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2010年02月01日

「韓国メディアセンター・ MediACTを救え!」

Save Mediact!!
韓国メディアセンター・ MediACTを救え!


韓国の映像メディアグループ「MediACT」が、李明博政権による不当な攻撃を受け、存続の危機に立たされています。

韓国メディアセンター・ MediACTを救え!
(「レイバーネット」2010-01-28)

こういったメディアに対する弾圧は「自称:ブログアクティビスト」の私(喜八)にとっても他人事ではありません。
「喜八ログ」は気楽に読んでいただけるように努力して書いていますが、実際にはリアルで私が交友させていただいている方々の中には「排除」や「弾圧」の対象になりやすい(すでになっている)人も少なくないのです。
私自身も「排除」「弾圧」の対象になる可能性は(チンピラ小者のたぐいとはいえ)けっしてゼロではないと思っています。


今日(2010-02-01)午後6時より、「MediACT(メディアクト)を救え!緊急ミーティング」が東京・高田馬場の「市民メディアセンター MediR(メディアール)」で開催されます。
(勝手ながら)告知に協力させていただきます。

MediACT(メディアクト)を救え!緊急ミーティング
(「MediR」2010-01-30)


レイバーネット」さんから「MediACT」関連記事を転載させていただきます。

★転載開始★

韓国メディアセンター・ MediACTを救え!

安田です。

韓国の光化門にある映像メディアセンターを運営してきたMediACTが存亡の危機にさらされ、国際的な支援を求めています。

MediACTは、レイバーネット日本の創立総会でも来賓にお招きした労働メディア活動家のキム・ミョンジュン氏のイニシアチブで2002年に設立されたメディアグループで、メディアセンターの運営を通じて労働運動のドキュメンタリーをはじめとする数多くの優れたドキュメンタリーや独立映画を生み出してきました。 MediACTは、韓国内ではメディア教育や映像政策支援などに加え、パブリックアクセスの実現や、独立映画専門上映館の開館など、国際的なメディア運動の中でも大きな貢献をしてきました。そして国際的にも国際的なワークショップの開催などを通じ、東アジアの国際メディア活動の核心的な役割を果たし、日本でも多くのメディア活動家がMediACTを訪問しています。

ところが、金大中、盧武鉉と続いた比較的進歩的と見なされてきた政権が保守派の李明博政権に代わり、金大中・盧武鉉時代に誕生した制度や機構に対する攻撃が強まり、政府組織やマスメディアばかりでなく、多くの草の根市民運動や労働運動にまでその攻撃が及んでいます。そして今回、攻撃のターゲットになったのがMediACTです。

MediACTは、政府傘下の映画振興委員会との契約により、資金的な支援で運営を続けてきましたが、昨年12月に従来の契約が公募に切り替えられ、第一次公募では「該当者なし」、そして先日行われた第二次公募では豊かな実績と経験を持つ MediACTではなく、公募にあわせて急造された右派系のメディア団体が光化門の映像メディアセンターの運営者に選ばれたのです。そのため、MediACTは今月いっぱいでメディアセンターから退去しなければならなくなり、これまで続けてきたさまざまな事業も中断せざるを得ない状態になっています。

これは、単に韓国内のひとつのメディアセンターの運営というだけの問題ではありません。まさに独裁政権下でのメディア規制で苦しんできた韓国の人々にとって、自由で民主的なメディアが、自由と民主主義にとっていかに重要か、そして自由なメディアを労働者・市民のレベルで支えるメディアセンターがどのような意味を持つかは自明でしょう。労働者・市民のメディア活動の基盤であるメディアセンターへの攻撃の背後には、人々の自由な活動の手段を奪おうとする魂胆が透けて見えます。そして、国際的な視野に立てば、MediACTの危機は国際的なメディア運動における東アジアでの核心の崩壊につながるという点でも、また、メディアを通じた国際的な労働者・市民の連帯を破壊するという意味でも、MediACTへの攻撃はわれわれに向けられた攻撃とも等しく、決して他人事ではありません。

もちろん、今回の運営者変更が、公正な公募と運営者選定であると納得できるのであれば、運営者の変更そのものを非難することはできないでしょう。しかし、今回の運営者の変更につながった公募の過程は、その公正性がきわめて疑わしいものでした。契約満了の直前に公募が公表されたこと、実績も経験もなく、公募にあわせて急造されたメディア団体が選定されたこと、選定理由にハイビジョンや3D映像製作など、市民・労働メディアの本質とかけはなれた産業的理由があげられていることなど、あらゆる角度から見ても無理な選定であり、政治的な意図の下での不自然な選定と言わざるを得ません。

以上のように、MediACTは国内的・国際的に優れた活動を続けてきたにもかかわらず、いままさに理由にもならないような理由で抹殺されようとしています。今回の公募を撤回し、MediACTが映像メディアセンターの運営を続けられるよう、できるだけ多くの人が抗議の声を韓国の当局に届けていただければと思います。

インターネットでは、次のサイトでSave Mediactの署名ができます。

Save Mediact

日本語オンライン署名受付ページ

今回の公募を実施した映画振興委員会の電話番号は以下のとおりです。 +82-2-958-7521 または +82-2-9587-526

映画振興委員会のメールアドレスは以下のとおりです。
snowmt@kofic.or.kr

Created bystaff01 and Staff. Last modified on 2010-01-28 16:31:02

★転載終了★


韓国の民主化運動については、友人のハムニダ薫さん(翻訳者・韓国在住)から、たびたびお聞きしてきました。
以下は薫さんの韓国民主化運動報告をメインにした「喜八ログ」過去記事です。

すみません(汗)。
上のエントリ中でハムニダ薫さんのことを「チャイナドレスの似合うセクシーブロガー」とかセクハラまがいの表現で紹介しています(大汗)。
この点おおいに反省して、しばらく前、ハムニダ薫さんに私(喜八)は謝罪しました(ハムニダ薫さんは広い心で許してくれました)。
今回「チャイナドレスの似合うセクシーブロガー」その他の表現を削除しようと思いましたが、おのれのバカを晒《さら》し反省材料にするため、そのままにしておきます…。


先日(2010-01-22)、朴男姫さん(「韓国女性労働組合(KWTU)」執行委員長)を囲む夕食会(「働く女性の全国センター(ACW2)」主催)で撮影した朴男姫さんの写真を再度紹介させていただきます。

朴男姫「韓国女性労働組合(KWTU)」執行委員長

朴男姫さんは「この人は会う人会う人を次々と味方にしていくのだろう。今回の来日でも、国境を越えた理解者・支援者を多く獲得するに違いない」という印象の方でした。
正直にいって、私(喜八)もファンになってしまいました。

伊藤みどりさん(「働く女性の全国センター(ACW2)」代表)が繰り返し指摘されていますように、韓国は女性労働問題・女性問題では「先進国」です。
その点、日本は韓国・フィリピン・香港・台湾・マレーシアに比べると、一番遅れている国なのだそうです。
おそらく、というか間違いなく、私たち日本人は韓国の民主化運動に学ぶべき点がきわめて多いでしょう。
率直なところをいえば、「自称:保守派」「自称:愛国派」の人々は「特亜」とか何とか意味のない「見下し」をやっている場合ではありません。
それは日本人を劣化させ、日本社会を劣化させる、得るところのない愚かしい振る舞いであると私(喜八)は考えます。
学ぶべき点は謙虚に学ぶ。先人の教えを請う。
学ばせていただいたら、心から感謝し、お礼を述べる。
そういった姿勢は、我々の所属する社会・国家をより良くする最も効果的な方法であり、言葉の本当の意味で「愛国的」な振る舞いだろうと思うのです。


最後にふたたび韓国の映像メディアグループ「MediACT」情報をお伝えします。

韓国メディアセンター・ MediACTを救え!
(「レイバーネット」2010-01-28)

02/01 MediACT(メディアクト)を救え!緊急ミーティング
(「MediR」2010-01-30)


「喜八ログ」は韓国・李明博政権による「MediACT」に対する不当な攻撃を、私自身に対する攻撃と同等なものとみなして、断固抗議します。李明博大統領は民主化運動弾圧を即座に止めろ!


郵政民営化凍結TBP

郵政民営化凍結

郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。
どうぞ、お気楽にご参加ください。


投稿者 kihachin : 2010年02月01日 12:00

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