沢一郎が暴走を始めました。 公明党の意向を無視するようなプロセ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 19:33

» 小沢氏の不可解な行動 from 現政権に「ノー」!!!
10月30日と11月2日に、自民党の福田首相と民主党の小沢代表が密室という形で、会談が行われたのは周知の事実であるが、なぜ、このタイミングで小沢氏が「大連立」に... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 21:27

» オザワ親分、続投になったようね、。 from うみおくれクラブ
 「おやぶ〜ん、やめないでくだせぇ」  「おやぶん、やめないで!」  「おやぶんがいなくなったら、あっしら、どうなるかわかりゃしませんぜ」(泣)  「組はバラバ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 22:45

» [政治][日記]一生後悔せずに済んだのか。 from ΩBloger chan3or1の極私的日記
小沢代表が辞意を撤回した。分かりにくい書き回しだが、辞めるのを止めたのだ。自社さ政権のことを書いたが、今の民主党は寄り合い所帯である。現在の小沢氏は民主党代表... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 22:49

» 11月8日に注目 from そもそも どーなの?
明後日の11月8日に参議院で証人喚問が行われることになっています。午前中に「山田洋行」の宮崎元専務と米津社長の参考人招致があり、午後には守屋前防衛事務次官の証人... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月06日 23:14

» 小沢代表・民主党再出発に向けて from とむ丸の夢
朝も晩も、多分昼も、テレビまで大連立の話でもちっきり。 もともとあった話しで、ご近所さんまでいつか口にしていたくらいですが、ここまで話題に上り、大政翼賛状態を招... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月07日 01:02

» 密室、密室と言うが、開きっぱなしでもダメだし、マスコミも密室作文、怪情報を流してるよ。 from Black Choco×2(ちょこちょこ)
時間が無いので簡単に書くが、 先の福田、小沢会談を 子供が何かあったら同じ言葉を繰り返すように、 どこもかしこも「密室」で話されたからダメだ、 みたいな... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月07日 02:42

» 小沢さんが辞任してまで伝えたかったことは・・・。 from とくらBlog
 小沢さんの続投が決まったというニュースが流れたらしいので、ほっとしたところですが、今回の事件の流れの中で、小沢さんの続投を祈りながら、ずっと考えていたことがあ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月07日 08:48

» マスゴミの雰囲気が2005・9・11の頃に似てきた⇒総がかり民主たたき、。現在各種裏世論調査(本物の方)で民意を測ってるのかも、。 from 雑談日記(徒然なるままに、。)
 いよいよ解散総選挙が近づいている感じがする。福田にとって時間は敵。ご祝儀人気のメッキは時間と共にはがれまくる。(笑)  現在各種裏世論調査(本物の方)で民意を... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月07日 09:34

» 沖縄自決問題と朝日新聞 from 無党派日本人の本音
[マスコミの傾向] 一昨日だったと思うが、某政治家のブログで気になる記事を見つけた。 彼がもと所属していた学生のグループが、沖縄自決問題で集まった人達の数を一人... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月07日 13:27

» 売国奴:讀賣 from 疾風怒濤
大連立を仕掛けたナベツネのことは置いといて、如何に小沢、民主党を貶めようかと必死の讀賣新聞。 しかしあまりに記事構成が稚拙で、情報源が曖昧なのがバレバレ。... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月08日 20:57

» 【食欲の秋】鳩も似て食うナベツネ爺【鳩鍋】 from 奥田健次の教育改革ぶろぐろ部
例の大連立構想、フィクサーは大マスコミってんだから、そもそもとんでもない話。 悔 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月09日 10:45

» 国民よりも官僚の味方、福田康夫! from どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ
11月8日に、 福田康夫首相が議長を務める経済財政諮問会議が開かれ、 御手洗冨士夫・日本経団連会長といった民間メンバーの4人が、 (こんな連中の一体どこが... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月11日 21:07

» 秋の特集!マスコミの共認支配を許すな!PART3『小沢辞意騒動と読売新聞』 from ブログ de なんで屋 @東京
PART1、PART2と続けて特集してきましたが、いよいよPART3!今回は先日の小沢民主党代表辞意表明に関する一連の渡辺恒夫→読売新聞の言動(報道)についてで... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月13日 10:23

» オーウェル「気の向くままに」にある「素晴らしき自主規制」 from 1984 blog
オーウェルの同時代批評As I Please「気の向くままに」に、まるで現代日本マスコミについて書かれたような記事が。 イギリスを日本に入れ替えるだけでそ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月14日 14:38

» 大連立騒動にダマされるな! from どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ
民主党小沢騒動について、 ネット社会ではいろいろな憶測が飛び交っています。 福田康夫をそそのかし、 小沢を窮地へと追いやったのは読売総裁であるナベ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月15日 09:43

» 讀賣新聞の世論誘導は、今に始まったことではない。 from 路上で世直し なんで屋【関西】
『主筆にして取締役会長、渡邊恒雄が読売新聞と日テレグループ総力を挙げて世論誘導を行っているのだ。先日の自民・民主大連立構想の仕掛け人がナベツネであることは... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月18日 00:54

» 「転向」を考える from 人工樂園
 私はこれまで森田実氏の政治コラムから様々な示唆を受けてきたけれども,例の大連立騒動をめぐる最近の小沢一郎批判にはいささか疑問を感じている。  もちろん政... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月18日 22:18