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2009年07月29日

「鈴木宗男&保坂展人」動画

鈴木宗男さん(衆議院議員・新党「大地」代表)と保坂展人さん(衆議院議員・社民党)の対談動画を紹介します。

エントリ後半は「『小泉的なるもの』との対決」を語っています。


特別公開 鈴木宗男×保坂展人のクロストーク
(「保坂展人のどこどこ日記」2009-07-25)


まずは「YouTube」動画の3連発です。

鈴木宗男&保坂のぶと・外務所FX問題を追及

(※以下の2つの動画には鈴木宗男さんは登場しません)

亀井静香・国民新党|保坂のぶとに応援メッセージ

菅直人・民主党|保坂のぶとに応援メッセージ


鈴木宗男新党「大地」)・保坂展人社民党)・亀井静香国民新党)・管直人民主党)・・・。
まぎれもない「野党共闘」の図ですね。

と同時にこれは、保坂展人さんの言葉を借りていえば、「小泉的なるもの」と対決する政治勢力結集の図なのです。
それでは「小泉的なるもの」とは何か?
保坂議員のブログから引用させていただきます。

今日は後期高齢者医療制度廃止に向けた街頭署名に取り組んだ。このところ、あちこちから話しかけられることが多くなった。ようやく「小泉ブーム」とは「自民党による自民党のためのサバイバル運動」であって、改革でも何でもない。相互扶助社会への挑発的破壊行為であり、社会保障制度をぶっ壊せという衝動であることが見えてきた。自由と民主主義・人権に対しての最大の「抵抗勢力」とは、小泉元総理の掲げる「構造改革路線」に他ならない。
2年半たって、郵政民営化に感謝・感激している人をひとりも見たことがない。郵政民営化で、郵便局が減って誤配が多くなり、手数料は有料化するなど国民にとってのプラス面は見当たらない。あえて逆説的に言えば、「小泉劇場政治」に酔った人が多い分だけ、その酔いが醒めた時に苦い思いを重ね、政治を見る目がシビアになるということが「教訓」だろうか。
それでも世の中には、「小泉再登板」を期待する人もいる。福田総理では面白くない。また小泉氏に出てきてもらって、「自民党や経済界の既得権を巧みに守りながら、国民の財産・権利をぶっ潰してもらいたい」ということだろうか。ただし、すでに小泉氏の時代が「非正規雇用」で不安定なワーキングプアという現象をつくり、「医療破壊」をおしすすめ、「憲法改正」して戦争へも参加出来るようにしようという流れを創り出した。まもなく福田政治の時代が終わると、私たちはもう一度「小泉的なるもの」との最後の勝負=政治決戦を迎えなければならない。一部の人たちは、小泉自体の規制緩和・市場主義の政治によって大きな利得を得た。またメディアの相乗効果が「小泉現象」をつくりだした。その余韻は、今もまだ残っている。だから、少々しつこいと言われても「小泉的なもの」が生み出した社会を徹底的に分析・総括しておきたいと思うのだ。

「小泉的なるもの」との政治対決をやがて迎えるという予感
(「保坂展人のどこどこ日記」2008-04-29)


保坂展人議員が定義する「小泉的なるもの」を整理してみました。

  • 「小泉ブーム」とは「自民党による自民党のためのサバイバル運動」
  • 相互扶助社会への挑発的破壊行為
  • 社会保障制度をぶっ壊せという衝動
  • 自由と民主主義・人権に対しての最大の「抵抗勢力」とは、小泉元総理の掲げる「構造改革路線」
  • 一部の人たち《だけ》は、小泉自体の規制緩和・市場主義の政治によって大きな利得を得た
  • メディアの相乗効果が「小泉現象」をつくりだした

そして以下は喜八による「小泉的なるもの」のまとめです。

小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す」という威勢の良さで異常人気を集め、実際に「自民党をぶっ壊す」働きをした。
それはいいのだけれど、「小泉改革」は日本社会・国家を「ぶっ壊す」結果まで招いてしまった。
おそらく小泉に「日本社会・国家をぶっ壊す」意図はなかったのだろう。
しかし、小泉はあまりに頭が悪すぎたため、自らの政策が招く悪影響をまったく予想できなかった(予想する気もなかった)。
この点において、小泉純一郎はまぎれもない「亡国政治屋」である。

小泉純一郎は2005年「郵政解散総選挙」において、郵政民営化に反対する自民党議員たちに「抵抗勢力」というレッテルを貼り付け排斥し「刺客」を送ってまでして、反対議員たちの政治生命を奪おうとした。
しかし、実際には小泉純一郎・竹中平蔵らのほうが、本質的な意味において「抵抗勢力」だった。
自由と民主主義・人権に対しての最大の「抵抗勢力」、それが「小泉・竹中一派」なのだ。

小泉・竹中勢力は、米国式の「(表向きは)市場至上&ウルトラ放任、(本音では)やらずぼったくり&強欲非道」金融資本主義を無批判に日本に導入した。
その結果、労働市場は破壊され、「カネこそ正義」の拝金思想が蔓延《まんえん》し、医療・福祉厚生・教育など多方面の「現場」が疲弊し、貧富の差は劇的に拡大し、働いても働いても「食えない」ワーキングプア層が膨大な数に達した。
このままでは、日本社会・国家に愛着を持たない(持てない)層が一千万人単位で生み出させる恐れが現実のものとなっている。
いうまでもなく、これは国家の崩壊につながりかねない危機的状況である。
小泉の後継者・安倍晋三氏は「上からの愛国心」を国民に課すことで、国家の統合を図ろうとした。
しかし、これは「机上の空論」としか言いようのない、実効性に欠ける政策だった。
「小泉的なるもの」との決別を果たすことができなかった安倍晋三氏は当然のように自壊した。
安倍氏の後を継いだ福田康夫氏・麻生太郎氏も結局のところ「小泉的なるもの」から離脱することができず、自壊した。
たしかに「小泉的なるもの」は自民党をぶっ壊すだけの破壊力があったのである。
しかし、先にも書いたように「小泉的なるもの」は、日本社会・国家にまで重大な悪影響を及ぼした。
「小泉的なるもの」は現在でも、日本社会・国家を蝕《むしば》みつつある。
このたびの総選挙で「小泉的なるもの」と完全決別しなければ、我々日本国民はひたすらに「滅びの道」を歩むことになるだろう・・・。


いま、政治の世界は「大混戦」状態になっています。
総選挙の争点を「霞ヶ関改革&地方分権」にすり替えようとするマスメディアの動きも顕著になってきました。
しかし、もっとも重要な争点は「小泉改革の総括」であると我々(喜八、r)は考えています。

東国原英夫(宮崎県知事)・橋下徹(大阪府知事)・渡辺喜美(衆議院議員)・中田宏(横浜市長)などの名前がマスメディアで取り上げられることも多くなってきました。
しかし、彼らはいったい何者なのか?
という疑いの目を持つ、あるいは慎重な姿勢をとることは重要だと思っています。
そのときこそ「小泉的なるもの」という視点が重要になるはずです。
そのまんま東・橋下徹・渡辺喜美・中田宏氏らは「小泉的なるもの」を否定し対決する者たちなのか?
はたまた、「小泉的なるもの」を肯定し、その後継者ともいうべき者たちなのか?
このような見方をするとよいでしょう。

正直に言って、私(喜八)は、そのまんま東橋下徹渡辺喜美中田宏氏らは後者「小泉的なるもの」を肯定し受け継ぐ者たちではないか、と強く疑っています。
小泉ばりのポピュリズム手法を臆面もなく駆使し、おのれの「立身出世」を最優先させる人たち。
おそらくは日本社会・国家の「ためにならない」政策を実行することになる人たち。
彼らの欲しいままにさせておけば、日本社会・国家に深刻な悪影響がもたらされるのは避けられないだろう。
彼らもまた小泉とおなじような「買弁亡国政治屋(※)」ではないのか?
このように強く疑っています。

(※買弁=自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかること)

「小泉的なるもの」と本気で(命がけで)対峙《たいじ》しているかどうか?
これは、「本物の政治家」であるかどうかを見分ける、重要なポイントになると思います。
いまの日本は、そういう政治的状況にあるはずです。
鈴木宗男さんと保坂展人さんの両議員が「本物」であることは間違いありません。


保坂展人決起集会のお知らせです。

★転載開始★

杉並から政権交代 ! 政治をチェンジ! 生活再建!

官僚丸投げにNo! 杉並から政権交代!

日本はいま、長年続いてきた財界と官僚が癒着した無責任政治が終わりの時を迎えています。格差が拡がり、一部の特権者のためのものになってしまった政治から、公平な社会をとり戻す世直しこそ、政権交代です。

▼2009年7月30日(木)18:30~20:20
会場: セシオン杉並ホール地図
丸ノ内線:東高円寺駅下車徒歩5分、新高円寺駅下車徒歩7分
関東バス:杉並車庫前下車徒歩5分
都営・京王バス:セシオン杉並前下車徒歩2分
関東バス・京王バス:新高円寺駅下車徒歩7分

ゲスト: 保坂のぶと
大河原雅子さん(民主党・参議院議員)
亀井静香さん(国民新党・衆議院議員)
福島みずほさん(社民党・参議院議員)

★転載終了★


『汚名』鈴木宗男

『汚名 国家に人生を奪われた男の告白』鈴木宗男
汚名』鈴木宗男、講談社(2009)

(『汚名』を「Amazon」「楽天」「bk1」で購入する)


郵政民営化凍結!

郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。

(※上のバナーはSOBAさん作成です)


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投稿者 kihachin : 2009年07月29日 08:00

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