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2008年05月26日

「政治的人間」ではありません(笑)

1年近く前、ある信頼する方から「『反・Mキャンペーン(仮称)』をしませんか?」とお誘いを受けたことがあります。「M」は最大野党で代表を務めたこともある某衆議院議員の頭文字です。

しかし、この提案、私(喜八)は以下のようにお断りしました。

う~ん、それは気が進みません。
聞くところによると、M氏が中学生のころ、お父さんが借金苦により自殺されたそうです。
そのためM氏は高校・大学を奨学金を受けながら勉強を続けたのだとか。
政治的にはM氏のことを「正面の敵」とみなしている私ですが、彼の刻苦勉励《こっくべんれい》に関しては「敵ながらあっぱれ」という気持ちもあります。
「アンチ・キャンペーン」をしたくない理由は他にもあります。
政治家に対する各ブロガーの批判記事を読むと、政治とはあまり関係ない「人格攻撃」に感じられるものも時折見られますね(「喜八ログ」のことは棚に上げますが・・・)。
大概の政治家にはいくらでも「叩きどころ」があるでしょう(笑)。
それなのに「人格攻撃・学歴攻撃・(妻や母親など)家族への攻撃」までする必要があるだろうか? という疑問がつねづねあります。
もし私が「反・Mキャンペーン(仮称)」を提唱したら、やはりM氏に対する「人格攻撃」記事が多く集まってくる可能性が高いでしょう。
そして私がその中心人物とみなされてしまう。
これは私にとって耐え難いことです。
「M氏批判」は他ブログとは関係なくおこないます。


先日読んだ或るサイコホラー小説に非常に興味深いことが書かれていました。「アンチ~」や「反~」で未知の人間同士が集まるのは危険ではないか。何かに反対するという共通項の上に築かれた人間関係は不安定で不健康ではないか。たとえば「戦争に反対する」よりは「平和を愛する」集まりのほうがずっと健康的ではないか。というような指摘です。

これは一理に二理もある意見だと私には感じられます。そして「『反・Mキャンペーン(仮称)』に手を染めなくてよかったなあ」とあらためて痛感しています。もし、あのとき「反・Mキャンペーン」を始めていたら、おそらく途中でトコトン嫌気がさした私(喜八)はブログで政治を語ることをやめていたでしょう・・・。

もっとも、ブログで政治を語ることをやめるという選択肢は、別に悪いものではありませんね(笑)。そもそも政治に関して延々と語り続けるという行為は(私のような)一般人には難しいのではないかと感じています。普通の感性の持ち主であれば、どこかの時点で嫌になってしまうのではないでしょうか。その点、プロパーの「政治家」は延々と政治について語り行動するのが職務ですから、これは皮肉でもなんでもなしに「お疲れさまです」と心から言いたいですね。

「政治」という消耗の激しいジャンルで粉骨砕身するその人が、もし真に国民のことを考えてくれる人物であったら。彼(女)はある意味で「国の宝」ともいうべき存在でしょう。そのような人たち(たとえば城内実さん・保坂展人さん・鈴木宗男さん)を応援するのは自分の義務かな、とは思います。しかし、私にできるのは「そこまで」ですね。先に挙げたような「アンチキャンペーン」を延々と実行し続けたり、あるいは自分自身が政治家となったりすることは、私にはできません。おそらく、そういうことを試みれば「自分を殺す」結果に終わると思います。

以上に書いたこととは別に、政治を語る、あるいは政治的行動をするには、政治以外の分野に広く目を向ける必要があるとも強く感じています。政治のことばかり考えていると、「煮詰まって」しまって、あまり良い結果を生まないのではないか。ときにはきわめて酷い事態を招いてしまうのではないか。私自身の(乏しい)経験から言っても、そんな気がします。

元来が「政治的人間」では(全然)ない私(喜八)ですから、政治とは「身の丈にあった」付き合い方をしていきたいと思っています。ボチボチと・・・。


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投稿者 kihachin : 2008年05月26日 12:47

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