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2008年11月17日

国籍法案について

城内実さん(サッカー)
城内実:右とか左とかくだらないイデオロギーで日本人同士が争うよりも、いかにして日本国民が幸せになるか考える時がそろそろ来たと思っております」

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国籍法の一部を改正する法律案」。
これって相当に問題を抱えていそうです。
このあいだ閣議を通過して、これから衆議院の法務委員会で審議されるということですが、なぜかマスコミ(「ゴミ」にあらず)の皆様は揃ってスルーされているようです。

・日本国民とは?
・日本の国の在り方とは?
これらに関しては様々な意見があっていいと思うのですよ。
でも、大多数の国民が何も知らないうちにコッソリ(?)重要法案を通してしまうというのは、やっぱりマズすぎる!でしょう。
マスコミ(「ゴミ」にあらず)というのは、こういうとき、こういう大事なことを国民に知らしめるのが、その最大の「ミッション」だと思うのですが・・・。
例によって「ジャーナリスト」の皆様は機能不全をおこされているようですね。

先の10月26日に東京渋谷で発生した「リアリティツァー弾圧事件」にしても、複数メディアの目前であからさまに「転び公妨」が演じられたにもかかわらず、警察発表をただそのまま無批判に従順に報じた「メディア」ばかりでした。
そんなことばかりやっていると、「日本国民にとって最大の『抵抗勢力』はマスコミ(ゴミ)だ!」なんて言われかねませんぜ。
というより、すでに一部では言われています(笑)。
新聞テレビ社員、特に幹部社員の皆様には「よくよく考えてみてください。あなたたちは自分の首を絞めていませんか?」と申し上げたいですね。

さて、以下は城内実さん(前衆議院議員・大学高校教員)の「とことん信念ブログ」2008年11月15日記事からの一部引用です。


★引用開始★

 私《城内実》は小学校一年から四年生までの一番最初の義務教育を欧州の小学校で受け、外務省に14年近く奉職、諸外国の文化的価値や風習を認めることや、国際文化交流および文化の多様性を重んじることにかけては人後に落ちないと自負している。最近はめったに聞かなくなったが、昔は良く英語やドイツ語のラジオ放送を聞いていたし、新聞、小説なども英語やドイツ語の原文で堪能していた。
 しかし、こんな外国文化にどっぷりつかった経験がある、城内実にも「国際標準レベル」なみの愛国心はあるのだ。どうも城内実はインターネットの世界では保守派(しかもかなりのたか派?)扱いされているようだが、おそらく、私が欧米人であったらむしろ中道左派(リベラル)に属すると思う。とにかく私は日本が好きだ。日本をどの国よりも、住みよい誇りある良い国にしたい。日本人だからだ。
 今回の国籍法を改悪する試みは、いわば「人身売買促進法案」、「偽装認知黙認法案」ともいえるようなシロモノであり、日本の社会の根幹、日本人および日本国の将来のあり方そのものに極めて大きな影響を与える。それこそ、今マスコミで大騒ぎとなっている「定額給付金」の問題などは、この国籍法の改悪の問題と比べれば、まさに鯛焼きを「頭から食べるべきかそれともしっぽから食べるべきか」というごときの、脳天気な議論に思えてならない。
 マスコミの多くはいまだに沈黙している。前回の人権擁護法案の時と同じように、一部の国会議員と官僚がいつのまにか誰も知らない間に国会ですうっ-と通そうと画策したのか。この種の日本国の存亡にかかわる重要な法案が、国民、それどころか大多数の国会議員も知らされずに、たったひとにぎりの関係者(外国人も含む)の間だけで密室談合で決められているとしたら、ぞっとする。これでは、郵政民営化の場合と全く同じではないか。
 マスコミが沈黙しているのも、「触らぬ神に祟(たた)りなし」だからか。それとも単に、既得権にどっぷりつかりすぎてこの問題の重要性に気がついていないだけか。

★引用終了★


私が欧米人であったらむしろ中道左派(リベラル)に属すると思う」と城内実さんは書かれています。
この点、私(喜八)の見るところと完全に一致します。

城内実さんは「伝統保守主義者」であると同時に「民主社会主義者」なんですね。
なお、民主社会主義というのは私(喜八)が勝手に決め付けているわけではなくて、城内さん本人がハッキリ言っています。
おそらく、ヨーロッパ・ユーラシア・南米あたりでは伝統保守主義者にして民主社会主義(あるいは社会民主主義)者というのは珍しくもなんともないのだと思います。
日本でも、伝統保守&社会民主(民主社会)主義者は、けっして少なくないはずです。
が、まわりも本人も気づいていない場合が多いかもしれません。

たとえば、
・日本の伝統・歴史・言葉を大切にする。
・天皇制を支持する。
・資本主義・市場システムを支持する(旧社会主義国のような「計画経済」は機能しない!)。
・しかし、「市場の暴走」は予防されなければならないと考える(金融バクチ経済や人を食い物にするアコギなやり口はダメ!)。
・国民健康保険制度のような福祉厚生制度・セーフティーネットはなくてはならない。
・日本をよりよい国、平和と豊饒の国、万民幸福の国にしたいと願う。
このような人は伝統保守主義者で民主社会(社会民主)主義者と言えると思います。
ひょっとしたら(しなくても)、いまの日本では多数派ではないでしょうか。

ちなみに鈴木宗男さん(衆議院議員・新党大地代表)・佐藤優さん(作家・思想家)は「伝統保守主義にして社会民主主義」のスタンスをとられていると思います。
不肖・喜八も同様であります。
「伝統保守主義&社会民主主義」者であり、革命・維新・クーデターといった暴力的変革手段に断固反対する「中道左派(リベラル)」もしくは「穏健保守」の私が、城内実さん・鈴木宗男さん・佐藤優さんを支持するのは、「何の不思議もない、当然すぎるほど当然のこと」だと自分では思っています。

蛇足ではありますが・・・。
著名ブロガーの kojitaken さんなどは城内実さんのことを「極右政治家」と決め付けることを「趣味」とされているようです。
でも「中道左派(リベラル)もしくは穏健保守」の私(喜八)にしてみれば「kojitaken さんって自分では『リベラル』って言っているけれど、本当は『極左』じゃないのかなあ?」なんてハゲしく疑ってしまうわけです(kojitaken さん、スミマセン。笑)。

なにはともあれ。
今回の「国籍法改正(改悪)」の成り行きは怪しすぎますね。
城内実さんが指摘されているように「人権擁護法案」「郵政民営化」のときと同じように、一部の者たちによって危険な法案がゴリ押しされようとしている。
そして、なぜか?マスコミ(「ゴミ」にあらず・・・非常な意思の力によって、そう言っておきましょう。笑)の皆様は、これほどの重要な法案、国家の在り方を根本的に変えてしまうだけの「威力」をもった法案について、ほとんど報じようとしない。
あまりにもヘンではありませんか?!
ここはともかく、国籍法案を一時ストップさせて、全国民にその「改正(改悪)」の意図・意味を知らしめて、徹底的に議論を行なうべきです。

・人権擁護法案。
・郵政民営化法案。
・移民一千万人計画。
・そしてこのたびの国籍法案。
どうも、これらの「プラン」の出どころは同じではないのか、と私(喜八)には思えてならないのですね。
ある種明確な意思をもって「日本改造」を果たそうとしている者たちがいる。
しかし、彼(女)らの意図にしたがって、日本の国を変えていくことが、はたして多数派日本人のタメになるのか?
そこのところは、とことん突き詰めて考えておいたほうが良さそうです。
私のカンは「タメにならない!」と告げております。


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投稿者 kihachin : 2008年11月17日 12:00

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