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2008年12月01日

政治には毒がある

城内実さん(サッカー)
城内実:右とか左とかくだらないイデオロギーで日本人同士が争うよりも、いかにして日本国民が幸せになるか考える時がそろそろ来たと思っております」


この頃つくづく「政治には固有の毒がある」と痛感しています。

恐縮ながら自分のことは棚に上げて言いますと、「政治の毒に当たったとしか思えない方たち()」の姿を拝見しているうちに、「政治には毒がある」説にいよいよ確信を抱いてきました。

※私自身も他人の目にはそう映るのでしょう、おそらく

そりゃあ、そうですね。
そもそも人間というヤツには毒がありますから。
どんな「善人」だってココロの底には結構強烈な毒を潜ませているものでしょう。
そんな己《おのれ》の毒を表面に噴出させないだけの自制心と廉恥心をもった人間、すなわちこれが真の善人というものであろう。
なんて、コレはいつもながらの「喜八の愚考」というものですが・・・。

人間は「必ず」毒をもっている。
それが人間の集合体である「社会」となると、個々の毒が集まり、相互作用が働き、総体としての毒の威力はかなり強烈なものとなる。
「政治」とは畢竟《ひっきょう》個々の人間の「欲望」の調整装置でありますから、剥き出しの「毒」同士がぶつかり合う場「戦場」ということでもあります。
「政治には毒がある」という私の説もそれほど的外れではないのでしょう(と思います・・・)。

というわけですから、「政治家」と呼ばれる人たちには、心から「お疲れさま」と言いたいですね。
本気で政治に取り組んだら、それこそ1年365日、1日も心が休まるヒマもなく、毒に満ちた戦場で戦い続けなければならない。
よほどに強靭な体力と精神力の持ち主でないと勤まらない職務。
政治とは、まさに命がけで行なうもの。
これは鈴木宗男さん・保坂展人さん・城内実さん・戸倉多香子さんたちを見ていて、つくづくと思います。
ヒヨワな私(喜八)がムネオ・ノブト・ミノル・タカコさんたちの真似をしたら、たぶん3ヵ月くらいで倒れるでしょう。
もしかしたら、それっきり再起不能となるかもしれません(冗談抜きで)。

ただし、おなじ「政治家」と呼ばれる存在であっても、二世三世四世五世のボンボン(お嬢ちゃん)世襲政治家や「チルドレン」と呼ばれるような方々の場合は、ぜんぜん事情が異なるのでしょうね。
誰がどう見たって、あの人たちは単なる「お神輿《みこし》」で利害関係者たちに担がれているだけ、それだけが存在理由である「政治屋さん」ですから(気づいていないのは本人だけ~)。
それでも、「政治の毒」は周囲に満ち満ちているでしょうから、それなりに大変なのだとは思いますが・・・、同情はしませんし、もちろん尊敬なんかするわけもありません。
祖国を害する「殿様政治家」や「買弁()政治家」は一刻も早く淘汰されていただきたい。
と、冷酷に思うだけであります。

※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること

思わず、世襲政治家やチルドレン政治家への「私怨」が噴出してしまいました・・・(汗)。
この辺は「喜八のいつもの恨み節」と思って読み流してください。

さて、気をとりなおして。
政治には固有の「毒」がある。
その毒に当たらないためには、どうすればよいか?
もっとも、単純な対策は「現実政治にはいっさい関わらない」でありましょう。
選挙があったら投票はする。
新聞テレビのニュースを見ながら、愚痴はこぼす。
しかし、それ以上「政治」には踏み込まない。
ある意味でコレがもっとも安全な政治との関わり方です。
思えば、しばらく前までは、私自身もそうだったのです。

しかし、どこでどう間違ったか(笑)、ウカウカと現実政治の世界に足を踏み入れてしまった。
私(喜八)などは、自己卑下でもなんでもなく、詰まらない人間、チンピラ・小物の類《たぐい》です。
が、要領がよくて運がいい人間でもありますから、それなりに「仲間」や「同志」には恵まれています。
奮戦する「仲間」や「同志」を見捨てて、自分だけ「逃げる」わけにはいかない。
ここで逃げたら、オシマイだー!

なんて、堅苦しい考え方を私はしませんが(笑)。
もちろん、「仲間」や「同志」を見捨てるようなことはしません。
でも、むやみに悲壮感を抱いて眦《まなじり》を決して、政治に関わるのもまた「ヤボ」というもの。
ここはチンピラ・小物の類にふさわしく、無理をせず、楽しみながら政治活動をしていこうと「決意」しております。
この「喜八ログ」でも、政治とはあまり関係ない話題をどんどん出していくこととします。
また、実生活においても、様々な局面で「生活を楽しむこと」「生きることを楽しむこと」を、自分なりに創意工夫していきたいと思っています。
「政治よりは恋愛や友情を優先して」ボチボチとやっていきたいものです(笑)。

ところでオセッカイではありますが、「政治の毒に当たったとしか思えない方たち(結構大勢いる)」も、「政治の毒」の危険性に目を向け、「解毒」を意識したほうがいいんじゃないかなあ。
いまのまま政治の毒を溜め続けると、全身に毒がまわって、手遅れになってしまいますよ!
なんて私が言っても、耳を貸さない人が大部分だと思いますが・・・。
まあ、その辺は「人それぞれ」ということですね~(ワンパターンですけど)。


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投稿者 kihachin : 2008年12月01日 20:00

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