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2010年03月28日

KDDI国際オペレータ雇用継続を求める抗議行動と集会(報告)

2010年03月26日、東京都内で行なわれた「KDDI国際オペレータ雇用継続を求める3・26集会」とKDDI本社前抗議行動の報告エントリです。


以下、2枚の写真撮影は喜八です(※今回はクリックしても大きくなりません)。

KDDI本社前・抗議行動

KDDI本社(東京都千代田区飯田橋3-10-10)前での抗議行動です。
小雨降る中、「KDDIエボルバユニオン」メンバーと多くの支援者が集まりました。
画面向かって左側、マイクを握られている女性が「エボルバユニオン」見留洋子委員長です。
敢えてストレートな言い方をすれば、とても立派な方だと私(喜八)は思います。
見留さんはお客様からいただいた声「KDDIは国民をまきこんで『組合つぶし』をしているのではないか?」を紹介しました。
まったく、その通りだと私も感じています。
KDDI」という異様に「組合」を毛嫌いする企業が「派遣社員の『女ども』が会社に逆らうとは生意気だ!つぶしてしまえ!」とばかりに逆切れして「国際オペレータ通話」を廃止しようとした。
「組合つぶし」のために、国民の重要なライフラインである「国際オペレータ通話」をなくそうとした。
そういう疑いを拭いきれないのです。

KDDIエボルバユニオン」はメンバーが20名ほどの女性の労組です。
たぶん「大きい」とか「強い」という形容は似合わないでしょう。
その小さなユニオンに対抗するため、会社(KDDI)側は10名にもおよぶ弁護士を雇っていると聞きます。
これらの弁護士にかかる費用ってどれくらいなものなのでしょうね?
エボルバユニオンが結成されたのが2006年11月24日。
その後、会社側は「組合対策」のために、弁護士たちにどれだけのおカネを支払ったのでしょうか?
相当な金額におよぶことは容易に想像できます。
なんだか物凄いムダを会社側はしているような気がするのですが…。
それって、もしかしたら株主への背任行為と看做されかねないような、危なっかしい行為ではありませんか?
「ひとごと」ながら、思わず心配になってしまいますよ!


国際通話オペレータの雇用継続を求める集会

KDDI本社前抗議行動の後、JR水道橋駅近くの全水道会館で「国際オペレータ雇用継続を求める3・26集会」が開催されました。
写真は「国際オペレータ通話の役割を解説する寸劇」を演じる現役オペレータさんたちです。
向かって右端、壇上にいるのが見留洋子「KDDIエボルバユニオン」委員長。
その隣でマイクを握っているのがKさん。
「エボユニ(エボルバユニオン)」「全国ユニオン」の旗を背にしているのがTさん。
当然ながら、KさんとTさんも「エボルバユニオン」メンバーです。
敢えてストレートな言い方をすれば、KさんとTさん、そして今回は寸劇に参加されなかったMさんも含めて「エボユニ」の方たちは勇気があって立派だと私は思います(だから応援しているのです)。

逆切れした(?)「KDDI」により、日本から海外へ海外から日本へ、いざというときの「命綱」である「国際オペレータ通話」は廃止されそうになりました。
「KDDI」は国際オペレータ業務を2010年03月31日で廃止すると公表したのです!
しかし、この愚挙は「KDDIエボルバユニオン」を始めとする関係者諸氏による奮闘により、(一旦は)食い止めることができました。
2010年02月25日、「KDDI小野寺正社長は「2010年04月01日以降も国際オペレータ通話サービスを継続することを正式に決定した」と原口一博総務大臣に伝えました。

けれども…。
経験豊かな国際オペレータさんたち(その多くは時給制契約社員)の雇用継続が未《いま》だ確定していません。
いわば「宙ぶらりん」状態で放置されたままにされているのです。
現在、新宿KDDIビル26階の国際電話センターで働くオペレータは約100人。
そのうち約20名が「エボルバユニオン」メンバーです。
この20人のうち04月01日以降の雇用継続が会社側から内示されているのはごく僅《わず》か。
大部分のユニオンメンバーには一切音沙汰なし(例年ならとっくに契約書が渡されてしかるべき時期)。
それに比べて、非組合員のオペレータさんの多くは04月01日以降の雇用継続が内定しているそうです。
非組合員の多くが雇用継続内定。
KDDIエボルバユニオン」メンバーの大部分は「宙ぶらりん」状態で放置されたまま。
「やっぱり『組合つぶし』だよな」
と疑われてもしかたない状況ではないでしょうか?

KDDI小野寺正社長にお願いします!
本人が希望する国際オペレータ「全員」の雇用継続を一刻も早く確定してください。
このままでは「KDDIは一方的な労働条件切り下げ・パワハラ・きわめて悪質なセクハラなどの不当労働行為・人権侵害行為を繰り広げたくせに、まったく反省の色も見せない反社会的企業だ」というイメージが社会全体に蔓延《まんえん》してしまいますよ!
それは「KDDI」にとって、取り返すことができない甚大な損失となるのではないでしょうか?


ちなみに…。
2010年01月14日、東京都労働委員会は「KDDIエボルバ」の行為を不当労働行為と認定しました。
そして「KDDIエボルバ」は、東京都労働委員会の命令に従ったのです。
しかし、02月01日のユニオンとの団体交渉の席上、社員である当事者が「(不当労働行為を行なったことに対して)謝罪しない。小野寺正社長決定である」と公言しました。
自らの不当な行為を認めた上で「謝罪しない」なんて開き直ってみせる。
これでは「KDDIは一方的な労働条件切り下げ・パワハラ・きわめて悪質なセクハラなどの不当労働行為・人権侵害行為を繰り広げたくせに、まったく反省の色も見せない反社会的企業だ」というイメージが社会全体に蔓延《まんえん》しても仕方ないかもしれませんね…。


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投稿者 kihachin : 2010年03月28日 08:00

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