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2010年05月10日

熊谷晋一郎『リハビリの夜』書評セッション(報告・その1)

『リハビリの夜』熊谷晋一郎
リハビリの夜』熊谷晋一郎、医学書院(2009)

(※『リハビリの夜』を「Amazon」「楽天」「bk1」で購入する)


2010年04月14日の夜、東京大学本郷キャンパスで「ジェンダーコロキアム書評セッション・熊谷晋一郎『リハビリの夜』」が行なわれました。
その報告エントリです(※)

(※ついつい、のんびりしているうちにアップロードが遅れました…汗)


ところで「ジェンダーコロキアム(ジェンコロ)」とは何ぞや?
という方も少なくない…かもしれませんので、解説しておきます。
これは「上野千鶴子・東京大学教授が個人的に開いている趣味の研究会という感じ」だそうです。
「公開講座」といったフォーマルなものではないみたいです。
なにはともあれ私(喜八)は今回初めての参加でした。
リハビリの夜』著者・熊谷晋一郎さん(小児科医)のお顔を近くで拝見してみたい!
という、いささか不躾《ぶしつけ》な動機を抱いて、東京大学本郷キャンパスまで行ってきました。
ちなみに「ジェンコロ」に参加するのには特に予約は必要ないようです。

ところで私は「本郷の東大」に行くのは生まれて初めてでした。
有名な「赤門」の実物を見るのも初めて!
「赤門」って正門ではなかったんですね!
と、まさに「おのぼりさん」状態…。
そして東京大学のキャンパスはやたらに広い!
ジェンコロ」が行なわれた校舎にたどり着くまでが一苦労でした(汗)。
道に迷い、常駐ガードマンの人に道を聞き、(余裕をもって出掛けたはずなのに)時刻が迫ってきて、途中思わぬジョギングをして、どうやらこうやら開始直前に会場の教室に到着しました…。


そうやって苦労して「ジェンコロ」にやって来たのは、先にも書きましたように、『リハビリの夜』著者・熊谷晋一郎さんを「見る」ためです。
その理由はただ『リハビリの夜』に感銘を受けたから。
それで「著者の顔を見たい!」となったわけで、他意はありません。
もちろん「ヨイショ」などではないですよ。
私(喜八)は日々せっせと多方面にエールを送り続けていますが、「ヨイショ」や「外交辞令」は…ほとんどありません!(多少はあります…笑)
以下は『リハビリの夜』版元・医学書院のページからの抜粋です。

≪シリーズ ケアをひらく≫
リハビリの夜
著:熊谷 晋一郎
・判型 A5
・頁 264
・発行 2009年12月
定価 2,100円 (本体2,000円+税5%)
・ISBN978-4-260-01004-7
痛いのは困る。気持ちいいのがいい。
現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを、全身全霊で語り尽くした驚愕の書。

この医学書院のページには『リハビリの夜』の「目次」や「書評」も掲載されていますので、ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。


04/14「ジェンコロ書評セッション・熊谷晋一郎『リハビリの夜』」のことは、当日のコーディネーター・上間愛《うえまあい》さん(東京大学・大学院生)伝いに知りました。
その辺を少し詳しく解説すると、上間さんを通じて綾屋紗月さんのことを知り、綾屋さんの本『前略、離婚を決めました』理論社(2009)を読み、そこに登場する綾屋さんのパートナー「くまちゃん」こと熊谷晋一郎さんに興味を惹かれ、熊谷さんの『リハビリの夜』を読んでみたら「自分(喜八)にとって役にたつ、きわめて実用的なことが書かれている」と強く感じた次第です。
その後『リハビリの夜』の書評エントリを「喜八ログ」で書こうと思いつつ、ボンクラゆえになかなか書けず、ウツウツとしていたのですが…。
放置しっぱなしではしょうがないので、ともかく今回「ジェンコロ書評セッション」の報告を書いているわけです。
もともとは「熊谷晋一郎さんはとても頭のいい人である。ここは私も奮起して、熊谷さんに『この喜八という人はなかなかやるな』と感心していただけるようなエントリを書こう」と嫌らしい計算をしていたのですが、そんなエントリを書けるはずもなく、ただ徒《いたずら》に時は過ぎゆくばかり。
「もう、いいや。開き直りで行っちゃおう」ということで、今この文章を書いています。

で、開き直りついでに脱線します。
「ジェンダーコロキアム→ジェンコロ」という短縮のしかたについて。
あくまで私の個人的な印象ではありますが、女性運動の分野ではこんな感じの短縮語が多いように思います。
たとえば、以下の例など。

  • セクシャルマイノリティ→セクマイ
  • シングルママ→シンママ
  • フェミニストカウンセリング→フェミカン

セクマイ」「シンママ」「フェミカン」という表現を男性が使っているのを私は一度もあまり聞いたことがありません(付記 : 或る方が「セクマイ」を使用していることを、他の方からご指摘を受けて、思いだしました)。
さらには…。

という短縮形もあります。
エボユニ」「キャバユニ」どちらも女性が主体のユニオン(労働組合)です。
この伝でいくと「アサーティブ・トレーニング」は「アサトレ」になりそうですが…。
「アサーティブ・トレーニング→アサトレ」という短縮形はあまり使用されていないようです。
たぶん「早朝トレーニング」とか「朝採れ(野菜・タマゴ)」なんかと混同されてしまうからでしょうね。
なんて、完全な脱線でした…。


肝心の「書評セッション・熊谷晋一郎『リハビリの夜」についてですが…。
脱線ばかりしていて、エントリが長くなってきたので(汗)、また日を改めて続きを書くことにします。
というわけで、今日のところは失礼します…(「報告・その2」に続く)。


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投稿者 kihachin : 2010年05月10日 12:01

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