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2008年08月26日

道を訊かれる

道案内猫
(猫の画像は「EyesPic」さんよりお借りしました)

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道を訊かれる」とは、もしかしたら曖昧《あいまい》な印象のタイトルかもしれません(スミマセン、頭悪いもので。汗)。
これは単純に、街路あるいは電車の駅などで、見知らぬ方から「道を訊かれ」たりすることが多いことを指しています。
以前、「喜八ログ」で少し書いたことがあります(「ドイツ人青年との対話」)。

そういえば(もう少し若いころは)街中で外国の人・高齢者・女性・子供からよく道を訊かれました。
このごろでは私《喜八》もトシとともに人相が悪くなってきたためか、以前よりは「外国の人・高齢者・女性・子供」に話しかけられる回数も減っています(淋しい・・・)。
でも、先日は未知のフィリピン出身女性から「漢字(人名)」の読み方を訊かれましたよ!
いわゆる「パブ」とかでの出来事ではありません。
私が普通に住宅地を歩いていたら、ちょっと日本語がたどたどしい若い女性が「すみません。教えてください」と声をかけてこられたのです。
「彼女」は日本人男性と結婚しており、とある実務的な用事で人を訪ねるところでした。その相手方の名前の正確な読み方を問われたのです。
もちろん、私は(年齢・国籍・容姿に関係なく)全ての女性に親切な男ですから、大きな声で読み方を教えてさしあげました。

行方不明中(?)の「謎の憂国者r」さんも次のように発言されています(『民営化の「神話」』)

私《r》は何故か頻繁に『地方から来たお年寄り』にホームやら路線経路なんか聞かれるよ。その度に『お年寄り』は『国鉄時代より不便になった』ってぼやいているよ。私は『JR職員』じゃないのに何故、駅員の代わりをしなきゃならないの? まあ、『お年寄り』に親切にするのは当たり前の事だから苦にならないけど。

最初の引用文にもあるように『このごろでは私《喜八》もトシとともに人相が悪くなってきたためか、以前よりは「外国の人・高齢者・女性・子供」に話しかけられる回数も減ってい』たのですが、ふたたび風向きが変わったのか、最近は「道を訊かれる」ことが多くなってきました。
以下に3つの実体験を記録しておきましょう。


第一のケース

都内某所、古書店街として著名な地区で古本を渉猟《しょうりょう》していたところ・・・。
交差点の近くで1人の白人女性から声をかけられました。
身長168cm の私より少し背が高いスラリとした女性です。
年齢は20代の前半でしょうか(女性の年齢は野暮天の私にはよく分からないけれど)。
彼女は近所にある某私立大学の「オープンキャンパス」に来た人でした。
綺麗な発音の日本語で「○○大学にはどう行ったらいいのでしょうか?」と質問されました。
質問を受けた地点から「○○大学」への道のりには(ちょっとだけ)マギレがあります。
それで私(喜八)は「年齢・国籍・容姿に関係なく、全ての女性に親切な男」ですから、「少し分かりにくいので、途中まで案内しましょうか?」と申し出ました。
すると、白人女性はにわかに顔を曇らせて「いえ、(道は)分かりますから大丈夫です」と仰るのです。
こちら(喜八)の「意図」を誤解されたのでしょうね(笑)。
こういうときに不快を覚える男性は多いのかもしれません。
しかし、私は違います。
異国の地で、変な中年男(喜八のこと)に妙に親切にされたら、大抵の女性は警戒するよなあ。しかも、この人かなり美人だし」と納得してしまいます。
そして言葉を尽くして(会話はすべて日本語)「○○大学」への道のりを説明しました。
説明しながら「至近距離で見ると、さらに綺麗な女性だ。今日はなんだかトクをした気分!」なんて不埒《ふらち》なことを思っていた私でしたから、警戒されたのも無理はないかもしれません・・・。


第二のケース

家の近くでウォーキング&ジョギングに励んでいたところ・・・。
雑木林の中を通る人気のない小道で、体格のいい2人の少年に声をかけられました。
「すわ! オヤジ狩りか?!」というようなシチュエーションですね(笑)。
しかし、私はそういうことでは慌てません。
高校1年生くらいではないかと思える2人の少年のうち胸板が厚くガッチリした体型の子が、礼儀正しく丁寧に「この付近で、○○の服装をした男の子を見なかったでしょうか?」と訊いてきます(ちなみに「男の子」という表現は、彼の言い方をそのまま書き記しています)。
そういう少年の姿は見ていないので「いえ、見ていません」と、こちらも礼儀正しく答えます。
相手の「年齢・国籍・容姿・社会的地位に関係なく」礼儀正しさには礼儀正しさをもって応えるのが喜八流であります。
2人の少年に「どうしたの?」と訊いてみたところ、仲間のうちの1人が逸《はぐ》れてしまったようなのでした。
ちょっと心配なようではありますが、まだ夜も早い時刻(午後8時ころ)ではありますし、もう「大きな子供」の年齢ですから、それほど心配はいらないと思いました。
「早く見つかるといいね」と言い残し、少年たちと別れました。
2人の少年は礼儀正しく「ありがとうございます」と頭を下げました。
少年少女は中高年男女より「気持ちのいい人」が多いと私はつねづね感じています。

そういえば、以前にもおなじような体験をしたことがありました。
それについては以下のページ(喜八の別サイト)に書き残してあります。

桜公園


第三のケース

雨が激しく降る日、某所でバスを待っていたところ・・・。
おなじくバスを待っている少年(小学校高学年?)から「いま何時ですか?」と訊かれました。
屋根があるバス亭にいるのは少年と私の2人です。
時間を訊いたことがきっかけとなったのか、少年は「昼ごはんをまだ食べていないのでお腹が空いた」とか「早く雨が止まないかなあ」とか話しかけてきます。
そのたびに私は適当な相槌を打ちます。
しばらくして、バスがやってきて少年と私は乗り込みました。
バスの中では、もう会話はしませんでした。
少年には精神障害があるようでした。


以上、私的な記録としてのエントリです。
いわゆる「オチ」はありません。

いま思い出したことを追加しておきます。
3年半ほど前に、路上で倒れていた高齢男性の件で、ナイジェリア人青年から救援を求められたこともありました。
以下にリンクを張っておきます。

ナイジェリア魂

そのほか「道を訊かれる」体験は色々あります。
もしかしたら、平均的な人よりは、少しだけ「道を訊かれる」体験の多い私かもしれません・・・。

  • 新宿のいわゆる「職安通り」でパキスタン人中年女性にホテルの所在地を訊かれる。仏頂面のタフな印象の女性だったが、別れ際に私が「Have a good day!」と声をかけると、はにかんだ笑みを見せた。
  • 渋谷でキューバ人青年から東急線の駅の場所を訊かれた。私が「キューバの人は珍しいですね」というと「いえ、日本には大勢来ています」と教えられた。
  • 新宿の牛丼屋(吉野家)でアフリカ人青年が店員に「ワラ、ワラ」と頼んでいた。店員が何のことか分からず右往左往していたので「ウォーター(water)だよ」と教えてあげる。喜んだアフリカ人青年は「アリガト」と私の肩を叩いて去っていった。
  • 新宿で2人の韓国人青年に電車の乗り換えについて訊かれた。1人の青年は非常に礼儀正しかったが、もう1人は無礼な印象だった。いま思えば彼は「反日」だったのかも?(笑)
  • 日本人と結婚しているフィリピン出身女性に漢字(人名)の読み方を訊かれる。
  • フィットネスクラブでスリランカ人青年に器具の使い方を訊かれる。これをきっかけに彼とは顔を合わせると話すようになった。
  • ドイツ人留学生青年に「日本の政治」について質問される。
  • 国立国会図書館で端末(PC)の使い方を高齢者男性(日本人)に訊かれる。
  • 少年野球大会に出場していた「少女」から女子トイレの場所を訊かれる。
  • 2~3歳ほどの幼女に「公民館はどこか?」と訊かれる(そのとき公民館のまん前にいた)。
  • 96歳の女性に電車の乗り換えについて訊かれる。

などなど、様々な場面を思い起こせます。
特に高齢の女性に道を訊かれることは、「日常茶飯事」というのは大袈裟ですが、時折あります。
まったく見知らぬ方たちとの一瞬の邂逅《かいこう》ではありますが、妙に心に残っているものですね。


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投稿者 kihachin : 2008年08月26日 12:11

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