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2009年03月30日

「反貧困フェスタ2009」見聞記

2009年03月28日(土)、「反貧困フェスタ2009」(東京・千代田区立神田一橋中学校)に1人でフラフラと行ってみました。
当日の見聞を写真入りで雑談風にメモっておきます(写真撮影は喜八=中村順/クリックすると大きくなります)。


まずは雨宮処凛さん(作家)のご尊顔です。
(時系列は無視して、もっとも印象の強かったことを最初に記述します)

雨宮処凛さん

時刻は午後5時過ぎ、場所は神田一橋中学校の校庭。
反貧困フェスタ2009」の閉会式が行なわれている最中《さなか》、雨宮処凛さんを発見したので、写真を撮らせていただきました。
とはいえ、リアル雨宮さんのハンサムさの「1/10」も写し撮れていません。
シロウトの悲しさですね(涙)。
でも雨宮処凛さんの内面の「やさしさ」が現れている写真ではあるかも? と思っています。
なお、ブログへの掲載は雨宮さん本人のご了承を得ています。

以下、話はちょっと逸《そ》れます。

今年(2009)01月下旬に中古コンパクトデジカメを購入し、友人知人および「袖すり合う」方々の写真を撮らせていただいてます。
それで、やはり「すごい生き方」をしている人たちの雰囲気は(自分のような)凡人とは違う!と痛感することしきり。
「すごい生き方」をしている人とは、たとえば次の方たちです(五十音順、敬称は略させていただきます)。

雨宮処凛(作家)

石橋行受(日本山妙法寺僧侶)

城内実(前衆議院議員)

小西修(カメラマン)

関岡英之(作家)

ヤスミン植月千春(音楽家)

以上、本人にお断りをして間近で写真を撮らせていただいた場合のみを挙げました。

これらの「突き抜けた」人たちの姿をデジカメで記録するのは、とても楽しいことでありました。
皆さん、それぞれ独特の雰囲気があり、大変に魅力的でした。
そして雨宮処凛さんは特に強い「オーラ」があると感じました。
それで、このエントリを書いている今も冷汗三斗《ひやあせさんと》なのですが・・・。
撮影時、雨宮さんのお姿をデジカメの液晶画面で確認しながら「素晴らしい! 可愛い!」なんて思わず口走った私でありました。
コレはもう完全に危ないオヤジですね(大汗)。
女性の写真を撮るとき「とにかく褒める」習性が私にはあるのですが(そのほうが良い結果となることが多いので)、もちろんこの方法はある程度親しい方を撮影する場合しか用いません。
が、雨宮処凛さんを前にして、緊張のあまり普段のクセがポロッとでてしまいました(滝汗)。
雨宮処凛さんはさぞかし不快になられただろうと思います。
すみません。ご迷惑をおかけしました。お詫びします。

ところで上記の方々と私(喜八)の間柄はそれぞれのケースでまったく異なります。
中にはこちらから勝手に「友だち」と思っている方もあり、単に写真を撮らせていただいた方もあり。
雨宮処凛さんは「単に写真を撮らせていただいた方」の1人です。
もしかしたら「喜八は雨宮処凛さんと親しいのか! スゴイ!」なんて勘違いされる方がいらっしゃるといけないので(いないとは思いますが)、敢えてお断りしておきます。


次は「反貧困フェスタ2009」会場で知り合った男性に見せてもらった「ビラ」と、私(喜八)が500円也《なり》を出して購入した「パンフレット」の画像です。

ビラ(左)とガイドブック

左側の大きいほうが「ビラ」。
右側の青文字のほうが「パンフレット」。

ビラは「日比谷公園でもらった」とのことでした。
なんでも、野宿者に定期的におにぎりを配っている「ボランティアの人たち」がいるそうです。
その方たちから「反貧困フェスタ」のビラも貰ったとのことでした。
おにぎりの会」と聞きましたが、次の方たちのことかもしれません(確認はとれませんが・・・)。

四ツ谷おにぎり仲間

また「こういうビラは毎週みたいにもらってるよ」ということでもありました。
地道な野宿者支援活動を長年にわたり継続されている方たちには本当に頭が下がります。
しかし、私のハゲ頭などいくら下げても一文《いちもん》にもなりませんから、自分は自分のできることを実行していきたいとも思っています。

右のパンフレットの表紙には地球のイメージが中央に位置しています。
これは「貧困は地球規模の問題である」ことを表しているのだそうです。
後述「シンポジウム」のコーディネーターをつとめた湯浅誠さん(「NPO法人自立生活サポートセンターもやい」事務局長)が解説されていました。

(左の)ビラを見せてくれた男性とは、情報収集をかねて、しばらく雑談。
それにしても校舎と校庭を反・貧困運動フェスティバルに貸してくれた、ここ(千代田区立神田一橋中学校)の校長先生は偉い! 太っ腹だ!」と意気投合しました。
それと男性はこんなことも言っていました「有料のブースはハッキリ分かりやすく有料だということを示して欲しい。でないと、タダだと思っていたのが『~円いただきます』なんて言われたら、カネのない者は本当に困るから。目が悪いと小さい文字は読みにくいしさ」。
貴重な意見としてメモっておきます。

男性に「情報の対価」として、「もやい」ブースのコーヒー(200円也)をご馳走させていただき、私は校舎2階の体育館で行なわれていたシンポジウムの会場に・・・。


シンポジウム「いま“はたらく”が危ない」の様子です。
画面左端マイクをもって立っている方は東海林智《とうかいりん・さとし》さん。
毎日新聞記者で『貧困の現場』毎日新聞社(2008)という著書もある方です。

シンポジウム

シンポジウムの内容は、とてもここで説明ができるものではありません(と、逃げる)。
いずれ、単行本となって出版されると思いますので、ご興味のある方は本がでるのをお待ちください(と、逃げる)。

パネリストで一番印象的だったのは、なんと言っても、伊藤みどりさん(働く女性の全国センター)。
写真が小さくて分かりにくいとは思いますが、右から2番目の女性です。
以下、伊藤みどりさんのお話の一部を、ボンクラな喜八がまとめます。

「誰だって自分の意見を『言いたい』のだ」
「特に当事者は自分のことを『話したい』のだ」
「今度、車座になって、当事者の声を聞く集いを行なおう」
「大きな労働組合の人たちには発言は控えてもらって、ただひたすら『当事者』たちの声を聞いてもらう。そういう集いをしよう」

伊藤みどりさんの提案に、心から賛同したいと思います。


閉会式の様子です。

閉会式

「貧困ジャーナリズム大賞」が発表されています。
「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」「朝日新聞」などの方々が表彰されていました。
スミマセン、この項は「手抜き」です(「反メディア」というわけではありませんが、なにしろ疲れてきたので・・・)。
とはいえ。
最近の「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」の両誌が貧困問題に関して「いい仕事」をしていることは、私も強く感じていました。
「週刊ダイヤモンド」さんと「週刊東洋経済」さんの健闘を称えるとともに、今後も愛読させていただくことを宣言します!


最後は「反貧困ネットワーク」代表・宇都宮健児弁護士の画像です。

宇都宮健児弁護士

宇都宮健児弁護士。
長年にわたり、消費者金融・多重債務問題に取り組まれてきた方です。
そして現在は日本の反貧困運動の中心的人物でもあります。
とにかく「気」が明るい人です。
多重債務問題というこの世で最も気苦労の多い仕事のひとつに長年従事してきたのに、なんて明るい人なのか!
宇都宮健児弁護士がマイクを握って話し始めた瞬間、夕刻の校庭がにわかに明るくなったような印象さえありました。
こういう方だから、多くの人々が宇都宮弁護士を中心に集まるのだろう。
雨宮さんや湯浅さんを始めとする若い人たちからも強い信頼を寄せられるのだろう。
と、感じ入りました。
それにしても、感心してばかりいても仕方ないですね。
私(喜八)は私のできることを、ひとつひとつ実行したいと思います。
というわけで、この日の最後はフェスティバルの「片付け」をお手伝いしました。
具体的には、シンポジウム会場・体育館に設置されたパイプチェアと床に張られたブルーシート(養生シート)の撤収を行ないました。
20年近く前、バリバリと肉体労働をしていた頃なら、こういうのは得意種目であったはずですが・・・。
いまはもうダメですね。
少し身体を動かしただけで息が上がってしまいそうです。
「反貧困運動に取り組むために、まずは身体を鍛える『運動』をもっとマジメにしなければ!」と反省するのでありました。


反貧困フェスタ2009


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投稿者 kihachin : 2009年03月30日 17:00

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