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2009年10月28日

稲葉剛さん「3つのお知らせ」

稲葉剛さんと浦松祥子さん
稲葉剛「もやい」代表理事(左)と浦松祥子「山吹書店」代表


自立生活サポートセンター もやい」代表理事・稲葉剛さん発「3つのお知らせ」情報を転載させていただきます(読者の便宜を図るため、一部を編集させていただきました)。

  1. 稲葉剛著『ハウジングプア』関連情報
  2. ピープルズ・プラン研究所主催のシンポジウム(2009-11-01、東京・白金)
  3. 教材DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』


★転載開始★

以下はそれぞれ、転送・転載大歓迎です。


1.『ハウジングプア―住まいの貧困と向きあう』が発売されました

『ハウジングプア』稲葉剛

ハウジングプア―住まいの貧困と向きあう
著者 稲葉剛
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人)

「ホームレス」「ネットカフェ難民」「派遣切り」「たまゆら火災」「宿泊所ビジネス」「追い出し屋」・・・
みんな「住まいの貧困」が問題だ!
ワーキングプア(働いても働いても抜け出せない貧困)と手をたずさえて、ハウジングプア(住まいの貧困)が、生活を不安定で困難なものにしている。
―――〈もやい〉で生活困窮者の自立支援を続ける筆者が、ハウジングプアという概念で貧困の実態をとらえ、解決への展望を語る。

四六版・並製、228頁
ISBN978-4-903295-24-4 C0036
定価 1800円+税
発行=山吹書店
発売=JRC

この本の印税の一部は住まいの貧困に取り組む活動に使われます。

詳細・ご注文は下記をご覧ください。
山吹書店ホームページ

*10月30日(金)に東京堂(神保町)、11月5日(木)にジュンク堂(池袋)にて、稲葉剛と冨樫匡孝(<もやい>スタッフ)によるトークセッションが開催されます。
詳細は下記をご覧ください。

Moyai Blog:トークセッションのお知らせ


*朝日新聞(大阪版)2009年10月23日付夕刊「単眼 複眼」欄で紹介されました

月10万円で暮らせる社会を  稲葉剛氏「ハウジングプア『住まいの貧困と向きあう」
 「ハウジングプア」という言葉が取りざたされている。きっかけは、昨年末から今年初めの「派遣村」だ。減収や失職の末に住む場所もなくすという現実を私たちに突きつけた。
 東京・新宿を拠点に、失職者や路上生活者らの支援に取り組んできたのが、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい。結成にかかわった稲葉剛氏(40)の著作「ハウジングプア『住まいの貧困』と向きあう」(山吹書店)が出版される。そのなかで、稲葉氏はハウジングプアが深刻化していく過程を克明に描いている。
 まず「家はあるが居住権が侵害されやすい状態」。例えば「派遣切り」で社員寮から退去を迫られる非正社員らである。職を失い、収入が不安定になると、「屋根はあるが、家がない状態」になる。24時間営業のネットカフェや個室ビデオ店での生活者ら。そして、駅や公園、河川敷と「屋根がない状態」へと連なっていく。
 氏の著作は徹底した現場での活動に裏打ちされている。だからこそ、ハウジングプアに陥った人の寝る場所が、路上であるか、ネットカフェであるかには重きを置かず、「完全に地続き」と結論づける言葉はずしりと重い。住まいの貧困問題の取材を続ける私にとっても、座標軸となる視点だ。
 日々の支援活動を通じ、氏は「暮らし(ライフ)は仕事(ワーク)と住まい(ハウス)によって支えられる」と確信するに至った。この社会で住まいの喪失は、仕事へのアクセスを困難にする。経済面と人間関係の「二つの貧困」が絡まり、当事者は容易に抜け出せない。
 氏は、最後のセーフティネットである生活保護制度の前に、住まいを確保する際に必要な連帯保証人や家賃を公的に支援する制度を手厚く整備することを提唱する。幾重もの網を張り巡らせて「月収10万円で安心して暮らせる社会」を実現させたいと願う。
 貧困はもはや身近に迫った危機である。現代ニッポンを考えるうえで、羅針盤となる提言だ。(室矢英樹)


2.【シンポジウム】動き始めた政治のなかで社会をほんとうに変えるために

◆日時:2009年11月1日(日)13:30~17:30(開場13:00)
※終了後、交流会あり。

◆司会:青山薫(ピープルズ・プラン研究所)

◆パネラー
◎貧困とのたたかい――雇用・生活・住まいの保障
稲葉剛さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)
◎労働価値中心社会を問い直す
栗田隆子さん(有限責任事業組合フリーターズフリー)
◎武力で平和は保てない
山口響(ピープルズ・プラン研究所)

◆コメンテーター
ひびのまこと さん(クィア・アクティヴィスト)

◆場所:明治学院大学白金校舎 本館10階大会議場
交通アクセス
※なお、当日は学園祭(白金祭)のためキャンパス内が混雑していると思われますが、ご容赦ください。

◆資料代:
ピープルズ・プラン研究所会員 800円、非会員 1000円、明治学院大学生 500円
<前売り割引あります!>
ピープルズ・プラン研究所まで、電話・ファックス・メール・口頭などで、シンポジウムへの参加の意思をお伝えください。当日、前売り価格(各100円引き)で精算いたします。

●主催:ピープルズ・プラン研究所
●後援:明治学院大学国際平和研究所
●連絡先:東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
TEL: 03-6424-5748 FAX: 03-6424-5749
E-mail: ppsg@jca.apc.org
ウェブサイト: http://www.peoples-plan.org/jp

詳細はこちらをご覧ください。
ピープルズ・プラン研究所・2009年秋のシンポジウム「動き始めた政治のなかで社会をほんとうに変えるために」


3.Meet The Homeless People!
教材DVD“「ホームレス」と出会う子どもたち”完成記念上映&トークライブ

「ホームレス」ってなんだろう? どんな暮らしをしているの? どうして「ホームレス」になるんだろう?
そんな子どもたちの疑問に応え、ホームレス問題を理解するための「教材用DVD」が、ついに完成しました!
路上生活に追いつめられた人々への差別や偏見、子どもたちの襲撃やいじめをなくすため、まずこの映画を通して"「ホームレス」と出会う"ことから始めませんか?

【東京会場】
日時:2009年11月21日(土)  14時~17時
場所:早稲田奉仕園You-Iホール(東京都新宿区西早稲田2-3-1 電話03-3205-5411)

URL http://www.hoshien.or.jp/

トークライブ出演
飯田基晴(『「ホームレス」と出会う子どもたち』プロデュース)
北村年子(ホームレス問題の授業づくり全国ネット共同代表)
鈴木隆弘(清和大学教員)
清野賢司(東京都教員/NPO法人TENOHASI事務局長)

【大阪会場】
日時:2009年11月28日(土)  14時~17時
場所:大阪人権博物館 リバティおおさか(大阪市浪速区浪速西3-6-36 電話06-6561-5891)

URL http://www.liberty.or.jp/

トークライブ出演
神吉良輔(『「ホームレス」と出会う子どもたち』撮影・構成・編集)
生田武志(ホームレス問題の授業づくり全国ネット共同代表)
北村年子(ホームレス問題の授業づくり全国ネット共同代表)
荘保共子(カトリック大阪大司教区こどもの里館長)

◆会費◆ 両会場とも500円
(18歳以下の子どもと「ホームレス」当事者は無料)
◆主催◆ ホームレス問題の授業づくり全国ネット
URL http://class-homeless.sakura.ne.jp/
◆問い合わせ◆ Tel 090-8795-9499
E-Mail net@class-homeless.sakura.ne.jp

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

●「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」製作 教材用DVD
 “「ホームレス」と出会う子どもたち” (紹介文&注文申込先)
 
「なぜ道ばたや公園で寝ているの?」「ホームレスの人たちは、なまけているの?」・・・「ホームレス」の存在を知った子どもたちが抱く疑問に、真正面から答える「教材用DVD」ができました。
「ホームレス」への偏見・差別をなくし、全国で多発する「子どもたちによるホームレスいじめ・襲撃」という「最悪の出会い」を、希望ある「人と人としての出会い」へと転換していくために、全国の学校でこの映像を使った授業が取りくまれることを切に願います。

【本編 30分】
なぜ若者や子どもによる「ホームレス」襲撃が起きるのか? 大阪・釜ヶ崎にあるこどもの里が行う「子ども夜まわり」の活動を軸に、参加する子どもたちの変化、ホームレス生活を送る鈴木安造さん(64歳)の仕事や生活、その思いに迫る。さらに「ホームレス」襲撃問題をとおして、居場所(ホーム)なき子どもたちの弱者いじめの問題を問い直す。

【応用編 45分】
①本編にも登場する元・野宿生活者の川口猛さん(66 歳)が子どもたちに語る人生。貧しかった子ども時代、野宿生活へいたった背景、野宿生活を脱した現在の思い。
②釜ヶ崎の「こども夜まわり」の活動を詳細に撮影。野宿の人との会話。子どもたちによる夜まわり実演、学習会、はじめて夜まわり活動に参加する人の体験談など。

※本編は1~2時間の授業で、応用編は3時間以上の授業での使用を想定して制作しています。どちらも、子供たちの胸に響く生の声で構成されています。

■申込先 TEL&FAX:06-6645-7778(こどもの里)
■メールアドレス:net@class-homeless.sakura.ne.jp
■金額: 2800円・冊子付き(税込・送料別)
■販売開始日: 11月21日発売予定
■販売元:ホームレス問題の授業づくり全国ネット
■連絡先:神奈川県横浜市港北区篠原台町36-28-603映像グループ ローポジション方
■ホームページURL:http://class-homeless.sakura.ne.jp/

※「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」について
子どもや若者たちによるホームレス襲撃を防ぐために、支援者・メディア関係者・教員などによって2008年11月に結成。「襲撃・いじめ」といった、子どもたちとホームレスの人々の「最悪の出会い」を、希望ある「人と人としての出会い」へと転換していくために、襲撃問題を解決するための取りくみや、学校での「ホームレス問題」の授業・教育活動の実施、教材作成などに取りくんでいる。

……「ホームレス」と出会う子どもたち DVD 予約注文票……

お名前
住所 〒
電話番号
メールアドレス
職業・所属(任意)
購入本数

※ご記入のうえ、下記、申込先メールアドレスまで。
net@class-homeless.sakura.ne.jp

★転載終了★


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郵政民営化凍結!

郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。
ご協力をお願いします。

(※上のバナーはSOBAさん作成です)


『貧困のリアル』稲葉剛・冨樫匡孝

『貧困のリアル』
貧困のリアル』稲葉剛・冨樫匡孝、飛鳥新社(2009)

(※『貧困のリアル』を「Amazon」「楽天」「bk1」で購入する)


投稿者 kihachin : 2009年10月28日 12:00

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