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2010年06月15日

ドキュメンタリー映画『HER STORIES』根来祐監督・上映会(報告)

2010年06月11日の夜、東京・宮下公園で行なわれた『HER STORIES』(根来祐《ねごろゆう》監督)野外上映会の報告エントリです。


以下、3枚の写真撮影は喜八です(※)

(※今回はクリックしても大きくなりません)

根来祐監督

上映前に根来祐監督のトークが短めに行なわれました。
祖母・母・自分三代にわたる女性の歴史を記録したドキュメンタリー映画『HER STORIES』製作はいかにして開始されたか、などが語られました。
映画上映終了後にも、根来祐監督&いちむらみさこさん(A.I.R Miyashita Park)トークショーがありました。
が、田舎者で家が遠く、翌日朝早い私(喜八)は根来&いちむらトークは聞かずに帰路につきました(残念無念…)。

ねごろさんの後ろに見える上映用スクリーンは「手作り」です。
高価な「キット」ではなくて、塩ビ(塩化ビニール)パイプや養生テープなどで組み上げられています。
私(喜八)も(ちょっとだけ)設営をお手伝いしました。
そのほか、蚊取り線香を会場内に何箇所か設置するなど、小学生でもできるような(笑)作業をいくつかさせていただきました。
とはいえ、それだけでも「自分も参加している!」という気分になります。
私にとっての屋外映画上映会の楽しみは明らかに(大いに)増したのです。
宮下公園・映画上映会実行委員の皆さま、ありがとうございました。


上映前の様子

上映直前の様子です。
写真では観客人数が少なめに見えますが、実際にはずっと多くの人がいらしていました。
根来祐さんが講師をつとめられている「市民メディアセンター メディアール」の方たち。
フリーター全般労働組合」「インディユニオン」など労組の人たち。
働く女性の全国センター」「女性と貧困ネットワーク」「穴あきの会」など女性運動の方たち。
フリーターズフリー」「もやい」「無年金者同盟」「陽のあたる毛の会」「オールニートニッポン」および宮下公園関係の諸団体の方々などなど…。
もちろん「無所属」の人も大勢いらしていたでしょう(私はその1人です)。
多士済々、色とりどりの盛況を見せた、根来祐監督『HER STORIES』上映会でありました。

ところで、上映前には主催者側からの説明などもあったのですが、ひとつ「う~む、なるほど」と思ったことがありました。
宮下公園のイベントには「聞く耳さん」と呼ばれる係りの人たちが控えています。
もし会場内で「イヤなこと」や「怖いこと」があったら、それらの声をまず「聞き取り」そして「改善する」ことを目指す係員です。
また、夜の宮下公園は暗いため、少し離れたところにあるトイレに行くのに付き添うこともしているそうです。
私(喜八)も色々なイベントや集会に出かけますが、「聞く耳さん」のような存在についてのアナウンスメントはあまり聞いたことがありません。
大変に良いシステムだと思いました。


『HER STORIES』上映中

時おり風でスクリーンが揺らぎながら、上映が行なわれました。
(これも野外上映会の醍醐味…)
今回上映された『HER STORIES』は特別編集のダイジェスト版だったようです。
機会を見つけて(あるいは設けて)完全版もぜひ観たいですね。
また、ねごろさんの旧作、特に『そして彼女は片目を塞ぐ』を観たいと強く思っています

映像作品を文章でどう表せばいいのか、言葉につまってしまうところがありますが…。
私(喜八)には根来祐・映像作品を「自分に同化し」て観ている部分がかなりあるかもしれません。
「ひとごと」としては観られないという感覚があります
また、ねごろさんの創り出す映像そのものにも惹かれます。
今回『HER STORIES』に接して「ここには確実に『映像美』がある」と改めて思いました。
とにかく、06月11日の夜は映画を観終わって家に帰る途中、強い満足感、一種の幸福感といってもよいものがあったのは紛れもない事実です。
絵・彫刻・音楽・文章そして映像など(あくまで自分の基準で)「よい作品」に巡り合えたとき、強い幸福感を覚えるのは、多くの方々にも共通した感覚ではないでしょうか。

それと、今回認識したのは根来祐作品に強い共感を寄せる女性には「腐フェミ(腐女子+フェミニスト)」を自認する方が多いこと(ねごろさん自身が腐フェミ?)。
そして「腐フェミ」女性には、知的にも人間的にも、非常に強力な人がとっても多いのです。
いえ、ヨイショでも何でもなく、嘘偽りなく本当に。
これはきわめて興味深いことです。
私(喜八)もごく最近この事実(腐フェミは強力)を知り、心の底から驚愕しました。
が、これについて語りだすと長くなりますので、いずれまた別の機会にということで…。


以下は「宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス」サイトの06/11上映会情報です(実施済みイベントの記録として)。

★転載開始★

『HER STORIES』(2010年) 上映会
(「A.I.R Miyashita Park」2010-05-18)

『HER STORIES』(2010年)
監督:根来祐《ねごろゆう》
日時:《2010年》6月11日(金)19:00~21:00 (アフタートークあり)
場所:宮下公園原宿側
参加費:カンパ制

あなたの生き方を、私は選ばない。
あなたがいるから、私はここにいる。

私・母・祖母…女の生き方をめぐる私的ドキュメンタリー
『HER STORIES』を観て、まったり話します

私、36歳。20代の頃は「仕事が自分のすべて」と思い込み、摂食障害にもなった。現在はフリーの映像作家として、東京で暮らしている。
母、63歳。結婚、出産を期に幼稚園の仕事をやめ、専業主婦をしてきた。反対を押し切って上京した娘の人生を思うと、今も不安。 祖母、89歳。実の父が自分と母を捨てた後、日本有数の紡績会社で女工として働いた。茶道の先生を40年以上続けている。

異なる時代を生きてきた3世代の女たち。異なっていて、つながっている女たちの生き方を、監督の根来祐さんを交えて、まったりお話したいと思います。

________________________
※授乳・オムツ替えのテント、あります。
※アルコールの持ち込みはご遠慮ください。
※ゴミは各自でお持ち帰りいただくようご協力ください。

※ 宮下公園は駐車場の2F&陸橋もあるおもろい公園。真ん中にある陸橋の下あたり、線路沿いに(タワーレコードの横の道)、車いすのひとや大荷 物のひとも使えるゆるやかスロープあり。会場は原宿側になります。

地図は→コチラ

★転載終了★


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投稿者 kihachin : 2010年06月15日 12:00

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