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2008年12月15日
中谷巌「小泉改革の大罪と日本の不幸」
(猫画像は「EyesPic」さんよりお借りしました)
著名経済学者の中谷巌氏が「週刊現代」12月27日・01月03日号(2008年12月15日発売)に寄稿した『小泉改革の大罪と日本の不幸 格差社会、無差別殺人── すべての元凶は「市場原理」だ
』を非常に興味深く読みました。
(中谷巌:1942年生まれ。ハーバード大学留学を経て、大阪大学教授、一橋大学教授など。「経済戦略会議」元議長代理・三菱UFJリサーチ&紺サルティング理事長)
中谷巌氏といえば、小泉純一郎元首相や竹中平蔵元経済財政政策担当大臣とは思想的に近く、「米国式市場万能論」の信奉者として「日本の米国化」を強力に推進してきたエコノミスト。
であったはずですが・・・。
ここにきて過去の自分の主張には大きな過ちがあったと「懺悔
」をしているそうなのです。
「週刊現代」中谷巌氏記事の冒頭部分を紹介させていただきます。
豊かな中流階級はどこへ消えた
私《中谷巌》はいま、これまでの自分の主張が誤りだったと率直に反省しています。
1990年代、細川内閣や小渕内閣で首相の諮問機関のメンバーだった私は、規制緩和や市場開放の旗を熱心に振り続けました。
そして小渕内閣の「経済戦略会議」議長代理として発した提言は、その後、同会議の委員だった竹中平蔵さんによって引き継がれ、彼が小泉内閣で政策立案の中心人物となったときに、小泉構造改革の一環として実現していきました。
小泉構造改革は日本にアメリカ流のグローバル資本主義を持ち込みました。間接的にですが、その改革に参画した私は、小泉・竹中氏同様、日本社会に構造改革を持ち込んだ張本人なのです。
しかし、いきすぎた構造改革は日本社会の良き伝統を壊す強烈な副作用を生み出しているように思われます。貧困層の増大、異常犯罪の増加、ぬくもりのある社会の消失などです。「これはいけない」と、私は自らの主張が誤りだったと悔恨の念を持っています。
「すべての改革が不要だった」と言っているわけではありません。ただ、改革は人々が幸せになるための手段です。構造改革で日本人は幸せになれたでしょうか? 多くの人々を不幸に陥れてしまう改革は、改革とは呼べないのです。
以上はごく一部であって、中谷巌氏の「懺悔
」はまだまだ続きます。
「これから日本経済はいったいどうなるのか? 自分たちの暮らしはどうなるのか?」という危惧を抱かれている方は、ぜひとも「週刊現代」2008年12月27日・2009年01月03日号で全文をお読みください。
それにしても・・・。
中谷巌氏はおそらく日本でもっとも著名なエコノミストであり、サラリーマン層から経営者層まで広い範囲におよぶ影響力をもっています。
その中谷氏が自分は「日本社会に構造改革を持ち込んだ張本人
」であったと認めた上で「これまでの自分の主張が誤りだった
」と「懺悔
」しているのです。
これはもう、驚天動地のできごとです。
「週刊現代」記事では小泉純一郎・竹中平蔵両氏の写真の下に「いまだ反省の弁もない2人だが、中谷氏の発言をどう受け止めるのか
」という一文がつけられています。
私(喜八)の予想を述べておきますと、小泉・竹中氏は「完全スルー」するでしょうね。
これまでの小泉純一郎・竹中平蔵の行動から判断すると、「完全スルー」以外はまったく考えられない。
彼らが「懺悔」したり「反省」したりすることは考えにくい。
まあ、それはそれで構いません(笑)。
今後、追い詰められて、死に物狂いになって、それでもあくまで自己正当化の詭弁を振るう両氏の姿を「高みの見物」したいものであります。
「小泉・竹中カイカク」により生活を押しつぶされ、人としての尊厳を奪われた多くの被害者が存在します。
たったひとつしかない命を奪われた人も、けっして少なくはない。
そんな被害者たちの生霊・死霊が小泉・竹中両氏のまわりを十重二十重に囲んでいる。
厚顔無恥でふてぶてしく「憎まれっ子世にはばかる」を体現する両氏といえども、この包囲網を逃れる術《すべ》のあるはずもない。
ついに積年の恨みをはらすとき、総攻撃のときは来た!
嗚呼、亡国政治屋・買弁(※)エージェントの末路や哀れ。
(※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること)
と、思わず「白日夢」にふける私でありました。
桑原桑原《くわばらくわばら》・・・。
それぞれ意見は異なるけれど、祖国を愛する心はおなじ「城内」 「きょーちゃん」 「新三」 「早雲」 「高橋」 「日村」 「三輪」 「山崎」 「ラサ」 「浪人」 「ろろ」 「喜八」へのランキング投票をお願いします!
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投稿者 kihachin : 2008年12月15日 20:00
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