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2008年04月29日

「国保」への卑劣な攻撃

みなさん、こんな高齢者いじめの制度が許せますか! 茨城県医師会
みなさん、こんな高齢者いじめの制度が許せますか! 茨城県医師会

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トップの画像は「社団法人 茨城県医師会」製作のポスターです。クリックすると、大きくなります。より高画質の「PDFファイル版(188 KB)」も用意されています。下記ページよりダウンロードすることができます。

ダウンロードページ

以下「茨城県医師会」HPから転載させていただきます。


★引用開始★

高齢者の生活は、社会が支えなければなりません!

2008年3月31日(月)

『後期高齢者医療制度』に対する茨城県医師会の取組み

今日の我が国を作り上げた高齢者の生活は、社会が支えなければなりません。
この度の後期高齢者医療制度は、医療費抑制だけの目的で我が国伝統の親子関係まで分裂させて、わずかな年金から新たな保険料を徴収し、さらに年齢により人間の価値を差別する制限医療を目的とすることが明白であります。このような政策は、文化国家政府の許される行為ではありません。
茨城県医師会は、「後期高齢者医療制度」の撤回を求め、次のように運動を展開することといたしました。

後期高齢者医療制度は、高齢者に大きな負担をもたらし、医療を制限する萎縮医療そのものであり断固反対する。
 
(事業内容)
1.後期高齢者医療制度に反対であり、撤回を求めて運動する。
  1)ポスターの作成
  2)署名活動
2.後期高齢者診療料算定について
  1)後期高齢者診療料「1患者につき1医療機関」算定は実態に合わないものであり、断固反対する。
  2)後期高齢者診療料の届出を行わず、出来高払いで算定する。
  3)後期高齢者診療料の届出条件である研修会(新規企画)の開催について、茨城県医師会では行わない。

平成20年3月22日

茨城県医師会長 原中勝征

★引用終了★


「そうだ! その通りだ!」と言うしかない、立派なご意見です。

悪いアタマでつくづく思うのですが、「後期高齢者医療制度」とは、日本が世界に誇る「国民(皆)健康保険制度(以下、国保)」へのきわめて悪質な「攻撃」ではないでしょうか? 「国保」をボロボロにして、事実上なきものとするための、悪意に満ちた「攻撃」ではないのか?

「国保」があるお陰で、大多数の日本国民は安心して暮らすことができます。しかし、ここに「それでは面白くない!」「我々が儲けられないではないか!」と不平不満タラタラの人たちがいるわけですね。米国の保険会社を所有する「金融資本家」、平たくいえば「アメリカのおカネ持ち」と、日本側のエージェント(協力者)たちです。

広く知られた事実ですが、アメリカには事実上「国民(皆)健康保険制度」は存在しません。原則的には個人個人が「民間」の保険会社と医療保険の契約をしなければならない。しかし、この保険料がバカ高い。夫婦と子供2人の家族が支払う保険料が「年間百数十万円」に達するなど当たり前!

しかも、それだけの高額保険料を支払ったからといって、病気になった際、ちゃんと保険金が受け取れるとは限らない。民間保険会社はなんだかんだとゴネて保険料をより少なく支払おうとする。あるいはまったく支払らおうとしない。それが不満なら、契約者の側で弁護士を雇って対抗するしかないのですが、弁護士を雇ったとしても一個人が大企業に勝つなどは至難の技。下手をすると裁判により巨額の借金を抱えかねない。つまるところ「泣き寝入り」が多発する。

さらには、一度大きな病気をすると、次の契約から保険料が大幅にアップする。大企業などでは社員の保険料を会社で支払っているので、保険料の高い社員は会社にとって負担となる。したがって大病の後は「クビ」にされやすくなる! ごく普通の生活をしている人でも、ひとたび大きな病気にかかると、「超」高額の医療費のために破産する可能性はきわめて高いのです。

そもそも健康保険に入れない「無保険者」が数千万人もいるのが米国の実情です。これらの人たちは、たとえ癌のような深刻な病気になったとしても、マトモな治療も受けられず、ただただ死を待つばかり。治療費が払えない患者は病院から放り出される。文字通りの「命の沙汰もカネ次第」という凄まじい社会。これが「格差社会アメリカ」の現実であります。

そんなアメリカのような国に、日本を変えていきましょう! カイカクしましょう! アメリカのおカネ持ち様たちが、日本庶民を犠牲として荒稼ぎできるように!」というのが「小泉・竹中カイカク真理教」の本質なのではあるまいか? さらに「彼ら」のホントの本心は「自分たち『アメリカ様』の協力者がおこぼれに与れるように!」ではあるまいか? と、私(喜八)は悪いアタマで考えるわけですね。

「後期高齢者」の次は「フリーターやニートの若者」「派遣労働者」「女性」「子供」「低所得者」を狙い打ちにした「医療制度改革(改悪)」が来るのではないですか? 結局のところ、「ごく少数のカネ持ち」が圧倒的に潤い、「その他大勢の庶民」はトコトンぼったくられるという米国型ウルトラ格差社会を実現することが狙いであろう。このように疑うわけです()。

※意図的に「格差」をつくりあげることは、一部の者たちにとっての「大儲けの機会」をつくりあげることに他なりません

いくらなんでも、そこまではしないだろう。喜八の奴の考えすぎだろう」なんて思ってしまったら、危ないですよ(笑)。なにしろ、「奴ら」は何の罪もない赤ん坊やその母親をミサイルで粉々に吹っ飛ばすようなことまでして、ボロ儲けを企む者たちです。マトモな人間の「常識」など、まったく通用しないと考えたほうがいい。「渡る世間は鬼ばかり」という前提でいかないと、とことんヤラれる!と覚悟しておくのが「世界の常識」「資本主義の常識」というものでしょう。

まとめます。「後期高齢者医療制度」とは「国民皆健康保険制度(国保)」を有名無実化するための、きわめて悪質な攻撃です。この次には「後期高齢者」以外のあらゆる層を対象とした「医療制度カイカク(改悪)」がやってくるのでしょう。この「カイカク」を進める者たちの狙いは「アメリカのおカネ持ち様が荒稼ぎできる」ようにして「自分たちエージェント(協力者)がおこぼれに与れる」ようにすることではないですか?

気鋭のノンフィクション作家・関岡英之さんも指摘されているように、こんなものは「カイカク詐欺(リフォーム詐欺)」としかいいようのないシロモノです。この「詐欺」に係わった者たちは、近い将来、甚大な「ツケ」を支払うことになるのではないかと思いますね。世の中ってそんなに甘いものじゃないでしょう。古来言われるように(?)「エージェントの栄えた試しなし」。「彼ら」がきっちりと断罪される日を、いまかいまかと楽しみに待つこととします。はてさて、どのような「悲喜劇」が見物できることでしょうか・・・()。

※分かりやすくいえば「亡国奴の皆様は地獄に行ってください」となりますかねえ


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投稿者 kihachin : 20:46 | トラックバック

2008年04月28日

古典の力(2)

源氏物語絵巻 夕霧

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「超」有名ブロガーのきっこさんと以前一度だけメールのやり取りをさせていただいたことがあります。そのときのメールの内容を紹介することは勿論できませんが、きっこさんが非常な「日本古典文学愛」の持ち主だという事実を書くのは「マナー違反」ではないだろうと思います。

日本の古典文学に向けるきっこさんの愛情は「熱烈」といっていいものがありました。さらには、ただ愛情を注ぐだけでなくて、きっこさんの古典に関する造詣《ぞうけい》の厚さには並々ならぬものがあります。きっこさんの文章力(筆力)は数多《あまた》いるブロガーの中でも「群を抜いている」と私(喜八)は思いますが、おそらくその文章力は「古典の力」に支えられているのであろう。と、これは勝手な想像ではありますが・・・。

ところで、元来「超」ノンポリであった私がガラにもなく「戦う政治ブログ」など始めてしまったものですから、最初っから「壁」に当たりっぱなしです。このごろでは親しいブロガーの方たちが「ブログ閉鎖」の決断をくだすことが多くなってきたせいもあって、「自分も・・・」という誘惑に駆られることも少なくありません。

とはいえ。「謎の憂国者 」さん・城内実さん・お玉さんなど「お仲間」も増えてきたので、ここで私だけが「戦線離脱」というわけにはいきませんね(ただし、既にブログを閉鎖した方たちを責める気持ちはありません)。なんとかかんとか、どうにかこうにか、騙し騙しやっていくしかない!

ここで冷静に考えてみますと、「騙し騙しやっていく」というのは、私の人生における「基本姿勢」でありました(笑)。どうせ格好良く立派になんか生きてはいけないのだから、開き直って、足掻いて、とことん格好悪くシブトクやっていくしかない。今後も「どうにかこうにか」精神にのっとって「喜八ログ」を運営していくつもりです(読者の皆様、よろしくお願いします)。

しかし、実力不足からの閉塞感があるのはいかんともしがたい・・・。どうにかこうにかしてブレイクスルーを図らねば・・・、と沈思黙考を重ねた結果(?)、「そうだ! きっこさんの真似をして『古典の力』を身につければよいのだ!」と気づきました。先に瀬戸内寂聴先生の「源氏物語は日本の文化遺産の最たるものなので一人でも多くの日本人に読んでほしい」という檄《げき》に素早く呼応したのも、「古典の力」養成ということが頭にあったためです。

檄を目にした翌日から読み始めた瀬戸内寂聴・現代語訳版『源氏物語』は、あと「宇治十帖」を残すばかりになっています(全部読んでしまうのが惜しいので、あえて取ってあるのです)。いやはや、しかし、『源氏物語』は素晴らしいですね。従来はなんとなく「『源氏』など婦女子の読み物であろう」なんて愚かすぎる偏見を抱いていたのですが、全然そんなことはありません。寂聴先生が仰るように「源氏物語は日本の文化遺産の最たるもの」でありました。

もし『源氏物語』を読まないで死ぬとしたら、日本人として大いにソンであり、恥である。これはもう確かなことです。「喜八ログ」読者で「まだ『源氏』を読んでいない」という方がいらっしゃいましたら、ある意味で大変に羨ましいことだと思います。なぜなら『源氏物語』の世界をこれからじっくり堪能することができるわけですから。宝の山が目の前にあるのも同じでしょう。特に男性にはお勧めしたいですね。『源氏』の世界に触れることは、確実に視野を広げる効果があるはずです。私(喜八)には「いままで見えてなかったものが、視界に入ってきた!」という思いがあります。

『源氏物語』のような古典文学を読むことそのものが至上の快楽である。そして「古典の力」を我が身に及ぼすことで「喜八ログ」の戦闘力を高めることもできるであろう。さらには外国のインテリと交流するときの格好な話題となるだろう。もしかしたら、外国の美女ともお友達になれるかも? なんて、打算的かつムシのいいことを考えています・・・というのは半分くらいは冗談ですが、「一粒で二度も三度も美味しい」のが古典の効用であろうと思います。

さらに悪いアタマでよくよく考えてみますと「日本の古典文学を愛することは、日本を愛することだ」と気づいてしまったりするわけです。すなわち「アルファブロガー」きっこさんは「古典文学パトリオット」である、と。これはきっこさんとメールを交換した際に私が抱いた印象ですが、こういったパトリオティズム(愛郷主義)こそ好ましい、などとも思うわけです。「日本語は、日本そのもの」「日本語を愛する心、すなわち愛国心」なんてことも考えます(他の「愛国心」は認めない、という話ではありませんよ)。

というわけで、これからは古典文学を愛《め》でることとしましょう。自分ひとりで古典文芸の世界に耽《ふけ》るのも楽しいでしょうけれど、できれば「お仲間」がいるともっと楽しいですね。先に「古典の力(1)」をアップした際は、お玉さん・ハムニダ薫さん・愚樵さんもまた『源氏物語』愛読者であることを知り、大変に嬉しい思いをしました。特に愚樵さんが「明石の君」ファンであることから、愚樵さんへの尊敬の念が激増しました!(もちろん、ヨイショではありません)

それでは何を読むか? 「手当たり次第」といくこととしましょう。現代語訳版『源氏物語』を読み終えたら、原文にも挑戦しようと思っています。原文版『源氏物語』は最初から最後まで通読するのではなくて、『賢木』『若菜』『桐壺』『蓬生』『幻』など個人的に印象的であった帖を古文で読む、というより暗誦してみたいと思っています。瀬戸内寂聴さんが推薦しているようにCDなどのメディアで「聴く」のも楽しそうです。

以前は「古典は原文で読むべし。現代語訳なんてもってのほか!」なんて思っていた私です。なぜ、こんな堅苦しい信念(?)を抱いたか? たぶん中学生のころに三島由紀夫の「古典の現代語訳はけしからん論」ともいうべき意見を読んだせいです。それで長いこと「古典は原文」と思い込んでいました。しかし、三島のような天才ならともかく、私のような暗愚な者が「古典は原文」なんて言っていたら、結局一生読まないで終わってしまう! それはもうはっきりしていますから、今後は「現代語訳でも原文でもどっちでもいいから、とにかく読む」主義に転向します。

幣ブログではお馴染みの佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)お勧め『古事記』『神皇正統記』『太平記』『おもろそうし』『御伽草子』も、後の2つはともかく、『古事記』『神皇正統記』『太平記』なんてのは原文(漢文)では到底読めそうにないから、これまた「まずは現代語訳で読み、しかる後に原文にも挑戦」作戦でいくしかないでしょう(「私の場合は」ということですが)。

「古典」に入るかどうか微妙なところだと思うのですが、筑摩書房から出ている『明治文学全集』(全100巻)。これの通読を、しばらく前から考えています。でも、いまだに全然果たしていません(なにしろナマケモノですから・・・)。あくまで無学な私の思い込みでしょうけれど、日本語の「品格」は明治末期・大正・昭和初期くらいの時期に高かったように思います。戦後の日本語、特に書き言葉としての日本語は「品下る」といった印象が拭えません。というわけで、明治・大正期の名文に接することで「日本語力」を高めることができるのではないか? と愚考するわけです。

そして明治から江戸に、さらに過去へと遡《さかの》っていく「日本文学古典の旅」。なんとも楽しそうではありませんか! これこそ「愛国の本道」ではないか、なんて思ったりもします。というように理屈を捏ね上げるのは、それこそ野暮な振る舞いというものでありましょうけれど・・・。肩肘張らずに自然体で古典文学を楽しみ、知らず知らずのうちに「古典の力」を体得していきたいものだと思っております。


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おやすみなさい、柏崎刈羽原発

柏崎刈羽原発停止への署名をお願いいたします。

投稿者 kihachin : 20:21 | トラックバック

2008年04月27日

自由と生存のメーデー2008

自由と生存のメーデー2008
自由と生存のメーデー2008 プレカリアートは増殖/連結する

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2008年05月03日、東京都新宿区で実施予定の「自由と生存のメーデー2008」のお知らせを転載させていただきます。


★引用開始★

生きることはよい。生存を貶めるな! 低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を! 社会的排除と選別を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ! 殺すことはない。戦争の廃絶を!


〈実行委運営上の確認〉
政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。

※当日は各メディアから取材が入ります。撮影コードは設けないので顔を映されたくない方は適宜ご対応ください。

開催日:2008年5月3日(土・休) 

増殖1 宣言集会 16:00-17:30 ○ 大久保地域センター
誰かの惻隠の情を満たすために私たちの生があるのではない。私たちは開発と保護に晒され続ける弱き者、力なき者では断じてないからである。私たちは自立への孤立を拒み、連帯の中に自律を求める。つねに別の世界を企み変革を要求する。不安定な生を強いられる私たちは、反攻の日を宣言する。 (交通:JR新大久保駅下車。大久保通りを明治通り方向に徒歩8分。ペアーレ新宿裏)※資料代500円

増殖2 新宿サウンドデモ 18:00-20:00 ○ 大久保→新宿
コース(予定、または「勝負」中(笑)):大久保区民センター→大久保通り→新大久保駅前→小滝橋通り左折→新宿西口大ガード下→靖国通り→伊勢丹を右折→さらに伊勢丹の先を右折→東口駅前広場(アルタ前広場)流れ解散 ※Free

増殖3 オールナイトメーデー 21:00-29:00 ○ CLUB ACID
○演奏 攝津 正(芸音音楽アカデミー代表/フリーター全般労組)/鬼が島
○トークセッション 司会:雨宮処凛、高城アキオ
「ジェンダー×格差」 海妻径子(岩手大学教員)+?
「BI×生保」 白石嘉治(上智大学教員/ベーシックインカム研究会東京)/辻 清二(全国生活と健康を守る会連合会 事務局長)
○プレカリ・ダンス・ミュージック・フェスタ
※入場代500円

呼びかけ/連絡先:フリーター全般労働組合 
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階
電話/fax:03-3373-0180 e-mail: union(at)freeter-union.org

賛同費振込先 
郵便振替:00110-6-317603  口座名:フリーター全般労働組合
*「メーデー賛同」とお書き添えください


自由と生存のメーデー2008

★引用終了★


参考動画


自由と生存のメーデー2007 サウンドデモ


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投稿者 kihachin : 20:31 | トラックバック

2008年04月26日

小泉さん、竹中さん!

山本しげたろう氏
2006年06月07日の国会で答弁する山本繁太郎住宅局長(当時)

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小泉純一郎さんと竹中平蔵さんにはぜひとも衆院山口2区補選の応援に行っていただきたい。いや、絶対に行くべきだ! と思うのであります。

以下は「毎日新聞」からの引用です。


★引用開始★

後期高齢者医療制度:「導入した小泉さんが説明を」 衆院山口2区補選苦戦で“注文”

 「制度を導入した小泉(純一郎元首相)さんらが自ら説明すべきだ」

 自民党総務会で22日、後期高齢者(長寿)医療制度への反発で衆院山口2区補選の候補が苦戦していることについて、制度導入を決めた小泉氏=似顔絵=と竹中平蔵元経済財政担当相が応援に入り「説明責任」を果たすことを求める声が相次いだ。

 加藤紘一元幹事長は「福田康夫首相や伊吹文明幹事長は制度導入当時の首相や幹事長でない」と現執行部をかばい、両氏の応援を求めた。小泉氏の人気は衰えず、地元県連も応援を要請中。伊吹幹事長は「相談してみる」と引き取ったが、小泉氏は消極的な姿勢を崩しておらず、実現は難しそうだ。【堀井恵里子】

毎日新聞 2008年4月23日 東京朝刊

★引用終了★


加藤紘一議員らの主張は「まったくその通り」というしかない正論でありましょう。小泉純一郎氏と竹中平蔵氏は、それこそ命がけで「説明責任」を果たすべき局面ではありませんか?

上の記事では「小泉氏は消極的な姿勢を崩しておらず」なんてありますが、そんなことでは困ります。2005年のいわゆる「郵政解散総選挙」時には「殺されてもいい」なんて仰っていた小泉氏ですから、このたびの山口2区にも「殺されてもいい」覚悟で応援に入ってください。

まあ、実際に「殺される」なんてことはないでしょうね(笑)。でも「後期高齢者医療制度」に怒り狂う有権者の声はしっかり受け止めていただきたい。なんといっても、この「現代版:姥捨て山」法案は、小泉・竹中政権によって「強行採決」されたものなのですから。責任はキッチリとってくださいよ!

それとも、もしかしたら「知らん振り」するおつもりでしょうか?(そんなことはないと信じますが) いくら日本人の多くが心優しき人々とはいえ、「カネのない高齢者はとっととくたばりやがれ」と言わんばかりの「後期高齢者医療制度」を突きつけられては、穏やかな気持ちではいられないでしょうね。

有権者の怨嗟の声は山本しげたろう候補や自民党県連の方々だけでなくて、小泉・竹中両氏が矢面《やおもて》に立って引き受けるべきであります。それが「マトモな為政者」なら通すべき「スジ」というものであります。詭弁巧言・うそハッタリ・二枚舌三枚舌・責任逃れ・悪質なプロパガンダとは「無縁」な小泉純一郎さんと竹中平蔵さんですから(笑)、ここはすっきりと正攻法で難局を乗り切っていただきたい!

ところで、竹中平蔵氏といえば先の総選挙では、かの「ホリエモン(堀江貴文)」氏への熱烈な応援演説が印象的でした。「小泉純一郎とホリエモンと竹中平蔵とスクラムを組んで改革をやり遂げます!」と絶叫した竹中平蔵氏の御姿は真に「りりしい」ものでありました(笑)。ぜひとも、あの調子で山本しげたろう候補を応援してください。

そうそう、思い出しました。小泉・竹中政権下で自民党幹事長を務められていた武部勤氏が「堀江君を頼みます! 我が弟です! 息子です!」と太鼓判を押していたのも忘れられない光景であります(「ライブドア堀江氏への選挙応援について」)。武部勤先生も小泉・竹中両氏とともに、ぜひとも山口2区に駆けましょう!(

※竹中平蔵氏と武部勤氏の「ホリエモン大絶賛演説」を「YouTube」で探してみたけれど、なぜか? ないみたいですねえ。摩訶不思議なり

現在の自民党のおかれた危機的状況の「すべて」の責任が小泉純一郎竹中平蔵武部勤の3氏にあるとは言いません。しかし、責任の相当部分が3氏にあるのは否定しようもない「事実」であります。小泉・竹中・武部氏は「新党」だのなんだの浮かれていないで、まずは「後期高齢者医療制度=姥捨て山制度」の「説明責任」を果たしていただきたい!

もし万一この「説明責任」を「スルー」されるようであれば(そんなことはないと堅く信じますが)、小泉・竹中・武部のお三方は政治家としての「資格・資質」を完全に欠いていると言わねばなりますまい。その場合は「出家」なり何なりされて、ひたすら日本国民および国家の安寧《あんねい》を祈る日々を送られるのが宜しいかと。それがお三方にできる最大の「愛国行為」ではないかと愚考する次第です。


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投稿者 kihachin : 08:12 | トラックバック

2008年04月25日

「思想戦争」 - 『大和ごころ入門』から

城内実さん(辻説法)
城内実「右とか左とかくだらないイデオロギーで日本人同士が争うよりも、いかにして日本国民が幸せになるか考える時がそろそろ来たと思っております」

城内実応援団

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大和ごころ入門村上正邦佐藤優、扶桑社(2008)から、佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)の「参戦」宣言を引用させていただきます(同書6-7頁。引用文中「」は佐藤優さん。一部太字化は喜八による)。

 私は、日本国家のために忠実に尽くしてきたつもりである。しかし、日本国家は私を国家にとって有害であると断罪し、外交とインテリジェンスの現場から排除した。そのこと自体は、運命として甘受するほかない。しかし、それでもなお私は日本国家を愛しているのである。
 このような日本国家を愛する思いを、本書の共著者である村上正邦氏(元労働大臣)も共有している。詳しい内容については、本文を読んでいただきたいが、私の理解では、弱肉強食の新自由主義(市場原理主義)が改革であると勘違いした官僚たちが、日本の伝統、職人の魂など経済合理性で処理できない人間の要素を重視する村上正邦氏という国士を政治舞台から排除したいと考えたのである。「もはや、国境を越えるマネーがすべてを決める時代なのである」と考える新自由主義という思想が、村上氏に体現された「大和ごころ」を叩き潰そうとしたのだ。村上氏を巡る状況は、思想戦争なのである。
 私の言論界における力は限定的だ。グローバリゼーション、新自由主義という思想の力は強い。この思想戦争に挑めば、叩き潰されるかもしれない。しかし、私は参戦することにした。


私(喜八)の言論界における力は「微力」というよりは「無力」に近い。
しかし、私は参戦することにした。
と、サル真似させていただきます(笑)。

戸倉多香子さんの言葉を借りていえば「微力だけど無力じゃない」精神で戦い続けることにしましょう。

というわけで、今後の「喜八ログ」は「戦闘ブログ」もしくは「工作ブログ」として運営していきます。
「工作ブログ」なんていうと悪印象があるかもしれませんが、「平和工作」なんて言葉もありますから、「工作」自体は悪い言葉ではないでしょう。

思えば、もともと「ノンポリ」であった私が遠くまで来たものですが・・・。
ここまでの道のりを振り返ると、2度「ルビコン川」を渡ったように思います。

一度目は2005年の09月21日に佐藤優さんの講演会を聴きにいったこと。
佐藤優さんの『国家の罠』新潮社(2005)が「面白すぎる本」であったことに強い興味(と不審)を抱き、著者(佐藤氏)を実際に自分の眼で見て鑑定することにしたのです。
そのとき私(喜八)は佐藤氏に対して「私(喜八)のような素ッ堅気がウカツに近づくと大火傷しそうな『危険人物』という印象」を抱きました(「佐藤優さん講演会(3)」。
これはかなり正確な人物鑑定だったと思います。
そして『国家の罠』は佐藤優さんによる「渾身《こんしん》の情報工作」であると判定しましたが、あえてその情報工作に乗ることにしました。
そのほうが、人生が面白くなりそうだったからです(笑)。

二度目に「ルビコン川」を渡ったのは、城内実さん(前衆議院議員・拓殖大学客員教授)支援に踏み切ったこと。
「謎の憂国者 」氏からも「現時点で城内実さんの応援をするのは、生半可な覚悟ではできませんよ!」と脅され(笑)、「覚悟とは、生命を賭す覚悟ってことか?」とブルってしまい、かなり逡巡した後に「城内党」に加勢することにしました。
私(喜八)はリスク感覚に優れている、というか平たく言えば臆病者ですから、お気楽に「城内実支援」を行なっているわけではありません。
「(城内さんが「真の愛国者」であることに)気づいてしまったからにはしかたない」「浮くも沈むもいっしょ」という一種の諦観をもって、「城内党」の一雑兵《ぞうひょう》として戦っているわけです。
なお、選挙のことは「(武器なき)合戦・戦争」「(暴力なき)大喧嘩・出入り」だと認識しています。

幸か不幸か(?)、妻子もなく、名誉や地位もなく、世間体もプライドもない私ですから、この合戦で果てても別にどうってことはありません(笑)。
もし「叩き潰される」ようなことがあったら、どこまでも悪足掻《わるあが》きして、いざとなれば「敵」と刺し違える覚悟でシブトク戦うこととしましょう(「刺し違える」はもちろん比喩表現ですが)。
おそらく「敵」の方のほとんどは私より多くのものを持っているでしょうから、私のような雑兵と刺し違えたら、大いにソンですよと申し上げておきます。


付記

私(喜八)が佐藤優さんと城内実さんを応援するのは、単純にこのお2人が好きだから、ということがあります。
智謀と胆力に長けた物凄いファイターなのに、肩肘張ってイバることがなく、弱い者に優しいという佐藤さんと城内さんの在り方が大変に好ましいものに思えるのですね。



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(※猫の画像は「ImageChef イメージクリエーター」で製作しました)


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2008年04月23日

『大和ごころ入門』

『大和ごころ入門』村上正邦・佐藤優
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大和ごころ入門』扶桑社(2008)。村上正邦さん(元労働大臣)と佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)の対談本です。

村上正邦さんは「KSD事件」で、佐藤優さんは「鈴木宗男問題」で「国策捜査」の対象となり、「かなり疑問のある裁判」を経て()、それぞれ有罪となりました。村上正邦さんは先日最高裁で有罪・実刑が確定。佐藤優さんは一・二審で執行猶予付き有罪判決を受け現在上告中です。

※検察官がひとたび「有罪」とスジを書いたら即「有罪判決」となるのが日本の司法なのか?と思ってしまいます

村上正邦さんといえば「憲法改正(大日本帝国憲法への回帰)」を主張し、「元号法制化」「国旗・国歌法制化」に奔走し、天皇を中心とした日本国家を理想とするバリバリの右派政治家です。したがって「リベラル」「市民派」「左派」の方からは頭から忌避されてしまいそうですが・・・。

村上さん自身は「意見が違う他者」を頭ごなしに否定することのない、多元主義と寛容の人でもあります。それは「元・日本共産党幹部」の筆坂秀世さんや「自他共に認める小沢一郎の参謀」平野貞夫さんとの鼎談本『参議院なんかいらない』『自民党はなぜ潰れないのか』を出されていることからも察せられます。筆坂秀世さんは、村上正邦さんが「参院のドン」といわれていたころ、共産党の意見もきちんと聞く、自民党議員としてはきわめて公平な人であったことを証言しています。

佐藤優さんによれば、村上正邦さんはたとえ年下の相手であっても呼び捨てや「~くん」付けにすることなどなく「~さん」と丁寧に応対されるらしい。そして城内実さんから聞くところでは、普段の村上さんは笑顔を絶やさない至って穏やかな方なのだそうです(ただし「いざ」というときは大変な迫力らしい)。城内さんは「村上先生こそ真の国士です」と仰っていました。

一男三女のよき父親で、昭和43年(1968)に生まれた末っ子のお嬢さんはダウン症という障害を持っていました。そのお嬢さん明子さんとは「どこへ行くのも一緒」。パーティでも、コンサートでも、旅行でも、村上正邦さんと奥様とお嬢さんの3人で出かけるそうです。この話を『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』講談社(2007)で初めて読んだときは思わず涙がこぼれました(私《喜八》は涙もろい男なのです)。

あたかも「兵法家」のようなごつい容貌。南北朝動乱時の南朝武士のような佇《たたず》まいの村上正邦さんですが、その言葉使いには優美なところがあります。自ら詩と俳句を詠む習慣をもつ村上さんが紡《つむ》ぎだす言葉は、たとえ政治分野の発言であっても、叙情的とさえ感じさせる一瞬があります。剛毅にして繊細、繊細にして剛毅。なんとも不思議な印象の方です。

「KSD事件」で逮捕されて以来約6年経ったいまでも、村上正邦さんを慕って多くの人が集まってきます。『大和ごころ入門』で佐藤優さんが指摘しているように「いまの村上先生に直接的な見返りを求める人はいない」(同書177頁)。それなのに立派な人たちが村上正邦さんを応援している。これはまさに「奇跡的な」光景ではないでしょうか。

残念ながら、先にも記したように、村上正邦さんの実刑・有罪は確定してしまいました。日本の国のために精一杯働いてきた村上正邦さん、城内実さんが「真の国士」と呼ぶ村上正邦さんが70代の半ばにして刑務所に収監される。「なんとも無残」というしかありませんが・・・。村上正邦さんは必ずや不死鳥のごとく復活されるでしょう。「憂国の古武士」には「最後の働き場所」が用意されているに違いない。それが「天命」であると私(喜八)は堅く信じます。

大和ごころ入門』における村上正邦・佐藤優対談は大変に興味深い問題を多く含んでいます。村上・佐藤で真っ向から意見が対立することも多々あります。たとえば憲法改正問題では、村上正邦さんは現行憲法はアメリカによる『占領基本法』であるから速やかに自主憲法を制定すべしと主張する改憲論者です()。そして佐藤優さんは現行憲法の全条を護持するべきと主張する自称「かなり強力な護憲派」です。「国旗・国歌」問題でも、法制化に尽力した村上さんに対して、佐藤さんは国旗・国歌は法制化に馴染まないと反論する。お2人とも「自分とは違う意見」を正面から受け止め、大人の態度で議論を進めていく。非常にスリリングな「思想の対決」を見る思いです。

※ただし、村上正邦さんも「今の二世三世の議員」「一般庶民の生活も知らなければ苦労も分からない」「親の財産をそのまま受け継いで努力も何もしない」者たちによる改憲には反対しています。「今は憲法を変える時期ではない」とも発言されています。『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』237頁

ご興味のある方は『大和ごころ入門』を一読されてみてください。「右・左」「国権派・民権派」「改憲派・護憲派」の違いを超えて、得るところが多い一冊であると思います。私(喜八)の場合は「もっと日本の古典を読もう」「吉野に実際に行ってみよう」と思うようになったのが、本書『大和ごころ入門』の最大の収穫でありました。

(『大和ごころ入門』村上正邦・佐藤優、扶桑社、2008)



付記1

ひとつ奇妙に思うことがあります。
村上正邦さんの有罪・実刑「不当」判決に対して抗議を行なった「保守派」「右派」ブロガーが少数であったことです。
特に「ブログランキング 政治部門」上位にはほとんどいないようです。
もしかしたら村上正邦さんと政治ブロガーの皆様とでは「ジャンル」や「畑」が異なるということなのでしょうか?
「政治の世界は奇奇怪怪」という思いを新たにしました・・・。

Google ブログ検索『村上正邦』


付記2

城内実さんのホームページで「村上正邦・城内実」対談動画を観ることができます。

対談動画


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投稿者 kihachin : 12:03 | トラックバック

2008年04月22日

「アメリカ様」が憲法だ!

C-130 (輸送機)

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『アメリカ様』が憲法だ!」と言わんばかりの方が、この国には多いようです・・・。


★引用開始★

違憲判決に官房長官ら、イラク支援継続「問題ない」で一致

(「読売新聞」2008年04月18日 11時30分)

 航空自衛隊のイラクでの輸送支援活動の一部を違憲とした17日の名古屋高裁判決について、町村官房長官は18日午前、高村外相、石破防衛相と国会内で協議し、「空自の活動継続に何ら問題はない」との認識で一致した。

 町村氏はその後の記者会見で、「武力行使の解釈について裁判官がどこまで実態が分かっているのか、(戦闘地域と判断する根拠となる)『国に準ずる組織』をどう理解しているのか、その辺に誤りがあるのではないかという印象をお互いに語った」と述べた。

 高村外相は、判決が傍論で違憲判断を示していることについて「一人の人(裁判官)の意見。外相を辞めて暇でもできたら読んでみる。崇高なものであるかのごとく錯覚を与えて政治利用しようとするのはよくない」と述べた。

 石破防衛相も「極めて遺憾だ。判決を導き出す立論過程で、(違憲判断が)論理構成上必要であったわけではない。傍論部分にすぎず、なぜあえて言及したのかやや理解しかねる」と批判した。


違憲判断に批判相次ぐ=自民

(「時事通信」2008年04月18日 13時24分)

 イラクでの航空自衛隊による米兵らの輸送を違憲とした名古屋高裁の判断について、18日午前の自民党総務会で批判が相次いだ。
 今回の判決は国側勝訴のため国は上告できない。このため、津島雄二党税制調査会長は「最高裁で争えない以上、何らかの是正措置を考えなければいけない」と主張、稲田朋美衆院議員も「(主文でなく)傍論で最高裁の判断を封印するのは憲法違反だ」と指摘した。中山太郎元外相は「傍論で違憲としたのは司法の分を超えている」と語った。


空自イラク空輸違憲判断「そんなの関係ねえ」・空幕長が「隊員の心境」

(「日本経済新聞」2008年04月18日 23時02分)

 田母神俊雄航空幕僚長は18日の記者会見で、航空自衛隊のイラクでの空輸活動を違憲とした17日の名古屋高裁判断について「残念だが、自衛隊は国の命令に基づいて与えられた任務を整斉とこなすだけだ」と強調した。隊員に与える影響では「心を傷つけられた者が一部いるかもしれないが、大多数は影響ない。私が心境を代弁すると『そんなの関係ねえ』という状況だ」と語った。

★引用終了★



僭越《せんえつ》ながら不肖・喜八がセンセーがたの「心の声」を想像させていただきましょう。


「あーたね、日本では『アメリカ様』が絶対なんですよ! 『アメリカ様』の仰せられることが実質的な『憲法』なんです。だって、そうでしょう? 今の憲法は『アメリカ様』が押し付けた・・・もとい、有難くも『アメリカ様』が下さった憲法なんです。だから『アメリカ様』のご命令が日本国憲法条文に反するときは、『アメリカ様』が優先されるんです! それが『憲法の精神』というものです!」

「『アメリカ様』に逆らったらどうなるかわかってますか? 私どもの『美味しい生活』がパーになっちゃうんですよ! 実力のない私どもが時めいていられるのも、すべて『アメリカ様』のお引き立てのおかげなんです。『アメリカ様』は私どもの既得権益を守ってくださる、それはそれは頼りになる『親方』なんです。くやしかったらね、あんたも『アメリカ様』に土下座すればいいでしょう! 『アメリカ様』さま大マンセー!」


言うまでもなく、上記「心の声」は「創作」であります。
読者の皆様はあくまで「フィクション」としてお楽しみください。
お後がよろしいようで・・・。


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2008年04月21日

古典の力(1)

紫式部

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先ごろ、瀬戸内寂聴さん(僧侶・作家)が「源氏物語は日本の文化遺産の最たるものなので一人でも多くの日本人に読んでほしい」と呼びかけられました。以下、「東京新聞」2008年04月12日朝刊記事からの一部引用です。

 もし、まだ一度も源氏物語を読んでいないとすればそれは恥だ。千年も前に、世界中の誰も書いていない長編恋愛小説を書いた女がいた。それは日本の誇りだ。世界中のインテリが源氏物語に感動しているのに、日本人のわれわれが分からないと言えようか。
 今の日本は政治から何から自信を失っている。わたしの生涯でも最も悪い時期だと思う。わたしたちは死んでいく世代だが、若い人が誇りを持てるよう、次世代に文化をつないでいかなければ。
 そのためにはまず源氏物語を読むこと。最も良いのは声に出して読むことだ。原文を声に出して読むと分かる。きれいな声の人が録音したものもたくさん出ているので、どうか一人でも多く触れてほしい。わたしからのお願いです。


瀬戸内寂聴さんから「お願い」されたのでは、否も応もありませんね(笑)。早速、瀬戸内寂聴さんによる現代語訳版『源氏物語』(講談社、全10巻)を読み始めました。

昨日、第5巻を読み終えたところですが、この先を読むのが待ち遠しいような、読み急ぐのは惜しいような・・・。というわけで、できるだけゆっくりと時間をかけて読み進めていこうと思っています。

じつは現代語訳で『源氏物語』に挑戦するのは今回が初めてではありません。20年ほど前、中央公論社版『谷崎潤一郎全集』(全三十巻)の小説の部を通読したことがあり、その際「勢い」で「谷崎源氏」もちょっとだけ齧《かじ》ったことがあります。

でも、このときは何故かほとんど読み進めることができませんでした。最初の帖「桐壺」ですら読了することができなかったのです。それなのに今回の「寂聴源氏」はすらすらと読むことができるのは何故でしょう?

思い起こせば「谷崎源氏」を読むことができなかったのは、どこか大きな違和感を覚えたからでした。その理由を「後付け」で考えてみますと、谷崎潤一郎は本質的に「男性文学」作家であるということが挙げられそうです。谷崎には『細雪』『春琴抄』『痴人の愛』のような女性を描いた大傑作が多いのですが、谷崎自身はきわめて「男性的」な作家であったと思うのです。

『源氏物語』は紫式部という女性により描かれた女性群像でありますから、谷崎よりは瀬戸内寂聴さんによる現代語訳のほうがしっくり来るのは当然といえば当然かもしれません。さらには瀬戸内寂聴さんが「出家」されていることも『源氏』現代語訳者としては大きなアドバンテージになるでしょう。『源氏物語』のヒロインたちは、光源氏との儚《はかな》くも苦しい恋から逃れるため次々と出家していくからです。

現在のいつもニコニコした尼僧姿の瀬戸内寂聴さんしか知らない若い人も増えてきたと思います。しかし、瀬戸内寂聴さんがかつて「瀬戸内晴美」であったころは大変な「恋多き女」として勇名を轟《とどろ》かせていたのです。単に「恋多き」だけでなく、全身全霊で恋をする女性でした。奔放な恋愛遍歴。火の玉のように激しい気性の人。凄い収入を惜しげもなく恋愛・お洒落などで消費する大流行作家。そんな破天荒な人が「瀬戸内晴美」さんだったのです。

この激しすぎる知性と気性を放置するなら、自分(瀬戸内)は周囲の人たちを巻き添えにして破滅していくだろう。愛欲煩悩を断ち切るため、愛する人たちと自らを救うため、瀬戸内晴美さんは出家したのだと私(喜八)は勝手に想像しています。ちなみに『源氏物語』でも光源氏のかかわった女たちの七割は出家しています。「瀬戸内晴美・瀬戸内寂聴」さんはあたかも『源氏物語』登場人物のひとりのような女性、というのが私の感想です。

ところで瀬戸内寂聴さんの『源氏物語』に関するエッセイなどを拝見すると、『源氏』に登場する多くの女性の中で寂聴さんの一番のお気に入りは「六条の御息所《ろくじょうのみやすどころ》」だということが判明しました。じつは私(喜八)も(まだ途中までしか読んでいませんが)「六条の御息所」に一番心惹かれます。「やっぱり、恋をするならこういう女性がいいなあ」と思います(なんという高望み! 笑)。とはいえ、これはいささか変わっている嗜好かもしれません。瀬戸内寂聴さんによると、男性読者に圧倒的に人気があるのが「夕顔」だそうです。私は「夕顔」の君にはまったく魅力を覚えません・・・。

そのほか、瀬戸内寂聴さんは「末摘花」「花散里」「空蝉」「近江の君」に強い同情を寄せられています。この辺りの感覚を私も共有します。光源氏という人ははっきり言って「どうしょうもない」不良でありプレイボーイだと思うけれど、「末摘花」「花散里」「空蝉」の女君たちが生活に困らないように最後まで面倒を見るところは感心させられます。

男性登場人物では「朱雀帝」に妙に心惹かれます。激しい気性の両親(特に母親)に頭が上がらず、異母弟の光源氏には強いコンプレックスがあり、心優しいけれど優柔不断な朱雀帝。寵愛深き「朧月夜《おぼろづくよ》」の君が光源氏と怪しい関係にあっても、あえて許してしまう朱雀帝がなんとなく好きです。瀬戸内寂聴さんは「朧月夜」を贔屓にされているようですが、私は「朧月夜」さんにはそれほどの魅力は感じません。この辺に「女性の目」と「男性の目」の違いがでているのかもしれませんね。

いやはや、それにしても『源氏物語』は素晴らしい! 瀬戸内寂聴さんが言われるように「まだ一度も源氏物語を読んでいないとすればそれは恥」でしょう。『源氏物語』は「日本の誇り」であり、「世界中のインテリが源氏物語に感動しているのに、日本人のわれわれが分からないと言え」ない大傑作であります。こんな大傑作を生まれてから50年近く読むことがなかったボンクラの私も、瀬戸内寂聴さんのおかげで「寂聴源氏」に接することができました。瀬戸内寂聴先生には心からのお礼を申し上げなければなりません。

さらに寂聴さんの言葉をお借りしますと、「今の日本は政治から何から自信を失ってい」ます。そんな「最も悪い時期」にある祖国ですが、これは私たち「いま生きている者たち」がどうにかしなければならないでしょう。愚痴をこぼしているだけではしょうがない。何とかかんとか「ブレークスルー」を図らなければいけません。「そのためにはまず源氏物語を読むこと」。この瀬戸内寂聴さんのお言葉を「古典を読み『古典の力』を我が物にすることによって、自らの中にある『善き力』を見出すこと」と私は拡大解釈します。

特に男性にとって『源氏物語』は重要ではないかと思います。私自身は『源氏』を読むことで、視野が大きく広がったような思いをしています。「いままで見えてなかったものが、視界に入ってきた!」という感じです。『古事記』『神皇正統記』『太平記』も、もちろん素晴らしい日本の古典であり必読の書でしょうけれど、『源氏物語』を忘れてはなりませんよ! と、たとえば男性ホルモン過剰の(ように見える)佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)あたりにはお勧めしたいですね(笑)。


余談です

谷崎潤一郎はたしかに「文豪」には違いありませんが、有名ならざる作品群を読んでみると、また違ったイメージを抱きます。谷崎には「エログロナンセンス」「ゲテモノ」と形容するのがぴったりな短・中編も少なくないのです。まるで「スプラッタ・ホラー」というようなものもあります。谷崎は自分のことをしきりに「マゾヒスト」と称し、「芸術家」であることを誇ります。なかなか愛嬌のある方であったようです。私(喜八)が感銘を受けた谷崎潤一郎作品を以下に書き出してみます。

まだまだ沢山あるはずですが、俄かには思い出せません。そのうち調べてみましょう・・・。

(「古典の力(2)」に続く)


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投稿者 kihachin : 20:14 | トラックバック

2008年04月20日

城内実さん情報

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投稿者 kihachin : 20:08 | トラックバック

2008年04月19日

「しょうがない」福田首相

福田康夫内閣総理大臣
福田康夫:第91代内閣総理大臣

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物価が上がるとかいったようなことがあるが、しょうがない事はしょうがない」と嘯《うそぶ》きつつ、著名人・セレブには「終始笑顔を」振りまく福田康夫首相。こんな人物に「宰相」たるべき資格はないでしょう。それどころか、市町村議員だって勤まらないはずだよなあ(本来なら)というのが私(喜八)のウソ偽らざる気持ちであります。

首相「こんな桜ばかりの日本にしたい」新宿御苑で桜見る会
 福田首相主催の「桜を見る会」が12日午前、東京都新宿区の新宿御苑で開かれ、女優の菊川怜さんやタレントの真鍋かをりさんら招待者約1万人が青空の下、咲き誇る八重桜を楽しんだ。
 首相は「色んな問題があるがそれをきれいにしたい。そして、こんな桜ばかりのような日本にしたい」とあいさつ。「物価が上がるとかいったようなことがあるが、しょうがない事はしょうがないので、耐えて、工夫して切り抜けるのが大事なんです」と強調した。
 首相は連日、厳しい政権運営を強いられるが、この日は招待者から「(9日の)党首討論良かったよ」などと声をかけられ、終始笑顔を見せていた。
(2008年4月12日11時14分 読売新聞


そもそも政治家たるもの「政《まつりごと》」に関しては「しょうがない」は口にしてはいけない言葉「禁句」だと思うのですね。物価は上がるのに賃金の上昇は微々たるもの(それどころかダウン!)。民草《たみくさ》の暮らし向きがドンドン苦しくなっている。ならば「(何がなんでも)どうにかしよう」と奮い立ち、現実的な政策を実行する。これが「政治家」の本来あるべき姿と私は考えるのですが、間違っているでしょうかねえ?

「愛別離苦《あいべつりく》はしょうがない」。愛する家族・恋人・友人たちと生き別れ・死に別れするのは「しょうがない」というような使い方であれば、私だって「その通り」だと思いますよ。しかし、行政の長である福田康夫氏が「物価が上がってもしょうがない(政府は何の手も打たない)」なんて発言をなさるとは、信じられない思いです。もしかしたら福田さんは政治家も政府もいらないという信条をもつ「隠れアナーキスト」なのでしょうか?(笑)

安倍前首相「ウルトラ無責任・放り投げ」退陣の後を受け、自民党「談合・サル芝居」総裁選挙を経て、第91代内閣総理大臣に就任した福田康夫氏。総裁選出馬のおりには「貧乏クジを引くかもしれませんよ」とのたまい、内閣発足時には自ら「背水の陣内閣」と称されていましたね。慧眼《けいがん》でございました。総裁選で麻生派を除く自民党各派閥・グループがこぞって「福田支持」にまわったのは「福田に『貧乏クジ』をひかせてやれ」ということだったのでしょう。そして次期総選挙では自民党代議士の多くが、川の流れを背にして(背水の陣)、無残な討ち死に(落選)を遂げることでございましょう。

ちなみに「背水の陣」とは、中国の歴史書「史記」列伝「淮陰侯列伝」に見られる故事で、漢王劉邦のもっとも有能な将軍であった韓信がもちいた戦法です。本来なら川(水)を前に陣を布くのが兵法の基本なのですが、敵(趙軍)に比べて圧倒的劣勢にあった自軍の士気を高めるため、あえて川の流れを背にした陣地を築く。敵兵はあなどって攻めかかってくる。しかし、「もう後がない」と追い詰められた漢(韓信)軍兵士が死に物狂いの奮戦を続けた結果、趙軍を打ち破ってしまった。これが「背水の陣」です。

福田先生は「(自分を含めて)世襲ボンボン議員揃いだが、もう後がないのだから、やるときはやってくれるだろう」とでもお考えになったのでありましょうか。けれども「福田軍」将兵である自民党議員の皆様は生まれてこのかた「死に物狂いの奮戦」など体験したことがない方が大部分なのであります。周囲がひいてくれたレールの上をただ走ってきた人があまりに多い。そのくせ「我こそエリートなるぞ」という自惚ればかりは3人前(以上?)。こんな弱兵揃いの福田軍が「背水の陣」を布けば・・・結果は目に見えていますね。

というわけで、福田将軍麾下《きか》自民党軍の「背水の陣」は韓信将軍の「背水の陣」とは似ても似つかぬものになりそうです。敢えて前例を挙げるなら、19世紀米国はカスター将軍の「リトルビッグホーンの戦い」。あの悲惨な戦い()を擬《なぞら》えることになるのではなかろうか? まあ、これは無知無教養な者(私のこと)のいうことですからアテにはなりません(笑)。

※カスター将軍と第七騎兵隊にとっては「悲惨な敗北」ですが、先住民族にとっては「輝かしい大勝利」でしょう

さて「しょうがない」に話を戻します。

政治家たるもの「しょうがない」は禁句であるべし。ましてや、日本国総理大臣が「物価高で国民が苦しむのもしょうがない」と取れるような発言をするとは何事ですか?! 本来なら「しょうがない」発言によって福田内閣は総辞職に追い込まれるべきでしょう!(しょうがない解散) それなのに、例によって(一部を除き)マスメディアはスルー戦略(?)をとっている。 「末世ここに至れり」というべきであります。

とはいえ「しょうがない」という言葉は福田康夫先生には本当によくお似合いではありますね。福田さんの全存在そのものが「しょうがない」という一言に集約されるような印象すらある。父・福田赳夫の跡を継いだのも「しょうがない」。「貧乏クジ」総理になったのも「しょうがない」。自民党が壊滅するのも「しょうがない」・・・。

そもそも論で言えば、ある人が「しょうがない」という「悪魔の思想」を抱くのは個人の自由でしょう。ただ、そんな人が総理大臣だったら国民は大迷惑を被《こうむ》るというだけの話です(笑)。ここでふと気づいたのですが、「喜八ログ」で日ごろ応援させていただいている城内実鈴木宗男保坂展人戸倉多香子といった人たちは絶対に「しょうがない」を口にしそうにありません。政治家として「政《まつりごと》」に関しては口が裂けても「しょうがない」とは言わないだろうし、それ以外の場面でもまず「しょうがない」なんて言いそうにない。あっぱれ「不撓不屈」の精神をもった人たちです。「しょうがない」福田総理とはまったく違う次元にいるってことですね。


付記1

山本しげたろう自民党衆院山口第2選挙区支部長も「しょうがない」がよくお似合いの先生ではありませんか?!
すみません。これは「偏見」です。
でも、それほど間違ってはいないでしょう(笑)。


付記2

話はぜんぜん違うのですが、このところ「権力様マンセー族」の皆様による「民主党」攻撃が下火になってきたようです。
こんなところにも「潮目」の変化を感じます。


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投稿者 kihachin : 20:19 | トラックバック

2008年04月18日

山本しげたろう情報

yamashige.jpg
2006年06月07日の国会で答弁する山本繁太郎住宅局長(当時)

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山本繁太郎 OR 山本しげたろう」でググり検出された情報を「恣意的に」選んで紹介するという至って芸のない安直なエントリです(汗)。


山本しげたろう

まずは定跡通りに(?)ご本人のHPから。


山本繁太郎

インターネット百科事典「Wikipedia」の項目。
記述が妙に少ないです。以下に一部引用します。

山本 繁太郎(やまもと しげたろう、1948年11月14日 - )は、日本の元内閣官房官僚。山口県出身。山口県立柳井高等学校卒業、東京大学法学部卒業後、1972年に建設省(現・国土交通省)に入省。
国交省住宅局長時に発覚した構造計算書偽造問題では、建設業界から「ザル法でしかない建築基準法を放置していたにもに係わらず責任をすべて民間業者に押し付けた」として厳しく批判された[1]。
父は元山口県議会議員の山本真太郎。


論談:ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」顧客名簿

ノーコメント。

藤田社長からのメッセージと映像

「超」有名ブロガー「きっこ」さんの記事です。
「イーホームズ」藤田東吾社長による実名告発!


衆議院補欠選挙山口第2区立候補予定者への公開質問状の回答

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」様の記事です。ただし、山本繁太郎氏(自民)からの回答はなくて、平岡秀夫氏(民主党)の回答のみが掲載されています。質問者が山本繁太郎事務所に確認の電話を入れたところ、質問が山本氏本人にすら渡されていないことが判明したそうです。


【News】山本繁太郎氏が衆議院山口第2選挙区支部長に決定!

LDPchannel(自民党 YouTube チャンネル)」の動画。


★喜八の感想★

いやはや「山本しげたろう」先生は香ばしい方のようですね~。
このような候補を「天下分け目の前哨戦」に擁立した自民党執行部は大変に勇気がある!
・・・という「皮肉」はさておき(笑)。
山本繁太郎先生が「順当に」落選されることを心よりお祈り申し上げます。
そうして国民・国家の礎《いしずえ》となってください!


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(※猫の画像は「ImageChef イメージクリエーター」で製作しました)


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総選挙。自公落として明るい未来。!

投稿者 kihachin : 19:53 | トラックバック

2008年04月17日

保坂展人さんイベント情報

保坂展人さん
保坂展人さん:届いた「ねんきん特別便」を手に街頭で訴える

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保坂展人衆議院議員(社民党)のHPからイベント情報を転載させていただきます。


★引用開始★

格差社会と後期高齢者医療制度
この4月から始まる「後期高齢者医療制度」では75歳以上の1300万人が強制的にこの制度に加入させられ、保険料は年金天引きで全員から徴収されるようになります。この制度は高齢者の暮らしと医療に悪影響を及ぼす差別的な制度です。
そこでこの制度をはじめとした「医療制度改革」について医師でもある社民党政審会長・阿部知子衆院議員に詳しく解説をしていただきます。また保坂展人が医療問題に象徴される格差社会の問題を提起します。

4月25日(金) 19:00~21:00 三茶しゃれなーどホール
世田谷区太子堂2-16-7区役所三軒茶屋分庁舎5F
資料代: 500円
主催: 保坂展人と元気印の会、社民党世田谷総支部
問合せ: 保坂展人と元気印の会 03-5477-7377


保坂展人の地域懇談・国政報告会

2008年4月29日(火・祝) 14:00~16:00
成城区民集会室・第1会議室
(世田谷区成城6-16-30 成城学園前駅北口)
資料代: 300円

★引用終了★


保坂展人さんは私(喜八)が「なんとしてでも国会議員でいて欲しいと願う、数少ない議員」のひとりです。とはいえ、私が保坂さんに肩入れしようという気持ちになったのは、ごく最近の話です。

共謀罪」。2004年の第159回国会で「内閣提出法律案」として提出されて以来、国民の多くから頑強に反対され、国会開催ごとに「継続審議」となりつつも、現在も政府与党によりその実施が目論まれている「究極の悪法」です。

確信犯的に「日本国憲法」の蹂躙《じゅうりん》を狙っているとしか思えない、「憲法停止クーデター」とさえ言えそうな「共謀罪」。クーデターであれば、少なくとも首謀者たちにとっては「命懸け」であるはずだけれど、「彼ら」にそこまでの度胸があるとは思えない。おそらくは「アメリカ様がバックにいる」というフヤケた気分で行なわれているであろう「共謀罪」推進()。

※とはいえ、マトモな判断力をもつ官僚さんたちは「共謀罪」の危険性を覚って、慎重に距離をおいているでしょうね

保坂展人さんは、そんな「共謀罪」に徹底的に反対し続けてきた、じつに頼りになる国会議員なのです。まさに日本の将来を担う人物のひとりである、と私は思います。

インターネット百科事典「Wikipedia」の記述によると「共謀罪」の「政府案ないし与党修正案に賛成を表明している主な団体・企業」には以下の4団体が挙げられています。

そして「反対を表明している主な団体・企業」は・・・数が多すぎてコピペさえ憚《はばか》られます。ぜひとも、以下のページを直接ご確認ください。

政府案ないし与党修正案に反対を表明している主な団体・企業

「共謀罪」推進勢力とは「祖国日本の『北朝鮮化』を狙う者たち、『日本国民の敵』である」と看做《みな》されてもしかたないのではないでしょうか? 「自民党」「公明党創価学会」「読売新聞」内の良識のある方々には「よほどに注意しないと、一生雪《そそ》ぐことのできない恥辱に塗《まみ》れる危険性がありますよ」と忠告しておきましょう。特に「読売新聞」関係者には「『世界日報』と肩を並べることを、ジャーナリストとして名誉と考えますか?」と問いかけたいと思います。

思わず「共謀罪」のことで熱くなりましたが、保坂展人さんは「アンチ共謀罪」だけの政治家ではありません。そのほかにも様々な分野でフル回転されている、まことに「費用効率」に優れた(笑)国会議員さんです。国民の幸福のために働く「真の政治家」です。今後も保坂展人議員が存分にご活躍されることを、心より願っております。


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投稿者 kihachin : 12:04 | トラックバック

2008年04月15日

「白アリ新党」結成前夜?

Koizumi sings」(大きな画面)

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最初に「MSN産経ニュース」の報道を紹介します。


★引用開始★

小泉、小池、前原が勉強会?

2008.4.15 00:48

 自民党の小泉純一郎元首相、小池百合子元防衛相、民主党の前原誠司副代表らが勉強会の結成を検討していることが14日、明らかになった。衆院で与党が、参院で野党がそれぞれ多数を占める「ねじれ国会」の下での政策対話の場という位置づけだが、「政界再編が念頭にあるのではないか」との憶測を呼びそうだ。

 小泉、小池、前原各氏は今月9日夜、日本経団連前会長の奥田碵内閣特別顧問ら経済人や国会議員と会合を開いた。自民党からは茂木敏充元沖縄北方担当相ら、民主党からは仙谷由人元政調会長、玄葉光一郎元幹事長代理らも参加した。出席者によると、この際に勉強会の話が出たという。

 小泉氏は席上、小池、前原両氏の名前を挙げたうえで、「ここに首相候補が2人もいる。おもしろいことになるかもしれない」と述べたという。会合では重要政策をめぐり、両党が話し合うべきだとの認識で一致した。ただ、前原氏は周辺に勉強会結成の指摘を否定している。

★引用終了★


ある意味「素晴らしい」ニュースです(笑)。
もし本当に「小泉・小池・前原」新党結成ということであれば、諸手を挙げて大歓迎します!
彼ら彼女らが一堂に結集してくれるのはまことに有難い。
「敵()」の正体がはっきりと可視化されるということですからね。

※あえて「国民の敵」と言いたいところですが・・・

僭越《せんえつ》ながらお名前も献上いたしましょう。
白アリ新党」なんてのはいかがでしょうか?
名前の由来は、小池百合子さんはまるで「白アリ」のようだ、というところから来ています。
政界渡り鳥」とも称される小池百合子先生が所属した政党(日本新党・新進党・自由党・保守党)は悉《ことごと》く朽ち果てました。
かくばかりに素晴らしき「実績」をお持ちの、赫奕《かくえき》たる小池百合子先生。
今まさに「白アリ女王」は自民党も食いつぶそうとしているのであろうか?
私(喜八)はワクワクと見守っているのです。

と、ここで白状しておきますと「小池百合子=白アリ」論は、元参議院議員3人(村上正邦平野貞夫筆坂秀世)による対談本『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書、2007)からの「受け売り」です。
まことに「言いえて妙」の表現ではありませんか!

ちなみに「喜八ログ」アーカイブには小池百合子先生に関する以下のようなエントリがあります。

まわりくどい表現は止めて、はっきり言いましょう。
小池百合子さんを総理大臣にしてはいけない! 絶対に!
女性を「叩く」のは「フェミニスト喜八」の本意ではないのですが、この点は明確にしておかねばなりません。
小池百合子さんが万が一「総理総裁」になるようなことがあれば、日本は深刻な危機にさらされます。
だって、そうでしょう。
これまでも日本新党・新進党・自由党・保守党を食い潰してきた「白アリ女王」ですよ!
こんな方を総理大臣にしたら、日本の国そのものを食い潰されてしまいます!

と、冗談はさておき(笑)。

小池百合子さんに総理総裁たる「資質」や「実績」があるとは、どうしても思えないのでありますね。
もしかしたら「小泉よりはマシ」といった理由で「首相候補」とみなされているのかもしれませんが・・・。
もしそうであれば、国会議員の質が劣化の一途を辿っているとはいえ、全国会議員のおおよそ半分くらいは「首相候補」だと考えていいのかもしれません。
いやはや、なんとも凄まじき状況ではあります・・・。

そして、もう1人の「首相候補」が前原誠司先生ですか?
これまた総理としての「資質」や「実績」があるとは、どうしても思えない方ですね。
前原誠司議員が「総理大臣にふさわしい」なんて考えている方は、いったいどれ位いるものでしょうか?
まあ、日本は広いですから、全国をくまなく調べれば数百人くらいはいるかもしれません(いない可能性も高いと思います)。

2006年02月、いわゆる「堀江メール問題」が発生したとき、前原誠司民主党代表(当時)は状況判断を悉《ことごと》く誤り続け、ついには民主党崩壊の危機にまで至りました。
その直前までは「防衛施設庁官製談合」「ライブドア」「米国産牛肉」「耐震データ偽装」のいわゆる「4点セット」で、小泉政権は窮地に追い込まれていたのですが・・・。
「堀江メール問題」で息を吹き返してしまった!
すべては「堀江メール問題」における民主党の対応の拙《まず》さ、すなわち代表であった前原誠司先生の対応の拙さがなせるわざでありました。
なんともスバラシキ前原誠司大先生ではありませんか!(蛇足とは思いますが、100パーセントの皮肉です)

「喜八ログ」ではお馴染みの佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)は「堀江メール問題」と前原誠司氏について次のように評されています。

 こんな言い方をしては前原誠司前民主党代表に申し訳ないですが、カラオケ屋さんで音痴の人が自分の音がズレていることに気づかないままマイクを握っているようなものですね。あのミスは実に決定的なもので、もはやインテリジェンスの世界に入ることは許されない。あのガセメール事件は、彼が入場券を失った事件だと思います。
 少なくとも、もう二度とインテリジェンスや安全保障には触らないほうがいい。これは資質の問題なので訓練しても直りません。

 (『インテリジェンス 武器なき戦争』幻冬舎新書、2006)

『インテリジェンス 武器なき戦争』のもう一人の著者である手嶋龍一氏が指摘されているように、前原誠司氏は「安全保障や外交の専門家といわれ」、「いまもインテリジェンスの問題について積極的に発言してい」る議員です。
仮に前原誠司先生が日本国総理大臣になり、「堀江メール問題=ガセメール事件」のような事態が再び発生したら?
「前原首相」は状況判断を悉《ことごと》く誤り続け、ついには日本国は崩壊の危機に至るであろう。
このように考えるのは私(喜八)だけでしょうか?
はたして、これを「杞憂《きゆう》」と言えるでしょうか?

さて、小池百合子さんと前原誠司さんを「首相候補」と持ち上げる小泉純一郎氏ですが・・・。
もう、馬鹿馬鹿しくて批判する気にもなりません。
「日本憲政史上最低最悪総理」大本命候補、「亡国政治家」小泉純一郎に関しては以下の「喜八ログ」記事をお読みください(幣ブログにおける「小泉批判記事」のごく一部です)。

「白アリ」小池百合子と「ガセメール」前原誠司を「首相候補」に担ぎ、その背後に鎮座ましますのが「皇室は最後の抵抗勢力」小泉純一郎。
なんとも魅力たっぷりの「白アリ新党(仮名)」ではありませんか?!(もちろん皮肉)
「権力様マンセー族」にして「対米隷従至上主義者」の政治家・知識人・ジャーナリスト・ブロガーさんたちが、いかに「白アリ新党(仮名)」を応援することか。
いまから、その(凄まじくもウラ悲しい)光景が目に見えるようであります。
でも、「白アリ・ガセメール・皇室は最後の抵抗勢力」新党に果たしてマトモな未来があるのでしょうか?
よくよく考えたほうがいいですよ~(笑)。


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投稿者 kihachin : 20:57 | トラックバック

2008年04月14日

ムネオ先生

鈴木宗男さん(清掃活動中)
鈴木宗男さん:北海道摩周湖付近で真剣にゴミ拾い

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まずは鈴木貴子さん(鈴木宗男衆議院議員のお嬢さん)の「お父さん」論を紹介します。雑誌「週刊朝日」2008年03月28日号掲載記事「親子のカタチ」から一部引用させていただきます。

 娘と何を話せばいいのかわかんないんだよね。お父さんの性格は、不器用でバカ正直でバカ真面目だから。それなのに嘘つき呼ばわりされて、最初は政治家として叩かれ、人間鈴木宗男としても叩かれて捕まった。すべてが否定されたことがホント悔しかった。

今にして思えば2002年の「ムネオ・バッシング」というのは常軌を逸していました。テレビ・雑誌のみならず「全国紙」と称されるような新聞ですら「ムネオ(鈴木宗男)とラスプーチン(佐藤優)はロシアのスパイ・売国奴」といわんばかりの報道をしていました。もちろん、そこは「大新聞」らしく要領よく「匂わせるだけ」で、ずばり「スパイ・売国奴」と断定はしないのですが。

そして、私(喜八)は能天気かつノンポリかつメディア・リテラシーに欠ける男でありましたから、当初はすっかり「ムネオ・バッシング」報道に洗脳されてしまいました。とある雑誌に「鈴木宗男は日本一ダーティーな政治家」なんて表現があり、これに感心して「なるほど、ムネオもラスプーチンも悪いやつらなんだ」とすっかり思い込んでおりました。

それが「あれ? なんかおかしいぞ?」と思い始めたきっかけは、以前にも書きましたように、鈴木宗男氏逮捕直前に撮られた報道写真でした。狂気のメディアスクラムのため、ホテルにカンヅメ状態となっていたムネオさんがホテルの非常階段を走って上り下りする「階段ジョギング」をしている様子。これが某写真誌により撮影され公開されたのです。

この写真を見た私(喜八)は「ムネオ氏はとことん戦うつもりだな。なんて凄いガッツだろう!」と素直に感嘆しました。私だったら心労のあまり胃に穴があいてヘナヘナとなり、たとえ自分に非がなくとも「長いものには巻かれろ」とばかりに、白旗を揚げてしまうような状況です(多くの人も同じではないでしょうか)。しかるに鈴木宗男氏は身体を鍛えて「徹底抗戦」の構えを見せている。ムネオ氏は「悪いやつ」なのかもしれないが、同時に「並々ならぬド根性の持ち主」だという認識が私の内に生まれました。

いまにして思えば、鈴木宗男さんは自分が「無罪である」という確固たる信念を持たれていたから猛烈な「ムネオ・バッシング」の渦中にあっても、ああやって「階段ジョギング」で身体を鍛えることができたのでしょうね。「自分は有罪である」と思いながら、なおかつ戦いを続行できるほどムネオ氏が「ワル」であるとも思えません。お嬢さんの貴子さんが言われるように、たしかに鈴木宗男さんには「不器用でバカ正直でバカ真面目」な面がありそうです(同時に抜け目のない戦略家・ウルトラリアリストの面もあると思いますが)。

ふたたび「週刊朝日」2008年03月28日号からの引用です。

 だけど、家にいるときのお父さんは本当にダメ(笑)。朝起きて第一声が「おい、母さん」。「おい、母さん、俺のパンツはどこだ」「おい、母さん、お湯はどうやって出すんだ」……。とにかく生活面においては常識とかけ離れていて、ホテルで寒くてもエアコンのつけ方がわからなくて我慢するタイプ。そのくせ頑固で弱音を吐かないから、家族は大変で。それに、こう見えて結構寂しがりやなんだよね。そういうところに、父親として愛せる要素がある。政治家として大声で演説してる姿を見て尊敬する部分と、まったく威厳のない家での姿をみて可愛いと思う部分と、どっちもあってのお父さん。

娘から見た「ダメ」な父親の姿(笑)。とはいえ、ここで私が非常に感心するのは鈴木貴子さんの「広報担当官」としての優秀さです。上の発言を目にした多くの方が「鈴木宗男って、ちょっとコワモテ風だけれど、意外に普通の『お父さん』で普通の人なんだな」と思われるのではないでしょうか。そして自分の父親の「ダメ」な姿を思い出しながらも「ムネオさんって、やっぱり『いい人』かも?」と感じ始める。意識して「ダメ戦略」をとったかどうかは分かりませんが、鈴木貴子さんには「広報」に関する天賦の才が備わっているのではないでしょうか。

ちなみに鈴木宗男さんが「おい、母さん」と頼りにされている奥様は大変な「女丈夫(じょじょうふ、気性が強くしっかりしている女性)」であろうと思われます。たしか、お嬢さんの貴子さんも「お母さんは最強の母親」と評されていたと記憶しています。「鬼の」東京地検特捜部により逮捕され拘留が2ヵ月を過ぎたころ、「もう少しのところで検察に屈してしまうところだった」だったムネオさんを救ったのが奥様の次の言葉でした。

「悪いことをしていたと思うのならバッジを外して、政治家を辞めなさい。でも、悪いことをしていないのなら、信念をもって闘ってください。後援会の皆さんから、あなたを信じているという声がたくさん届いています。事務所の秘書も歯を食いしばって頑張っていますよ」

 (『闇権力の執行人』鈴木宗男、講談社+アルファ文庫、2007)

いやー、これは凄い! この夫(逮捕直前に階段ジョギングで身体を鍛える)にして、この妻あり。いや、この妻(信念をもって闘ってください)にして、この夫ありでしょうか。何度読み返しても、そのたびに心打たれる素晴らしい言葉です。恥ずかしながら四十台後半にして「独身」の私も、ムネオさんの奥様のような毅然とした立派な女性に巡り合いたいと強く思うのであります(その前には自分自身が毅然として立派でないといけませんね。汗)。

さらに「週刊朝日」記事から引用させていただきます。

 バッシングとか病気とか、ちょっとやそっとじゃ動じないお父さんの強さは、天命だと思う。どんな逆風にあっても、カムバックできて常に支えてくれる人がいるのは、才能とか努力以外の何かがあるから。じゃないとおかしいよ。計算しないタイプだし、世渡りはすごい下手だし。私は22歳でひよっこだけど、お父さんみてるとホント、「もっとうまくやれるだろう!」って(笑)。だけど、誰かが教えてもそうできないんだよね。鈴木宗男に実際会って話した人が離れない理由は、そこにあると思う。

鈴木宗男事務所の職員は「なかなか辞めない」ことで知られています。故・中川一郎衆議院議員の「片腕」として「日本一忙しい議員秘書」と評判をとったこともあるムネオさんですから、事務所のメンバーにもレベルの高い要求をされると思います。だから仕事自体は結構キツイはずなのです。それでもなかなか辞めない。中川一郎時代から継続して鈴木宗男事務所で働いている方も少なくないそうです。また、「ムネオシンパ」と見なされて外務省をパージされた元外交官・東郷和彦氏も鈴木宗男さんは「非常な風圧の持ち主」だと証言されています(『北方領土交渉秘録』新潮社、2007)。となれば、鈴木宗男事務所で働くことはけっして楽ではないだろうと思われるのですが、それでも「なかなか辞めない」のは何故でしょう?

さらには「後援者」の多くも離れていかない。常識的に考えても「斡旋収賄罪」「議院証言法違反」「政治資金規正法違反」で逮捕され、437日ものあいだ拘留され、一審・二審で有罪判決を受けた「先生」の元からは続々と「後援者」が離れていくのが普通でしょう。有力な支持者の中には、検察に呼び出され、あることないこと訊かれ、何度も呼び出されイヤな思いをした方もいらっしゃるようですが、それでも「鈴木宗男を支持する!」という人が少なくない。

「これはいったい何なのだろう?」と思いますね。一般常識では測りがたい事態が進行している。鈴木貴子さんが言われるように、まさに「天命」が働いているとしか思えません。

そういえば、ムネオさん・佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)・秘書のMさんの3人が逮捕拘留され検察による熾烈な取調べを受けていた際の報道を思い出します。この3人は(ほとんどの被疑者がやるように)ペラペラと自分に都合のいい供述をして「仲間を売る」ようなことは一切しませんでした。たしか「スポーツ報知」であったと思いますが、鈴木宗男・佐藤優・M秘書の3人を「鉄の三角形」と形容していました。これにも私は強く心を打たれました。当時「鈴木宗男は悪人なのかもしれないが()、それにしてもよほどの人間的魅力の持ち主に違いない」と友人に話したことを覚えています。

※すみません。その時点でまだ「悪人」だと思っていたのです

佐藤優さんは自身と鈴木宗男さんの関係を、夏目漱石の小説『こゝろ』の主人公「私」と「先生」のような関係だと書いておられます(『獄中記』岩波書店、2007)。この感覚を私(喜八)も少しずつ共有するようになってきました(あくまで一人勝手な「共有」ですが)。私もまた、鈴木宗男さんの次の言葉を「座右の銘」として、ひとりの「下翼《げよく》」として、シブトク優しく生きていきたいものだと思っております。

俺が俺がの「我《が》」の世界ではなく、おかげおかげの「下《げ》」の世界で生きることが大事である。一片の思いやり、慈しみ、優しさ、愛情を持って毎日を送りたいものである。


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投稿者 kihachin : 17:10 | トラックバック

2008年04月12日

鈴木邦男さん「反日は禁句に」

『失敗の愛国心』鈴木邦男
(『失敗の愛国心』鈴木邦男)

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鈴木邦男さん(民族派団体「一水会」最高顧問・作家)さんのウェブ記事「とんでもない事になった!」から一部引用させていただきます。
引用文中「」は鈴木邦男さんです。

 私は、「反日」「売国奴」「非国民」という言葉はもう「禁句」にしたらいいと思う。だって、本や映画だって、「ここはいい」「でも、ここは悪い。自分と考えが違う」と思うだろう。多面的に見ている。だから、そういうふうに考えればいい。それなのに、「反日だ!」といって、その〈全て〉を否定しようとする。人間だって、「反日だ!」といったら、「全て」が否定される。「生きてる資格がない」と言われるようなものだ。じゃ「死」しかないのか。こんな威圧的な言葉は使わないようにしたい。

このごろでは「右翼」の鈴木邦男さん(早大生時代から40年以上にわたって民族主義者として活動している)さえ「反日」「売国奴」「非国民」と批判されることがあるそうです。
なんだか変な時代になったなあ、と思います。
鈴木さんを批判してはいけないというのではないですよ。
愛国運動に人生を捧げてきた鈴木邦男さんを「反日」「売国奴」「非国民」と罵倒するのは、よほどの覚悟を持たないとできない所業だと思うのです・・・。

以下、思いつくままつらつらと。

たしかに「反日」「売国奴」「非国民」といったレッテルを他人に貼り付けたがる人たちっていますね。
そういう方たちはさぞかし「愛日」で「愛国派」で「優良国民」に違いない・・・とは思うのですが、実際には「???」と思わされるような方も少なくないようです(笑)。

一部の政治家・知識人・ジャーナリスト・ブロガーの言動があまりに矛盾に満ちていて「日本人の誇り」を汚しているように感じることもあります。
それで、あくまで冗談ではありますが、こんなことを提案したことがあります。

「彼ら彼女らの新聞・雑誌・ブログ記事を英語・韓国語・中国語・ロシア語・フランス語等に翻訳して世界中に『こんな人たちがいますよ。笑ってやってください』と発信したらどうだろうか?」

すると、とある女性ブロガーさんから即座にダメ出しされました。
喜八さん、それは駄目です」と。
私が「なぜでしょうか?」と訊くと彼女は弁舌さわやかに次のように答えました。

「日本人が日本人の恥を外国にさらけだすのはいけません」

なるほど! まったく、その通りです! 私は深く恥じ入りました(汗)。
彼女のような方こそ真の「愛日ブロガー」と言えるでしょうね。
しかし、ここがヘンなところですが、この方は「反日」とか「サヨク」とか心無い中傷を受けることが多いのです。

でも、この女性ブロガーさんは(ブログでは表立っては書きませんが)日頃から「共産党も新左翼も大嫌い!」と仰っています。だから「サヨク」という批判はまったく当たりません。
また、彼女は天皇制(皇統)の支持者でもあります。もし日本が共和制に移行したら、小泉や石原のような程度の低いポピュリストが大統領になってしまう可能性が高い。それは文字通りの「悪夢」である、と仰っています。

左翼を嫌っている人が「サヨク」と批判される。
天皇制(皇統)を支持していて、「日本人が日本人の恥を外国にさらけだすのはいけません」という誇り高い人が「反日」というレッテルを貼られる。
いくらなんでもおかしいでしょう、という話です。

この女性ブロガーさんは政権批判をされることが多いので、それをもって「反日」とか「サヨク」とか言われるのかもしれません。
つまり、権力批判をしてはいけないという論理ですかね?
だったら、「権力様」の仰ることに何でもかんでもマンセーするのが「愛日」であり「愛国派」であり「優良国民」ってことになるんですか?
まるで北朝鮮みたいじゃありませんか(笑)。

やたらに「反日」「売国奴」「非国民」というレッテルを貼り付けたがる人たちがいたら、その人たち自身は果たして「愛日」で「愛国派」で「優良国民」なのだろうか? と疑いのマナコで見たほうがいいでしょう。
実際には「あのー、スミマセン。もしかしたら貴方(女)こそ『売国』ではありませんか?」と問いたくなるようなケースも少なくない。
これが私(喜八)の正直な気持ちであります。

同胞に「反日」「売国奴」「非国民」という悪罵を投げつけること、すなわち愛国的行為ではありません(ぜんぜん違います)。
鈴木邦男さんが提案されているように、これらは「禁句」にしたらいいと私も思います。
法律で禁止するとかそういう話ではなくて、「誇り高き日本人は『反日』『売国奴』『非国民』なんて言葉を無闇には使わないのだ!」という「常識」を広めたいですね。


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投稿者 kihachin : 20:27 | トラックバック

2008年04月11日

三島由紀夫

三島由紀夫

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昭和45年(1970)11月25日、「文豪」三島由紀夫が私設軍隊「楯の会」メンバー4人とともに、東京市ヶ谷《いちがや》の陸上自衛隊東部方面総監部総監室を占拠し、自衛官たちに決起を呼びかけました。しかし自衛官たちはこれに応じず(当時の映像では「バカヤロー」などヤジの声が多く聞こえる)、三島由紀夫と「楯の会」メンバーの森田必勝が割腹自決し、「クーデター」計画は完全な失敗に終わりました。これが、いわゆる「三島事件」です。

当時、私(喜八)は小学校4年生でした。「三島由紀夫」がどういう人だか、まったく知りませんでした。ませた同級生男子が深刻な顔をして「三島が自決したな」と声をかけてきたときも、「ミシマって誰?」と返答したくらいです。なお、当時の新聞には介錯により斬り落とされた三島由紀夫と森田必勝の「生首」の写真が掲載されたそうです。私はこれを見ていません。おそらく、両親が見せないように配慮してくれたのだと思います。この点、父と母には深く感謝しています。同級生の多くは生首写真を見たようでしたが、別に羨ましいとは思いません。

その後、中学生になってから「三島文学」に触れ、その豊饒な世界の虜《とりこ》となりました。最初に読んだのは新潮文庫版の『花ざかりの森・憂国』であったと記憶しています。「花ざかりの森」には「なにがなんだか分からないけど凄い!」という感想を抱きました。次に手に取った三島作品が長編小説『沈める滝』であったか『音楽』であったかはよく覚えていません。いまになって思うと中学1~2年生くらいでこれらの作品をちゃんと鑑賞できたかどうかは至って心許ないのですが、とにもかくにも喜八少年は三島由紀夫に入れ込みました。

そして巡り合ったのが『仮面の告白』。これは本当に凄い、凄まじいばかりの傑作です。「戦後」日本文学史において最も素晴らしい小説のうちのひとつだろうと確信しています(もっとも、私にそのようなことを言う資格があるかどうかはまったく自信がありませんが)。『仮面の告白』の最後の1行を読んだときの痺れるような思いは、いまでも鮮明に覚えています。

先にも『靖国 YASUKUNI』のエントリで書きましたように、私(喜八)が感銘を受けた三島作品は『仮面の告白』『盗賊』『沈める滝』『音楽』『美しい星』『獣の戯れ』『午後の曳航』『花ざかりの森』などです。このほか短編小説にも素晴らしいものが少なくないと思いますが、調べてみないとタイトルが思い出せません。先日、ちくま文庫の『文豪怪談傑作選 三島由紀夫集』を読んだところ、「切符」というモダン・ホラー短編が素晴らしいと思いました。「三島由紀夫は天才的に上手い作家だなあ」と改めて痛感しました。

ところで、上の三島作品リストには代表作といわれることも多い『金閣寺』と『豊饒の海』四部作が入っていません。これは単純に中高校生当時の私が、これらの作品を「面白い」と感じなかったためです。もしかしたら、いままた読み返してみたら、違う感想を持つかもしれません。かつて田辺聖子さん(作家)の、『金閣寺』は大傑作だけれど『豊饒の海』四部作はそれほどでもない、という主旨の文章を読んだ記憶があります。『豊饒の海』に関しては私も田辺聖子さんの意見を支持します。

小中学生のころは学校の先生から「愛読書は?」ということを授業中よく聞かれました。クラスの生徒がひとりひとり起立して先生の質問に答えます。私が「三島由紀夫です」と答えると、多くの先生が「ああ、よく分かるよ」といった苦笑を浮かべるのが、大変に不満でした。私はハシコイ生徒でしたので、先生方《せんせいがた》の思考はよく分かります。「『三島事件』で三島由紀夫にかぶれたコドモがここにもいる」と先生は考えておられたのでしょう。しかし、ぜんぜん違うのです。

小学4年生のころから現在に至るまで、私は「三島事件」にはそれほど深い興味を抱いたことはありません。中学生の喜八少年はあくまで「三島由紀夫の文学作品」を愛していたのです。しかし、大人からは「こんな子供に三島由紀夫の小説が理解できるわけがない」と思われていたのでしょうね。たしかに自分自身が大人になった今は教師たちの「偏見」も分からないではありません。しかし、おなじような過ち、すなわち無意味に子供を見下すような倣岸さは持たずにおこうと自分に言い聞かせています。子供は大人に負けず劣らず高い理解力を持っていることが少なくない。多くの人は大人になると、この「真理」を忘れてしまうようですが・・・。

ものすごく大雑把にいうと、私は三島由紀夫の初期から中期にかけての作品に感銘を受けることが多いようです。そして、晩期作品の多くにはあまり心惹かれない。と言っても晩期作品群を否定するほどでもない。こういった傾向があります。これまた物凄く大雑把にいうと、三島由紀夫がボディビルや各種武道・格闘技を始めてからは、三島文学の内容が変化していった。その変化は私にとっては好ましいものではなかったということができるかもしれません。

これは「ないものねだり」でしょうけれど、三島由紀夫がボディビル・格闘技を開始した後も、文学においては平安王朝絵巻のような雅《みやび》な世界を追求していってくれたなら、とは思います。筋肉を鍛え日本刀やミリタリズムを愛しながらも、小説に関しては絢爛豪華な「三島ワールド」を展開してくれたなら、どんなによかったことか。ひとりの三島ファンとしてこんなことを強く思いますが、これはあくまで「ないものねだり」です。

ちなみにボディビルで鍛えた三島由紀夫の「肉体」を誹謗中傷する声は今も昔もあります。「三島由紀夫が自慢げに露出していた身体は実際には非常に貧弱なものであった」というような意見です。これには一理あります。たしかに三島の身体は「ボディビル後」にも、絶対値としてはそれほど立派なものではありませんでした。コンテストに出場するようなボディビルダーと比較すれば「貧弱」という形容もあながち間違いではありません。しかし、それは意地の悪い意見であることも間違いない。

身体を鍛え始める前の三島由紀夫の身体は文字通り「骨と皮」ばかりの大層に「ひ弱」なものだったのです。貧弱な肉体を10年以上の歳月をかけて少しずつ少しずつ鍛えていった。その結果(ボディビルダーとしてはともかく)一般人としては立派な身体になった。これは誰にもできることではないでしょう。「文豪」の名がふさわしい大作家であると同時に大蔵省の能吏でもあった三島由紀夫らしい「刻苦勉励」がボディビルにおいても実を結んだ。このように評価するべきだろうと私は思います。

後期・晩期の三島作品にあまり感銘を受けず三島由紀夫の「政治思想」にもそれほど共感を覚えない私ですが、1人の鍛錬者として倦《う》まず弛《たゆ》まず地道に筋力トレーニングを実施していった平岡公威(三島由紀夫の本名)の姿には心を打たれます。一般に考えられているよりも、ひ弱な体質の人が筋肉をつけるのは困難なことだからです。平岡公威・三島由紀夫はその困難な事業を不屈の闘志でやりとげました。三島由紀夫が「改造後」の肉体を見せびらかす傾向があったのは事実でしょうけれど、ひ弱な身体の持ち主として少年期・青年期を過ごした反動であると思えば、ムキになって三島の性向を批判する気にはなれません。

ところで、この駄文を書いているうちに思い出しました。三島作品のうちで中高校生のころの私が何度も何度も読み返した1冊がありました。それは『文章読本』です。中公文庫版の『文章読本』はある時期私の「バイブル」といっていい本でした。「文学少年(?)」であった私は友人たちと「同人誌」の真似ごとのようなことをしていました。そして、ほぼ唯一の「文章の先生」が三島由紀夫の『文章読本』だったのです。長い間すっかり忘れていましたが、思い出しました。

こうやって弱小ブログでシコシコと文章を書いて発表している現在の自分にも『文章読本』は再び「先生」となってくれるに違いない。これには確信があります。三島由紀夫は超絶的な技巧をもつ大小説家であると同時に、きわめて明晰な評論家であり、おそらくは素晴らしい教師にもなれる人であったからです。『文章読本』を読み返して、私も今から「文章修行」を始めようと思います。この「喜八ログ」をいささかでも「進化」させようと思います。それにしても、三島由紀夫が早世したのは本当に残念なことでした。大正14年(1925)生まれの三島が存命であったなら、まだ80台前半。言葉の真の意味における「先生」として、日本社会に多大な貢献をしてくれたことは間違いないでしょう。

三島由紀夫の「荒ぶる魂」に鎮魂の祈りを捧げます。


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2008年04月10日

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城内実「右とか左とかくだらないイデオロギーで日本人同士が争うよりも、いかにして日本国民が幸せになるか考える時がそろそろ来たと思っております」

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2008年04月09日

小泉「何とか風」発言

What's Bush Thinkin' - Graceland Edition」(大きな画面)

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まずは小泉純一郎元首相「何とか風」発言その後を伝える「スポーツ報知」記事を紹介します。


★引用開始★

小泉発言「何とか風」とは何ぞや!?波紋広がる永田町

 小泉純一郎元首相(66)が7日の自民党の会合で「何とか風が吹き出したような気がする」と衆院の早期解散・総選挙もあり得るとの見方を示した発言が一夜明けた8日、永田町で波紋を広げている。「民主党へのけん制だ」「年内に選挙があるとのメッセージでは」などと反応はさまざま。与野党ともにその“解釈”に頭を悩ませている。唐突な「解散風」発言の真意は…。

 「何とか風」発言から一夜明けた8日。衆院本会議場に現れた小泉氏は、森喜朗元首相から「あんまり変なこと言うなよ」とたしなめられた。

 与党では「解散風なんて吹いていない。今、選挙をやったら負けるとみんなが分かっている」(町村派幹部)との認識が大勢。福田康夫首相は定例会見で「常在戦場の心構えは持っていなくてはならない。ただ今(解散)すべきかは別の話だ」と話すにとどまった。

 疑心暗鬼が広がる自民党。政治ジャーナリストの山村明義氏は「今月末の暫定税率復活の衆院再議決の阻止を目指し、若手や中堅による“造反”の動きが目立つ。首相の求心力低下で、足並みがそろわない党内の空気を察知した小泉氏が早期解散をにおわせることで党内の引き締めを図ったのだろう」と推測する。

 元々、小泉氏は来年9月の任期満了時の総選挙を唱えており、最近の福田内閣の支持率低下も重なり、党内には「選挙はまだ先」という雰囲気が漂っていた。そこに唐突な「解散風」発言。鋭い勝負勘で政権を維持し続けた元首相の言葉に公明党からも「言葉が独り歩きして選挙ムードが高まるかも」と懸念する声が上がっている。

 一方で、小泉発言は揮発油税など暫定税率の失効や日銀副総裁の人事などで攻勢を強める民主党向けととらえる見方もある。政治評論家の浅川博忠氏は「政局にならないと思っていろんな仕掛けをしてくる民主党へのけん制でしょう」と話す。

 この日の民主党党代議士会で山岡賢次国対委員長は「小泉氏まで選挙風を吹かせ始めた。本格的に選挙の風が吹いてくる可能性も極めて大きい」と声を張り上げた。小沢一郎代表は衆院解散・総選挙の時期を「サミット前が第1目標」と表明しているが、浅川氏は「民主党は全選挙区の候補者擁立は進んでおらず、早期解散は本意ではないはず。実際にサミット後の秋ごろの選挙を想定しているだろう」と指摘する。

 「解散風」の現実味について「表情に気負いがなく、自身の発言を楽しんでいるようにさえ見える」(浅川氏)と半信半疑。だが、福田内閣発足後初の国政選挙となる27日投開票の衆院山口2区補選の結果次第では「自民党の議員は小泉氏の言葉をそのまま受け止めなきゃいけなくなる」(山村氏)と予断を許さない状況だ。

(2008年4月9日06時01分 スポーツ報知)

★引用終了★


「小泉『何とか風』発言の真意はいかに?」ということですが・・・。

自他ともに認める「奇人元宰相」氏の発言ですから、深読みしても意味はないだろうと思います。
小泉氏は文字通りに「解散風」が吹き始めたのを体感している。そして、正直にそれを言葉にしただけのような気がします。

解散風なんて吹いていない。今、選挙をやったら負けるとみんなが分かっている」と仰っている「町村派幹部」氏にしても「解散風」が吹き始めているのはしっかり感じ取られているのでしょう。
解散風なんて吹いていない」の部分をホンネ語に翻訳すると「解散風なんて吹いていない、ということにしてくれ!」となるはずです。
そして後半の「今、選挙をやったら負けるとみんなが分かっている」はアカラサマな本音でしょう。
政治家生活が長いわりには、真ッ正直な「町村派幹部」氏ではあります(M氏でしょうか? 笑)。

「今、選挙をやったら負ける」。
この認識は非常に正確でしょうね。
しかし、選挙を先延ばしにしたら「さらに酷《ひど》い大敗を喫する」可能性が高いように思いますが、どうでしょうか?
いわば、自民党議員の皆様は「高値掴《づか》み」してしまった株(株式証券)を大量に抱え込んでいるような状態にあると思うのです。

たしかに「今、(保有株を)売ったら損が確定する」。
でも、売らずにこのまま保有し続けていても株価はドンドン下がってしまい、半年後なり1年後なりに売ったら、もっと大損をしてしまう!・・・可能性がある()。
いま売って「損切り」するべきか?
はたまた、このまま「塩漬け」にしておくべきか?
なんとも、悩ましい状態にあるのが、自民党の先生方ではないかと私(喜八)は見ています。

※株価に限らず将来のことなど誰にも分かりませんが

さて今後自民党人気は復活するのか?
これはきわめて難しいのではないでしょうか。
なにしろ「後期高齢者医療制度」あらため「長寿医療制度」なんていう究極の悪法がスタートしちゃいましたからね。
「ゼニのないジジババは勝手に死んでくれ」といわんばかりの「地獄の沙汰もカネ次第」法案。
いくら多数派日本人が心優しく大らかであるとはいえ、「現代版・姥捨て山」法案をつきつけられて、平静でいられるとは思えない。
いや、怒りに身を震わせる「後期高齢者」とその娘・息子・孫は今後も増える一方だと予想されます(減る理由があるでしょうか?)。
なにしろ「命」と「カネ」がかかっていますからね。
妥協の余地などあるわけない。
着実に自民党の支持率は低下していくと見なければならないでしょう。

で、この「後期高齢者医療制度」を無理やりのゴリ押しで推進したのが、小泉・竹中政権です。
自民党をぶっ壊す」という小泉純一郎氏の公約(?)が着々と実現しているわけです(この発言をした時のナルシズム丸出しの小泉氏が思い起こされますね)。
その小泉氏が他人ごとのように「何とか風が吹き出したような気がする」なんてのたまっている。
自民党の皆様にとっては何とも苦々しい小泉「何とか風」発言であろう、と想像できます。
「ふざけるな! コイズミ!」の声がでないのが不思議です(陰では盛大に囁かれているようですが)。

ところで・・・。

鋭い勝負勘で政権を維持し続けた元首相

なんて表現が上の新聞記事中にありますね。
「???」と私は思います。
たしかに小泉氏に「鋭い勝負勘」はあったのかもしれない。
けれども、それが「政権を維持し続けた」主原因であったかというと、「なんか違う」と思わざるを得ないのです。
実際には米国ブッシュ政権に徹底恭順し続けたことが、長期政権の最大の原因ではなかったか?
こう疑うのは私の性格が悪いせいでしょうか?(たしかに性格は悪いですけど。笑)
小泉氏は文字通りブッシュ大統領に「土下座」までしています。
「土下座」は比喩表現ではありません!
以下の報道記事をご覧ください。

小泉首相、米にひれ伏す? 仏写真家のサミット逸話

この報道に関して、以前(2007-10-20)私は「最近では『ブッシュ様に土下座事件』なんてものが発覚しましたが、これも確実に『お咎めなし』でしょうね(予想も簡単です。笑)」と書きました(「小泉劇場 最終幕」)。
悲しいかな、予想はバッチリ当たってしまったようです。
しかし、総理大臣が他国の元首に「土下座」をしたなんて話は聞いたことありません。
このような「国辱」行為がなぜ不問に処されるのか?
皇室は最後の抵抗勢力」という暴言を吐いても許され、外国元首に土下座しても一切問題にされず、「何とか風」みたいなノーテンキな発言をしても咎められない小泉元首相。
なんとも不可思議な存在ではありますね。

ふたたび、報知新聞記事に戻ります。
政治評論家・浅川博忠氏は「表情に気負いがなく、自身の発言を楽しんでいるようにさえ見える」と仰っています。
たしかに、その通りなのでしょう。
小泉氏は「楽しんでいる」可能性が高い。
「ふたたびオレの出番だ!」と喜んでいるのか、高みの見物を決め込んでいるのかは分かりませんが、「楽しんでいる」ように見えます。
これに関しては天木直人さん(元外交官・作家)の次の発言が正鵠を射ているように思えます(「小泉元首相の再登場を歓迎する」)。

彼の言動を注意して見るがいい。政局がらみの与太話ばかりだ。満面の笑みを浮かべて「そろそろ風が吹いてきた」などと話す姿を見るにつけて、この男は苦しむ国民の事などまるで念頭にないことがわかる。あくまでも自分の事ばかりだ。この事に国民は気づかなければならない。

まったく天木さんの言われる通りです。
あくまでも自分の事ばかりだ」というのが最も的確に小泉純一郎氏の人格を言い表していそうです。
国民のことも自民党のことも念頭にない、ウルトラ自己愛パーソナリティー。
まず確実に「小泉チルドレン(83会)」のこともマトモには考えていないでしょうね。
2005年の「郵政解散総選挙」で間違って代議士となってしまった「小泉チルドレン」の皆様!(全員がそうだとは言いませんが)
あなた達の多くは次期総選挙で「順当に」落選されるでしょう!(全員がそうなるとは言いませんが)
この期に及んで小泉氏を頼りにしているような方は世の中の動きがまったく読めていない、と言わざるを得ませんね。
生き残りたかったら、小泉など頼らない!
これがサバイバルの秘訣だと思うのですが、どうでしょうか?

ところで、最後にオマケ的に・・・。
このごろの新聞・雑誌に掲載される小泉純一郎氏の写真は「???」と感じさせるものが多くなってきたように感じています。
一言でいえば「編集者の小泉氏に対する悪感情」が反映されている写真が多いように思うのです。
ちょっと前まで、小泉氏の写真といえば「りりしく」「颯爽と」写っているものばかりでした。
しかし、いまはそうではない(見本)。
マスメディアも水面下で「小泉離れ」を始めている。
このように私(喜八)は感じているのですが、はたして錯覚でしょうか?


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2008年04月08日

ホンモノ・ニセモノ

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友好ブログ「お玉おばさんでもわかる 政治のお話」さんに書いた自己コメントを採集しておきます(「※喜八注」の部分を加筆しました)。


★引用開始★

靖国神社といえば、過去には以下のようなニュースもありましたねえ。
今回(※喜八注:映画『靖国 YASUKUNI』騒ぎ)と違って、ほとんど話題にもなりませんでしたが(笑)。

『遊就館の展示内容修正=「ルーズベルトが開戦強要」削除-靖国神社』
http://kihachin.7.dtiblog.com/blog-entry-433.html

『首相ブレーンの岡崎氏、「遊就館見直し関与」』
http://kihachin.7.dtiblog.com/blog-entry-844.html

『15日の靖国参拝、明言はゼロ=高市氏「都合の良いときに」-閣僚』
http://kihachin.7.dtiblog.com/blog-entry-901.html

★引用終了★


三島由紀夫を愛する中国人監督の映画には大騒ぎするけれど、宗主国「アメリカ様」からの横槍は見て見ぬ振り。
まるで地面に穴を掘って首をつっこんだ「ウルトラ土下座」のようではありませんか!
「似非ナショナリスト=権力様マンセー族」というのは、なんと“誇り高き”人々なのでしょうね(笑)。

「属国」という現実から目を背け、「属国民」であることに充足し、「属国」という既成事実の上にナショナリズム・愛国主義を構築しようする。
もちろん、このような試みが上手くいくわけないです。
万が一「似非ナショナリスト=権力様マンセー族」さんたちに国の主導権を握られるようなことがあったら、祖国日本は確実に深刻な危機状態に陥ります。
彼(女)らこそ「亡国の徒」ではないかという疑惑を抑えきれません。

いま真に問題にされるべきは「右傾化」などではなくて「ニセ右傾化」ではないのか? と前々から思っています。
実際のところ、村上正邦さん・平沼赳夫さん・城内実さんたちを見ても分かるように、「本物の右派(伝統保守派)」が冷や飯を食わされていることがあまりに多いのです()。

※ちなみに城内実さんは村上正邦さんのことを「真の国士」だと仰っていました

ただし、時代は確実に動き始めています。
「右」や「左」といった冷戦時代の思考にとらわれることなく、様々な基準で判断する人が、ここにきて急増しています。
「右からの愛国」「左からの愛国」「無党派の愛国」。
このうちどれが正しくてどれが間違っているなんて、誰に言えるでしょうか?
自分が所属する国を今より良いものにするために、現実的な努力を惜しまない人。
これこそが「本物の愛国者」だと私(喜八)は考えます。

まあ、ニセモノさんたちがいつまでも「我が世の春」を謳っていられるほど、日本は駄目な国ではないでしょうね。
日本の歴史・文化は大変にぶ厚いし、国民の知的水準は世界最高レベルです。
長い目で見れば「国民・国家を害する『ニセモノ』は自動的に淘汰・排除される」システムが日本には備わっているであろう。
たとえ国全体が一時的に「悪い」方向にぶれたとしても、自動的に補正される「国力(国民力)」が日本にはあるだろう。
以上のようなことを考える今日この頃です。
とはいえ、これが国への愛着からくる「誤解」でなければいいのですが・・・。


付記

ただし、誰が「ホンモノの愛国者」で誰が「ニセモノの愛国者」であるという言説は大変な危険性をもっていると思っています。
かつて新左翼セクト同士がやったような「内ゲバ」的な闘争に発展する危険性が高いからです。
新左翼活動家は「オレたちこそホンモノの左翼、やつらはニセモノの左翼」とお互いに主張し、殺しあったわけですね。
俺たちはホンモノ。
奴等はニセモノ。
こういった主張は終わることのない不毛な戦いを引き起こしかねません。
だから、他者に「ニセモノ」というレッテルを貼り付けるのは、できるだけ避けたほうがいいと思います。
また「自分たちはホンモノの愛国者」「奴らはニセモノの愛国者」という主張をする者は、すでに「自己絶対化の罠」に嵌っていると言わねばなりません。
「自己絶対化の罠」に陥った人間は危険です。
「我々は絶対に正しい。その正しい我々に異を唱える『やつら』は絶対に間違えている。やつらを排除せよ、ぶっ殺せ!」となる可能性が高いからです。
そこまで行かなくても、「我々はホンモノ、やつらはニセモノ」論は日本人のあいだに深刻な分断を生じさせる可能性をもつ危険な言説と言わねばならないでしょう。
したがって「だれそれはニセ愛国者で、自分(喜八)はホンモノの愛国者」であると主張するのはやめておこうと思っています。
まあ、正直なところ、私自身にも結構ニセモノ的な要素はあるでしょう。
ホンモノになりたいと強く願っている「半ニセモノ」というところですかね(笑)。
この辺で結論めいたことを言うなら・・・。
ホンモノ・ニセモノで他者を斬って捨てるのではなくて、たとえ(一時的に)ニセモノ陣営に身を置いた人であっても、改心してホンモノの側に身を寄せるのなら、過去は免罪して同胞・仲間として迎え入れる。
これが伝統的な日本寛容精神の在り方なのかもしれませんね。


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おやすみなさい、柏崎刈羽原発

柏崎刈羽原発停止への署名をお願いいたします。

投稿者 kihachin : 20:08 | トラックバック

2008年04月07日

小泉元総理コメント

Koizumi is a ROCK STAR :-O」(大きな画面)

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国政報告会での小泉元総理コメント全文

静岡県浜松市で2008年03月13日に行なわれた「国政報告会」における小泉純一郎元首相の「コメント全文」です。片山さつき衆議院議員のブログで紹介されています。片山さつき先生は「小泉元総理からありがたいお言葉をいただきました」と感激されています。


時局講演会 信念を語る(レポート)

同日、浜松市で行なわれた城内実後援会主催の「時局講演会」の様子を「新三ログ」さんが伝えています。平沼赳夫さん・城内実さん・福岡政行さんのスピーチが紹介されています。


小泉純一郎・平沼赳夫・城内実。3人の政治家の「品格」「見識」を比べてみるのも一興ですね。私(喜八)の感想を述べる・・・のは控えておきます(笑)。


参考画像

「サンデー毎日」吊り広告
(『小泉前首相「皇室は最後の抵抗勢力」発言の重大波紋』、「サンデー毎日」2007年03月04日号広告。クリックすると大きくなります)


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特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター・もやい

「もやい」は 自立をめざす生活困窮者の再出発をお手伝いします。

投稿者 kihachin : 12:11 | トラックバック

2008年04月06日

わざと負け戦略?

小泉純一郎元首相と片山さつき議員

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このごろの自民党を見ていると「わざと負けよう」「(意図的に)選挙で大敗しよう」「滅亡しよう」としているとしか思えません。

このたび「後期高齢者医療制度」あらため「長寿医療制度」がスタートしましたが、私(喜八)の身の回りでも、75歳以上の皆様がカンカンに怒っています。今朝も近所のオジサンが「小泉こそ諸悪の根源だ!」と怨嗟の声を上げられていました。

もっとも、この方、ちょっと前まで「小泉ファン」であったはずですが(笑)。ともかくそういう人でも激怒してしまっているわけです。で、すかさず私は「小泉純一郎氏だけでなくて、竹中平蔵氏にも大いに責任がありますよ」とチクってさしあげました。オジサンが「なんで?」と訊くので「竹中平蔵氏は米国金融資本のエージェント(協力者)と疑われている人物で、日本が世界に誇る『国民皆健康保険制度』を骨抜きにしようと、全力で工作を行なったと見られているのです」と教えてあげました。オジサンがさらに「なんで?」と訊くので、「米国民間保険会社が日本でボロ儲けをするためには『国民皆健康保険制度』が邪魔だからでしょう。『国民健康保険』がダメにされたら、日本もアメリカのように『カネのない奴は黙って死ね』という社会になります」と教えてさしあげました。すると、オジサンは俄《にわ》かには言葉もでない様子で、下唇をブルブルと震わせながら「ウルトラ激怒モード」に突入しました。

まあ、竹中氏には竹中氏なりの言い分があるでしょうね。おそらくは近い将来、公の場で釈明する機会があるだろうと思います(笑)。「詭弁の達人」がそれこそ「命がけ」で「最後の弁明」の場に立つ。なんともワクワクさせられる一大スペクタルとなることでしょう。その際、私は一片の同情も交えず冷酷に見物する所存でおります。

竹中平蔵氏の命運はさておき。「後期高齢者医療制度」あたらめ「長寿医療制度」のあまりの酷さに愕然とし激怒されている「後期高齢者」の方々が次期総選挙で自民党候補に投票する可能性はいかほどでしょうか? はたまた、「後期高齢者」の娘・息子の世代(私も含まれます)が自民党に入れる可能性はどれほどか?

物凄く低い。こう断じてもよろしいかと思います。いくら日本人が疑うことを知らない「お人好し」揃いと言っても、「ゼニのない高齢者は勝手にくたばりやがれ」というような現代版・姥捨て山政策を突きつけられたら、激怒しないわけがないのです。ここまでコケにされて怒らなかったら? まあ、それはそれで各人の「勝手」ですが・・・。

自民党惨敗。昨年(2007)の参院選を遥かに超えた大惨敗を喫するのが目に見えてきました。日ごろはモタモタすることの多い野党の皆様も「いまこそ決戦(血戦)のとき!」と見極めたのか、民主・共産・社民・国民新の野党4党で「後期高齢者医療制度」中止法案を4党共同で出し直す方針を確認しました。

後期高齢者医療制度廃止法案提出へ 野党国対で方針合意
2008.4.3 12:13
 民主、共産、社民、国民新の野党4党は3日午前、国会内で国対委員長会談を開き、後期高齢者医療制度の中止法案を4党共同で出し直す方針を確認した。15日に医療保険料が年金から初めて天引きされるため、15日以前に対応するのが目的。7日の野党幹事長・書記局長会談で最終判断する。

 (「産経新聞」より引用)


ここは素直に民主党日本共産党社民党国民新党の皆様に拍手を送ります。もっとも、こんな「国民虐殺法案」ともいうべきものに反対しなかったら、野党・与党を問わず、国会議員である資格などないとは思いますが・・・、ともかく今は拍手を送ります! 民主・共産・社民・国民新の4党がイデオロギーの違いを越え「呉越同舟」で極悪法案「後期高齢者医療制度」に反対する。なんとも素晴らしい眺めです。

で、先に紹介したオジサン(「小泉こそ諸悪の根源だ!」)じゃないけれど、この「後期高齢者医療制度」を強引に推し進めた小泉純一郎氏の公約(?)「自民党をぶっ壊す」がいよいよ実現し始めています。「ゼニのないジジババは勝手にくたばれ」という世紀の極悪法を実施した政府与党 vs 「国民の命を守れ」と反対の声を上げる野党連合。どちらに理があるのか? どちらが有利か? 小学生にだって分かる理屈ですね。

ジタバタと必死に足掻き、総選挙実施を先延ばしにしてきた自民党政権ですが、もう逃げ道はないでしょう。ここからいくら「先送り」にしようとも、状況が改善される見込みはない。「後期高齢者医療制度」によって困窮化し、マトモな医療を受けられず、亡くなられるお年寄りが出てきたら万事休すとなる(そうならないことを心より祈ります)。日本国民の富を収奪し、宗主国であらせられる「アメリカ様」に献上し続けてきた自民党政権が、さらに「後期高齢者医療制度=現代版・姥捨て山政策」により国民を虐殺する。こんな政府だったらいらない、というのが「常識」というものでしょう。

そして、毎日のようにテレビにしゃしゃり出て、愚にもつかない自己満足演技をトクトクと続けてきた、町村信孝官房長官。町村氏がテレビ画面に現れるたびに自民党の支持率は低下してきたと思うのですが、そんなことも自民党執行部は分からないのでしょうか? さらには町村氏に負けず劣らず(?)自民党支持率低下に貢献(?)してきたと思われる、伊吹文明幹事長。もしかしたら、お2人は(見かけによらず)それほど「悪い」政治家ではないのかもしれませんが、少なくとも党の「存亡のとき」に表にだしてはいけない人材ではあった。これはもはや「国民の常識」ではないでしょうか。

そんなこんなで、自民党は「わざと負け戦略」をとっているのではないか、と私(喜八)は疑っているわけです。その裏には如何なる深謀遠慮があるのか・・・ぜんぜん分かりませんが、どう見たって「勝とう」としているとは思えない。もしかしたら、自民党執行部は「真の愛国者」揃いで、わざと宗主国アメリカに阿《おもね》り諂《へつら》い、自国民を虐待・虐殺して、「こんな悪政はダメだよ。日本は真の独立を果たさないといかんよ」と国民に教えてくれている・・・わけはねえだろうなあ。

(ボンクラな)結論。「55年体制」成立以来長きにわたって日本政治の中心であり続けた自由民主党もいよいよ終焉のときを迎えたようです。本当に大変なのは「その後」だと思いますが、ここはとにかく前に進むしかありません。


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投稿者 kihachin : 20:11 | トラックバック

2008年04月05日

自分を大きく見せない

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以下は「喜八ログ」で継続的にエールを送ってきた人たち(の一部)のお名前です(五十音順、敬称略)。


はっきり言って「凄い人たち」です。
テッサ・モーリス-スズキさん(オーストラリア国立大学教授)の言葉を借りて言えば「自分の国がよくなる可能性を信じ、その可能性の実現に向けて貢献しようとする困難なプロセス)」を命懸けで実行されている「真の愛国者」揃いです。
繰り返しますが本当に「凄い人たち」です。

※『愛国心を考える』岩波ブックレット、2007、53頁

ひるがえって自分(喜八)はと言いますと?
これはもう「ぜんぜん凄くない人」ですね(笑)。
凄くないどころか「能力が低く、ヘタレな人」です。
これは自己卑下でもなんでもなく事実を淡々と述べているにすぎません。
だから自分のことを「下翼《げよく》」と規定しているわけでもあります。

つまり、私(喜八)は雨宮処凛・城内実・鈴木邦男・鈴木宗男・佐藤優・保坂展人・村上正邦さんたちのような「凄い人たち」を応援してはいますが、自分自身は「ぜんぜん凄くない人」だということです。

もっとも、こんなことは実物の私を知っている方にしてみれば「自明の理」でありましょう。
「いまさらそんなこと言わなくても分かってるよ」と言われてしまいそうですが・・・。
そこは充分承知の上で、自分自身を戒める意味で、「ぜんぜん凄くない人」という現実を再確認しました。

ブログで日常的に「凄い人たち」を応援していると、私のようなバカ者は「結構、オレも凄いかも?」なんて幻想にとりつかれかねません。
そうなってしまったら「本物のクズ」だぞ、という危機感をふと覚えたわけです。

それと、私(喜八)には結構要領がよくてズルイところがありますからね。
「自分を(実物以上に)大きく見せる」のはわりと得意なほうかもしれません。
インターネットの特質を上手に「悪用」すれば、世の善男善女の皆様から「喜八って、案外スゴイのかも?」という錯覚を抱いていただくことも不可能ではないかもしれない・・・。

でも、そういった「情報操作」はやめておきましょう。
私自身を含めた誰のトクにもなりませんから。

「喜八ログ」では基本的に佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)の「思想」をフル利用させていただいてます。
だから「佐藤優の本を一度も読んだことがない」という方の中には「喜八は鋭い」なんて大誤解をされる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、「受け売り」ですから、凄くもなんともないんです。
これまた「いまさらそんなこと言わなくても分かってるよ!」と怒られてしまいそうですが・・・。

ただ、私はここで「自分はヘタレで凄くないから、あんまり期待しないでね」という「逃げ道」をつくっているわけではないです。
「ぜんぜん凄くない人」なりに「自分の国がよくなる可能性を信じ、その可能性の実現に向けて貢献しようとする困難なプロセス」を実行していきたいと思っているのです。
たとえば・・・。

上でリストアップした「凄い人たち=真の愛国者」を全力で応援する。
ともだち・仲間・同志を絶対に裏切らない。
苦境にある人を励ます。
徹底的に「内ゲバ」を回避する。
弱い立場にある人をイジメない。
余計なことをペラペラと吹聴しない(自分を大きく見せるために口が軽くなってしまう人のいかに多いことか)。

などなど「ぜんぜん凄くない人」であっても貢献できる方法はいくらでもありそうです。

とはいえ。
上記のような「凄い人たち」に対しては、あくまで「五分《ごぶ》」の姿勢で対していきたいとも思っています。
平たく言えば「佐藤優さんや城内実さんを全力で応援するけれど、それは私が佐藤さんや城内さんの『家来』や『信者』になることではない!」です。
もちろん、佐藤優さん・城内実さんに比べれば、智謀においても胆力でも私はぐっと劣っています。
それはそれで事実として認めた上で、お互いひとりの人間として「水平」の立場から応援していくということです。

ところで「能力が低く、ヘタレな人」の私にも、少しは「いいところ」はあります(笑)。
たとえば、私は「別れた恋人女性」を悪く言ったことがありません。かつて恋愛関係にあった全ての女性(素晴らしい方ばかりでした)は私の元を去り、その結果、いまだに淋しい独身男であるわけですが、(去っていった)彼女らの悪口を言ったことはないのです。
もちろん、プライバシーの暴露に類する行為をしたこともありません(平たく言えば、旧恋人とのことは誰に対しても一切話しません)。
これは昨年(2007)某女性参議院議員の「愛人」であったとされる男性によるマスコミ暴露事件を見ていて気づきました。
「ああ、自分にも意外な『いいところ』があったのだなあ」と自覚した次第でした。

何故こんなことを書いたかというと、もし今後、佐藤優さん・城内実さんたちと決別するようなことがあっても(あくまで仮定の話ですが)、私が佐藤さんや城内さんを悪し様に言ったり攻撃したりするようなことは金輪際ない、ということを言いたかったのです。

というわけで「能力が低く、ヘタレな人」「ぜんぜん凄くない人」の私でも「日本をよりよい国にする」ためのお役にはどうにか立てそうです(おそらく、たぶん)。
同志・仲間の皆様には、今後ともボチボチとよろしくお願い申し上げます~。


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投稿者 kihachin : 12:47 | トラックバック

2008年04月04日

「猫 - にゃんにゃん分析」

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名前を入力するとニャンコ画像が出力されます。
ただそれだけのものですけれど、可愛いです。
上の画像は「喜八」の解析結果です。
クリックすると大きくなります。

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投稿者 kihachin : 16:23 | トラックバック

2008年04月03日

『靖国 YASUKUNI』

『靖国』
靖国 YASUKUNI

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映画『靖国 YASUKUNI』に関して様々な意見が上がっているようですが・・・。

私(喜八)は鈴木邦男さん(民族派団体「一水会」最高顧問・作家)がホームページで述べられている意見に諸手を上げて賛成します。

靖国が危ない!

以下、鈴木さんの記事から部分的に引用させていただきます。

 さて、映画「靖国」のことだ。3月24日(月)、ロフトに行ったら、平野店長が言っていた。試写会を見たそうだ。「反日映画だと言って、あんなに騒いでいるから、どんなにひどい映画かと思ったら、マトモな映画じゃないか。どこが反日なの?」。そうなんだ。「反日映画だ!」といわれてるから、そう思って見ると、「期待」は裏切られる。「今、闘いのテーマがないからですよ」と言った。それと、「週刊新潮」などが「反日映画だ!」と書くと、右翼は過剰反応する。これは「天の声」だと思う。「週刊誌に大々的に出てるんだから、我々が行かざるをえない」と公言する人も多い。

未公開の映画『靖国 YASUKUNI』は、もちろん私は未見なのですが、「反日映画」という批判は当たらないのではないかと思っています。「右翼」の鈴木邦男さんも映画宣伝用チラシで「厳しいが、愛がある。これは「愛日映画」だ!」と評されていますね。

鈴木邦男さんのホームページ記事によると、『靖国 YASUKUNI』の李纓監督は「三島由紀夫の熱烈な愛読者・信奉者」なのだそうです。と、ここで私(喜八)は李纓氏に非常な親しみを覚えます。私もまた三島由紀夫作品を熱心に読み込んだ時期をもつからです(三島由紀夫に関しては何時か別エントリで書く予定です)。

 えっ?と思うかもしれないが事実だ。李纓監督は中国人だ。「中国人だから反日だろう」と最初から偏見をもって抗議してる人もいるようだ。しかし、監督は、「知日」「親日」を越えて、日本が好きだし、愛している。「私は愛日です」と言っている。日本に来て、苦労して映画監督になる。日本語は流暢だ。私より上手い。でも学校で習ったのではない。独学だ。「三島由紀夫が好きで、三島の小説を読んで日本語を勉強しました」と言う。特に『音楽』『金閣寺』『奔馬』などが好きだという。私よりも勉強家だし、三島理解も深い。

どうみても李纓氏は「反日」という雰囲気ではないですね。三島ファンとして『金閣寺』『奔馬』を挙げるのは「わりと普通」かもしれませんが、『音楽』の名がでてくるところが「只者ではない」と感じさせます。たまたま、しばらく前に私も「マイ感銘を受けた三島作品リスト」をつくってみたのですが、『音楽』のことは閑却していました。鈴木邦男さんの記事を読んで「ああ、そうだ! 高校生のころの自分は『音楽』が大好きだったのだ!」と思い出したくらいです。

ちなみに私(喜八)が「感銘を受けた三島作品」には『仮面の告白』『盗賊』『沈める滝』『音楽』『美しい星』『獣の戯れ』『午後の曳航』『花ざかりの森』などが含まれます。端的に言えば三島由紀夫は「天才」ですね。そのうちにこれらの作品をじっくりと読み直してみるつもりです。いや~、いまから楽しみです。ゾクゾクします(笑)。

鈴木邦男さんのHP記事に話を戻します。鈴木さんは「一水会」代表の木村三浩さんと李纓監督の話し合いの場を設けました。その結果、バリバリの武闘派・民族主義者である木村三浩さんも「上映をつぶすのはよくない。映画を見た上で自由に討議できる場をつくりたい」という結論に達したそうです。

 李監督は孫文、魯迅が好きで尊敬している。「孫文が日本に亡命してきた時は右翼の頭山満さんたちに助けられたんです。感謝しています」と言う。日本の右翼についても詳しい。それなのに「反日」と攻撃されている。

私(喜八)はトロい上に不勉強なので、きわめてアヤフヤにしか理解していないのですが、戦前の日本には「大亜細亜主義」と呼ばれる思想潮流があって、アジア同胞は結集して白人による植民地支配を打破しようと主張がなされました(間違った要約かもしれません)。現在は佐藤優さん(起訴休職外務事務官・作家)や関岡英之さん(作家)によって「大亜細亜主義」を改良・発展させた「東からのユーラシア主義」ともいうべき道が模索されているようです(これまた間違った理解かもしれません)。

なにはともあれ。三島由紀夫を愛読し、頭山満のアジア主義に共感し、「私は愛日です」と公言している李纓監督の作品『靖国 YASUKUNI』をむやみに排撃するのはいかがなものでしょうか? というのが私(喜八)の感想です。それは国際社会における「日本人のイメージ」を極度に悪化させかねない危険な試みではないかと危惧します。

以下は思いつくままの「付記」ですが・・・。

映画『靖国 YASUKUNI』については友好ブロガーさんたちが取り上げられていたので何となくは知っていました。が、格別の興味はありませんでした。幼稚園に上がる前から祖母に連れられて東京招魂社(靖国神社のこと。現在90代半ばの祖母は常に「招魂社」という)の縁日を楽しみ、東京の大学に進学してからは靖国には何度も参拝してきた私ですから、東京招魂社(靖国神社)は特別なものという感覚はありません。靖国参拝は「ごく普通のこと」であり、特に意識するようなことではないのです。

つい先日も東京招魂社(靖国神社)を参拝してきました。しばらく前から、靖国に行くときは同時に千鳥ケ淵戦没者墓苑にも足を伸ばすことにしています。そして両所で「鎮魂」のために短い祈りを捧げます。戦争によって亡くなられた「総て」の方の魂が鎮まるように祈ります。

「総て」というのは文字通り「総て」です。たとえば、沖縄戦で亡くなった日本軍関係者・民間人、当時は「敵」であったアメリカ人兵士、朝鮮半島出身の兵士・軍属・民間人、おそらく沖縄には少なからず存在したはずの中国系の人たち、これら総ての方のために祈ります。「死者に国境はない」というのが私の見解です。

もっとも、「死者に国境はない」なんてエラソーなことを言いましたが、これはわりと最近になってからの話です。

天皇皇后が2005年に米国自治領サイパン島を訪問された際、日程表にはなかったとされる沖縄出身者の慰霊碑「おきなわの塔」と朝鮮半島出身者の慰霊碑「韓国平和記念塔」にも立ち寄り、拝礼されました。宮内庁によると、この拝礼は「礼を尽くしたい」という両陛下のお気持ちから実現されたそうです。

この拝礼を私(喜八)は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」である天皇皇后が日本国民および全世界に向けて発したきわめて重要なメッセージだと受け取りました。そして、この後は東京招魂社(靖国神社)と千鳥ケ淵戦没者墓苑を参拝するときは、日本人兵士・民間人のためだけでなく、国籍を問わず「総て」の戦没者のために祈ることにしました(それ以前は「日本人」のためだけに祈っていました)。

戦争により「たったひとつしか持っていない」尊い命を失われた人たちのために祈るのは、生きている者の務めでありましょう。しかし、誰しもが果たさなければならない「義務」というようには考えておりません。気づいた者が自発的に参拝し、心をこめて鎮魂の祈りを捧げれば、それでいいのだと私は思っています。


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投稿者 kihachin : 20:07 | トラックバック