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2010年03月30日

第5回 自由と生存の野菜市・リヤカー引き売り隊(報告)

2010年03月28日(日)、東京・四谷で開催された「第5回 自由と生存の野菜市(※)の報告エントリです。
今回は「新鮮野菜リヤカー引き売り隊」に同行取材してきました。

(※自由と生存の野菜市は毎月第4日曜に実施されています)


以下、3枚の写真撮影は喜八です。
写真はクリックすると大きくなります。

松沢直樹さんと野菜引き売りリヤカー

「新鮮野菜リヤカー引き売り隊」隊員・松沢直樹さん(ライター・「インディユニオン」副執行委員長)に野菜満載リヤカーの前でポーズをとっていただきました。
四谷の「自由と生存の家」(新宿区愛住町3番、地下鉄四谷三丁目駅下車徒歩3分)では毎月第4日曜日に新鮮野菜市が開催されています。
今回(03-28)はその5回目です。
さらに03月22日(月・祝日)からはリヤカーに野菜を積んで引き売りする新事業も始まりました。
松沢さんのツイッターのつぶやき「新宿御苑前でリヤカー引きながら有機野菜を販売中なう」を頼りに行ってみたら、案外簡単に遭遇できたという次第です。
場所は「新宿区四谷区民センター」の正面入り口脇。
この日、野菜の売れ行きは好調で、一度「自由と生存の家」本部まで野菜を補充に戻ったそうです。

野菜を引き売りしながら、松沢直樹さんから「野菜引き売りを通して見えた、グローバリズムから見捨てられる地域の高齢者」について話を聞かせていただきました。
長年のあいだ地域で営業していた八百屋が廃業してしまった。
チェーン店のスーパーがあるにはあるけれど、たとえ数百メートルの距離でも、歩いていくのが難儀な高齢者は少なくない。
松沢さんたちがリヤカーで野菜を引き売りしていると、そういう高齢者の方々が家から出てきて、野菜を買ってくれる。
単なる売買というだけでなくて、お互いに言葉を交わすことで、人と人とのつながりも作られていく。
そうして共存を模索していきたい、というお話でした。

インディユニオン」副執行委員長としての話も、松沢直樹さんから伺いました。
インディユニオン」では労働相談を受け付けているけれど、「労働」うんぬんより「生存」が危うくなっている人たちがとても多い。
若い人たちは生活に行き詰まっても、どこで話を聞いてもらえるかも分からない。
たとえ行政の福祉窓口に行ったとしても「あなたは若いんだから、働けるでしょう」と追い返されてしまう(水際作戦)。
そうして困窮しきった方々が「インディユニオン」にどうにかこうにか辿り着いてくる。
5日間食事をしていなかった」という人もいた。
ユニオンに相談して、どうにか先の見通しがつくようになり、安心して涙がとまらなくなった人がいた。
ほっとしたためか、その場で倒れてしまった人もいた…。
とても考えさせられるところの多い話でした。


今回の野菜引き売り隊は松沢直樹さん+2人の男性という合計3名で構成されていました。
写真は「新宿区四谷区民センター」から「地下鉄新宿御苑駅」入り口前に移動中の様子です。
こうして、ときどき場所を変えながら販売しています。
まさに「引き売り」です。
このリヤカーはアルミフレームの折りたたみ式で、野菜引き売り事業を開始するに当たって、「自由と生存の家」の仲間で共同購入したそうです。
私(喜八)も「ブログの取材」ということで、しばし一緒に行動させてもらうことにしました(こういうところは、我ながら結構ずうずうしい)。


「地下鉄新宿御苑駅」入り口前での販売光景。
画面向かって右側の赤い服の販売員男性(顔を写さないように構図をとっています)は、たまたま私とは顔見知りの方でした。
東京・上野駅前でサウナ・カプセルホテルの自主営業闘争を続けている「王城ユニオン」の応援に行った際のこと。
この男性Sさんも「フリーター労組」から応援にいらしていたのです。
お互いに「おー! 久し振り!」と再会を喜び合いました。
ちなみに私は妙に物覚えがいいところがあって、Sさんのお名前(綴りも)・年齢(私より少し上)・以前のご職業・現在と以前の居住地などをしっかり覚えていました(笑)。
以下は「王城ユニオン」応援に関する「喜八ログ」関連記事です。

「サウナ王城」は営業しています!
(「喜八ログ」2009-12-04)

しばらくしたら、野菜市本部から「戻って来るように」と指令があり、リヤカーを引き引き帰還しました。
実際には、私が同行している間、リヤカーは2枚目の写真の男性が専門に引いていたのですが。
後になって「自分も試しに引かせてもらえばよかった!」と悔やみましたが、それこそ後の祭り。
野菜リヤカー引き売り隊の面々は、地下鉄四谷三丁目駅近くの「自由と生存の家」に拍手をもって迎えられました(感動的な光景…涙)。
そしてメンバーの一部が交代。
さらに、四谷地域センター・ホール(最初に松沢さんたちに遭遇したビルの11階)で行なわれていたシンポジウム「検証!公設派遣村」(ワンストップの会主催)終了時を狙って、新たな野菜引き売り隊が清水直子隊長(ライター・「フリーター全般労働組合」執行委員)に率いられて出撃しました。
私(喜八)は友人(70代男性)に会う約束があったので、この時点で野菜引き売り隊から離脱しました。
ムキンポさんのブログに「四谷地域センター・ホール」に向かう第二次引き売り隊の様子を写した写真が掲載されています。
そうして、この日の野菜は「完売」したそうです。
野菜市の皆様、完売おめでとうございます。
お疲れさまでした。
また来月(04月)も「自由と生存の野菜市」にお邪魔したいと思いますので、よろしくお願いします。


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(※上の猫画像は「ImageChef イメージクリエーター」で製作しました)


投稿者 kihachin : 2010年03月30日 12:00

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