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2008年10月28日

『勝間和代の日本を変えよう』から

『勝間和代の日本を変えよう』毎日新聞社
勝間和代の日本を変えよう』毎日新聞社(2008)

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勝間和代さん(経済評論家・公認会計士)の新著『勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan』毎日新聞社(2008)から、特に気になった部分・感銘を受けた部分を抜書きします。
以下、引用文冒頭カッコ内の数字はページ数です。


(004) 私は自分のできること、したいことを淡々と行おうと思っています。偽善者だと思われることを過剰に恐れず、もっと周囲のノイズから鈍感になってもいいのではないでしょうか。

(007) 何かを変えるときは、できるところから、しかし効率よく順番に変えていく。それが現実的で、かつ効果が高いやり方だと思います。これは、「ライフハック」という考え方に近いと思います。「ライフハック」という言葉は、本来ITマニアの言葉ですが、コンピュータや仕事、あるいは生活を、気の利いたやり方で便利に変えていくことです。

(009) 私はよく「サステイナビリティ」という言葉を使います。長期継続性、といった意味です。もし私に「主義」があるとしたら、それを重視する「長期継続主義」と言えるかもしれません。
 それは、私たちは、あとの世代に重い責任をもっていると考えているからです。「経済や国家の最終的な目的は子どもたちの幸福だ」と私は思っています。

(036) 自由競争も資本主義も、格差を固定し、参加者全員を消耗させるだけのものになるなら、まるで意味がありません。

(054) 私は、自分が書くビジネス書についても、サバイバルガイドだと呼んでいます。
 私は女性でしたから、日本企業で男性正社員に与えられていたような庇護《ひご》がなかったので、サバイバル術をほとんど独力で身につけなければいけませんでした。

(058) 今の日本に変化を起こすためのキーワードは、「衆人の知恵」だと思っています。制度や組織があてにならないとき、あてにすべきはたくさんの人の知恵の集合体です。

(074) やはり日本語が好きなんで、普段の生活は日本語にかこまれていたい。

(099) 日本はいろんなものに冷たいんですけど、貧困にも冷たいんですよ。全部自己責任で生活保護まず出ませんし、再雇用システムも非常にすぐれてないですし。一回貧困になっちゃうと抜け出せないんですよね。

(132) 「あなたの会社は、もうけたいと思ってるんでしょう、もうけたいと思っているのだったら、しのごのいわずに、女性を活用しましょう」

(191) なにかのインタビューで、政治家になったら何がしたいですかといわれて、正規雇用・非正規雇用の均等待遇と答えたんです。

(217) これまでも、社会人になってから主に米国系の多国籍企業(アーサー・アンダーセン、JPモルガン・チェースおよびマッキンゼー)でしか勤めなかったこともあって、私は平均すると年に1カ月近くをアメリカで過ごしてきました。企業文化も思い切りアメリカ寄りだったため、私は日本人の中ではかなり濃厚にアメリカ型の資本主義を体感してきた1人だと思います。

(244) 私たちは今、極端な言い方をすると、資本主義崩壊のカウントダウンの音を聞いているような気がしてしかたがありません。日本だけではなく、アメリカやヨーロッパ、どの国にもみんな閉塞感があります。私が今回訪れた、資本主義の先頭をつねに走っているアメリカ、そのアメリカを追いかけつづける日本、そのどちらの国も、国民が心底幸せを感じているかというと、「うーん」と考えこまざるを得ません。

(252) 「市民社会」ということばがあります。私たちの社会は、お上が勝手に変えてくれるのでもなく、自然にリーダーが現れて変えてくれるのでもなく、私たち自身が私たちの意志で考え、未来を作っていかなければならないのです。ぜひ、一緒によりよい社会作りにむけて、参加をしていきましょう。私たちこそが、社会作りの主役なのです。


勝間和代さん、いや~、この方は面白い!
勝間先生から学ぶことは、とても多そうです。
まだ2冊しかご著書を読んでいないので、これから残りの本を全て読むのが、本当に楽しみです。

ちなみに「喜八ログ」アーカイブには以下のような記述がありますが・・・(「日本女性は素晴らしい」2007-06-23)。

・日本の女性は優秀である。
・だが、日本社会は女性の能力を活用できていない。
・優秀な女性たちの能力を充分に活かすことのできない日本は国際競争力に劣る。
つねづね私(喜八)は以上のように考えています。
(※女性にゴマを擂《す》っているわけではありません! ホンネです!)

何の誇張もない、まったくの本音であります。


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付記:サンデー毎日記事から

勝間 今一番関心があるのはポスト資本主義、貧困問題や格差問題です。これらは今後、悪くなっていくことはあっても、良くなるとは全く想像できません。

「隠れた問題 テーブルに」サンデー毎日・山田道子編集長と対談2008年10月07日


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勝間和代さん、「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」を語る


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投稿者 kihachin : 2008年10月28日 07:00

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