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2008年09月09日

亡国の茶番劇

反茶番劇猫
(猫画像は「EyesPic」さんよりお借りしました)

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自由民主党総裁選「有力候補」とされる方々のお名前が、新聞テレビでやたらに取り沙汰される今日このごろ。
「しかし、この人たちのどこが『有力』なのであろう?」と頭をひねるのは私(喜八)1人ではありますまい。

きわめて口が悪い友人(40代男性)は、ただ一言「チンピラばかりだな」と、バッサリ斬って捨てました!
私はこれでも慎ましい人間でありますから、「選良」であらせられる国会議員の皆様を「チンピラ」呼ばわりしようとは思いませんが・・・(仮に内心そう思っていたとしても)。

小泉・竹中政権による専制恐怖政治の下、志が高く有能な自民党議員たちはその多くが粛清され追放され、中には国策捜査に遭う議員や自殺に追い込まれた議員までいました。
そうやって「使える」議員たちを根絶やしにした。
後に残った自民党所属国会議員の皆様といえば・・・敢えていうまでもないでしょう。
でも、言いますね(笑)。
烏合の衆(うごうのしゅう)」。
いまの自民党を言い表すのに、これくらいピッタリくる表現もないかと思われます。

「30年物の扇風機」のように老朽化し、いまにも業火を噴出して、日本そのものを焼き尽くしかねないほど危険な存在と化した自由民主党
そんな自民党の中では比較的「有力」と目されている者たちが、国民生活そっちのけで、「総裁選」という名の亡国茶番劇を演じている。
お前ら、いいかげんしろよ!
心ある国民の皆様は怒り心頭に発していると思われます。
でも、新聞テレビ等「マスメディア」の多くは、この「亡国茶番劇」「史上最低最悪の猿芝居」の応援団と化したようです。
なんというザマでありましょう。
おそらく、これらの所業は「マスゴミ(マスミにあらず)」広報要員様たちの致命傷となることでしょう。

ところで、今回の自民党「総裁選=亡国茶番劇」を冷ややかな目で眺めているうちに、とある文学作品を思い出しました。
本物の優れた文学作品です。
ニセ「選良」様方の猿芝居から本物の日本文学作品を連想するとは、いささか奇妙な話ではありますね。

その作品は「どんぐりと山猫」。
作者は宮沢賢治です。
この「どんぐりと山猫」は「青空文庫」で読むことができます。

どんぐりと山猫」(新字新仮名)

人間の少年「かねた一郎」くんが、ある日突然「山猫」から招きをうける。
どんぐりたちのうち誰が一番偉いかという裁判。
山猫はその裁判長でした。
が、裁判が始まってから3日も経つというのに、どんぐりたちはそれぞれ勝手なことばかり主張して収拾がつかない。
山猫裁判長は一郎少年の知恵を借りるために招聘したのでした。
そして一郎は「快刀乱麻」みごとに一件を解決するのですが・・・ネタばれになるので、敢えてここではその解決法は書きません。
興味のある方は「青空文庫」で確認してください。

というわけで、自民党総裁選=亡国茶番劇を見ていると、宮沢賢治作「どんぐりと山猫」の、あのどんぐりたちを思いだしてしまうのです。

「裁判ももう今日で三日目だぞ、いい加減になかなおりをしたらどうだ。」山ねこが、すこし心配そうに、それでもむりに威張(いば)って言いますと、どんぐりどもは口々に叫びました。
「いえいえ、だめです、なんといったって頭のとがってるのがいちばんえらいんです。そしてわたしがいちばんとがっています。」
「いいえ、ちがいます。まるいのがえらいのです。いちばんまるいのはわたしです。」
「大きなことだよ。大きなのがいちばんえらいんだよ。わたしがいちばん大きいからわたしがえらいんだよ。」
「そうでないよ。わたしのほうがよほど大きいと、きのうも判事さんがおっしゃったじゃないか。」
「だめだい、そんなこと。せいの高いのだよ。せいの高いことなんだよ。」
「押(お)しっこのえらいひとだよ。押しっこをしてきめるんだよ。」もうみんな、がやがやがやがや言って、なにがなんだか、まるで蜂(はち)の巣(す)をつっついたようで、わけがわからなくなりました。

いやはや、なんとも。
優れた文学作品というものは時代の違いを超えて訴えるものがありますね。
「自民党総裁選=亡国茶番劇」出演者のうち「頭のとがってるのがいちばんえらい」と主張しているどんぐり君は誰か?
まるいのがえらい」と言い張るどんぐりは誰か?
大きなのがいちばんえらい」は?
いろいろ当て嵌めてみると、「自民党総裁選=亡国茶番劇」の凄まじいばかりの退屈さも少しくらいは紛《まぎ》れるかもしれません。
とはいえ。
こんな「茶番劇=猿芝居」は完全に無視してしまうのが一番なのでしょうけれど。

国民生活そっちのけで党利党略私利私欲のみの「茶番劇=猿芝居」に熱中するドングリ議員たち。
彼ら彼女らは次の総選挙であらかた淘汰されるはず。
その日が来るのを心底楽しみにしております。


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投稿者 kihachin : 2008年09月09日 08:00

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