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2008年11月21日

合コンの話:「1年生不可」

I see You 猫
(猫画像は「EyesPic」さんよりお借りしました)


今回は「合コン」の話です。
お断りするまでもないとは思いますが、政治とは(ほとんど)関係のないエントリです。

私(喜八)が合コンについて語り始めると、「らしくね~」と思われる方も少なくないでしょうね。
特に現物の「喜八」を知っている人ならば、その思いは強いはず(笑)。
けれども、私にも「若いころ」はあったのでして、せっせと合コンに励んだ「花と嵐の」日々もあったのです。
特に大学初年度は、大学とは同じ関東在の出身高校が「共学」で、さらに当時の私は女子同級生の知り合いもわりと多かったため、「合コン相手の調達係&幹事」として活躍したことも・・・あったような気がします(いまは昔の物語。過去の美化・誇張も多少あるかも?)。
かくなるわけで、今回は大学最終年度に行なった合コンについて語らせていただきます。

大学卒業も間近くなったころ。
友人たちが「在学中にもう一度合コンをやりたいね」と妙に盛り上がりましたが、肝心の相手が見当たりません。
というか、彼らは常に他力本願の傾向があり、合コンはやりたけれど、自分から動くということはあまりない人たちなのでした。
だったら、オレがどうにかしよう」と、義侠心(?)に富む私(喜八)が名乗りを上げました。
じつは私にも合コン相手のアテなどまったくなかったのですが、そのしばらく前に面白いアイデアを別口の知り合いから聞いていたので、それを試したくなったのです。
すなわち「女子大アポなし正面突破作戦」。

なんて、いまテキトーに名称をでっち上げました。
それほど、たいしたものではありません。
つまり「いきなり何の約束もなしで、女子大の自治会を訪問して、合コンの申し込みをする」という、アリがち(?)で素直な戦法です。
「女子大アポなし正面突破作戦」を教えてくれた知人自身は実際に試したことがなかったようですが、これを聞いたとき「面白い! やってみたい!」と思ったのです。
それで「渡りに船」という感じで合コン幹事に名乗りを上げたのでした。

当時は近郊にある色々な女子大に関する情報も多少は持っていたので、とにかく「門前払い」を食らわさせる可能性の低い対象を選定して、勇気凛々(?)赴きました。
男子同級生の友人と2人で連れ立って、堂々と正門から入っていきます。
正門脇には当然のごとく守衛室があります。
悪びれることなく、制服を着た守衛のオジサンに「こんにちは~」と大きな声で挨拶し、すかさず「自治会室には、どう行ったらよいでしょうか?」と尋ねました。
こちらはまったくの「アポなし」野郎ですから、もし守衛さんに「どのようなご用件でしょうか?」なんて詰問されたら、途端に困ってしまうところですが、当時の私はかなりずうずうしい若者でしたから「共同イベントについての相談です」くらいのアドリブは言ったかもしれません。
が、そのときの守衛さんは何の疑問も抱かなかったらしく、親切丁寧に自治会室の場所を教えてくれました。

自治会室では何人かの「お姉さま」が、アポなしにも関わらず、心優しく迎えてくれました。
たぶん、おなじくらいの年齢だったのでしょうけれど、気のせいか、彼女たちは大人びて落ち着いて見えました。
いきなり合コンを申し込みにきた友人と私は気圧される思いがありました。
我々が恐る恐る「合コン相手を紹介してほしいのですが・・・」と申し込むと、自治会役員のお姉さまたちはにこやかに受け付けてくれました。
合コン申込者専用のノートがあり、そこに我々の本名・住所・電話番号・大学名・学年等を記入しました。
ここまでは「予想通り」でした。
が、もうひとつ記入する欄があったのです。
これが当エントリ・タイトルの「1年生不可」につながります。

合コン申込者専用ノートには「希望条件欄」なるものがあったのです。
つまり端的にいうなら、合コン希望相手の「学年」を指定することができたのです。
そして、過去にそのノートに書き込んだ男子学生たちが上げた条件は「1年生希望」が多かったのです。
中には「3・4年生不可」なんてのもありました。
ここで、私はムラムラと疑問と反発を抱きました。
そして「『1年生希望』という人が多いようですね」と、某女子大自治会長さんに尋ねました。
自治会長さんは、にこやかに「そうですね。やはり初々しい1年生がいいという男性が多いみたいです」と答えます。
もちろん、自治会長さんですから、彼女が1年生ということはありえないでしょうね。
昔も今も私は天性の天邪鬼・ヒネクレ者でありますから、「ほかの男とおなじマネは断じてしたくない!」と強く思いました。
だったら、我々は『1年生不可』にします」と独断で宣言し、そのようにノートに書き込みました。
そういう人は珍しいかもしれません」と、某女子大自治会のお姉さまたちに驚かれ(呆れられ?)て、ご満悦だったのですから、私はバカですね(笑)。
さらに調子にのって「もしよろしかったら、(ここにいる)自治会の皆さんが合コンしませんか?」と申し入れましたが、これは丁重にお断りされました。
その自治会の方たちはとても魅力的だったので、断られたのはくれぐれも残念だったのですが・・・。

自治会室を去ってから、同行した友人から「『1年生不可』ってのは、ないんじゃないの。勝手にきめるのは横暴だ」とブーブー文句を言われました。
彼もまた「初々しい1年生がいいという、アリがちな男性」だったのです。
その気持ちは・・・ぜんぜん分からなくて、若い頃もオジサンになった今も私は女性の「初々しさ」には特に惹かれません。
とはいえ、せっかく一緒に来てくれた友人に何の断りもなく「1年生不可」とした私にも落ち度があるのは明らかです。
それで「まあまあ、よくよく考えてみろ。他の男子学生がほとんど『1年生希望』としているところに、我々のように大して格好良くもない男たちが『1年生希望』とすれば、競争相手が多くなるわけで、結局『足きり』されることになるであろう。『1年生不可』とやれば、競争相手が格段に少なくなり、しかも目立つから、勝算は高まるはずだぜ」となだめました。

後になって考えると、自治会の女性たちに我々(友人と私)は「品定め」されていたわけですね。
もし「こんな奴らに○○女子大の『妹』たちを紹介するわけにはいかぬ!」と判定されれば、合コンに達することはできないのです。
冷静になってみると「あのとき調子に乗って、自治会の人たちに合コンを申し込んだのは、いくらなんでもマズかったなあ」と危ぶんだのですが、案ずるより生むが易し、しばらく経ってから某女子大自治会から「合コン希望者を紹介します」と案内をいただきました。
肝心の合コンの相手ですが、2年生のいたって魅力的な方々でした。
詳しいことは省きますが、これまで私が参加した合コンの中では格別印象的な集いとなりました。
特に「いいこと」があったわけでも・・・なかったわけでもありません(意味不明)。

以上、「1年生不可」の合コン話でありました。
こういった、おバカなことを書いていると、真面目な方々から「おまえ(喜八)はいったい何を考えているのだ?!」とお怒りの言葉を頂戴しそうですね。
正直に言って、何も考えていません(きっぱり)。
ふと「1年生不可」の一件を思い出し、なにはともあれ記録しておきましょうと思い立った次第です。
後付けで理由をでっち上げれば、「1年生不可」戦略はビジネス・政治等々のいろいろな分野で応用できるだろう、ということは言えるかもしれません。
ある意味では「(自分のように)凡庸な者が幸せになる秘訣」がここに隠されていそうです。
とはいえ、野暮なヘリクツを並べ立てるのは遠慮しておくことにします。

なお、現在の私は「合コン」には興味はありません。
他人様が合コンを行なうのは「どうぞ、ご自由に」と思いますが、既婚者男性(女性)が合コンに勤《いそ》しんでいるのを見ると「ふん、詰まらぬ奴らだ。そんなことしているヒマがあったら、自分のパートナーを大切にしろ! 後で痛い目に遭うぞ!」なんて心の中でつぶやきます。
でもまあ、これは「独身者のひがみ」というものでしょうねえ・・・。


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(※上の猫画像は「ImageChef イメージクリエーター」で製作しました)


投稿者 kihachin : 2008年11月21日 08:00

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