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2008年07月19日
アメリカ人は馬鹿じゃない!
「Americans are NOT stupid - WITH SUBTITLES」トップの「YouTube」動画は「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」さんが紹介されていたものです。オーストラリアのテレビ局が製作し「Americans are NOT stupid(アメリカ人は馬鹿じゃない
)」という番組の録画です。オーストラリア人レポーターが、アメリカの街角で一般市民に、「一般常識」問題を尋ねるという趣向です。「馬鹿じゃない」と言いながら、完全にバカにしているのですから、相当にイジワルな番組ではありますね(笑)。
以下、印象に残った部分をメモしておきます。
- まず■マークに続いて太字でレポーターの「質問」
- 次にアメリカ市民たちの(間違った)「解答」
- 最後に太字で「正解」
という順で表記します。
■質問「What's the religion of Israel?」
(イスラエルの宗教は何ですか?
)
アメリカ市民A「Israeli?」
(イスラエル人?
)
アメリカ市民B「Muslim」
(イスラム教
)
アメリカ市民C「Islamic」
(イスラム教徒の
)
アメリカ市民D「Catholic, Probably.」
(カソリックだろうな、たぶん
)
正解「Judaism」
(ユダヤ教)
■質問「Who won the Vietnam war?」
(ベトナム戦争に勝ったのは?
)
アメリカ市民E「We did.」
(我々アメリカ人が勝ったのよ
)
正解「North Vietnam and Viet Cong」
(北ベトナムと南ベトナム解放民族戦線)
■質問「How many sides a triangle have?」
(三角形には辺がいくつある?
)
アメリカ市民F「Damn, four.」
(くそっ、4つだ
)
アメリカ市民G「There's no sides... One?」
(三角形に辺はないでしょ・・・ひとつかな?
)
正解「Three」
(3つ)
■質問「Who is Tony Blair?」
(トニー・ブレアって誰?
)
アメリカ市民H「I don't even know him. Skater?」
(彼が誰だか知りません。スケーター?
)
アメリカ市民I「Tony Blair is an actor.」
(トニー・ブレアは俳優だ
)
アメリカ市民J「Linda Blair's brother?」
(リンダ・ブレアの兄弟だったけ?
(※))
(※リンダ・ブレア:アメリカの女優。ホラー映画『エクソシスト』1973に主演したことで知られている)
正解「Ex-Prime Minister of the United Kingdom」
(英国の前首相)
■質問「Star Wars is based on a true story. True or false?」」
(映画『スターウォーズ』は事実に基づいている。これは正しい、それとも間違っている?
)
アメリカ市民K「True」
(事実さ
)
正解「False」
(もちろん間違っている)
■質問「What are Hiroshima and Nagasaki famous for?」
(?)
(広島と長崎は何によって有名なのですか?
)
アメリカ市民L「Judo-wrestling?」
(柔道ってやつで有名だったけ?
)
正解「Nuclear attacks by the United States in World War II」
(第二次大戦時のアメリカによる核攻撃により)
この動画を観て「怖いなあ」と思ったのは、オーストラリア人レポーターから「悪の枢軸ってどの国?
」と質問された白人女性が「ターバンみたいなものをしている奴らよ。私はあれを《おしめ頭》って言ってやってるの
(The fella with turban things. I call it a diaper-head, really.)」と嬉しそうに答える場面です。偏見と無知の結合ほど怖いものはない、と改めて痛感しました。
以前、「喜八ログ」でも紹介したドキュメンタリー映画『Divided We Fall』ヴァレリー・カウア製作(2006)は、2001年09月11日に米国で発生した「9・11テロ」の後の「人種差別殺人」をきっかけに製作が開始されています。
インド系シーク教徒のアメリカ合州国市民バルビール・シン・ソディが、愛国者気取りの男フランク・ロークによって射殺された事件を知ったとき、当時スタンフォード大学の1年生だったヴァレリー・カウア(20歳)は非常に大きなショックを受けました。彼女もシンと同じインド系シーク教徒アメリカ市民だったからです。
けれどもヴァレリー・カウアは「いま自分は行動しなければならない」と決意を固め、被害者シンが住んでいた町を訪ね、殺人事件の原因や影響の調査を開始したのです。さらにはシーク教徒だけでなく、アジア太平洋戦争中に抑留された日系アメリカ人を含む、民族的憎悪の対象となった人々の経験も記録し始めました。偏見と無知に凝り固まった「アメリカ市民」たちから「お前たちの国(インド)に帰れ!」「アメリカはお前たちの国ではない!」といった罵声を何度も浴びながら・・・。
そうやって5年の歳月をかけてつくられたのがドキュメンタリー映画『Divided We Fall』です。2006年09月、アリゾナ州フェニックスで『Divided We Fall』は公開され、翌年(2007)には英国でも上映されていますが、日本での公開予定はないようです。以下は『Divided We Fall』の冒頭部分です。
「Divided We Fall - Opening sequence」「偏見と無知」は私(喜八)自身も有り余るほど持ち合わせている特性ではあります。けれども、それら(偏見と無知)を「人を滅ぼしたり虐殺したりする」方向に向かわせてはいけないという自覚はあります。偏見と無知こそ「人殺し」のための最も効果的な「道具」ではないだろうか。知ること・学ぶこと・理解することこそは平和構築につながる正道ではないか。このようなことをボンクラ頭ながらもボチボチと考えております・・・。
それぞれ意見は異なるけれど、平和を愛する点では共通している「お玉」「Mew」「ぶい」「とむ丸」「村野瀬」「ココロ」「喜八」をよろしくお願いします!
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投稿者 kihachin : 2008年07月19日 20:38
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