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2009年07月21日

『猟奇的な彼女』

my sassy girl - 猟奇的な彼女


都内某所、古い木造アパートの一室で半定期的に行なわれる映画上映会
今回の観客は10人にも満たない中高年男性。
映写のセッティングをした「ママ」を除けば女性はゼロ(ママも上映中は退出する)。
おそらく観客の中には40歳以下の者は1人もいない、男ばかりの上映会。
プロジェクタにより映し出される映像、特に主人公(ヒロイン)の一挙手一投足に、男たちの目は釘付けとなる・・・。

なんて、すみません(汗)。
エントリの構成上、最初からバレバレなのに、敢えて意味深長な書き出しをしてみました。

しばらく前のある日、中高年男性の観客たち(私もそのうちの1人)は韓国の傑作恋愛映画『猟奇的な彼女クァク・ジェヨン監督(2001)を仲良く鑑賞していたのでした(一緒に映画を観ると連帯感が生じますね)。

場所は「NPO法人自立生活サポートセンターもやい」の「こもれび荘」(東京・飯田橋)2階会議室。
このごろの私(喜八)は「休日に行くアテが(少)ない孤独な初老男性」の1人として「サロン・ド・カフェ こもれび」にときどき足を運び「居場所」の開拓に努めているのです。
これは冗談や衒《てら》いなどではなくて、まったくのホンネです。

ところで、この映画上映会の日は、たまたま「法要」の日でもありました。
「もやい」の「仲間」がすでに何人か亡くなっているので、普段から「こもれび荘」には手作りの位牌・簡素な仏壇が設置してあります。
この日はお坊さんが2人来ての本格的な法要でした。
NPO「もやい」に集う老若男女の皆さんと一緒に「南無阿弥陀仏」を唱え、お坊さんの法話を聞くという不思議な体験をしました。
物故者の鎮魂を心より祈らせていただきました・・・。


さて映画『猟奇的な彼女』の感想を述べます。
いや~! 面白かった!
とにかく「名前のないヒロイン」が魅力的に描かれています。
特に私(喜八)はコワイ(けれど優しい)系・強い系・筋肉系・ダーク系のヒロイン大好きですから、主演女優チョン・ジヒョンさん演じる「彼女」は「ストライクゾーンのまんまん中」です。
『猟奇的な彼女』は映像作品としても、とてもチャーミングに仕上がっていると思いました。

正直なところ、今回の上映会のおかげで、チョン・ジヒョンさんに巡り合えて(?)良かった!
すぐさまファンになってしまいました。
さっそくインターネットで調べてみると・・・。
なんと!
チョン・ジヒョンさん主演の映画『ラスト・ブラッド』がこの(2009)05月に日本公開されたばかりではありませんか!

この『ラスト・ブラッド』は日本製のアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE北久保弘之監督(2000)のリメイクです。
本家本元『BLOOD THE LAST VAMPIRE』も私(喜八)の好きな作品です。
なにしろ、ダークヒロインの少女「小夜(SAYA)」が日本刀を武器に「オニ(怪物)」どもをバッサバッサとぶった斬る!というストーリーですから。
もう完全に「ストライクゾーンのまんまん中」です(笑)。

残念ながら『ラスト・ブラッド』はすでに近くの映画館では上映されていないようです(「シネマート六本木」では07月10日までやっていた・・・涙)。
今年(2009)10月09日のDVD発売を待つことにします。


アニメつながりで(強引に)書いておくと、大傑作アニメーション映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊押井守監督(1995)のダークヒロイン「草薙素子」様のファンでも私(喜八)はあります。
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の「草薙素子少佐」は筋肉質の非常に逞しい女性に描かれています。
劇中でも部下の1人から「ごついお姫様」なんて言われています(ただし草薙少佐は脳以外は機械化されたアンドロイドですが)。
日本では女優さんでも女性アイドルでも、「筋肉」の存在をほとんど感じない、細い体型が好まれる傾向が強いようです。
しかし、世の中には「コワイ(けれど優しい)系・強い系・筋肉系・ダーク系のヒロイン大好き!」という男性(女性も)けっして少なくないのですね(私はその1人です・・・)。

脱線ついでに明言しておきます。
日本の「アニメ」や「フィギュア」は、世界に誇るべき素晴らしいものでありましょう。
もちろん、個々の作品すべてが「素晴らしい」と言っているわけではありません。
総体として第一級の文化を形成していると私(喜八)は思うのです。
リクツでそう判定しているだけではなくて、秋葉原の「ラジオ会館」や「中野ブロードウェイ」にもしばしば出没しています。
私もいわゆる「おたく」なのかもしれません・・・。

あと何百年かすれば、いまの「アニメ」作品・「フィギュア」作品のいくつかは「人類史に永遠に残すべき大芸術」と評価されるようになるはずです。
かつて日本の浮世絵(錦絵)木版画がそうなったように。
だから「フィギュア萌え族」とか言って、フィギュア愛好家を見下して、いっぱしの「評論」をしているつもりになっている方を見ると、大いに首を捻《ひね》ってしまいます。
そもそも、やたらに人を見下すと、自分自身の知性と品性が急降下しますよ。
と「某ジャーナリスト」氏にはアドバイスを差し上げたいと思います。


思わず、熱が入って大脱線してしまいました(汗)。
映画『猟奇的な彼女』に話を戻します。
韓国では『猟奇的な彼女』は観客動員500万人のメガヒットになったそうです。
「なるほど、なるほど」と大いに頷《うなず》けます。
たしか韓国の人口は5000万人に満たないはず。
それでいて「500万人」の動員ですから、なんともはやスゴイ話です。
つまり「作品に力がある」ということなのでしょう。

なにはともあれ。
私(喜八)は「韓国恋愛ドラマ」に開眼《かいげん》してしまいました。
今後もボチボチと鑑賞していくことにしましょう。
まずはチョン・ジヒョンさん出演作を手始めとして。
いや~、「宝の山」に入ったようで、ワクワクした気持ちです!
きっかけを作ってくれた「もやい」の皆様には心より感謝申し上げます。


猟奇的な彼女』関連動画です。

猟奇的な彼女PV

猟奇的な彼女(My Sassy Girl) ~I Believe~


付記:「もやい」カンパのお願い

特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター・もやい

生活困窮者を支援するNPO「自立生活サポートセンター・もやい」が、支援企業が米国金融危機の影響で倒産したため、深刻な資金難に陥っています。
そのため「もやい」は緊急カンパを募っています。
心ある方にぜひお願いします。
もやいのページを覗いてみてください。
そして、できる範囲でのカンパをお願いします(1円以上いくらでも受け付けているそうです)。

緊急カンパキャンペーンご協力のお願い
(2009-10-01)

あらためて緊急カンパキャンペーンに関するお礼とお知らせ
(2009-11-07)


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投稿者 kihachin : 2009年07月21日 08:00

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