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2010年03月06日

「たまゆら」火災事件一周忌追悼法要の呼びかけ

稲葉剛さん
稲葉剛「もやい」代表理事(東京・飯田橋、2010-02-20)


NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」代表理事・稲葉剛さんから連絡いただいた『「たまゆら」火災事件一周忌追悼法要の呼びかけ』をお伝えします。

エントリ後半では、稲葉剛さんが東京市政調査会発行『都市問題』2010年01月号に書いた「新宿WEバス物語」(※リンク先は pdf ファイル)も紹介します。


★転載開始★

【以下、転送・転載歓迎】

「たまゆら」火災事件一周忌追悼法要の呼びかけ

 昨年《2009》3月19日夜、群馬県渋川市の無届老人ホーム「静養ホームたまゆら」で火災が発生し、10人の方の尊い命が奪われました。
 本年2月10日、群馬県警は「たまゆら」を運営していたNPO法人彩経会の理事長と施設長を業務上過失致死容疑で逮捕しました。建築基準法に基づく建築確認申請をせずに、燃えやすいベニヤ板などを用いて施設の増改築を繰り返していたこと、徘徊防止のため容易に外せない鍵を設置していたことなどが被害を拡大させたと見られており、今後、人命を軽視したずさんな施設運営の全容が法廷の場で解明されることが待たれます。

 「たまゆら」火災事件で亡くなられた10名の方のうち、6名は東京都墨田区、1名は東京都三鷹市で生活保護を受給していました。私たちは事件の背景に彩経会の体質だけでなく、こうした劣悪で、安全配慮を欠いた事業者に依存せざるをえない生活保護行政の問題や東京都における住宅政策、高齢者福祉政策の不備、ひいては生活に困窮する高齢者の居場所を東京都内に作れなかった都民全体の責任があるのではないか、と考え、昨年、都内での追悼集会と現地での四十九日法要を行ないました。

 このたび痛ましい火災事件から一周忌を迎えるにあたり、改めて火災で犠牲になった方々に哀悼の意を捧げ、悲劇を繰り返さないためにそれぞれができることを考えるため、現地での一周忌追悼法要を実施したいと思います。
 当日、現地に来られない方にも正午から一分間の黙祷を呼びかけます。ぜひご参加ください。

 2010年3月19日(金)正午より 「たまゆら」跡地前にて一周忌法要
  11時、渋川駅前集合後、車で移動します。
  車での送迎を希望される方は、3月8日(月)までに下記にメールをお送りください。

  tamayura0319@gmail.com

 2010年2月19日

【呼びかけ人(五十音順)】 

阿木幸男(成蹊大学非常勤講師)
稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)
金山明生(明治大学法学部教授、明治大学死生学研究所代表) 
沢見涼子(ルポライター)
中下大樹(寺ネット・サンガ代表、葬送支援ネットワーク共同代表、浄土真宗僧侶)
平久江剛志(明治大学死生学研究所研究員、葬送支援ネットワーク共同代表、志聖会代表)
本田徹(医師)

【お問い合わせ】 メール:tamayura0319@gmail.com

★転載終了★


東京市政調査会発行『都市問題』2010年01月号に掲載された、稲葉剛「新宿WEバス物語」(※リンク先は pdf ファイル)を紹介します。

稲葉剛「新宿WEバス物語」
稲葉剛「新宿WEバス物語」(pdfファイル)

以下は冒頭部分です。

新宿WEバス物語
──車窓から見える街、見えない街
稲葉剛 [いなばつよし]
NPO法人自立生活サポートセンターもやい代表理事
高層ビルが立ち並び、世界一の人数が行き交う新宿には、
東京の象徴ともいうべき風景があるが、
見えにくいところにある風景もまた、この街の姿である。
雑多なものが共存できる街の豊かさを考える。
1 バスルートの外へ
 2009年9月27日、新宿駅の東西を結ぶ循環バス「WE バス」が運行を開始した。
 新宿駅の一日平均乗降客数は約346万人。地下道で連結する西武新宿駅を合わせると360万人を超え、その数はギネスブックで世界一と認定されている。新宿駅周辺の交通渋滞と駅の東西間の往来の不便さは以前から指摘されてきたが、WE バスは新宿区がこれらの問題を緩和するために行政主導で導入したコミュニティバスである。「WE」とは West と East の頭文字をとったものであり、もちろん英語の「私たち」という意味もかけている…

長年のあいだ新宿で野宿者支援にたずさわってきた稲葉剛さんは、「WEバス」の車窓からは見えない、もろもろの姿を描き出していきます。
野宿者・ネットカフェ難民・かつて西口地下道に存在した「段ボール村」。
NPOによる野宿者のための「炊き出し」「パトロール(夜回り)」「越冬活動」。
行政による相談所・乾パン支給・低家賃アパート提供事業・野宿者排除。
貧困ビジネスとしての「追い出し屋」「ルームシェア業者」。
新宿駅東口から歩いて15秒のところにある小さなカフェ「BERG」などなど…。
足掛け17年にわたって路上で生活困窮者支援を続けてきた「ストリートファイター」稲葉剛氏の力作です。
ぜひ続きは「新宿WEバス物語」(※リンク先は pdf ファイル)でお読みください。


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投稿者 kihachin : 2010年03月06日 20:00

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