【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

« 竹中平蔵アンケートにご協力を! | メイン | 反乱系音楽動画 »


2009年05月01日

rの『龍-RON-』小論

龍-RON- 第42巻
 龍-RON- 第42巻

人気blogランキング ブログランキングへ


謎の憂国者「」さんの漫画論第2弾です(前回)。


★引用開始★

村上もとかの漫画『龍-RON-』(小学館・全42巻)の後半は「満州」が舞台です。
満州はかつての「日本の傀儡《かいらい》植民地」ですが・・・
実際はご存知のようにインフラ投資は日本本土以上に行われました。

例えば医科大学ですね。
東京帝国大学医学部よりも遥かに近代的な設備を持っていました。
また南満州鉄道株式会社(満鉄)の独身寮も完全水洗トイレで冷暖房完備。
中国人など日本人以外への差別ですが・・・
確かにそれはあったようです。
私「r」の知人に元・満鉄職員がいました。
ソ連軍侵攻時に命からがら日本に逃げ帰ってきたそうですが、知人の話によると・・・
知人の家には満人(中国人や朝鮮人)の使用人がいたそうです。
でも差別は一切しないで家族同様に付き合ってたそうです。
その人たちの親類や隣人ともです。
使用人の縁者が病気になって・・・貧しいので医者に行けない。
知人は医者代を出したそうです。
使用人の子供たちにも菓子を振舞ったそうです。
使用人も使用人で、貧しいながらも知人に濁酒みたいな自家製酒を持ってきたり・・・
本当に仲良く付き合ってきたそうです。
もちろん、他の満鉄職員の中には差別する人も少なくない数いたそうです。
そしてソ連軍侵攻・・・
知人が仲良くしてきた満人が大挙してやってきて・・・
知人に紹介状を渡し、貧しい満人の服を渡し、知人の奥さんや娘さんの髪を短く切り、顔に墨と泥を塗りたくった。
そうです、知人を無事に日本まで逃がす為に満人たちが立ち上がってくれたのです!
情けは人の為ならず・・・
紹介先では「俺たちの親戚が世話になったそうだね、つまり俺たちの恩人だ!」って感じで満州から朝鮮半島の各地を転々と避難できたそうです。
そして無事に日本に帰れた・・・
一方、差別した人たちはどうなったか。
悉《ことごと》くソ連軍に密告され・・・。
知人は幼き私「r」に言いました。

「中国人だろうが朝鮮人だろうが人は皆同じ、仲良く助け合わねばならんよ」


(追伸)
ところで『龍-RON-』に出てくる女性は日本女性の鑑《かがみ》とも言える人ばかりですね。
職業身分の貴賎関係なく。。。

★引用終了★


以下、喜八の返信です。

『龍-RON-』に出てくる女性は日本女性の鑑とも言える人ばかりですね。

「田鶴てい(※)」さんが特にいいですね。

(※押小路家の女中として働いている少女。出身は東北の農村で、当時の大飢饉に苦しむ実家の為に懸命に働いている。その後、《主人公》押小路龍の父、一磨の計らいで女学校へ入学する。押小路家を離れ、映画スタジオの炊事係をしていた時に映画女優としてスカウトされ、瞬く間にスタアの座に上り詰める。外地慰問の為に上海に渡り、そこで龍と再会し結婚する。その後は満州へ渡り満州映画協会(通称:満映)にて女流映画監督として活躍する様になる。「Wikipedia」)

まだ第7巻までしか読んでいませんが「このサーガにおける真の主人公は彼女(田鶴てい)に違いない!」と勝手に思い込んでいます。

ときどきネットカフェに寄って『龍-RON-』を読んでいます。
1冊を読み終えるのに30~40分くらいかかります。
若いころに比べて、漫画読みの技量が低下したのかもしれません。
このペースだと、42巻全部読むのは結構時間がかかりそうです。
が、ゆっくり楽しみながら読み進むことにします。

素晴らしい漫画作品を紹介していただきまして、ありがとうございました!


人気blogランキング ブログランキングを覗いてみる

インフルエンザ・風邪に最大限の警戒を!(r、喜八)

(※風邪の回復・予防法については以下のページを参照ください。喜八の別サイトの記事です)

風邪の回復法

風邪の予防法


郵政民営化凍結

郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。
どうぞ、お気楽にご参加ください。


関連ページ


投稿者 kihachin : 2009年05月01日 08:00

« 竹中平蔵アンケートにご協力を! | メイン | 反乱系音楽動画 »



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kihachin.net/klog/mt-tb.cgi/3075