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2008年07月17日

「雅子妃に倣え」

皇太子一家へのバッシングともいうべきものが、最近では妙に多いですね。
それも「保守」を自称するセンセー方が、皇太子・雅子さん・愛子さんを公然と攻撃しています(表向きは「忠言」の形をとっていますが、実態は「攻撃」としか思えません)。
なんだかとても嫌な感じです。
「もしかしたら外国諜報機関等が日本の国力を削ぐために『謀略宣伝工作』を行なっているのではないか?」なんて疑惑も抱いてしまうのです。

皇太子さんとは同学年ということもあって、昔から私(喜八)はかなり熱烈な「東宮ファン」です。
類《たぐい》まれな教養人・スポーツマン・登山家・音楽愛好家であり、家族を大切にする心優しい皇太子さん(お酒も強いらしい)。
この人を「日本国の象徴・日本国民統合の象徴」として、皆で力を合わせて、平和と豊饒の国・日本をつくろう! 日本から全世界に向けて平和と豊饒を発信しよう!
これが私(喜八)の夢なのです。

世にはびこる「皇太子・皇太子妃・内親王バッシング」にモヤモヤした気持ちでいたところ・・・。
先日、皇太子妃雅子さんに関する心打たれる逸話を発見しました。
皇太子ご一家に声援を送るつもりで、このエピソードを紹介します。

元・外務官僚小林祐武さん()の著書『私(ノンキャリア)とキャリアが外務省を腐らせました』講談社(2004)から「雅子妃に傲え」という一節を引用させていただきます(同書225-227頁)。

小林祐武さん:2001年九州・沖縄サミットでハイヤー代を水増し請求し公金を詐取したとして警視庁により逮捕され懲役2年6ヵ月執行猶予5年の有罪判決を受けた


★引用開始★

雅子妃に倣《なら》え

 「皇太子妃に小和田雅子さん」── 日本中が注目していたこのニュースが全国に流れたのは、93年1月6日のことだった。皇太子殿下との出会いから6年2ヵ月にして、ついに平成のプリンセスが誕生した瞬間だった。
 当時、雅子さんは外務省に勤務していた。最後の職場は北米第二課だ。先にも触れたが、北米第二課は実質的に経済局の傘下《さんか》にある。当時の事務次官は、父親の恒氏。若いころから能吏の誉れ高かった人物だ。そして雅子さん自身も、将来を嘱望《しょくぼう》されるエリート外交官だったが、「お妃内定」の第一報以後、職務に就くことはできなかった。
 ご成婚が決まると、早速退職の手続きに入らなければならない。雅子さんは辞表を提出し、1月19日付で外務省を退官してしまった。
 ただし、あまりに急な退官だったため、彼女は机の上の私物を整理するまもなく外務省を去ってしまった。北米第二課でも、なかなか人員の補充ができないため、雅子さんの机はしばらくそのままの状態で置かれていた。
 しかし世間はご成婚フィーバー真っ盛りである。雅子さんが仕事をしていた事務机は、メディアの格好のネタだった。新聞社やテレビ局のカメラが役所の中に入ってきて、彼女の机の上を撮影することも珍しくなかった。
 そんなある日、その様子をブラウン管を通じて眺《なが》めていた私はハッとさせられた。
 彼女の机の上には、仕事で必要な書籍が並んでいた。いずれも値の張る専門書である。
 当時経済局の局庶務である私は、北米第二課の庶務班長が持ってくるさまざまな伝票を決裁する立場にあった。こうした専門書は、職員の99・9パーセントまでが仕事上必要だからと役所に伝票を回してくる。私はそれを認めていた。
 だが、雅子さんからはその伝票が回ってきてはいなかった。彼女は身銭を切って高価な専門書を揃え、仕事に打ち込んでいたのである。しかも退官する際には、そうした専門書を後任にそのまま譲ってあげたのである。
 テレビを見てそれに気づいたときに、公私の峻別《しゅんべつ》ということを私はもっと真剣に考えるべきだったのかもしれない。あのとき、それに気づいていれば、私も大きく道を外れることはなかったのではないだろうか。
 私と同じ後悔をしないためにも、外務省に勤務する人々には、自らの行動をもう一度点検してもらいたいのである。

★引用終了★


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投稿者 kihachin : 2008年07月17日 08:00

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