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2007年12月21日

ムネオ氏の竹中平蔵批判

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このごろは竹中平蔵氏(慶應大学教授、前参議院議員)のメディア露出が妙に多いですね。
「宗主国アメリカ」から「ヘイゾーをもっと売り込め!」なんて指令が来ているのだろうか?
なんて想像をたくましくする私(喜八)です(笑)。

しかし、アンクルサムさん、それは無理というものですぜ。
小泉・竹中政権による「郵政民営化」なるものが、日本憲政史上最低最悪の買弁()法案であったことは、いまや「国民の常識」となりつつあるんですから。

※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること

つい先日発売の雑誌「週刊ダイヤモンド」(2007年12月22日号)でも「郵政民営化が日本を不幸にします」という結論をかかげた「反・郵政民営化」大特集が組まれたくらいです(これは必読ですよ!)。

あえて指摘するまでもないと思いますが・・・。
経済専門雑誌である「週刊ダイヤモンド」はバリバリの保守系メディアです。「野党的」でも「左派的」でもありません。
「郵政売国法案()」に反対するのに「右」も「左」も関係ないことがよく分かりますね。

※「郵政売国法案」は城内実氏による造語

と、ここまで書いてきて「バリバリの保守政治家」であると同時に「根っからの社会民主主義者」でもある鈴木宗男氏が、しばらく前に辛らつな「竹中平蔵」批判を書いていたことを思い出しました。
鈴木宗男氏の「ムネオ日記」から当該部分を一部引用させていただきます。


2007年11月24(土) 鈴 木 宗 男

 朝8時からの日本TVで竹中平蔵氏が出ており「北海道は無駄な道路が多い」と言っていた。どこが無駄な道路か、具体的に上げて話すなら解るが評論家宜(よろ)しく無責任な話は迷惑である。「人口が減っていくから道路は必要ない」という言い方もしていたが、道路がないから人が出て行き過疎になっている地域もあることを解って言っているのか、北海道の高速道路についてもヒト・モノより、命に関わる人道的、生命線としての道路の果たしている現状を解っているのか。
 アメリカ型の新自由主義政策で小泉政権以後の日本はどうなったか。格差が拡がり、都会と地方の溝は深まり、国民はやる気を失い、子が親を、親が子を、子供同士が殺し合う、荒(すさ)んだ社会になってきたではないか。弱肉強食、強いものが、勝った者が善という価値観をつくってきたのは竹中平蔵氏を中心としたアメリカ帰りの連中が政策を展開してきたからでないか。
 TV放送が終わったあと「竹中平蔵は地方の実態を知っているのか」「道路財源は目的税であり、目的を果たしたというなら国民に戻すようすべきでないか」「手を挙げて参議院選挙に出て当選させてもらい、すぐ議員辞職する。こんな無責任な男がものを言う資格があるのか」「政治が無くて泣いている人、過疎で苦しんでいる年寄りの事を、都会でぬくぬくと生活している竹中は知らんだろう」と言った厳しい辛辣(しんらつ)な電話が沢山入って来た。私が怒られているような複雑な気もしながら国民はきちんと見ているし、解っている。この事に安心感を覚えながら、私はあくまで「北海道が良くなれば日本が良くなる」「明日の日本をつくる北海道」と言う旗を堂々と高く掲げながら信念を持って訴えていく。生活感のない、痛みのわからない、困った人の心を知らない人に国民の声を届けていきたい。誰かがはっきりものを言わなければ日本がダメになる、アメリカ至上主義でいいのか、今、政治があるかと私は発信していく。
 振り返れば小渕総理の時、竹中平蔵氏は政府の中枢に入って来た。それが森総理、小泉総理へと結果的に引き継がれた。小渕、森政権と小泉政権では、右ボックスと左ボックス位の差があった政策にも関わらず、ぬくぬくと、したたかに権力に居座っていた竹中平蔵氏であった。裏をかえせば、大変な人である。こんなにも器用に立ち回れる人は、そうそういるものでない。感心しているのではなく、人間としていかがかと、人の道として、学者として、それでいいのかと問うのは私だけではないだろう。


手を挙げて参議院選挙に出て当選させてもらい、すぐ議員辞職する。こんな無責任な男がものを言う資格があるのか
まったく、その通り! というしかないですねえ。

竹中平蔵氏は、2004年07月の参議院議員選挙で自民党比例代表候補としてトップ当選しながら、2006年09月には「ボク、や~めた」とばかりに議席をほっぽりだしました。
70万人以上の有権者の「清き1票」の上に成立した国会議員職。
それをボロクズのように投げ捨てたのです。

こんな無責任な男がものを言う資格があるのか?

ないですよ(きっぱり)。
こんなことは小学生にだって、いや、利発な子供なら幼稚園生にだって分かります。
「究極の無責任男」竹中平蔵氏がエラソーに御託を並べるなど「決してあってはならない」ことなのです。

もちろん、新聞テレビ雑誌関係の人たちは(一応)オトナなのですから、その辺の理屈は充分承知なのでしょう。
でも、やっぱり「宗主国」の「ご威光」には逆らえないのですかねえ。
「マック竹中」が星条旗の紋所を掲げると植民地の民は思わず「ははー!」と土下座してしまう、という構図でしょうか?(笑)

とはいえ。

「奢《おご》れるエージェントは久しからず」とも言います(いま私がつくった諺《ことわざ》ですが)。
元イラク大統領サダム・フセイン、パナマの独裁者であったノリエガ将軍といった人たちは、まさしく「米国のエージェント」でした。
でも、アメリカってのは「用済みのエージェント」を保護するなんてことはしない国なんですね。

彼ら(フセイン&ノリエガ)の末路から類推すると、マックT氏の今後は・・・。
いやいや、これ以上は言いますまい。
事の成り行きをじっくりと「高みの見物」することにします。


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投稿者 kihachin : 2007年12月21日 12:20

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